
総合評価
(191件)| 28 | ||
| 78 | ||
| 60 | ||
| 8 | ||
| 3 |
powered by ブクログ【2025年156冊目】 小説家の道尾はネタ集めのために泊りがけで仏工房を訪れる。その夜、道尾は血を流す仏像の側で不可解な声を聞き、挙句の果てに呵々大笑する仏像を目撃してしまう。翌日、非現実的な出来事が夢ではなかったことを裏付けるように仏師の一人が姿を消していて――。 道尾秀介さんのミステリーは信頼できます。というのも、絶対ストレートな真相だけでは終わらないからです。久々に読んだのですっかりその手腕を忘れていましたが、ものの見事にやられました。そして、後味に頭を抱えました、悲劇だなぁ。 どうやらシリーズものの二作目のようでしたが、一作目を読んでいなくても問題なく読めました。一作目を読んでいた方がもちろん登場人物にさらなる親近感を抱けたかもしれませんが。 道尾さん三重県出身なんだ!へー!と思ったら、思いっきり著者紹介に東京都出身とあったので、作中の道尾氏とはいささか異なるところもあるようです。そりゃそうか。 ホラーかミステリーか、最後までわからないところも楽しめるポイントでした。
0投稿日: 2025.12.21
powered by ブクログシリーズ二作目。 ホラーの要素を取り入れた謎の提示と、仏像工房という舞台の特殊性による、怪奇色を強めた雰囲気の作り方がとても巧いと思います。 終盤の畳み掛けるような伏線回収も素晴らしく、その鮮やかさにはただただ脱帽です。 ミステリとしての見事な収束と、物語としてのやるせなさと悲しさが、印象に残る一冊でした。
1投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ再読。真備シリーズ2作目。 今回の舞台は滋賀県山中の仏像工房。前作「背の眼」のような、非科学的な心霊感はなかったのでホラーが苦手な私は助かったけれど、冬の山中で沢山の仏像に囲まれて起きる事件には、物理的な薄気味悪さがあって結局背筋がゾクゾクしました泣。 このシリーズに出てくる「道尾くん」てちょっとヘタレな感じだけど、一般人としては(変人真備さんやしっかり者の凛ちゃんに比べると)一番リアルなリアクション。おかげで一気に感情移入できて、臨場感半端ないです! 道尾さんの作品の中では割とミステリー(謎解き)感がある作品かな。
2投稿日: 2025.01.19
powered by ブクログホラーかと思いきやミステリー。 次々と減っていく弟子たち。 犯人の実態がわからず終わりのギリギリまで怖かった。
0投稿日: 2025.01.18
powered by ブクログ前回の記憶側無い状態で再読‼️ キャラが魅力的でストーリーも良い‼️ 最後の種明かしも納得の出来‼️
0投稿日: 2024.08.08
powered by ブクログホラー作家の道尾さんが仏像の工房で、口を開けて笑う千手観音と血を流す仏像を見てしまって…から始まるミステリー! 題材に馴染みがないので、用語は分からないことが多いのになんでこんなに読みやすくできるんですかね? 最後までぶっ通しで読みました。 一人一人のボタンの掛け違いから、起こってしまった悲しい事件。最初から散りばめられた伏線が、徐々に明らかになっていき、最後の最後まで、目が離せない。 他の作品も読もう〜!
0投稿日: 2024.05.24
powered by ブクログ道尾秀介さんの本を初めて読みました。 作者が初めてだと物語の展開がわからず、少し戸惑いました。 また、仏像が主体は物語は初めてで方向がわかりませんでした。 まさかの犯人、予想だにできない展開に物語に引き込まれました。 怨恨が課題ですね。 一般の家庭に生まれ育った自分にとっては、計り知れない心の葛藤が物語にありました。 良かったら、次に読む本のご紹介をお願いします
0投稿日: 2024.05.08
powered by ブクログデビュー作である「背の眼」がおもしろかったので作家道尾と霊現象探求家の真備と助手・凛のシリーズ2作目 仏像を作る工房が舞台となっていて、仏像という神聖なもののようでいて、でも暗がりやずらっと並ぶさまは不気味に思えたり仏像の両性ぽい造形からくる神秘性をうまく作品に落とし込んでいると思った 前作の「背の眼」でもそうだったんだけども犯人の悪意や作為のもとに事件が起こるわけではなく、ちょっとした人間の行動がもたらすボタンの掛け違いの連鎖が悲劇になっていくのが特徴だと思う でも強烈な、それこそ昨今流行りの因習村的なものよりも個人的には物語とは人間同士のあいだに起こり得る意思の疎通やその齟齬からなるものだと感じられて好きだ
1投稿日: 2024.04.20
powered by ブクログ前作の「背の眼」がホラーミステリだった為、今度もホラーなのかと思っていたら騙された。ホラーと見せかけて純ミステリという、前作の事が頭の片隅にあったからこそ、最後まで展開が予想できなかった。
0投稿日: 2024.03.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんか事件が起きてそうで特に起きていない前半。道尾さんの作品は、そんな感じで進み、実はいろいろと伏線が散りばめられていると感じる。この作品も後半に向けて物語がどんどん加速していく。真備のキャラは好きだけどもうちょっと周りに真相教えてあげてたら被害は少なくなるんじゃないかなぁとか思う。
0投稿日: 2023.12.01
powered by ブクログ前作も面白かったのでシリーズものとして読んでみた。 いやぁ、今回も凄まじい量の伏線回収が最後の最後まで炸裂していた。 途中まで少し退屈する場面が続くが、すでに真実に繋がる鍵は出てきているため要注意。 全く予想はつかなかったし、登場人物それぞれが抱える思いや決意が交錯したどり着くラストには、心が震えた。 あと、道尾さん自身の知識量が尋常でない。 フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットの3つどれもが物語にしっかり組み込まれていて、総合力の高い作品だなと思いました。
0投稿日: 2023.08.06
powered by ブクログ【真備シリーズ2】 作中ホラー作家の道尾が訪れたのは、滋賀県の山中にある仏像の工房。 そこで急遽、宿泊した夜中、笑う千手観音、血を流す仏像、聞こえてくる「…マリ…マリ…」と声。 ホラー体験慣れしている道尾は、悲鳴を上げて失神しない(笑) 東京に一旦戻り『霊現象探究所』真備と助手:凛と3人で再び仏所を訪れる。閉鎖された仏像工房と隣接する瑞祥寺。20年前の事件と失踪した人たち。 反転を繰り返し、哀しい真相へ導かれた。釈迦如来、菩薩、明天など、仏像のお勉強をしつつ、後半から怒涛の展開。一気に結末まで読まされた。
12投稿日: 2023.06.24
powered by ブクログ”笑う仏”、”血を流す仏”、”ばつ2”、”返却された仏”どれも物知りでないと 分からないトリックや理由で真備さんでないと解けなかったさすが名探偵。 最後が衝撃的だった。 毎回事件を持ってくる道尾くん、何かしらやってくれる道尾くんが愛くるしい。
1投稿日: 2023.05.02
powered by ブクログ真備シリーズ2作目。仏像をつくる工房を取材中に道尾が体験した怪現象の謎を解くために、真備と凛も調査に赴くと……ホラーミステリーだけど、今回はかなりミステリー寄り。心を込めて作られたたくさんの仏像に囲まれた中での殺人。事件解決後も重いものが残る。救いとは。
1投稿日: 2023.03.31
powered by ブクログ背の眼が面白かったので、道尾シリーズ2作目。 仏像に自分が興味ないせいか、1作目よりははまらなかったけど、このシリーズの雰囲気は相変わらず好き。
0投稿日: 2023.02.07
powered by ブクログ道尾秀介のミステリー小説。 ホラー小説家が主人公で、知人の探偵役 が、仏師達がタブーとしている20年前 のある事件について、謎解きに挑む。 主人公と探偵の関係は、島田荘司の作品 に登場する、御手洗を連想した。 伏線は、後の解決編で見事に消化されて いて、完結に至るまで無理のないストー リーであった。
2投稿日: 2023.02.04
powered by ブクログ中学生のころ、何の取り留めもなくイオンで購入した初めてのミステリー小説でした。それまでは山田悠介などばかりを読んでおり、本格的なミステリーは初めてでした。 内容も詳しく覚えておらず、特に刺さった記憶もないのに友だちに薦めて貸したという思い出がある本。
1投稿日: 2023.01.25
powered by ブクログまさかの道尾さん出演 お寺さんとか仏像とか あまり馴染みのないテーマだっただけに 頭に思い描くのに難儀しました 道尾マジックによって わかりやすくはまとめてあってよかったんだけど 今まで読んだ道尾作品と比較したら という星数。 あと長い。
0投稿日: 2023.01.22
powered by ブクログ読み終わって、すぐ2度読みした。2度読みしてだいぶ消化できたが、まだ腑に落ちないところも。またいつか読む気がする。
1投稿日: 2022.07.31
powered by ブクログめちゃくちゃ面白かった!誤解が不幸を招き、遊び心が鬼を呼んだ。道尾が体験した心霊現象が解き明かされていくのも面白かったし、全員が異なる真実の上で会話を重ねていたのに、会話が成立してしまってたのも興味深かった。
2投稿日: 2022.07.03
powered by ブクログ「道尾秀介」のミステリー長篇『骸の爪(むくろのつめ)』を読みました。 『背の眼』が予想以上に愉しめる作品だったので、『背の眼』に続き「真備シリーズ」を選択… 2作連続で「道尾秀介」作品です。 -----story------------- ホラー作家の「道尾」は、取材のために滋賀県山中にある仏像の工房「瑞祥房」を訪ねる。 彼がその夜見たものは、口を開けて笑う千手観音と、闇の中で血を流す仏像。 しかも翌日には仏師が一人消えていた。 「道尾」は、霊現象探求家の「真備」、「真備」の助手「凛」の三人で、「瑞祥房」を再訪し、その謎を探る。 工房の誰もが口を閉ざす、二十年前の事件とはいったい。 ----------------------- 個性的な探偵「真備」とその助手「凛」、そして、ちょっと頼りない相棒「道尾」という三人が活躍する「真備シリーズ」の三作目… ある意味ミステリーの王道的な組み合わせの作品です。 今回は仏像を作成する工房「瑞祥房」で起きた仏師の失踪事件、、、 二十年前の失踪事件との関連が徐々に明らかになる… という展開です。 今回もホラー作品の雰囲気を漂わせながら、全ての謎が合理的に説明されるミステリー作品でしたね。 本作は以下の八章の構成になっています。 ■第一章 笑う仏 ■第二章 血を流す仏 ■第三章 殺す仏 ■第四章 消える仏 ■第五章 生きている仏 ■第六章 宿る仏 ■第七章 最後の仏 ■終章 仏は人を殺すか 滋賀県の山中にある仏像を作成する工房「瑞祥房」という閉鎖的な空間で起きた事件ということで、加害者も被害者も、ある程度、絞り込めるのですが、、、 それぞれ、断片的な事実を知っている登場人物が、その知識の中で、それぞれの思いで行動したことが、偶発的に有機的な結びつきを持ち、結果的に悲劇的な事件を生じさせることになります。 直接的には手を下さないにしても、過去の悪事を知っており、懲らしめてやろうとした行為、 偶然から父親の死の原因と、その後、母親が歩まざるを得なかった辛く苦しい人生の理由を知ったときの復讐の気持ち、 過去の悪事への禍根と復讐されることへの恐怖、 妹(又は娘)の辛さを理解してやれなかったことへの後悔、 それぞれを巧く絡ませて、一気にエンディングまで読ませますね。 年代や登場の仕方から、犯人をミスリードしてしまう仕掛けもあって、騙されたなぁ… と感じさせるところも、ミステリーのツボを押さえていますね。 でも、最後の死は防ぎたかったなぁ… 哀しい自死となりました。 仏像を小道具として使ったり、同じ発音の"鎌"と"窯"をミスリードするように使ったりというところは、「道尾秀介」作品らしい巧さを感じましたね。 死体の処分方法や隠し方は、仏像を作成する工房ならではの方法で、良く考えられた状況設定だと思います。 ちょっと気になったのは、二十年前に起きた失踪事件の真相… 殺意が芽生えるには動機が弱い感じがしましたね、、、 世間から隔絶された世界、集団での異常心理と解釈するしかないですかね。 あと、闇の中で血を流す仏像の血の正体は、こんなに上手く偶然が重なるかな、ちょっと出来すぎかな… と思いますが、全体の流れの中では違和感がないので、ヨシとしましょう。 「道尾秀介」作品は2作目ですが、なかなか面白い… 時代背景が異なりますが、「横溝正史」のおどろおどろしい雰囲気を現代に蘇らせた感じがして、今後も期待できそうな感じがします。
0投稿日: 2022.06.03
powered by ブクログ仏像、仏所、宗教それらの専門的な知識があればこそ成り立つトリックというより真実で ホラーはあまりなく最後まで理屈で説明できる 謎の解明で前作の背の眼よりも好きな終わり方でした。 死体を,仏像の中に入れてるのだろうなーとは思ってたけど、最後まで綺麗に分からず楽しめた。 珍しいウンチクも盛り沢山で仏教や仏像の由来などなど面白かったです。 幽霊が怖いと思う人でなければ幽霊系のホラーは成り立たない分、 私は幽霊や非現実的のホラーは怖くないので、 人間の恐ろしさで描くホラーのほうがリアルでゾッとするから、これは後者よりで個人的には好きでした。
3投稿日: 2022.03.21
powered by ブクログ真備がシリーズものと知らず、16年経って初めてよんだ。好きです、こういう和風ホラーミステリ ホラーではないか もう少しホラー欲しかった こいつはなぜいつもスルメを持ってるのか
1投稿日: 2022.03.05
powered by ブクログホラーかと思いきやゴリゴリのミステリだった。 無理、これは解けない。 題材がちょっとマニアックだな。
0投稿日: 2022.01.08
powered by ブクログ'21年8月14日、読了。道尾秀介さんの「真備庄介」シリーズ、2作目。 これも…とても面白かった!また、イッキ読みでした。読み終わってしまうのが、残念な程の作品。 「人の想い」のすれ違いが生む、悲惨な事件…やりきれなさ、哀しさを、感じました。トリック、伏線回収、サスペンスなど、毎度の道尾さんの凄さを、今作でも充分楽しみましたが…一番好きなのは、その「物語性」とでもいうもの、なのかな…なんて、改めて思いました。 このシリーズ、あとは短編集が一作あるらしいので…是非読んでみたいと思います。
3投稿日: 2021.08.14
powered by ブクログ血を流す仏像に笑う仏像、呪いや霊にどうしたって結びつけてしまう現象を見事に理屈で解決していく様が素晴らしい。最後には恐怖は微塵も残らず、少し拍子抜けもする。前作の背の眼のように、少しでも霊の要素が残った方が面白かったような気もする。 仏像の製造法からダニの習性まで本当に幅広く調べてよく書かれていると思う。数多の伏線をきっちり回収して終わる様はまさに本格ミステリーといったところ。仏所という馴染みのない空間のことも知られておもしろかった。 ただ、背の眼の方がおもしろかったけど…
0投稿日: 2021.07.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
☆4ではあるが、☆5に近い。 多種多様なトリックが用いられており、前作とは違って霊はあまり関わってこないものの、「仏像」という神秘的な小道具がそれに代わる役目を果たしている。 まず、トリックとしては、 立像→隆三、釜→釜、といった作者が読者に仕掛けるわけではないが、一種の叙述トリックともいえるものや、赤い血が実はダニだった、というトリック。 そして、やはり一番驚いたのが、「死体に漆を塗り、仏像にしてしまう」というトリックだ。 どれも見事。 幽霊の言葉ではなく、浄めのための経であった。 仏像が笑ったのではなく、それは仏像が裏返されて現れた12個目の面であった。 部屋の仏像が動いた気がしたのは、犯人が使える像がないか物色していたから。 などなど、今作では前作と違ってオカルトに頼らず、全ての謎を論理的に解決している点も好印象。 だが、今作の良さはトリックだけではない。 全てが"いたずら"や"勘違い"によるものであったという運命ともいえる偶然によって事件が起こっていたという真相は、怖ろしさ、そして同時に切なさを感じさせる。 立ち並んだ仏像が作り出す恐ろしげな雰囲気や、まるでクローズドサークルのような環境、どれも高レベルないくつものトリック、伏線回収、人物描写、終盤のどんでん返し。 ミステリーに必要なものが詰まっており、とても完成度が高い作品だった。
0投稿日: 2021.06.27
powered by ブクログ前作のようなホラー感があまりなかったせいか霊現象とミステリーがうまく組み合わさったストーリーではないが、非常に面白かった。 勘違いが重なり合ってしまったがゆえのラストは切なさを覚えた。
0投稿日: 2021.05.29
powered by ブクログ最近話題の道尾秀介作品。「背の眼」の続編に当たる物語。 作家・道尾は、取材の為に滋賀県山中にある仏像の工房「瑞祥房」を訪れた。 夜、彼は笑う観音像や血を流す仏像、そして気味の悪い声を聞く。 その事を仏師に尋ねると、それまで丁寧に対応してくれていた仏師や庭師に「帰れ」と言われてしまう。 しかし、彼の撮った写真にはやはり仏像が頭から血を流す姿が写っており、気味の悪さが抜けない道尾は、 彼の友人であり「霊現象探求家」である真備と、その助手である北見凛に相談を持ちかける。 そして3人はで瑞祥房の謎を探るべく、再びその地を訪ねるが。。。 前作よりも不気味さは抑え気味だが、相変わらずの伏線と回収の上手さが光る。 続編とは言うものの、前作を読んでいなくても十分謎解きと面白さは理解出来るだろう。 (ただし、前作を知っていればより楽しめる) そして相変わらず真備は物知りであり、かつ秘密主義の為 読者は真備が実際に説明してくれるまで、道尾や凛と同じ気持ちで進む事になる。 これを良しとするかどうかは個々の好みで分かれるであろう。 個人的に、不気味さが減ってやや堅実になった部分に物足りなさを感じてしまったのと 道尾秀介が得意とする「ミスディレクション」に引っ掛かるまいと構えて読んでしまったのがあって 夢中で読み進める、とまではいかなかった。 前半部分に説明が多く、話の進行が遅かったのも一つの要因かもしれない。 ただ、一番最初に読んだ道尾秀介作品『向日葵の咲かない夏』で受けた印象は完全になくなった。 この作者は引き出しが多い。今後も他の作品を読みたいと思う。
0投稿日: 2021.03.14
powered by ブクログ瑞祥房という仏所を仕切る当代房主の松月。 庭師唐間木老人。韮澤隆三という仏師の失踪事件。 真備庄介(真備霊現象探求所)が解決を図る。 鵜枢沙摩(ウズサマ)明王。世の穢と悪を焼き尽くす。全身が火炎に包まれていることから火頭金剛(カトウコンゴウ)とも言われる。 不動明王を中心に、降三世(ゴウザンセ)、軍荼利(グンダリ)、大威徳(ダイイトク)、金剛夜叉を加えて五大明王。 天台宗では、金剛夜叉が鵜枢沙摩に変わる。
1投稿日: 2020.12.15
powered by ブクログ「骸の爪」 背の眼に続く真備庄介霊現象探求所シリーズの第2作目。 「背の眼」に続く、とありながら、前作は未読です。道尾秀介作品はオカルトジャンル以外を読む方なので、こちらは未開。どうやら前作とは、場面やオカルトテイスト、謎解明までの起承転結等が異なる模様。 ホラー作家の道尾が訪ねた滋賀県の仏像工房・瑞祥房。彼はそこで恐怖の体験をする。笑う千手観音に、頭から血を流す鴉枢沙摩明王。そして、ある女性の名前を呼ぶ声を聞く。翌日、工房の仏師の一人の行方が分からなくなる。道尾は霊現象探求家の真備とその助手・凜と再び瑞祥房を訪ねるが、そこには20年前の事件の因縁が潜んでいた。 表にあまり出てこないエバさんと惚けた当間木老人に比べると、他の登場人物達はアクは薄めではあるが、全員が醸し出す濃淡あるミスディレクションがGOOD。どんな些細なことであっても無駄な動きをしている人間はいないと言うのは、本書の性質をズバリ言い当てている。 無駄な動きは無く、濃淡なミスディレクション。これにストレートな起承転結があり、伏線をしっかり回収する辺りも秀逸な気がするが、一番はオカルト→ミステリーへの変貌ぶりとタイトルの使い方。前者はオカルトでもやもやすること無く、しっかりとした裏付けがある点は、腹落ち具合が良かった。後者については、上手くストーリーに落とし込んでいて、道尾秀介の力量を感じる。最後の最後まで骸の爪が意味を持っていた訳で、辛い終わりではあるが、全体的に見たら必要だったのだろう。 真備庄介シリーズは初読であったが、真備と凛、道尾秀介のワトソン的な立ち位置もバランスよく感じ、道尾秀介のホラー作品の一発目としては、最適だった。
0投稿日: 2020.01.03
powered by ブクログ背の眼に続いて読んだので、ホラーと思えた部分もきちんと説明のつくミステリーだったのにちょっと驚きました。伏線がたくさんあっていろいろと気になっているのに素通りしてしまったため、綺麗に回収されたときは感激しました。大元の殺人に至った経緯がむくろ、という理由で片づけるには乱暴だと思うのと母親の件が悲しすぎて今回は気持ち的に読後がすっきりしなかったです。
0投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりに、読書をしていて純粋にワクワクした。ポップな横溝正史のように感じた。閉塞的な集団の独特な空気感に、宗教(仏教)が絡んできたら、大抵のオカルト好きは興奮するに決まってます。同音異義語がキーワード。うまくミスリードされながら、物語の奔流の中に身を任せる心地良さがたまらなかった。骸って、亡骸のことかと思ってたけど、たぬきのことなのね。タイトルの割に、読みやすかった。
0投稿日: 2019.02.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりに面白い作家さんと出会うことができた。中古で購入。表紙の絵には見覚えがあったから。高松和樹さん。ミステリやホラーの文庫本で何度かお見掛けする。 主人公のモデルが作家自身に設定されるものは、何か固有名詞があるのだろうか。興味が沸いた。舞台となるのは瑞祥房という仏像の工房。千手観音と、血を流す仏像等々。オカルト好きにはたまらない事象だ。 少し読んでいみると会話と地の文のバランスが好みだった。これなら読みやすそう、というくらい。主人公のホラー作家横尾の視点で描かれていくが、あまり癖がなくさっぱりしていて読み進めやすかった。登場してくる真備と呼ばれるホームズ役も少しおどけていて、凛という若い女性の助手が華になってくれるから安心感がある。 舞台となる瑞祥房という静謐な空間も想像しやすかった。きっと松の木がたんと生えている山間で、塀があって、朝には鳥の囀りが聞こえることだろう。板張りの床。歩くと足音がとんとんと拍子をついて、冬にはとても寒いに違いない。あーそんなところに行ってゆっくりしてみたい。 ころころとした皺の多い唐間木老人や、七福神の布袋のようにどっぷりとした住職、溌剌とした仏師の摩耶。神経質そうな工房の長の松月。なぜかはわからないけれど、目に浮かびやすい登場人物の中で、悲壮な二十年前の事件が解き明かされていいく。 印象に残っているのは最後に絶叫する摩耶のシーン。作品として山場だから自明のことだろうけれど、明るく軽快な女性が鬼や般若のように豹変する様は息を呑んだ。必見。 久しぶりにミステリを読めて嬉しかったし楽しかった。トリックこそは一般常識的な部分ではないから難しいけれど、オカルトテイストな雰囲気がとっつきやすい。横尾さんは有名かと思ったけど、地元の図書館では検索にヒットせず残念。別の図書館でも探してみよう。
0投稿日: 2017.09.16
powered by ブクログ面白かった。 暗いし悲しい話なのに、しつこくなくて、ホント軽く楽しく読める。 人が死ぬところだけ、何故か物凄いリアルだったりするのは何でだ。 仏師の話、もっとうんちく欲しかった。
1投稿日: 2017.05.25
powered by ブクログ2017.4.15-38 真備シリーズ。仏像の工房で仏師が消える。20年前の仏師の失踪を追う内に解明される超常現象の謎と20年前の殺人と哀しい真実。
0投稿日: 2017.04.15
powered by ブクログ2017.03.18読了 再読 なのに誰が犯人なのか忘れていた。 そしてシリーズとは思わず読んでいたので繋がる。 何度読んでも面白い。 2021/11/21読了
0投稿日: 2017.03.30
powered by ブクログ道尾秀介さんの小説は初めてです。 前作は読んでいないですが、読んでいた方がより楽しめたような気もします。 ホラー作家が主人公ということで、三津田信三さんの小説のようにホラーホラーしているのかと思ったのですが 意外とこちらはほとんどホラーしていませんでした。 怖くなくてよかったです。 結構中身は薄く読みやすいですが、伏線の回収はやたらありました。 でも前作を読んでいないせいか、どうもキャラがはっきりしなかったです。 主人公側の真備・主人公・凛が京極シリーズを薄めたような3人にしか思えず、なんだかピンと来ないし、特に凛と摩耶はほとんど書き分けができていないように思いました。 そしてこの3人が警察を横目にずかずかと瑞祥房に出入り している様子がなんだかあつかましく、ずうずうしく見えて好きになることができませんでした。 事件への巻き込まれ方&探偵役の介入の仕方が納得できないというか…。 なんとなく2時間ドラマの原作本といってもいいような 映像的な感じのミステリでした。
0投稿日: 2016.12.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホラー作家の道尾は仏像を作る工房・瑞祥房に取材に訪れたが、夜中に怪異に遭遇する。 翌朝には仏師が行方不明となり、昨夜の怪異について工房の人々に尋ねるたものの、道尾は追い出されてしまう。 道尾は心霊現象を研究する友人・真備とその助手・北見を伴って瑞祥房を再訪するが、再び仏師の失踪事件が…。 ホラー作家の道尾と探偵役の真備が活躍するシリーズ第二弾。 序盤からおどろおどろしいシーンがたたみかけられ、恐怖の盛り上げ方が半端ないです。 日中は仏師が作業している工房が夜中になると真っ暗になり、懐中電灯のかすかな灯りに照らされた仏像が笑うシーンなんて…夜中に読んでいたので叫び声をあげそうになりましたね。 恐怖感で一気に読み手を物語に引きずり込む手口が容赦ないです~。 二十年前の仏師の失踪事件の謎を紐解いていくうちに現在進行形の謎も深まり、読み手としては何がなんだかよくわからない状況で緊張感だけが高まっていきます。 そして終盤、巧妙に張られた伏線と精緻に隠されていた事実が徐々に暴かれ、それまでの意味不明な手がかりが何だったのか、作者の演出の意図にやっと気づくのです(私だけ??)。 自然な伏線回収と情報の小出しの手練手管は慣れたもので、後年のトリックマスターである作者の本領発揮となっています。 前作はオカルト部分とミステリ部分が拮抗していましたが、今回は謎を論理的に解決していくという、本格ミステリの枠組の中できっちり積み上げられたミステリという印象でした。 その分、面白みは少なく、小さくまとまってしまったなーという感じはあります。 主人公たち3人のキャラクターも薄くって…。 でも面白いことには変わりないので、続編は読みたいと思います。
0投稿日: 2016.08.28
powered by ブクログ終盤に怒涛のどんでん返しをかますのは相変わらず。流石道尾さんというところ。 が、それがかえってしつこさであったり「うまくできすぎてる感」であったり・・・を感じてしまう要素でもあった。
0投稿日: 2016.08.14
powered by ブクログ千手観音像とか仏師の話なんだがめっちゃ面白かった。 あらすじ見た限りこんな面白いと思わなかったやつ こういうミステリーが好き。
1投稿日: 2016.06.04
powered by ブクログホラーに見せかけたミステリー。 但し前作ほどホラー要素はない。事件がはっきりと起きるのが中盤なので、前半は少し退屈かもしれない。 伏線の回収は見事だが、あまりにしっかりと回収しすぎなので御都合主義っぽく見えることも。 後味は悪い。
0投稿日: 2016.05.23
powered by ブクログ2016年、8冊目は、道尾秀介、真備シリーズ、 あらすじ:作家の道尾は取材で訪れた滋賀県山中の仏像工房・瑞祥房で笑う千手観音象、血を流す仏像、そして、奇妙な声を聞く。翌日工房では、仏師が一人姿を消す。そして、追い帰されるように工房を後にした彼は、旧知の、霊現象探究所の真備の元を訪れ、相談を持ちかける。そして、真備、助手の北見、道尾の三人は再び工房へ向かう。 いやぁ、面白かった。色んな意味で。 この作品の読者の多くは道尾秀介デビュー作の『背の眼』を読んでいることを踏まえ、前作の作りを踏襲しつつ、逆手をとってきやがった。そう、基本的作りは『背の眼』と同様なんだが、オカルティックな部分はストーリーが進むにつれ後退。各々のキャラ立ち(今作の道尾のキャラ立ちは秀逸)もさせつつ、完全にミステリーに仕立て上げている。 『背の眼』同様、張り巡らされた伏線の回収は見事。思い込みや勘違いの連鎖は『背の眼』の読者なら、『背の眼』上巻の回りくどい感もある真備のスタンスで納得させられてしまう。 コレは、あくまで、個人的見解だか、真犯人の最初の殺人までの心情推移(動機→実行)が推理の範囲内なので、少々薄いこと。慈庵住職の行動原理は?の2点が少し心残り。 ソレでも、及第点を軽く越える面白さ。徹底的に種明かしをしながら迎えるクライマックスとエンディング(文字通り、後半の約半分)。はノンストップ必至でした。 評価、★★★★☆は当然です。
1投稿日: 2016.02.25
powered by ブクログ最後まで計算されて書かれたようなミステリー。 メインは「思い込み」と「勘違い」かな。 人って、誰かの言葉の真意を本当に理解して会話しているわけじゃなくて、自分の頭の中にある記憶とか前後の出来事とかと照合して「こういうことなんだろうな」という想像でコミニケーションとってるんだよね。 というのを改めて考えさせられた。 なかなか面白かった。
0投稿日: 2016.02.13
powered by ブクログ最後までわからない!最後まで油断できない一冊。犯人もわからなければ、犯人の動機や脇役たちの勘違い、はたまたみんなの思惑がすれ違い、復讐からの行き違いなど。。。 ラストまで気が抜けません!!! もう、飛行機で読んで船で読んで先が気になりすぎてどうにもならない一冊でした!! どうやらシリーズ第2弾らしいので、一弾が気になります!!!! 道尾氏。ハマりそう。。。
0投稿日: 2016.01.22
powered by ブクログ真備シリーズ長編。仏像の工房を訪ねた彼は、その夜、奇妙な仏像を見た。しかも翌日には仏師が一人消えていた。その謎を探るうちに、工房の誰もが口を閉ざす、二十年前の事件の真相が明らかにされていくという物語。結構厚い本でしたが、真相が明らかにされていく後半は一気に読むことができました。道尾秀介さんの作品は同じような内容が多く、たまに路線を変えた作品を出しても道尾さんの良さがでないという印象しかありませんでしたが、真備シリーズはまた違う面白さがあってよかったです。
0投稿日: 2016.01.11
powered by ブクログ背の眼に続くシリーズ二作目。 今回は仏像にまつわるミステリー。 やはり某シリーズが頭に浮かんでしまう。 細々とした伏線が多くて最後の回収に少し付いて行けなかったなー。
0投稿日: 2015.06.14
powered by ブクログミステリーらしいミステリーだと思いました。不可思議な現象を論理的に解明していきます。凝ったトリックと言葉を使ったシンプルなトリック、そして最後の最後まで気の抜けない展開。久しぶりにミステリーを読んだぞ、と思える作品でした。
1投稿日: 2015.06.06
powered by ブクログ背の眼を読了した勢いでこちらもすぐに読んでみました。真備と道尾の会話にクスッと笑える時もあって、すっかりこのコンビの虜です。今回も相変わらずの伏線の多さ。しかし背の眼に比べて全ての伏線がしっかりと回収されていました。作品全体の感想としては、序盤ホラー要素たっぷり、その後とにかく負の連鎖。やるせない気持ちでラストを迎え本を閉じました。
0投稿日: 2015.03.16
powered by ブクログ最後の最後で。。。泣きそうになった。背の眼よりオカルト的な怖さが残らず、すっきりとした読了感。同じ登場人物がそれぞれに出てくる短編も読みたくなった。
0投稿日: 2014.11.27
powered by ブクログ「○△サスペンス劇場」なんだ、これは。という読後の感想。狭いキャスト狭い舞台。連続殺人を犯す動機は「立ち聞き」…そんなばかな。
0投稿日: 2014.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
博識で推察力に優れた探偵役、物書きの案内役(?)、題材が仏像(、そしてやや分厚めのボリューム)という点から、京極夏彦の百鬼夜行シリーズにとても近い印象を受けました。 設定だけじゃなくて、関係者達を前にして謎を解き明かす場面は、犯人や関係者に取り付いた“鬼”を祓う憑き物落としそのもの。 比較してよいものか分かりませんが、百鬼夜行シリーズに比べると怪しさが幾分かライト。没入感は劣りますが、読みやすさは本作の方が上のように感じられました。 ところで本作はシリーズ2作目だったんですね。それとは知らず読んでいたのですが、前作を読んでいないから分からないというところがなかったので、解説を読むまで気づきませんでした。
0投稿日: 2014.08.31
powered by ブクログ感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201405/article_8.html
0投稿日: 2014.05.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
伏線回収が完璧。これぞ道尾秀介ミステリ! **ネタバレ** 情景を想像すると怖いですね。血を流す仏像…埋められた死体。でも何より、すれ違いが悲しい。 唐間木老人は…もう…良かれと思ってしたことなのに。こんなことになるなんて思わなかったのに。切ないです。 救いがないだけじゃなくて流れや伏線が緻密に計算されてるからこそ、こんなにも入り込めたのだと思います。
0投稿日: 2014.04.26
powered by ブクログ徐々に姿を消して行く仏師たち。 過去の事件と何か関係があるのか? 犯人は最初からこの人だろう、と思って読んでいたので、少し冗長なかんじがした。
0投稿日: 2014.04.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分が読んだ真備シリーズ3冊目。真相はこうなのかな…というポイントが後半怒涛のように出てくるが尽く覆された。仏像関連の勉強にもなる。結果的に勘違いから生まれた悲劇なのだが、唐間木老人やエバさんが哀しすぎた。
0投稿日: 2014.04.01
powered by ブクログ真備シリーズ第2作目。本作は、最初はホラーだけど読んでいくと謎は理性的に解決されるので本格ミステリーだと思う。ホラーとミステリーの融合ともいえるが道尾さんの作品の中でも極めて高いレベルにある。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file4/naiyou15208.html
0投稿日: 2014.03.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
道尾秀介による真備シリーズ第2弾。 前作では写真に写る背中の目が心霊現象として扱われていたが、本作は真備シリーズではあるものの完全に心霊現象等は出てこない。もちろん、それらしい描写はあるが、結果的にすべて説明がつくように細心の注意が払われている。背の眼はミステリー要素のあるホラー、本作はホラー要素のあるミステリーという感じか。 相変わらず私こと道尾くんは読者をミスリードする役目をしっかりと果たし、その裏をかくように真備はひとり着々と真実に近づいてゆく。 それにしても、登場人物がこれほどまでに少しずつボタンを掛け違い、それによって結果的にみんなが不幸になってしまうという切なさがなんともいえない。もう少し救いのある結末になれば後味も良かったのだろうが。
0投稿日: 2014.03.18道尾秀介による真備シリーズ第2弾!
前作では写真に写る背中の目が心霊現象として扱われていたが、本作は真備シリーズではあるものの完全に心霊現象等は出てこない。もちろん、それらしい描写はあるが、結果的にすべて説明がつくように細心の注意が払われている。背の眼はミステリー要素のあるホラー、本作はホラー要素のあるミステリーという感じか。 相変わらず私こと道尾くんは読者をミスリードする役目をしっかりと果たし、その裏をかくように真備はひとり着々と真実に近づいてゆく。 それにしても、登場人物がこれほどまでに少しずつボタンを掛け違い、それによって結果的にみんなが不幸になってしまうという切なさがなんともいえない。もう少し救いのある結末になれば後味も良かったのだろうが。
6投稿日: 2014.03.17
powered by ブクログ「けっきょく人間なんてみんな、もぐらみたいなものかもしれない。相手のほんとうの姿なんて見えないまま、暗い中で鼻先で探り合って、爪の先であちこち土を掻いて、なんとなく上手いこと生きてー」 シリーズ前作のホラーミステリから一転して本格ミステリになった感じがする。前作のようなペダンチズムは無かったけれど、一つ一つの謎を潰していく推理は素晴らしい!めちゃくちゃ面白い作品!
0投稿日: 2014.02.24
powered by ブクログ伏線回収の後半は一気読み。 なるほど、そうだったかのか・・・の連続は 相変わらず楽しい。 やや地味なれど、最後の最後までじっくり読める 安心の仏様(?)ミステリ。
0投稿日: 2014.02.20
powered by ブクログいわゆる王道のミステリーであるには違いないが、とにかく最後まで飽きずに読ませるのが本書のすごいところ、前作からの登場人物と、少しおどろおどろしい雰囲気で、先が気になり短期間で読めてしまった。 読んでる時間は本当に幸せ。
0投稿日: 2014.02.14
powered by ブクログ一気に読む気がなくても読んでしまうストーリー展開。どのシーンも見逃せないです。 冒頭で仏像に囲まれる道尾くん。ほの暗い雰囲気が想像できて、ついついこちらの背筋もぞわぞわしてきます。ホラー苦手だからなぁ。あたしだったら寝れないよ……。 物語の舞台である仏所、一度本場を見学してみたいです。道尾くんみたいに巻き込まれるのはごめんですが、ちょっと興味あるかも。場所が場所だけに物語全体に薄気味悪さが漂ってて良い感じです。 でも後味はかなり悪いですね。 いっそ三人目も殺されてしまえば良かったのに。そうすれば犯人の本懐も遂げられたのに。そう思ってたところにあの最後。ちょっと個人的にキツい。 相変わらず真備さんが完璧な探偵過ぎて、謎解きのシーンは長いながらも圧巻だったんだけど、人間味がなくてつまらない。ちょっとマヌケな道尾くんに救われるなぁ。 真備さんは自分の中で完結しすぎです。もっと早くに口に出してたら救われる命や無駄に怪我する人や心に傷を負う人もいなかったんじゃないかなとも思うのです。そういう意味では完璧な探偵ではないかも。
0投稿日: 2013.12.31
powered by ブクログ真備シリーズ第2弾。『背の眼』『花と流れ星』ときて逆戻り。第1弾の『背の眼』より格段に読みやすくなっている。最後まで息つかせぬ展開で、最後のどんでん返しはなんかショックだ…。仏像に死体を埋め込むとか窯で人焼くとか怖い怖い…。終盤ちょっともたついたのが初期作品な感じ。2012/113
0投稿日: 2013.11.13
powered by ブクログ真備シリーズ第2弾。 今回もホラーとミステリー両方の雰囲気を醸してますが、ミステリー色が強いかな? いたるところに伏線はりまくってますが、きちんと回収されてて気持ちいいです。 仏像とかの豆知識もあり、ちょっと賢くなった気分でした。
0投稿日: 2013.10.29
powered by ブクログうむ。こっちは完全にミステリですなw 非常に面白かったー。前回よりだいぶ妖気漂っていないw 適度に軽いしちょうどいいテンション。仏を題材にしたのって(たぶん)読んだことなかったから面白かったです。お次はなに読もうーかな(ノ´∀`*)
0投稿日: 2013.10.02
powered by ブクログ仏像の工房から消えた一人の仏師。 その仏師の残した仏像により起こる不可解な出来事。 仏師の失踪の裏にあった悲しい真実。 ただ、最後に解き明かされる謎の部分がちょっと長くて… 2013.9.11
0投稿日: 2013.09.11
powered by ブクログ終盤の流れは、やはり秀逸。 種明かしすればこんなもんという気もするが、 それでも、読者を引き込ませる流れはある。 唐間木老人のところだけ、少し悲しくなりました。
0投稿日: 2013.09.02
powered by ブクログどうやらこれは、シリーズ物2作目。 とはいえ、1作目を読んでいなくても読めました。 クールで知的な真備さんがいい味を出しています。 おもしろいのは、舞台が仏所というところ。 こんな世界があることを今まで知らなかったので、とても新鮮。 そして驚くのは著者はデビュー以前に仏像の研究をしていた時期があり、仏像に関するほとんどの知識をそらで描けたというところ。 作品も魅力的ながら、道尾さんの本を読むと著者自身にも興味がわきます。次はどんな世界で道尾ワールドを繰り広げてくれるんだろう。 あとがきにて、道尾作品には「運命」のありようを描くという共通テーマがある、と書かれていたけれど、いかにもその通りだと思います。 複雑に絡まりあった糸をほどいていくと答えにたどり着くこの作品。 あれさえなければ、これは起きなかった。あそこでこうしていれば、こうならなかった。 そんな小さなことの積み重ねが大きな悲劇を生み出す。それを運命と言わずして、なんと言うのだろう。 おもしろかった。登場人物もいいですね。
1投稿日: 2013.08.10
powered by ブクログシリーズ化されてる作品。登場人物に作者本人が出てる。 仏像を作っている工房で起きる事件。 登場人物の性格が細く描かれており、分かりやすい。後半部分でやや間延びする感じを受けた。
0投稿日: 2013.08.06
powered by ブクログ面白いなぁ!真備先生のキャラ好きだなぁ。道尾さんは作者と同一人物じゃないとわかっていても、どうしても被せてしまう。道尾さんはなんか好きじゃない。(作者は大好き)仏像がテーマだったので手に取りづらかったけど、読み進めると止まらなかった。色んな伏線が最後でひとつひとつ解かれていくのがほんとにすっきりするし、面白い。登場人物も頭で思い浮かべられるくらい描写がしっかりしていると思う。道尾さん読破したい。
0投稿日: 2013.08.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これまた、久々の道尾作品。だいぶ初期の作品とは知らずに読んでしまった。前半、不思議な展開から、謎解き解決的な作品。作品自体の完成度は高いと思うけど、自分にとっては、ちょっとミステリーミステリーすぎて、アンド「空耳アワー」的、糸井重里の「いいまちがい」的な感じがちょっと・・・。ただ、全体としては、よかったけど、何かうったえてくるようなものが欲しかった。
1投稿日: 2013.06.22
powered by ブクログあまりのご都合主義に唖然。某シリーズの関くん役に相当する作家が、あまりにも物を知らないのにも茫然。そして、携帯電話が普及している世の中に、「トレーナー」という洋服はもう存在しません。売ってないし誰も着てないし(自分で欲しくて探したけどないんだもの)。そういうディティールの弱さばかりが気になるのは、ストーリーも人物描写にも秀でたところがないから。怖さはもうちょっと頑張れないものか。
0投稿日: 2013.06.19
powered by ブクログ怖くて夜は読めないので昼間にちびちび読みました。最初は仏様の話なのでその説明とか、名前が難しいので読むの大変でしたが、中盤からは一気に読んでしまいました。今まで読んだ中でもかなり複雑なお話でしたが、そうきたかー!って期待は裏切らないです^^ 誰の言葉か忘れてしまいましたが、「鬼にも仏にもなりきれないから人間なんだよね」って言葉を思い出す作品でした。
0投稿日: 2013.06.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作、心霊現象で片づけられてた部分があった分そっちの可能性も意識した為、最後のスッキリ感が大きかったです。今回はすべて人間の手によるもの。 凛に目立った活躍が無くてその点は残念でした。
0投稿日: 2013.05.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
犯人の意外性は良かった。 ただし無駄に人が死にすぎな気が・・・ 真備さん探偵役を気取っているわりに、最後まで殺人を 止められずじまいで(最後は殺人じゃないけど)後味は悪い。
0投稿日: 2013.04.29
powered by ブクログ2013.4読了 最初ホラーかと思ったが最後はスッキリする作品 ヒヤヒヤしつつ最後はスッキリする。 面白かった 初道尾秀介
0投稿日: 2013.04.27
powered by ブクログ真備シリーズで、道尾さん本人も登場 推理内容も面白かったです。 修行などのその道を行く世界はある意味視野が狭くなり そこの世界がすべてになってしまう。 才能を持った人・努力家の人どんなタイプの人が花開くかも分からない 人生と同じなのかもしれません。 出会った人 特に自分と気が合う人は大切にしていきたいなと思う。 そんな気分になりました。
1投稿日: 2013.02.25
powered by ブクログ骸の爪。むくろのね、ふむふむ。 狂気の描写が好き。剥き出しの歯茎。肺の奥の奥から出される暗い吼え。 無知ほど愉しい小説。と、己の恥を良い感じに言ってみる。 道尾センセ、ほんにおもろいです!
0投稿日: 2013.02.17
powered by ブクログ道尾作品では、この真備シリーズが一番です。仏所という、一般には知られていない場所で起こった事件を、いろいろな知識から解決していく様は気持ちがいい。
0投稿日: 2013.02.16
powered by ブクログ最初は怪奇現象かな、と思うけど、 実は人間が仕組んだトリックでした・・ という小説が個人的に大好きだし、、 仏像も大好きなので、この作品はお気に入り。 トリックや人物の設定など、いろいろ突っ込みどころも多く、 途中ちょっと笑ってしまうくらいで、 決して出来のいいミステリーとは言えないけれど、 それでも、作品に流れる空気というか雰囲気は 怪しげで少しセクシーで素敵。
0投稿日: 2013.02.14
powered by ブクログ骸の爪 / 書き下ろし 〈参考文献〉 解説 (杉江松恋) 『骸の爪』 2006.3 幻冬舎刊 文庫化 カバーデザイン 鈴木成一デザイン室 カバーイラスト 高松和樹 装丁 高橋雅之 印刷 図書印刷 製本 図書印刷
0投稿日: 2013.01.24
powered by ブクログちょっとした記述がちゃんと理由がある。でもそれがわかるのは最後になってから。なんかこじつけのような感じもするし、偶然そうなってしまったっていうのもある。注意して読まないと、なんで?って疑問だらけになっています。 子どもの頃読んだ横溝正史のようなちょっと怖いミステリー。
0投稿日: 2013.01.20
powered by ブクログ真備シリーズの長編。 キャラクターが立っているのは良かったが、 どうも真備氏に置いていかれてしまう感が。 超常現象に思えることには実はタネがあった、 というのがシリーズの肝なのだけれど、 そのタネにちと無理を感じてしまう部分があって、 その辺がやや残念だった。 また、素人探偵もの(?)は、 主人公がその事件で探偵役を務めることに、 必然があって欲しいと個人的に思っているのだが、 その必然が薄いのも気にはなった。 そんなわけで、所々気になる部分もないではないが、 楽しくページを捲れる本ではあったと思う。
0投稿日: 2013.01.13
powered by ブクログ作家道尾と霊研究者の真備、その助手凛の話。滋賀の仏像だったかな。どんどん色んな人が殺されてしまって、ちょっと怖かった。あまり後味がよくなかった。結局だれも幸せになれない。ただただ怖いだけ。そんな気がする。ミステリー的には吸いこまれながら読めた。
0投稿日: 2013.01.04
powered by ブクログ―――ホラー作家の道尾は、取材のために滋賀県山中にある仏像の工房・瑞祥房を訪ねる。 彼がその夜見たものは、口を開けて笑う千手観音と、闇の中で血を流す仏像。 しかも翌日には仏師が一人消えていた。道尾は、霊現象探求家の真備、真備の助手・凛の三人で、瑞祥房を再訪し、その謎を探る。 工房の誰もが口を閉ざす、二十年前の事件とはいったい。 道尾秀介 時系列的に、同著者の『背の眼』の後のお話みたいやから そっちを先に読んだほうが楽しめるのかも ただ、これ自体はそこまでやったな 主人公というか、探偵役が全てを解りすぎてる感じが いまいちピンとこなかったです
0投稿日: 2012.12.30
powered by ブクログ電子書籍にて。真備シリーズの第二段ですね。不可思議な事象が実はそれなりの理由があって起こっていた…ということを事件解決を通して説明していく流れは前作と一緒。だけど、内容が少し薄かったかなあ。前作に比べると。でも最初は『とっつきにくいシリーズかな?』と思ってたけど、意外に楽しめる感じですね。次作の短編集も読まなきゃ。
0投稿日: 2012.12.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりの道尾作品です~。 道尾さんの本ってこんなにおもしろかったっけ~? 500ページ弱の長編なのに入り込んで読んでしまった~。 ホラーというよりもミステリーだね~。 背景が仏像の工房なだけにホラーっぽい感じがするんだけど、まさかこんなミステリーが隠されてるとは~! かなり頭を使ってかかれてる本だよねぇ。 読んでて、ちょっと京極さんぽい感じもしたんだけど。。。 工房という小さな組織のなかでお互いが誤解しあって生まれた事件。 真実の見方を誤解、相手の言った言葉自体の韻からうまれた誤解、いろんな誤解で20年の月日が経ってた。。。 一番可哀想なのはやっぱり松月さんの妹の茉莉さんだよね~。 愛した人を失い、火傷をおって逃走し、女で一つで子を育て、工房に帰ることすら叶わず、たいした働き口も見つからず、娘を養子に出して自殺。 こんな可哀想な人生ってあるのか。ってくらい地獄だね。 そんな娘が親のために復讐する。っていうのも分かる気がするよ~。 人生っていうのは、思い通りに行かないことが多く、でもそれを乗り越えて生きることこそ人生なんではないか。。。そう思うわ~。 お弟子さん3人も摩耶もそれを乗り越えて生きてもらいたかった。。。 仏像を作りながら、仏の世界でご法度なことをしてしまった彼らたち。 実は、普通の人よりもそういう邪念が多かったのかもしれない。。。
0投稿日: 2012.11.27
powered by ブクログ久し振りに一気に読みたくなった本だった。前に「向日葵の咲かない夏」はこの人の狂気を感じた。が、この前読んだ「花と流れ星」「シャドウ」で好きな人かも!と。 登場人物がしっかりとしてるのも入り込みやすい。でも特に出だしの文章から一気に吸い込まれていった。 次は「背の眼」を読もうかな。しっかり反対読みになってしまったけど、まあいいか(笑)
0投稿日: 2012.11.21
powered by ブクログホラー作家の道尾とその友人である霊現象探求家の友人・真備と、真備の助手・凛が謎解きをするミステリー。 真備シリーズ第一弾。 亡くなった妻と再び会いたいと願い、霊現象探究家として探究を続け妻との再会を願う真備。 その亡き妻の妹、凛。 ミステリとしての部分も面白いが、それぞれの癒えない傷を抱えつつ、生きている人々がいとおしくなる作品。
0投稿日: 2012.10.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
真備シリーズが気に入ったので続編購入。 今度の舞台は仏像作りに忙しい工房、瑞祥房。 またも不可解な現象に巻き込まれたホラー小説家の主人公道尾だったが、さらに翌日、工房の仏師が行方不明になった。 工房の人々が揃って口を閉ざす20年前の事件とは? そして道尾が体験した世にも恐ろしい現象の正体は? 霊現象探究家の真備が事件解決のために動く。 かなり詳しい仏の知識も出てくるが、丁寧に作中で説明があるので困ることはないでしょう。 後半に進むにつれ、緊迫した展開にはらはらします。主人公一行の和やかなやりとりとの緩急の付け方が非常にうまいと感じました。 なおかつ、今回はさらに一段、さらに一段とクライマックスの展開に余念がありません。 決してハッピーエンドではないけど、読んだ後味が悪くないのは作者の技量が高いからとしか言えませんね。 前作とは違い、表紙が意外と核心を突いてきていると後で思いました。 ・身体的的特徴から恐らく女性 ・ショートカットの髪型 ・胎児を思わせるポーズ 勘の言い方ならこれだけで「あ」ってなったかもしれないです。
0投稿日: 2012.10.13
powered by ブクログ台風のため動かなくなった電車の中で読了。 真備庄介シリーズ第二長編。 今回の舞台は仏所。 ひょんな事から宿を借りる事になった道尾はその夜 不気味な声と仏像の頭から血が流れるという怪現象を目撃してしまう… 個人的には同シリーズ「背の眼」の方が好み。
1投稿日: 2012.10.08
powered by ブクログホラー作家の道尾が取材のために訪れた仏像の工房。 そこで起こった奇妙な出来事。 笑う千手観音、頭から血を流す仏像、誰かを呼ぶ声、突如姿を消した一人の仏師。 闇の中で聞いた名前を口にした途端、態度を急変させる工房の人々。 20年前に起きた仏師失踪事件との関係は? 複雑に絡み合ったミステリーです。 謎を解く鍵というかヒントになるものは、ストーリー中にたくさんあります。 あまりに多過ぎて覚えきれないくらい。 最後の謎解きを爽快に楽しむためには、一気に読むことをおすすめします。
0投稿日: 2012.09.27
powered by ブクログあぁ時間がかかった。仏像の制作過程など大変興味深かったが、そこに渦巻くのは、欲だったのかってちょっとがっかり。これ、映像にしたら、結構昔の横溝正史ばりにおどろおどろしくできるんじゃないかと、読みながら思った。
0投稿日: 2012.09.25
powered by ブクログ12.08.30 前作よりホラー度は少なかったけど、仏像という舞台装置でなかなか不気味な雰囲気でした。特に序盤。 相変わらず勘違いや思い込みをうまく織り込んで、最後の謎解きまで怒涛
0投稿日: 2012.08.30
powered by ブクログホラー作家の道尾は、取材のために滋賀県山中にある仏像の工房・瑞祥房を訪ねる。彼がその夜見たものは、口を開けて笑う千手観音と、闇の中で血を流す仏像。しかも翌日には仏師が一人消えていた。道尾は、霊現象探求家の真備、真備の助手・凛の三人で、瑞祥房を再訪し、その謎を探る。工房の誰もが口を閉ざす、二十年前の事件とはいったい。 内容(「MARC」データベースより) ホラー作家の道尾は、取材のために訪れた瑞祥房で、口を開けて笑う千手観音と頭から血を流す仏像を見た。話を聞いた真備は、早速瑞祥房へ向かう-。20年の時を超え彷徨う死者の怨念に真備が挑む、シリーズ第2弾。
0投稿日: 2012.08.11
powered by ブクログ何度も嵌められた。存分にミステリーを満喫できた。また、突如知らされる悲しい事実には思わず嗚咽の声を漏らしてしてしまった。それぞれの心模様の描出が見事すぎ。しばしば言葉を失った。
0投稿日: 2012.08.01
powered by ブクログ真備シリーズ第2弾。 ホラーテイストな謎がどんどんでてきて、いかにもあやしい登場人物たち、そして道尾、真備、凛の名トリオが健在。 ただ1作目に比べると薄いかな。 真備の霊現象「探究」の意味とか、道尾先生の背景がちらっとほのめかされたようで触れられていなかったり。 その分、謎と絡み合う人々のちょっとしたすれ違いがうまいなーと思ったり。 真備は無理に最後、憑き物落としに持っていかなくてもいいような……。 やはり1作目が綺麗すぎましたね。 ラストはちょっと後味が悪いというか、うーん。 知っていたのなら、そんな悪戯心で済ませるような話でもないと思うのですが。 でも、確かにびっくりした。 長編3シリーズ目はないのかな? やっぱり道尾(作者の方の)作品は、ホラーちっくな方が好きだ。
0投稿日: 2012.07.26
powered by ブクログそこそこ楽しめたのですが、前作よりは面白みに欠ける。 最後の種明しも今ひとつひねりなく、ちょっと物足りない感じかな。。。
0投稿日: 2012.07.14
powered by ブクログ真備と道尾シリーズの第2弾。 今回はホラーの要素ほぼなしで、ミステリー小説。 途中で犯人わかったけど、結構楽しめた。 「骸の爪」っていう題名がすごくよかったな。 先代のセリフとか。 真備が完璧じゃない感じがいい。 人間味もあるし。
0投稿日: 2012.07.11
