
総合評価
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powered by ブクログ少し自分には難しかったですけど、自分を高めるために学問をすることが必要なことがわかった。 現代語訳だけど、明治の書物を読めてよかった。
1投稿日: 2021.02.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第17章と第16章が特に印象に残った。 第17章では人望と人付き合いについて書かれているが、正しく自己アピールするためには ・言葉について勉強し、自分の考えを積極的に発信しなければならない ・表情や見た目などに気を使い、清潔感を与える ・幅広い分野に関心を持ち、多方面の人と接点を持つ 16章では心と働きの両立の重要性について語られていた。 心だけ高く、働きが乏しい人は常に不満を抱えながら生きている。 不満があるのはいいことだが、働きが乏しいと原因を周囲や環境のせいにしてしまいがち。だから結局周りの人からも軽蔑されて嫌われてしまう。 批判するときは、まず自分でその立場になってから。なれないならその立場について十分に勉強してから。 心が痛くなるような気がしました。
0投稿日: 2021.02.06
powered by ブクログ読んでいて今と通ずるところが多かった。 そう思うと、明治時代と生活様式は変わったけれど人間の本質的なところは変わっていないのではないかと思う。 解説にもあったが、自分の意思をハッキリと持っており、恐れなく強い言葉を投げかけるところはとても好感が持てたし、あまりの言いように納得しつつも少し笑ってしまう場面もあった。 政府と国民の在り方について、「人民と政府の間柄は、もともとは同一のものである。ただし、その社会的役割を区別して、政府は人民の代表となって法律を整備して、人民はこの法律を守ろうと約束した。」と述べ、今の社会だと思いつかなかった、政府と国民が平等であるという思想に救われた思いがある。 また、人民が愚かであるから政府も愚かになるというような内容には、政治に対して批判的な意見を持つときに反芻して、自分たちのことも振り返るようになった。 自分にはない新たな思想を嫌味なく提供しており、明治時代のベストセラーというのも頷ける。
2投稿日: 2021.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1度読んだあと、お気に入りの14章以降を再読。 4月から大学生になる身として、『学問のすゝめ』は良い教科書となった。 例えば、 「疑うことに真理は多い。だから、何を疑うべきかの判断力を確立するために学問をするのだ。先入観を持たずに鋭く観察し、真実を求めよ。」 という主張は、大学での学びの姿勢に直結する。 また、p228の「交際はどんどん広げよ」のパートもとてもためになった。 斎藤氏の本文中の「権理」がなぜ"権理"という漢字が当てられているかの説明が興味深かった。 全て読むのは骨が折れるという人でも、好きな章を読むだけで多くの学びが得られると思う。
1投稿日: 2021.01.19
powered by ブクログ生きる上で重要な心構えが学べる。 また、明治時代の背景なども感じることができる。 怨望は最大の悪徳。 心だけが高尚で働きに乏しいものは、心の高尚さを基準に他人を評価するので、他者を不当に見下しがち(本当は自分の働きの方が下なのにも関わらず)。そうなると最後は自ら他人を避けるようになり、孤独で苦しい状態になる。他人の働きに口を出そうとするなら、まず試しに自分がその働きをしてみよ。
0投稿日: 2021.01.18
powered by ブクログ明治の初期に書かれたとは思えないくらいに現代にも通じる見地がたくさんあり、またお札でしか知らなかった福澤諭吉という人物についても知ることができた。 なかでも特に平等感が大きく心に残った。政府と国民、男性と女性、西洋諸国と日本など。勉強をして知識をつけることは広い物の見方を得ることでもあり、正しく疑いを持って必要であれば議論するべしというのも理論としてとても明快で、なぜ勉強するのかという問いの答えにもなっているのではないだろうか。 文語への抵抗のために読まれないのはもったいないと現代語訳をした訳者の斎藤氏におおいに敬意を表したい。
1投稿日: 2021.01.14
powered by ブクログ言葉に残ったフレーズ ・しかし、絶対の真実がこの世の中でいまだ発見されていない以上は、どの議論が正しくてどれが間違っているのかは決められない。 ・この人はただ蟻の弟子というくらいのものなのだ。生涯やったことも、蟻を越えることができない。
0投稿日: 2021.01.12
powered by ブクログ明治5年頃の大ベストセラー書 開国したばかりの日本が西洋文明に呑み込まれないよう、追いつこうとしていた時代に、日本人に近代化とは何か、独立とは何かを説いた本 衣食住を得るだけでは蟻と同じ ただ生活をするために働くのではなく、社会に貢献するようなことをすべし! 現代語訳版なので読み易い
1投稿日: 2021.01.08
powered by ブクログ色褪せない名著。社会構造の本質見抜いていて、国民としてどうあるべきか、個人としてどうあるべきかを教えてくれる。 「人間のくせに、人間を毛嫌いするのはよろしくない。」
0投稿日: 2021.01.06
powered by ブクログ『天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず』は有名すぎる書き出しだけど、本当に福沢諭吉が言いたかったのはそのすぐ後にある、『人は生まれながらにして貴賤の別なし。ただ、学問を務めて物事をよく知るものは貴人となり、無学なるものは下人となるなり』っていうフレーズだと思う。日本の近代化を目指した明治維新の時期に、国の独立とは、軍事力が高まったり経済力が高まったりするということがその本質ではなく、個人の独立を通じた国の独立って事なんだと思う。なんか色々勉強してて、やる気がなくなったときに諭吉先生の教え聞くと身が引き締まって頑張らなきゃってなるので愛用しています
2投稿日: 2020.12.25
powered by ブクログ幕末から明治にかけて活躍した武士出身の思想家で、今では紙幣に描かれるほど立派な人物とされている福澤諭吉。欧米での見聞に基づいて西洋の政治や経済・文明などを紹介したその著書・『西洋事情』に続いて放った国民的ベストセラーが『学問のすゝめ』である。当時の日本国民の能力を底上げし、内政では国を豊かに・外交では欧米の列強に対峙せよと声高に啓蒙する、今風に言えば「エッジの立った」文章を教育学者の齋藤孝が現代の人々に読みやすい口語にアレンジしたもので、今の日本人の心に響く内容。ちなみに有名な冒頭の句、「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云へり」は、自らが「云へり」と記しているように福澤のオリジナルではなく、その100年以上前に起こったアメリカの独立宣言からの引用である。また本文で福澤は「実際は人の世は平等ではなく、その差は学問によって生まれる」と人の世の「不平等」を肯定しており、学問を成してちゃっかり一万円札に格上げされたご本人が、身を以てそれを範している。
0投稿日: 2020.12.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
勉強をした方が良いという内容かと思っていたが、いわゆる普通の勉強だけでなく、社会や経済、国の仕組みなどさまざまなことに関心を持ち、知っておくべきだという内容だった。
1投稿日: 2020.12.11
powered by ブクログ難しい箇所もあったが、比較的に読みやすい本だった。やはり後世まで読み継がれている作品なだけあって、とても学ぶことが多かった本でした。 わからない部分は軽く見て飛ばしてしまったので、また1ヶ月後くらいに改めてしっかり読もうと思います。 個人的には最後の章が刺さりました。
1投稿日: 2020.12.07
powered by ブクログみずから知識をたくわえ、思索にふけることは、底知れぬ淵のごとく深くなければならぬ。が、人に接して活発なることは、空飛ぶ鳥のごとく自在でなければならぬ。学織の緻密なることは、内に向かって極まりなく、その活用の広大なることは、外に向かって限りなくして、はじめて真の学者と称するになりるのであろう。
0投稿日: 2020.11.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルは知っていても何が書いてあるか内容は知らないという本は沢山あるが、そのうちの一つだった学問のすすめが現代語訳されていて、読みやすそうと思ったので購入。 翻訳した齋藤孝先生が最強のビジネス書と評しているように、物の考え方・仕事に対する姿勢・人との付き合い方など、現代で十分通じるものを明治の世で発見している福沢の慧眼は凄い。 社会人になって仕事に煮詰まって来た時などに、また読み直してみると良いかもしれない。
0投稿日: 2020.11.21
powered by ブクログ自分が言語化できていなかったけど心に思っていたことを言語化された気がしてとても気持ちが良く、また楽しく読み進めることができました。 特に8、14、15、16、17章が好きです。 また絶対読みます。特に道標がなくなって迷っているときや、心が辛くなったとき。 諭吉センセが大好きです。もっと早く出会いたかったな。
8投稿日: 2020.11.02
powered by ブクログ日本人なら誰でも知っている福沢諭吉の書いた古典。 明治に書かれたものだが、全く色褪せない 熱いメッセージを感じた。 一刀両断にバカとか言い切ってしまうところも気持ち良い。なんか人間臭くて好感が持てた。 「愚かな民の上には厳しい政府がある」 無知な者には何を言っても理解できない。だから強制的に力でおどし従わせるしかない。 国民が無知だからそうなるのだ。 だから学問を志して、政府に意見できるようにしろ。 このことは国だけではなく会社の組織でも応用できる。目から鱗でした。 他にもさまざまな学びがあり何度も読み直したい。人生の教科書としていつも側に置いておきたい良書です。
6投稿日: 2020.09.19
powered by ブクログ不動の一万円札の方が書いた、国民皆学を説いた本。 福沢諭吉本人が、 孔子の考えを理解するには、それが書かれた時代の状況を踏まえて言葉を解釈する必要がある と言ったように、私も本書の考えを理解するにあたり、明治維新当時をなるべく想像しながら読んだ。 強い国家を作るのは独立した国民一人一人であり、独立した状態になるには学問を修め精神的に成熟することが必要であるという主旨。明治維新当時の国民にとっては、生き方の指針を示すバイブルとなったはずだ。バイブル故、基本的な内容であるが、男尊女卑が今よりずっと強い社会の中で、その不合理さを当然のように指摘していて、なかなかできないことだと思い印象に残った。 また、国民の徳と政府の統制の厳しさは反比例するという内容は、昨今のコロナにおける各国の対応のことを考えると納得できる。現代にも通用する話だ。
6投稿日: 2020.08.30
powered by ブクログ福沢諭吉さんの人柄はよくわからないですが、脱亜論だったりまあまあ過激な感じ好きです。 赤穂浪士の討ち入り批判とか、なかなかできないでしょう
3投稿日: 2020.08.25
powered by ブクログ天は人の上に人を造らず という有名な言葉がある本書であるが、実際にどのようなことが書かれているかは、しっかりと学んだことがない。 私としては、なんとなく高校の授業でやったかなという程度。 現代語訳をされた本書で改めて、ひとはなぜ学ぶのかを知りたくて手に取ってみた。 ● なぜひとは学ぶのか 学校での勉強は率直に言って面白くはないだろう。 なのになぜ、ひとは学ぶのか。 それは、自らを高めるためであるとともに、問題を解決するための判断力を養うためであると思う。 結局、そのようなことが自分が生きやすい世の中をつくることにも繋がる。 ● 何を学ぶのか 本書では、学問、学ぶとは難しい教えの書物を読み解くことではなく、生活に根ざした、実学を学ぶことが大事だと説いている。 例えば、ものの値段の相場や決め方、流通の仕組みを知ることも実学だろう。 難しい方程式(例えば、微分方程式など)を解くことよりも、葉物野菜が例年よりも高い、その原因を知ることの方が、実生活には役立つということだ。 ● 明治の作品を現代語訳であっても今読む意味 本書は、明治時代につくられたもので、時代錯誤ではないか、その時の考え方が現代、それこそ、ネット社会になった今の何に役立つのかという疑問はある。 まず、読む意味として私が感じたことは、結局ひとは変わらず、愚かなままなのだなと知ることだろう。先人の知恵という言葉があるように、先人たちは後世を生きる人間たちに、「こういうことはやめなさい、こうしたらいいですよ」と生きる上での大きなヒントを与えてくれる。本書もそうだ。 でも、私たちはそれを学ばないから同じ過ちを繰り返し、時代は繰り返すと言われ、時に当時よりもひどい過ちを犯す。これも無知であり、無学であるが故だろう。 それを解決するためにも、先人たちの知恵を借りなければならない。 そして、特に今読んだろ方が良いと感じるのは、そもそも論を知るため。 私は、義務教育を受けて、当然のように高校・大学と進学をした。(大学院に進学するときは、何がしたいかを流石に考えたが。)それが、決められた社会の流れであり、いい企業に勤めるにはこうせよ!と敷かれたレールに乗っているだけのように。 しかし、一歩引いて見てみれば、それって必要?と思うことも多い。そのような疑問が生じたとき、そもそもなぜそのようなことをしているのか、何をしなければならないかと上流に遡り考えることが必要だ。 明治時代は、文明が発展した時代でもあるが、身分制度が撤廃され、多くの人たちが教育を受けることが許された時代ともいえる。 現代はすでにその時から時間が経過し、ある程度のシステムが構築されているとも思えるが、それはなぜ学ぶのか?の問いに答えられるものだろうか。 なぜ、国民に学び、学問というものを身に付けることを進めたのか、を今一度、それを知ることが必要なのだろう。 ● 結局何が言いたいの? ここまで長々と書いてしまったが、この本を読んで思うことは、末文にも書かれているが、「人間のくせに、人間を毛嫌いするのはよろしくない。」ということだ。 ひとと付き合うということ、社会と付き合うということは、個人として独立する必要がある。 そのために、実学を学び、自らを確立する必要があると思う。
0投稿日: 2020.08.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「勉強になります」の一言に尽きる。 個人的に好きな部分は、「他人を咎めるならまず自分がやってみろ」のあたり。 人のやり方を非難するのではなく、そうならないよう努める人間でありたいと感じた。
0投稿日: 2020.08.13
powered by ブクログ「正しい物事を正しいと判断することと、その正しいことを実行することとは、まったく別のことなのだ」 「人間が計画を立てるときは、常に大きくなりがちである」 「学問というのは、この(信じる、疑うという取捨選択のための)判断力を確立するためにある」 印象に残った文を3つだけ抜粋。 特に最後の判断力の部分に大いに共感した。 フェイクニュースを含めたあらゆる情報に溢れる現代社会においてはこの「正しいもの、必要なものを見定める力」が必須になっている。 私も学生時代勉強をしたことの意味を振り返った時に、財産となったのはこの判断力かもしれないと思っていた。 あの福沢諭吉と同じ考え方だったことに深く感動し、自分の続けた勉強が報われたような気がした。 現代を生きる我々でも当たり前に受け入れることが容易な、そして受け入れるべき考え方が理路整然と並んでいる。 福沢諭吉にとって学問とは"行動に移して初めて意味をなす、実用的な知識や判断力"のことを指しているのでは無いかと思った。 (自分自身を含めて)本を読むだけで成長した、賢くなったと勘違いしている人は多いのでは無いだろうか。 そんな浅はかな考え方の人々を福沢諭吉先生は気持ちよくぶった切ってくれます。 これを戦前よりも遥か昔に書かれたと思うと、福澤諭吉の先を見据える大局観に感心させられる。 明治維新、文明開化というものは、彼のような国を良くしたいという純粋な熱意に溢れる人たちが先導したからこそ為し得た大偉業だったのだと強く実感する。
9投稿日: 2020.08.03
powered by ブクログ明治時代の大ベストセラーでありながら、今では、ほとんどの人に読まれていないというのは、まことに勿体ない本。「一身独立して、一国独立す」は、この何かと内向きになりがちな、今の時代にこそ、必要な精神のあり方。 明治日本は、国の主導のもと、すごい速さで文明開花を進めた。福澤は、それを評価しつつ、本来の文明化には、民間の力、それも、中産階級の力が大事だと言う。 「西洋諸国の歴史書を見て考えてみると、商売や工業のやり方で、政府が発明したものなど一つもない。元は中くらいの地位にある学者(学がある人)が工夫したものばかりである。・・・(これらの人は)知力で世の中を指揮した人たちである。・・・文明を行うのは、民間の人民であり、それを保護するのが政府である。」 これは、国のあり方だけじゃなくて、会社組織の中でも同じですね。上からの指示を待つのではなく、現場に近いところから、さまざまな「工夫」が出てくるのが、元気な組織。ただ、それを進めるためには、「学問」が要る。福澤が言うように、学問のための学問ではなく、生活に役に立つ「学問=実学」。ビジネスの書としても、なかなか面白く読めます。
0投稿日: 2020.07.26
powered by ブクログ大学の卒業式で学長がおすすめしていて当時も読んだけど久しぶりに再読。150年程前の文だが気付かされる事が多すぎる。何だか自分が愚かな人間に思えてきた。今回、特に繰り返し読みたい箇所はページを折ったので、いつでも手の届く場所に置いて何度でも読みたい。
0投稿日: 2020.07.09
powered by ブクログ新しい日本を作り出した人ならではの強いメッセージがあり、心に響いた。 「衣食住を得るだけでは蟻と同じ」 私は生活ができているだけで満足してしましまっていた。また私たちに愛国心はあるのだろうかと疑問に思ってしまった。 私たちは強く大きい人・国の主張を信じる。西洋が日本を含むアジアに対して、間違っていると思っていれば間違っているのか?正しい人・国が言ったから正しいのではない。先入観を捨てて、自分の目で観察すべき。それは今のネット社会でも言える。 周りの意見に流されず、自分を持ち独立することで強い人間になることが私には必要だと感じた。
3投稿日: 2020.07.07
powered by ブクログ「天は人の上に人を造らず」はあまりに有名な言葉かもしれない。権利と義務の関係があって、国と平等な関係が築かれる。貧しい者と富のあるものの差は教育にある。ルールに厳しい政府があるとしたら、無知な国民が多いから。 学者の様な発想よりも実学を大切にするのは、日本が貧しい時代で経済や軍備優先の時代というのもあるのではと感じました。今の時代だと教養も国際社会で付き合って行く上では大切な気もします。 全体的にはひとが生きていく上で大切なのは考える力とか、依存による力関係ではなく平等な機会や権理と義務。男女の平等観などは、民主主義を標榜するなら、今でも通用する考え方の様なきがしました。 強権国家の中国も学問が拡がれば変わっていくのだろうか。
3投稿日: 2020.05.15
powered by ブクログ「他国の物を頼って自国の用を足すのは、永久に続けるべきでない」 模倣すべきフェーズとそこから脱皮すべきフェーズの見極めができるのか。明治維新は模倣のフェーズだったのかもしれない。 「生計を立てるのが困難であるとは言っても、よくよく家のことを考えれば、早く金を稼いで小さいところで満足するよりも、苦労して倹約し、大成するときを待ったほうがよいのだ」 「一生のうちだとか、十年内にこれを成すという者は最も多い。三年のうちに、一年のうちにという者はやや少なくなり、一日のうちに、今日計画していままさにやるという者はほとんどいない」 「人は生まれながらにして平等だと言われているが、現実には大きな差がある。その差が生まれるのは、学問にいかに取り組んだか」 平等であるはずなのになぜか違いが生まれる。その理由が学問への取り組みであると。朝井リョウの小説の一説である、「この高校のルーレットには1しか書かれていないようなのに、あの先輩はなぜ先へ進んでいるのだろうか」というフレーズが思い出される。
0投稿日: 2020.05.10
powered by ブクログ学問を学ぶことで人は自立して生きていけると言うメッセージを書いた一冊。その範囲は国から個人の習慣に至るまで幅広い。結構ズバズバ切っており、忠臣蔵の忠義は世の中良くしない行為なので間違っている、と言った書き方だったり面白い。 親の仇でも殺してはいけない。なぜなら罪を裁くのは政府だからだ。それが国法で決まっているから順守すべきと言う考えはなるほどと思った。国法は国民が作る(間接的にだけど)ので、国民であれば守らなくてはいけない。 結婚して幸せな家庭を築くだけでは動物と変わらない。人であれば世の中を良くすることをしなくてはいけない。と言うのも頷けた。 激動の時代に良く書いたなこの本と言うのが素直な感想。一万円札になるのは伊達じゃない。
2投稿日: 2020.05.07
powered by ブクログ天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。 この本を通し、人は生まれながらに皆平等であるが、学ぶか学ばないかによって暮らしや社会的地位に差が生まれることが理解できる。 文字を読むことだけが学問ではなく、実生活、実際の経済、現実の世の流れを察知するのも学問である。しかし文字を読み、知識を得るのは良いが、そこでの学びを実際に行動として起こさなければ何の役にも立たず本当の学問とは言い難い。 学問のすすめは明治時代に書かれたものにも拘らず、現代にも通じることが多く書かれている。 人生とは学びの連続であるが、その"学び"をどのように捉え、人生に役立たせるべきかを教えてくれる1冊だった。 まさに先代の知恵に触れ、「なるほど、このような考え方はしたことがなかった。」と自分にとって気付きを与えてくれるきっかけとなり、納得できる事が多く書かれているため、1万円のお札の顔ともなっている彼の考えに触れたいのであれば読んでおくべき良書。
1投稿日: 2020.04.29
powered by ブクログ政治や教育などに対して、非常に鋭く、かつ端的に切り込んでおり、心に突き刺さるような内容であった。現代にも通じるような学問を修める理由を提示しており、今後の人生の指針となった。しかし、明治時代に書かれたということもあるため、ある程度差し引いて理解しなければならない。
0投稿日: 2020.04.29
powered by ブクログ国力を増し、また個人を更に豊かにするために学問は欠かせないよ。と解く明治時代のベストセラー。 学問は単に勉学に励むだけでなく、政治家の動向や日用品の物流など、幅広い事柄に目を向け、自分なりの考えを身に付けること。 目の前の現状に疑問符をつけられるか。 自分で脳を鍛えた経験、即ち教養が無い人間が身につけた知識には意味が無い。 ハッとさせられた。 学問のすゝめをきっかけに、筆者の主張に批判的な視点を向けられるようになった。いい経験となった。
0投稿日: 2020.04.16
powered by ブクログ今でこそ納得できる言葉ばかりだけど、従来の価値観をばっさりと否定していて、当時の反発は大きかっただろうし、今でも反感を覚える人はいるだろう 昔は政治批判する大人をなんとなく鬱陶しく感じていたけど、自分が大人になってそれが健全だとわかるようになった 日本人は権利意識が薄く、権威に弱く卑屈、上層部は専制的 時代が変わっても根本はあまり変わっていない気もする 社会に帰属する以上、定められたルールは遵守するべきだけど、不満があれば然るべき抗議をする必要がある お上を信じて頼ることは楽だからこそ、そちらに流れてしまわないよう、自立の精神を忘れないでいたい
0投稿日: 2020.03.29
powered by ブクログ天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らずと言えり この本を読む前は税金に対して払うのは当たり前というのを少し忘れてた気がします。 払わなくてはいけないものではなく、払うのは当たり前という意識の差に気づきました。 税理士としてお客様の意識を少しでも変えられるように自分の意識から変えようと思います。
0投稿日: 2020.01.04
powered by ブクログたしか、大学の教授に紹介されて購入した本。 学部生の時に読んだのだが、本棚にあるのが目に入って再読。いや、これは非常に刺さる。定期的に読み返したいと思う1冊。 一番刺さったのが、「独立」と言うワード。私は悪い意味で人の目を気にしすぎてしまう部分があると常々感じているが、それは、価値基準を相手に託していて、自分がその行為に対する善悪や要不要の基準を持っていない(独立できていない)から生じるものだと感じた。自分がそれで良いと自信を持つことができたら、相手の目を必要以上に気にする必要は無いと気づかせてくれた。 実行は難しく、越えなくては行けないハードルはあるが、前向きに生きていこうと思わせてくれる1冊。福澤諭吉のガンガン偏見の入ったディスりも面白くて、意外とサクサク読める。
1投稿日: 2019.12.20
powered by ブクログ今を生きる自分たちは社会に参加しているという意識を持ちにくい。「衣食住を得るだけでは蟻と同じ」、「独立の気概の無い者は、必ず人に頼るようになり、その人を恐れ、へつらうようになる」と言った福澤諭吉の言葉が印象的だった。大きな目標や気概を持つことの大切さを感じた。
0投稿日: 2019.12.04
powered by ブクログこの本はまとめると↓ Q:公平や平等を実現するにはどうすべきか? A:学問をすすめます。 自分には当たり前ですね。としか思えなかった。。 でもこの当たり前を現代の日本人が感じとれるのは福沢のおかげなのかな??
0投稿日: 2019.12.01
powered by ブクログ福沢諭吉の名著「学問のすゝめ」を、今の時代に即した表現で書いた本。 机上で行ういわゆる勉強や読書を勧めるというよりも、徳がある人間になるためにすべきことを解説している。 前半は「国と国民」の関係性など規模の大きな話であるが、「会社と自分」などの身近なものに置き換えて考えることができ、 実生活に役立てたいと思う内容が満載である。 後半はより具体的な指南となっており、学問や仕事への取組み方や考え方を説いている。 ビジネス書として評価されるのも納得できた。
1投稿日: 2019.11.02
powered by ブクログ全然古くさくない。齋藤先生の現代語訳の妙も素晴らしい。福沢諭吉の物事の捉え方も先鋭的。二つあっての傑作になってるような感じがした。
1投稿日: 2019.10.08
powered by ブクログ日本人の誰でも知っている本。しかし意外に読んだことがない分。 今日のきっかけから学問のすすめを読むことになり私も初めて読んだ。 これだけ著名な本である理由がわかった。200年ほど前の世界でこのような思想を持てる福沢先生は特異な存在と言わざるを得ない。現代社会でも十分に通じるような概念が多く入っている。 印象に残った話 ・社会契約説:再度概念や周辺参考文献をあたって理解を深めたい。 ・蟻の弟子:普通の職業につき、家庭を持ち、自立した生活をする。これで満足をするのはアリの弟子でしかない。非常に面白い表現だと感じた。 ・明文の上下関係:再確認 ・敵同士を同じ場所に入れると分かち合うのではないか、と言う発想は一理ある。対話が重要と言う場面が社会生活においても頻出する。 ・人の表情は玄関のようなもの:表情然りキャラクター然りまず相手が接したいと思う人間であるかどうか、これは非常に良い視点 総論:何度でも読み返すべき本と感じた。
0投稿日: 2019.09.08
powered by ブクログ非常に有名な人の書いた本の現代訳。読みやすいですが、1回読んだだけでは理解できていない部分も多いので何度か読み直そうと思います。
0投稿日: 2019.09.05
powered by ブクログ少々難しいところがあったり、耳が痛い内容もありましたが、全体的な印象としては、いい話を聞いた感じでした。内容はほとんど現代にも通じるもので、福沢諭吉の物事の本質を見抜く力に圧倒されます。 この時代に西洋の文化の凄さを認めつつも、すべてを肯定してはいないところが凄いです。 ぜひ今後の人生の参考にしたいです。
1投稿日: 2019.07.27
powered by ブクログ福沢諭吉さんってなんてなんて先見の目をもたれた公平なお人なんだろう、なんでもっと早くによまなかったんだろう。って。孔子の教えにも女子供を低く見ているところなどあり、なんてなんて素晴らしい。
1投稿日: 2019.05.30
powered by ブクログ学問のすすめというタイトルから堅苦しめに学ぶことの意義について説いた本かと思っていたが、実際は現代にも通づるビジネス書であり道徳書だった。 明治に書かれたものとは思えない、今の時代でも十分に通じ習うべき内容が多い。 定期的に読み返して自身の日々の振る舞いや物事の考え方や向き合い方の指南書として持っておきたいと思った。
1投稿日: 2019.05.20
powered by ブクログ天は人の上に人を造らずとその現実を知れる 必読の書。 これを読むまで、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずといへり」という言葉を誤解していた。 福澤諭吉の思想である、学ぶことで人に優劣ができるという考え方は、非常に共感した。今までの生活の差が、現在の他人との差に結びついていると感じ、そこから自分の生活の質を上げていくことができた。 また福澤諭吉は、かなりの思い入れを持って慶應義塾を作ったことを実感した。大学を100%生かしていけるかで人生が大きく変わると体感させられたので、意識して過ごしていきたい。
0投稿日: 2019.04.29
powered by ブクログ軽快で的を得た文章で、飽きることなく最後まで読めました。 学問をすることの意義には、同調することが多すぎて、読みながらわくわくしました。 蟻レベルの~話は、一番衝撃でした。 学問で重要なのは、それを実際に生かすことである。実際に生かせない学問は、学問でないのに等しい。 ひどい政府は愚かな民が作る。 政府とわたりあえる人民となれ。 人間の見識、品格を高めるには、物事のようすを比較して、上を目指し、決して自己満足しないようにすることである。 自分で衣食住を得るのは蟻レベルだ。なのに、世の中には、この蟻レベルで満足している人もいる。 自分の心身の動きを使って達すべき目的を達しないのは、虫けら同然のバカである。 保護と指示とは、究極的には両方とも一緒のものなのだ。また、その範囲はぴたりとして寸分の狂いもあってはならない。 交際の範囲を広くするコツは、関心をさまざまに持ち、あれこれをやってひとところに偏らず、多方面で人と接することにある。 世界の土地は広く、人間の交際はさまざまだから、四、五匹の鮒が井戸の中ですごしているというのとはちょっと趣が違う。 人間のくせに、人間を毛嫌いするのはよろしくない。
0投稿日: 2019.03.30
powered by ブクログうわー、これ現代で出したら間違いなく炎上よ。いや、それは、言い過ぎ。これはどうかな?って反論したくなる部分もあるけど、むむ、た、確かに、、という記述もたくさん。なんというか実家の堅物な父と話している気分に(実際そんな父親はいないけれども) 上手く消化しきれないまま、最後まで読みましたが、最後の斎藤先生の解説でスッキリ。国と個人の距離が近かった福澤先生、きっと率直で熱い人だったのでしょう。尊敬します。
0投稿日: 2019.02.03
powered by ブクログ家にあったので読んでみた。 (多分、娘が課題で買って読んだのが残ってた) 明治初期にこれだけはっきりと指摘したのはすごいことで、今の時代でも通用することが多い。 冒頭の一節はあまりにも有名だが、全体を通して読むとこの著者、本書の凄さがわかる。 現代語訳はわかりやすくて良い。 メモ: 政府と国民は対等で、国民が政府と渡り合えなければ国の独立は保てない。そのために学問が必要。 文明を行うのは民間で、それを保護するのが政府である。 人間たる者はただ自身と家族の衣食を得ただけで満足してはならない。社会的な活動に入り社会の一員として世の中のためにつとめなければならない。 人間最大のわざわいは怨望、その原因は窮。 世話には保護と指図の2つの意味がある。
0投稿日: 2019.02.02
powered by ブクログおそらく多くの人と同じように、僕は「学問のすすめ」の有名な序文だけしか知りませんでした。 「天は人の上に人を造らず。人の下に人を造らず」 という一文です。 お札の肖像画にもなる程の日本を代表する偉人であるのに、歴史の授業で習う以上の事、つまり、業績ではなく、その人となりに関する知識はまったくありませんでした。 明治維新を遂げた日本では、長い徳川幕府の支配から抜けだしたものの、長い知性により、国民の自主性と、主体性が失われており、多くの国民の意識は、従う対象が幕府から明治政府に変わっただけ、という、相変わらずの状態でした。 「学問のすすめ」は、そうした長い間の従順で主体性のない国民の意識を、独立し主体性のある国民に啓蒙しようという目的で書かれた本です。 エッセンスを煮詰めると、著者の主張は以下の内容になります。 ・何かを信じるには、まず「疑い」、「納得」しなければいけない。 ・そして信じるには客観的な「判断力」がいる。 ・「判断力」には「基準」がいる。 ・その「基準」を養うには「学問」がいる。 ・なぜ「知識」と「判断力」が国民に必要なのか? ・国民が愚かであれば、政府はこれを「力を以って統治する」 ・「愚かな民の上には厳しい政府がある」 ・従って、国民は「客」ではなく、国家の「主人」である。 ・「疑い」、「判断」出来る国民で形成されてこそ、国家の独立が成る。 ・独立とは、自分の身を自分で支配して、他人に依存する心がないことを言う。 本書は「現代語訳」ですが、この本を現代語訳にする意味はとても大きいと思います。 なぜなら、やはり古い文体で書かれた文章は、たとえ意味が理解できたとしても、同時代の我々に語りかけてくるような息吹を感じる事は難しいのです。 本書の元来の目的は、学者や知識層に向けたものではなく、「庶民」に向けたものです。 なので、全ての表現が平易で、わかりやすく、生き生きしています。 「現代の目で見ても古くない」というよりも、「人の悩みや価値観は、時代を超えて普遍」という事なのでしょう。 「日本で最初の自己啓発書」と言われているように、語る内容は天下国家の事だけではなく、キャリア形成や、人付き合い、セルフ・コントロール等、今書店に並んでいるような本と変わりがありません。 「自己啓発本」というと、現代では胡散臭い意味合いの本に聞こえますが、長く伝えられる本というのは、普遍的で、揺るぎない価値観を持っていると痛感できました。 ※本書を読むきっかけの一つも、ショーペンハウエルの「価値の定まらぬ新刊に時間を費やすよりも、時代を超えて評価の安定しているマスターピースを読むべきだ」という言葉に感じるところがあったからでした。
0投稿日: 2019.01.17
powered by ブクログさすが一万円札になっただけの人、と言ってしまうとかなり上から目線になってしまうが、率直にそう思った。 まだ江戸時代の価値観が多く残っていたであろう明治の初期に、民にも独立の気概が必要、男尊女卑の批判など現代においてもなお色褪せていない事を説いていたからこそ、今の文明があるのだろう。 現代語訳にした齋藤孝先生も「解説」で述べていたように、昭和初期に福沢諭吉がいたら太平洋戦争は回避できたのではないか、確かにそんなふうに思ってしまう。 そして、現代にいたら今のこの日本を見てどう思うだろうか。 より理解を深めるために再読したい。
1投稿日: 2019.01.05
powered by ブクログ福澤諭吉のベストセラー『学問のすすめ』を斎藤孝さんが原書のリズム感を活かしながら現代語訳した本。 『学問のすすめ』は、明治維新を経て近代国家の道を歩み始めた当時の人々に向けて、学問(実学)を通して独立自尊の精神を持ち、日本を支える国民になることを説いたものを中心に書かれています。 独立自尊の精神を持つことを説いた『学問のすすめ』を一度は読んでみることをオススメします。原書の文語が読みにくいと思った方は、本書のような現代語訳を読んでみるといいと思います。
0投稿日: 2019.01.01
powered by ブクログ普遍的な内容で明治時代に書かれた内容でも現代に通用する内容が多かったです。 1.どの話が印象に残ったか?それはなぜか? ・それぞれの家業を営んで個人的に独立し、家も独立し、国家も独立する(初編p12) ・一身独立して国独立する(第3編p36) →自分のことしか考えておらず自分の働きで国を助けるという発想が無かった。 ・同等というのは現実のあり方が等しいのではなく権理が等しいということ(第2編p25) →つまりチャンスを活かすかどうかで決まるということで、自分はどうか考えさせられた。 ・気風というものに縛られて個人としての働きをしていない(第4編p53) →自分も会社の中での気風というものに気付いているか ・実地で事にあたる経験を持たなければ勇気は決して生まれない(第5編p74) →自分では流されることが多いと感じていたが経験することが少ないからかと気付いた ・政府のすることは国民のすること(第6編p77) →政治の文句ばかり言っていてはいけない。自分が変わらないと何も変わらない。 ・蟻レベルで満足(第9編p119) →その通りでした。レベルが低いことに気付かされました。 ・生きた証を後世の子孫に伝える(第9編p125) →責任重大。自分の人生の目標を見直す必要あり。 ・知恵で戦う相手は外国人(第10編p134) →明治の時代からグローバル視点を持っていたことに驚き。当時の危機感も感じれる。 ・読書・観察・推理・議論・演説(第12編p152) →学んだことはアウトプットしなければいけない ・怨望の原因は「窮」(第13編p167) →自分の後輩、子供の教育の指針にしようと受け取りました。 ・いままで、いま、今後の点検(第14編p183) →仕事の基本の「PDCA」、「問題解決」に繋がる普遍的内容。自分はできているか見直し。 ・学問は判断力を確立するためにある(第15編p193) →判断力の確立はどうやって判断するのか難しい。でも学び続けることが必要なんでしょうね。 ・議論と実行を両立(第16編p208) →議論することで多面的な視点を持つことができる。実行で学んだ事を身につけられる。 ・栄誉や人望は努力して求めるべき(第17編p220) →自分は全く意識していませんでした。人望は求めてみようと思った。 2.本から得た事をどう生かすか? ・著者の目指す学問レベルがかなり高く自分のレベルが低い。国・社会にどう役立つかという視点を意識する。 3.突っ込みどころ ・中国や孔子を何度も批判するのはなぜ? ・かなり読みやすい文章になっていたが原文にどれだけ忠実なのか?確かめたくなった。 ・他人と他人の付き合いでは情愛を基本にはできない(第11編p143) ⇒今の首相が聞いたらどういうでしょう? 4.自分語り ・自己啓発書の要素がたくさん入っている。特に14〜17編は繰り返し見直したい。 ・学ぶか学ばないか、その結果による貧富の差は必ず自分に帰ってくる
0投稿日: 2018.12.30
powered by ブクログvol. 331 最強の生き方指南書!時代を超えて人を変える力がある言葉がここにある。http://www.shirayu.com/letter/2015/000670.html
0投稿日: 2018.12.20
powered by ブクログ1 本を読むだけのではなくて行動を伴ってこそ学問である。 2 一身独立して一国独立する。この言葉を最初に聴いたのは攻殻機動隊というアニメなんですが、これのもとはなんだろうと調べて 学問のすすめ なんだとわかりました。 一身独立して~ の意味は、国が真に独立するために、まずは一人ひとりが立ち上がりましょうという意味だと思います。多分、今の自分は立ち上がる途中の中腰で一番きつい姿勢だと思います。 2019年は大変な一年になりそうなので気を引き締めるという意味で読みました。
0投稿日: 2018.12.16
powered by ブクログどう生きていくかを語る本 素晴らしいの一言に尽きる。最初の一節だけでも教科書などにのせてほしいものだ。 メモして終わらせるのでなく心に刻むために何度も読もう。と考えさせられる本だった
0投稿日: 2018.12.08
powered by ブクログ「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」ではじまる「学問のすすめ」であるが、福沢諭吉が、世の中について思うことを学者として発表したもので、当時の大ベストセラーであったものを訳者がわかりやい現代語訳をしたもの。「福翁自伝」よりかしこまった形で書かれているが、福沢の考えがよくわかる。面白い1冊であった。 「人は生まれた時には、貧富の区別がない。ただ、しっかり学問をして物事をよく知っている者は、社会的地位が高く、豊かな人になり、学ばない人は貧乏で地位の低い人となる、ということだ」p10 「(全国民が国家に頼るとは)目の不自由な人の行列に、手を引いてくれる人がいなくなってしまうようなものである」p37 「(日本が)外国に及ばない点は、「学術」「経済」「法律」の3点である」p49 「西洋人は毎日風呂に入るが、日本人が風呂に入るのは月にわずか1回か2回」p197
0投稿日: 2018.11.13
powered by ブクログこれまで、学問のすすめというタイトルに惑わされていた。有名な言葉はもちろん知っていたが、内容は学問せよということを言っているだけと思っていた。読んでみて、全く違うと思った。これは、人の生き方の指針とでもいうべき本だった。すべての人はこの本を一読し、自分の生き方を振り返ってみたほうが良いと思った。特に、子育てに苦闘している、お母さんに読んでほしいと思った。自分の生きる指針が定まり、子供への影響大と思う。
0投稿日: 2018.11.12
powered by ブクログ福澤諭吉『学問のすすめ 現代語訳』ちくま新書 読了。斎藤孝氏による現代語訳版。政治思想のみならず、現代日本における社会科学の源流がここにある。内容的にも平易であり、法と権利・自由平等の観念を明治初期の日本に広めた功績はやはり大きい。最高額紙幣に諭吉が採用される点、示唆に富むよねw 2010/11/19
0投稿日: 2018.11.06
powered by ブクログなんで今まで読まなかったんだろう。 この一言に尽きます。 過去に書かれた内容なのに今に通ずるものがあり、遠い未来でも通用するのではないでしょうか。 自立した人、そうした人々の代表である政府、全体としての国。すべては一個人に依るのであり、今の政府は今の国民の写し鏡である。ということ。 学び方、国のあり方、コミュニケーションなど今日必要な内容がこもった一冊だと感じました。
5投稿日: 2018.09.22
powered by ブクログ先輩の私物をたまたま譲り受けた一冊。現代語訳版だけど、著者の"快活さ"を損ねておらず、その時代に本当にこの本の内容を国民に伝えたくて書いたことが伝わってきた。また、21世紀を生きる自分にとっても心に刺さるような箇所がいくつもあった。皆平等に権理を有していること、正しい政府と国民の関係を意識すること、日本国民として気概を持つこと、中身のある勉強をすること、などなど。約150年前に書かれた本だけど、人ってなかなか変われないんだなと。"国民皆学"、意味のある勉学に励むことを改めて意識しないとなあと強く感じた。また、勉強が嫌になったら読み返したい。 国の文明は中間(middle-class)から起こる。 もっと頑張りたい。
3投稿日: 2018.06.30
powered by ブクログ難しそうな印象からなんとなく手が伸びなかった「学問のすすめ」。本書では現代語訳されていることからすらすらと読み進むことができた。 天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらずという言葉の裏には、人は学問を為すか為さざるかによって差が出来てくるという強いメッセージを感じる。 生涯学習してこその進歩。
0投稿日: 2018.06.02
powered by ブクログ人生のバイブル。 最初は少し難しく感じるかもしれないが、後半はスラスラ読めてしまった。 多くの人に読んで欲しい一冊。
0投稿日: 2018.05.29
powered by ブクログ人が勉強するのはあたりまえなので、勉強をしましょう という内容。 この勉強は生活に役立つものであればなんでも良い。 とにかく、勉強をして主体的に物事に取り組める人間が良いということを1巻かけて語っている。
0投稿日: 2018.04.09
powered by ブクログ本書は、出版当初に一度読んだので今回再読となる。 司馬遼太郎の「花神」を読んでいたときに、大村益次郎と同じく適塾で緒方洪庵に学んだ人物ではあるけれども、大村とは全く対極的な生き方をした福澤が描かれていたので、近いうちにもう一度この本を読んでみようと考えていた。 福澤諭吉の「学問ノススメ」が当時の人びとの心をつかみ超々ベストセラーとなったほど魅力的な内容であることとともに、今どきの読者の心にストレートに伝わるように、分かりやすい日本語で現代的ニュアンスでもって伝えてくれている斉藤孝氏の現代語訳がセットであるという点が本書の良さであると思う。 強い自身の信念のもと、周囲に媚びることなく、歯に衣着せぬ口調で是々非々を述べる生々しい福沢諭吉の講義が再現されていると感じる。 目次は、ぜひ読後記録として列挙して残しておきたい。 学問には目的がある 人間の権理とは何か 愛国心のあり方 国民の気風が国を作る 国をリードする人材とは 文明社会と法の精神 国民の二つの役目 男女間の不合理、親子間の不条理 よりレベルの高い学問 学問にかかる期待 美しいタテマエに潜む害悪 品格を高める 怨望は最大の悪徳 人生設計の技術 判断力の鍛え方 本書のターゲットは、一般庶民。 これまで学問がなかったために、見えない権力構造にコントロールされ、自らも委縮し続けてきた一般庶民に、明治維新の到来とともに明確になった本当の「平等」の意味を示し、そこを原点として一つひとつ世の中の本来の在り方、基本的な考え方を解き明かしていく。 「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」 この「平等」ということの原点が明確になると、ここまで政治や経済の基本原理も明確になるものか。国家と国民の関係、権利と義務のことをわかりやすく教えてくれる。 平等というなら男女のこともそうだ。現代社会ですらセクハラだの人権問題など誤解があるが、福澤はすでにこの時から女性進出を訴えている。 親子の関係性も当時としては全く革新的なくらい、子どもの権利を尊重し、大人の身勝手を指摘している。 本当の平等の観点からみて、不合理なありさまがあれば、徹底的にこき下ろし、正しい観点を指し示す。 本書は、対象読者は一般庶民だが、実は一般庶民の教育をかねて、当時のエセ学者や、パワハラ権力者に鉄槌を下すということも目的だったのではなかろうか。 ともかく、どの視点で読んだとしても、論調に微塵のブレもなく、すべて明快な結論で結ばれている点で、読後のスッキリ感が心地よい書ではないだろうか。
14投稿日: 2018.03.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
明治になってすぐの時代に福澤諭吉さんはあの赤穂浪士をこの本のなかで「大間違いだ」と言ってます。そもそも浅野内匠頭が、一時の間違いで無礼な態度をとった上野介を、怒りにまかせて斬ろうとしたのがイケナイ。暗殺なんてのは自分の見解で他人の罪を決め、政府の権限を犯して好き勝手に人を殺し、それを恥じないだけでなく、かえって得意になるようなヤツがやることだ。この類の人間は、性質は律儀であっても、物事の道理はわかっておらず、国を憂えることは知っていても、どのように憂えていいのかがわかっていない者である。古今の世界に、暗殺でうまく事をなし、社会の幸福を増やした例などないのだ、と、まぁ、コテンパンです。 もちろん、コテンパンにしておわりではありません。そこから始まります。そうならないために判断力が必要なんだ、そのためには学問がいいよと、赤穂浪士だけではなく、様々な例え話で呼びかけてきます。 人間は自分が思ってるよりもバカなことをしてしまうものだということ、どんな悪人だって、生涯一生懸命悪事だけをやっていこう、と思うものはないだろうということ、衣食住に満足して生まれて死ぬだけの人生ならアリと一緒だ、みんながみんなそうだったら、住んでる村に橋がかかることもなければ船ができることもない、自分の心身を使って、もっと達すべき目的を果たしていこう、次に伝えられる何かを残そう、そのために学ぼう、しっかり学べば世界が広がる、広がった世界には、あなた自身をぐぐっと活かせる道が必ずある、そこまで行け!!そう、強く、心を揺り動かしてくれる本です。
1投稿日: 2018.02.18
powered by ブクログ「学問のすゝめ」の現代語訳。100年以上経っても賢い人が考えていることは変わらないのだなと感じた。「生きていく上で大事なことリスト」的な内容で、どの項目も納得できる。ただ、文章の強弱があまりなく、どこが大切なのかが頭の悪い我々には分かりにくいと思った。
0投稿日: 2018.02.06
powered by ブクログ【本の内容まとめ】 「人は学ばなければなら智はない。智もないものは愚かな人である。」 人間は何もしなければただ愚かなだけであり、人生とは思っている以上に何事もなく終わってしまう。 【内容まとめ】 1.人は学ばなければなら智はない。智もないものは愚かな人である。 2.学問本来の趣旨は、ただ読書にあるのではない。精神の働きにある。 3.人生というものは思いのほかに悪事をなし、思いのほかに愚かな事をやり、思いのほかに事をなさないもの。 【感想】 何の為に学問をするか、その大切さがやや辛口で書かれている名著。 確かに、人は学がなければ愚鈍でしょうもない一生を送る可能性が高いし、人生なんて何事もなく終わってしまうのは書かれてある通り。 また、ただ単に読書を行なうのではなく、それを生活に活かして何かを得ないといけないのも本当に頷ける。 思えば月30冊以上の本を読んで、自分は何を得ることができたのだろうか? 成長しているのだろうか? その本に書かれてある事が落とし込めていないし、何も実践していないし、もちろん血肉にすらなっていない。 これでは自己満足で終わっているだけで、実際には読書をしている時間をドブに捨てているようなものでしかない。 勉強にしても読書にしても、ただイタズラに乱読していてもいけないよなぁ。 しっかりとインプット・アウトプットをしなくちゃいけないし、たまに読み返さないと何にもならん! 「このままではいけない!」という気持ちが掻き立てられる、名著です。 【引用】 「人は学ばなければなら智はない。智もないものは愚かな人である。」 一生懸命にやるべきは、普通の生活に役に立つ実学である。 p22 ・本を読むことだけが学問ではない 文学は学問をするための道具にすぎない。 「論語読みの論語知らず」で終わる →実生活に役立つ「実学」を中心に行わないと、単なる趣味で終わる! p25 見た目は雲泥の差だけれども、その人が生まれつき持っている人権に関しては、まったく同等で軽重の差はない。 権利においては違いがない! →「いち人間」としてのスタートラインは何ら変わらない! p40 ・今川家の滅亡とフランスの独立 駿河の軍勢が蜘蛛の子を散らすように逃げ去って、当時名高かった駿河の今川政府は跡形もなく滅びてしまった。 一方、普仏戦争で皇帝ナポレオンは捕虜になったけれど、フランス人は望みを捨てることなく戦争を続け、和睦に持ち込んだ。 自分自身がお客様のつもりになる今川軍勢、国を思うものが多くて困難を自分の身に引き受けて、自ら自分の国のために戦うフランス軍。 p150 【品格を高める】 ・演説のすすめ スピーチをすることが大切なのは言うまでもない。 p153 学問本来の趣旨は、ただ読書にあるのではない。精神の働きにある。 本を読まなくてはならない。 本を書かなくてはならない。 人と議論しなくてはならない。 人に向かって自分の考えを説明しなくてはならない。 これらの方法を使い尽くして、初めて学問をやっている人と言えるのだ。 p156 ・物事の様子を比較して、上を目指し、決して自己満足しないようにすること。 →こちらの全体とあちらの全体を並べて、それぞれの良いところと悪いところを余さず見なくてはならない! p178 ・多くの人は事の難易度と時間のかかり方を計算しない 将来に長い期限をとって言う時には、大層な事を計画しているようだけれども、期限がだんだん近くなって今日明日と迫ってくるに従って、その計画の経過をはっきりと言えないという事は、結局事を企てるにあたって時間のかかり方を計算に入れない事から生じているのである。 人生というものは、思いのほかに悪事をなし、思いのほかに愚かな事をやり、思いのほかに事をなさないものなのである。 p180 ・棚卸しのすすめ 時々自分の心の中でプラスマイナスの差し引き計算をしてみること。 p190 ・疑った上で判断せよ →文明は疑いが進歩させる。 →信じることには偽りが多く、疑うことには真理が多い。 とは言っても、物事を軽々しく信じていけないのなら、またこれを軽々しく疑うのもいけない。 信じる、疑うということについては、取捨選択のための判断力が必要なのだ。 その判断力を養うのは学問。 p203 孔子も「自分であれこれ考えるのは、学ぶことには及ばない」と言っている。 多くの本を読み、多くの物事に接し、先入観を持たずに鋭く観察し、真実のありかを求めれば、信じること疑うことはたちまち入れ替わって、昨日信じていたことが疑わしくなることもあるだろうし、今日の疑問が明日氷解することもあるだろう。 学問をする者は頑張らないといけない。
15投稿日: 2017.12.22
powered by ブクログ直前に新渡戸稲造の「武士道」を読んでいたので、その違いみたいなのが個人的には面白かった。武士道的な文化に対して新渡戸稲造は共感ベース。福沢諭吉は反感ベースといえばいいのかな。もちろん、時代的なこともある。ほぼ同じ世代だけど、新渡戸稲造のほうがやや後。かなり普遍的な原則。伝え方の感覚としては新渡戸稲造のほうが個人的には好き。内容的には、大事な原則と学ぶということについて開けていていい感じだった。いい感じで読みたい本。「武士道」とセットで読むことで日本人としてバランスがとれると思う。
0投稿日: 2017.12.18
powered by ブクログ文明とは何か? 自由とは何か? 人権とは何か? 法治国家に生きるということはどういうことか? 我々は人間をどのように捉えるべきか? この本は古典でありながら、現代にも色褪せない学びを与えてくれる。 「信じるよりも疑うことに真実は多い。」 未だかつてないほど個々に創造性が求められる現代人としては、この言葉に納得するためだけにもこの本は読む価値がある。
0投稿日: 2017.12.06
powered by ブクログ天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず 有名な言葉 貧しくなりたくなければ勉強しろ!という事。職業に貴賎なしとはまやかし。
0投稿日: 2017.10.27
powered by ブクログ大学に入学する初めに読むべき本と感じた。実生活に役立つ学問を学べという指摘は現代にも通ずることであり、もっと早くに読みたかったと後悔した、という感想。
1投稿日: 2017.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
パワーフレーズ 「物事の様子を比較して、上を目指し、決して自己満足しないようにすることである」 大切なことがいくつも書いてあるが、ただただ我が社のことを考えると耳がいたい。以上
0投稿日: 2017.08.08
powered by ブクログ「論語読みの論語知らず」 本ばかり読んで、実際の生活に役立てないものほど愚かなものはないと思った。 「学問には目的がある」 表面的なことではなく、真剣に疑いをもって学ぼうとする姿勢、学問を人に役立てようという志をもって、日々の生活をおくりたいと思った。
0投稿日: 2017.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「学問のすすめ」の現代語訳ということで原書を読むより楽だが、訳者の主観が全くないとは言い切れない。ただし、訳者の齋藤さんのメディアなどでの言動を見聞きする限りは信頼に値すると思う。また、このようなジャンルの本は鵜呑みではなく、自分の志向を軸にして内容を吟味すればいいので、十分に読む価値はあると思う。 全体の内容としては、明治時代に書かれていながらにして、現代にも十分に通用する。むしろ、明治時代と大して変わっていないのか、逆戻りしているかのように感じる。一部、具体的な学問に関する内容としては、時代遅れな面はあるが、それはない方がおかしいわけで・・・。また、表現は少し攻撃的な面が感じられた。当時はそのくらいの表現ではないと伝わらなかったのかもしれない。現代ではあまりそのような表現は嫌われやすいように思うが、現代でもそのくらいした方が伝わるかもしれない。 「ひどい政府をつくるのは愚かな民である。」 依存するところは依存しておきながら、都合が悪くなると自分の私利私欲のために法律を破ってしまうという記述があった。法律を破らないまでも、私利私欲に走る人間は現代でも多くみられる。私がよく感じるのは日本の災害時の政府への依存性だ。どうにかしてと、政府に頼ってはいるが、まずは自分たちで予防・対策を講じていたのか、自分の胸に手を当てて考えてほしい。 「平等は、現実のあり方が等しいということではなく、権利が等しいということだ」 弱者の多くは、自分の言動を棚に上げ、他人に責任を押し付けることで、自己肯定して、悲観的になる。それが与えられた機会を自ら失う始まりだと思う。 「もし暴力的な政治を避けようとするならば、学問に志して、自分の才能や人間性を高め、政府と同等の地位にのぼらなければならない。」 同等の地位を獲得する必要はないと思いが、民間人や政治家としてなせる力をつける必要はあると思う。 「独立の気概がない者は必ず人に頼ることになる。人に頼るものは必ずその人を恐れることになる。人を恐れるものは必ずその人間をへつらうようになる。」 現代日本人でも、このような人間は多いように感じる。 「人民が無気力がゆえに政治に便が良かった。わざと人民を無知なままにしておき、むりやり従順にしたてることなどを役人も得意としていた。」 その後、第2次大戦前も後も、役人・官僚の生態は変わらない。そうさせているのは、それこそ、国民の無気力さが故だが。 「先祖代々、独立の空気を吸ったことのない町人根性」 現在の日本のビジネスでもこの気質は残っていて、デフレを加速させていると思う。もっと独立心を持って、自分を通すべきだと思う。客を神様扱いにするから、客はのぼせて、売り手は自分の首を絞めることになる。 「国民を束縛して政府がひとり苦労するよりも、国民を開放して苦楽を共にしたほうがいい。」 政府と国民の距離が開きすぎているから、国民も他人事になる。地方自治をもっと促して、国民と行政機関の距離を縮めることから始めたらいいと思う。
0投稿日: 2017.04.22
powered by ブクログ現代でも通ずる内容です。 日本人として、一度は読むべき本ですね。 現代語に訳されてあるので、高校生でも理解できるでしょう。 40代の私が今読んでみて、 もっと若いうちに読んで行動していれば、人生が違っていただろうなぁ… と少し後悔を感じました。
1投稿日: 2017.02.21
powered by ブクログおよそ世の中の物事は、進歩しないものは必ず退歩する。退歩しない者は、必ず進歩する。進歩も退歩もなく、そのままのところに留まる者はありえないのが理屈である。 以上のように、一身の衣食住を得てこれに満足するべきだ、とするならば、人間の生涯はただ生まれて死ぬだけだ。死ぬときには、生まれてくるときと何も変わらない。 信じる、疑うということについては、取捨選択のための判断力が必要なのだ。学問というのは、この判断力を確立するためにあるのではないだろうか。 非常に大きなことからとても細かいことまで、他人の働きに口を出そうとするならば、試しに自分をその働きの立場において、そこで反省して見なければならない。あるいは、職業がまったく違ってその立場になれない、というのであれば、その働きの難しさと重要さを考えればよい。
0投稿日: 2017.02.17
powered by ブクログ源綴ではない現代語訳ではあるけども、三十路を越えて初めて、読んだけども。 一万円札の座に君臨する理由に納得。 これが、発刊当時は、明治の学者ではなく一般のそれも、小学生にも分かりやすく書かれた内容だというのだから驚きだ。 学問なんて、大業なタイトルだが、空理空論が語られるのではなく、まさに実学の指南書。 慶應出身に経営者で、その他の社会貢献活動に携わってる人が多いのもうなづける。 物事を客観的に見る、時代や経済やあらゆるものを見る大局観が物凄い。 明治に書かれたものであるが、そのまま現代にも十二分に適用応用できる内容にも驚愕。それだけ、真理をついているということなのか。 小中高と、何処の誰が作って編集したんだか分からない教科書ってものに、感動なんてしたことは一度足りともないが、顔が見える人物が書いた教科書としては、非常に説得力があるな。
3投稿日: 2017.02.17
powered by ブクログ福沢諭吉の名前は知っているが、作品は知らなかった。近代社会の初めに書かれたという時代背景は文面からも読み取れるものの、人生における本質が記されており今に通じるものだ。学問は受験のための勉強でなく、生活に役立つ実学を積極的に学こと。今、社会で働くものだけでなく、日本の将来を担う子ども達に、教育して言って欲しい本です。
0投稿日: 2017.02.17
powered by ブクログ福沢諭吉のいう「実学」がどういった意味のものなのかよくわかった。 明治初期に、基本的人権、男女平等、学問の意味などを、素晴らしい洞察力で語りかけている。現代にも通じる点もあり。 比喩も面白いものがいろいろとあり、すらすらと読めた。
1投稿日: 2016.09.14
powered by ブクログ欧米列強に、ともすれば飲み込まれ植民地とされるかもしれない。そんな、文明開化まもない日本人によく読まれた本ということだが、そのメッセージの多くは現代でも通用し、心がけなければならないものである。 人間が明治の文明開化から変わっていない、国、国民の成熟度も当時と変わらないから、多く、ああそうだな、と読めてしまうのか。 とにかく、よき国民となるためには…、ということに限らず、生き方に関するヒント(交際、のくだりは改めて大事だと思った)が満載で、おすすめできる一冊です。
1投稿日: 2016.08.21
powered by ブクログ学問のすすめ。 はじめ原文のまま読んだけど文語体でちんぷんかんぷん。 あきらめて現代語訳版を読む。 言わずと知れた福沢諭吉が、明治維新直後に(もとはといえば小学校開設にあたり)基本的人権と機会均等について提言した書。 学ぶ機会を充分に与えられているこの平成の時代に読んでも心にひびく。 なぜ人は勉強をしなくてはならないのか。 なぜ大人は勉強しろとうるさくいうのか、と思っているであろう愚息に読んでほしい本です。 学問なめんなよ、と。 理解できるかなあ、、。
0投稿日: 2016.07.28
powered by ブクログ意識高い人が読む本だと思って敬遠してたけど、自分が卒業した大学の創設者が書いた本だから試しに読んでみた。
0投稿日: 2016.06.30
powered by ブクログ明治初期に発表されたものでありながら現代社会に通じる思想が多くある。学問とは単に知識教養を身に着けるのではなく、徳の高い人間になり、国家の独立・繁栄のためのもの。 まさに「国民皆読の書」といえる。
0投稿日: 2016.06.24
powered by ブクログかなり昔に学問のすすめを読みたくて岩波文庫の本をパラパラ立ち読みしたら、めちゃくちゃ読みづらそうだったので、そっと棚に戻して以来読むことはないと思っていたけど、友達から現代語訳の学問のすすめをもらったので読むことができた。笑 しかもこれ現代語訳してるの斎藤孝なんだね。知らなかった。だからか、読んでる最中に斎藤孝の本なんじゃないかって気がしてきたことが何度か。これは現代風に書いているのか、当時の明治のままのことを言っているのかわからなくなる時があった。 それにしても福澤諭吉は、真に日本のことを考えていてえらいな~。士農工商から四民平等になり、国民としての在り方が変わってきて、その在り方について江戸的なものを打破していこうという考えは当時の人でなかなかいないだろうし、非常に正しいし、今日の日本があるのも明治初期のこういった偉人がベースを作ろうと頑張ってくれたことが大きいと思う。官的なものよりも民間の強化を図るみたいなこととか、当時から言っているのが素晴らしいし、現代の大前研一ってこの当時の慶應義塾みたいな考え方をしているなと思った。 また、福澤諭吉ほど道理を重んじている人間もなかなかいないと思うし、こういった人間ばかりだったら素晴らしい世界になるだろうけど、実際はそんなこともなくて、無能な役人のせいで夢が叶わない時など、考え方を改めたくならないのが不思議。この本読んでいたら、未来にかける思いが三島由紀夫と似ていると思ったし、二人とも国民を過大評価しすぎじゃないかと思う。二人はすごく偉大だし、周りも志高い能力者が多いだろうけど、一般市民はもっとズルかったり、人を見下していたりしょうもないことで張り合ったりっていうネガティブな要素が強くて、国を憂うなんて気持ち微塵も持ち合わせていないと思う。現代を生きている自分からすると、こういった偉人の人たちが、ゆくゆくはこうなるっていう理想の国と現代はだいぶ乖離していると伝えたいくらい。笑 福澤諭吉はとにかく視点が外に向かっていて、外国と日本を常に対比しながら物事を考えている素晴らしい人間だと思うし、明治期にこういう人が日本にいて本当によかったと思う。
0投稿日: 2016.06.23
powered by ブクログさすが福沢諭吉、古い本なのに現在の日本をまさに言い当てているいろんな意味で予言の書 ただ人は昔も今も学問のめんではさほど進化していないということがわかる本
0投稿日: 2016.05.04
powered by ブクログ#読書開始 ・// #読了日 ・2016/3/7(再読) #経緯・目的 ・教科書で有名な言葉のみ習うが、読んだことがなく、現代語訳という読みやすそうな本だったので購入。 ・改めて人に勧める第一の本としているため、再読した。 #達成、感想 ・学問に関するものだけでなく、人としての使命、人生観、人生訓が説かれた本。 ・人間社会を生きる上で必読。 ・ビジネス本、小説などもよいが、まずここから始めるべき。 #オススメ ・人間として全員にオススメ。
0投稿日: 2016.03.08
powered by ブクログ常に学んで、お国のために、何かを成し遂げる、 それが独立するってことなのかな? 難しくて、よく分からんかった
0投稿日: 2015.12.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1.総括 定期的に読み直したい本。 明治の時代に日本の現状を憂い、将来を想い、人々に学問をすることをすすめている。スケールが大きく、自分の意識が一段階引き上げられることを感じた。また、古典となっているだけに、現代の私たちにも通じる、省みなければいけない内容が多かった。揶揄的な表現も多く、福沢諭吉の写真から感じるイメージよりかなり親しみやすい印章を受けた。 2.引用 「西洋のことわざにも、「天は富貴を人に与えるのでなく、人の働きに与える」という言葉がある。つまり、人は生まれたときには、貴賤や貧富の区別はない。ただ、しっかり学問をして物事をよく知っているものは、社会的地位が高く、豊かな人になり、学ばない人は貧乏で地位の低い人となる、ということだ。」 天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。は本書を代表する文章で日本人なら必ず知っているが、その意味を知っている人は意外と少ないのではないか。人は生まれながらに平等であり、天から権理を等しく与えられている。ただし、地位や財力に差が出てくるのは学問をするか否かが要因である。 「自由とわがままの境目というのは、他人の害となることをするかしないかにある。たとえば、自分のお金を使ってすることなら、酒や女遊びにおぼれてやりたい放題やっても、自由であるからかまわない、というように思えるかもしれないけれども、決してそうではない。ある人がやりたい放題やるのは、他の人の悪い手本になって、やがては世の中の空気を乱してしまう。人の教育にも害になるものであるから、浪費したお金はその人のものであっても、その罪は許されないのだ。」 ここまで達観できるだろうか。他人からどう見られているかを常に意識しなければならない。よくある他人に迷惑をかけなければ良い、という考え方の「迷惑」を広く解釈している。 「いまの学生は、これらの人物より文明の遺産を受けて、まさしく進歩の最前線にいるのだから、その進むところに限界を作ってはいけない。いまより数十年後、後の文明の世では、いまわれわれが古人を尊敬するように、そのときの人たちがわれわれの恩恵を感謝するようになっていなくてはならない。 要するに、われわれの仕事というのは、今日この世の中にいて、われわれの生きた証を残して、これを長く後世の子孫に伝えることにある。これは重大な任務である。どうして、数冊の教科書を読み、商人となり職人となり、小役人となり、年に数百程度の金を得て、わずかに妻子を養って満足していられようか。これでは、ただ他人を害さないというだけだ。他人にプラスになるような者ではない。」 ただ衣食住を満たして満足するのは蟻とおなじである。社会にどのような影響を与えて、後世に何を残せるか。仕事の意義、将来の目標というのもこの観点から考えてみたい。 「学問本来の趣旨は、ただ読書にあるのではない。精神の働きにある。この働きを活用して実施に移すには、さまざまな工夫が必要になる。「ヲブセルウェーション(observation)」とは、物事を「観察」することである。「リーゾニング(reasoning)」とは、物事の道理を「推理」して、自分の意見を立てることである。 もちろん、学問の手段はこの二つで尽くされている、というわけではない。なお、このほかに、本を読まなくてはならない。本を書かなくてはならない。人と議論しなくてはならない。人に向かって、自分の考えを説明しなくてはならない。これらの方法を使い尽くして、はじめて学問をやっている人といえるのだ。」 ただ本を読むだけでなく、すべてのことが学問になり得る。要は心構えひとつで変わる。 「人間のくせに、人間を毛嫌いするのはよろしくない。」 本書の締めくくりの言葉である。大きな仕事をするには人望を集める人になる必要があり、活発な知性の働きと正直な心という徳をもつべき。言葉を勉強して、表情・見た目を快くして、人と交際する。色々な人がいるが鬼でも蛇でもない、恐れたり遠慮せず、多方面の人と接するべき。。十人に会って偶然ひとりに当たったならば、二十人と会えば偶然ふたりを得るだろう。人望や栄誉などの話はおいておくにしても、今日、世間に知人友人が多いのは、さし当たって便利ではないか。
0投稿日: 2015.12.09
powered by ブクログ1万円札の顔にもなり、慶応創立もした学問の神様福沢諭吉。その思想に触れられる。これは誰もが一度は読むべき良書。
0投稿日: 2015.11.21
powered by ブクログ全てはあなたがちゃんとしていないから、いけないのだ。というメッセージ調に聞こえたのが、やる気を削がれた...。 ・知があれば、愚かな人にはならない。だから、学べばよい。その学びは誰に対しても平等に用意されている。 ・自由とわがままの境目は、他人の害となることをするかしないかにある。もし、お金があって、酒におぼれたり、女遊びをするというのは、自由に思われるかもしれないが、それが世の中の雰囲気をつくるのであれば、他人に害を与えていることになる。 ・独立の気概がないものは、必ず人に頼ることになる。人に頼るものは、必ずその人を恐れることになる。人を恐れるものは、必ずその人間にへつらうようになる。常に人を恐れ、へつらうものは、だんだんとそれに慣れ、面の皮だけがどんどんと熱くなり、恥じるべきことを恥じず、論じるべきことを論じず、人を見ればただ卑屈になるばかりとなる。いわゆる「習い性となる」というのはこのことで、習慣となってしまったことは容易に改められない。 ×世のんかあに、何がうまい商売かといって、税金を払って政府の保護を買うほど安いものはない。 ・ほかのだらしない人に比べて、ちゃんと生活していることに慢心してはいけない。後から来るものは、先人たちを超えるのが決まりごとなのだ。ただきちんと生活してしっかり勉強することくらいで、障害の仕事と言えるだろうか。考えの足りないこと、はなはだしい。 ・社会において最大の害は「ねたみ」である。他人の様子をみて自分に不平をいだき、自分のことを反省もせずに他人に多くを求める。その不平を解消して満足する方法は、自分に特になることではなく、他人に害を与えることにある。 ・にんげんが世の中を渡っていく様子をみると、自分で思っている以上に案外悪いことをし、愚かなことをし、自分で目指しているよりも案外成功しないものである。 ・「功を評価して志を評価しない」とは「実際の仕事のようすによってものを与えるべきであり、心ではなんと思っていようとも、形のない心の在り方を称賛してはならない」。議論と実践とは、少しも齟齬ないよう、間違いなくバランスをとらなければならないのだ。 ・他人の働きに口を出すならば、試しに自分をその働きの立場において、そこで反省してみなければいけない。 ・「道同じからざれば、相与(あいとも)に謀らず(道が異なるものとは、互いに相談できない)」 論語 偶然に会った人物と生涯の親友になったものがいるのではないか?10人にあって偶然に一人が当たったならば、20人と会えば偶然に二人を得るだろう。 交際の範囲を広くするコツは、関心を様々に持ち、あれこれやってひとところに偏らず、多方面で人と接すること。共に食事をしたり、お茶を飲むでもよい。身体が丈夫ならば、腕相撲、脚相撲も、座興として交際の助けになるだろう。
0投稿日: 2015.11.03
powered by ブクログ--読書メモ2015/10/17-- ・現代日本人の考えの原点 ・非常に合理的な論調 ・実社会に入り、行動することが学び(本を読むだけではダメ)
0投稿日: 2015.10.17
powered by ブクログ私自身合理主義的考え方は好きである、明白だからだ。迷信や封建には意味のないことが多く含まれる。清々しい。 しかし、努力すれば報われると書き綴っているのはやはり教育者の立場のからだと感じた。今の日本では無学のものは少ない、競争社会で努力した結果、運や家柄、コネ、で負けた人達の救いはどうなるのだろうか。頑張ってないからだとはいえない。
0投稿日: 2015.10.08
powered by ブクログ言わずと知れた、福沢諭吉の『学問のすすめ』。 一度は読んでみようと思っていたところ、齋藤孝さんの訳書があることを知って、さっそく読んでみた。 読みごたえは抜群。 現代訳をしているとはいえ、ページ数からすると読了するまでに、いつもより多少時間がかかった。(いつもより時間をかけたと言いたいけど) 『学問のすすめ』といえば、「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という一節が有名だが、そのあとに続く内容にはあまり触れられることもないし、知られていない。 その続きを含めて訳すと、 天が人を生み出すに当たって、みな同じ権利をもち、生まれによる身分の上下はないにも関わらず、人間社会を見渡してみると、賢い人も愚かな人もおり、貧しい人も裕福な人もいる、社会的に地位の高い人も低い人もいる。 どうしてこういう雲泥の差ができるのだろうか。 それは学ぶか学ばないかによってできるものだ。 という内容が書かれている。 当時、中津藩士だった福沢諭吉が、中津藩内の啓蒙活動のひとつとして書いた『学問のすすめ』を中津藩だけに留まらせるにはもったいないということで、全国に広がり、全17編ある分冊は合本し一冊の本として出版された。 当時で初編の発行から合本の翌年までの9年間で70万冊も売れ、大ベストセラーになった。 当時の人の学問に対する熱意と識字力の高さに驚く。 開国から間もない時期であり、海外の文化や裕福さに触れはじめた日本人が、ただ勉強をして賢くなるということを目指したのではなく、どうすれば国や個人が独立を保ち、植民地化を防いで近代化できるか、経済が回り幸せな生き方ができるのかを国をあげて考え実行している時期に合致したものだった。 本文中には、国内で人気の高い『忠臣蔵』の赤穂浪士を暗殺者としてバッサリと切ったり、漢学者は知識があるだけで実益がなく、禅宗もただぼーっとしていて社会の役にたたないとか、宗教による改革や戦争を非難し、西洋人の国力を認めつつも無駄遣いや無礼を皮肉し、ファンの多かった貝原益軒をぼろかすに言うなど、沈黙を守り通したり、知識をひけらかしたり、自分の身を守ろうとする保身は一切なく、いいところは学び、人気があっても悪いところは非難する一貫性が気持ちのよさを感じた。 啓蒙思想家に留まらず、大学と塾を合わせた経営モデルを生み出し、経営者としても名高く、壱萬円札の肖像としても身近な近代日本のリーダーのベストセラー、原文を読むのは躊躇われるとしても、訳書から多くのことを学びとることができる、ぜひ日本人なら若いうちに一度は読んでみてほしい一冊だった。
0投稿日: 2015.10.05
powered by ブクログ近所の書店でたくさん平積みされてて思わず手にとってペラペラめくって見てたら、読みやすく、かつ、ビジネス書的内容に思われたので思わず完読。 内容的には全く古さを感じませんでした。広くたくさんの人に読んでもらいたい本と思います。
0投稿日: 2015.09.26
powered by ブクログ原本は手をつけたことがないが、 現代語に訳した本書はまったく現代にも通じる必読の書といってもよい内容だった。 本質はそうそう変わらないということと、福沢諭吉の先見性が見事なものであるという証左か。
0投稿日: 2015.09.18
powered by ブクログ本書の中で「実際に生かせない学問は、学問でないのに等しい。」「学問本来の趣旨は、ただ読書にあるのではない。精神の働きである。」とあるが、知識を吸収する事に集中して実際に活用する事を疎かにしてしまう事はだれしも経験するように思える。 読書や論文、web等を通して知見を持ちながら、それを交換して「内側と外側の両面」に学問を広げていく事が重要であると再確認した。
1投稿日: 2015.09.06
powered by ブクログ会社の上司に借りた本。 ・学問とは物事を判断する基準になる ・不満を言うのではなく、より良くしていくための議論をすべき このふたつが良いなと思った。
0投稿日: 2015.09.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
天は人の上に人を造らずという言葉ばかりが有名で そのあとにどう続くのか、ということが残念ながらあまり知られていないと思う。 自分も読んだことがなかったので、現代語訳でも兎に角まず読んでみよう と思い手にとって見た。 書かれた時代をあまり感じさせず、あまりにも現代にも当てはまる内容で 少なからず驚いた。 よく言われる『天は~』の言葉やタイトルから想像するよりも なかなかシニカルでシビアな内容で興味深かった。 何かを注意された人間が「おまえに迷惑はかけていない」と言い返す というのは時々見かける光景ではないかと思うが そうではなく、ある人がやりたい放題やるのは、他の人の悪い手本になり やがては世の中の空気を乱してしまう。 人の教育にも害にもなり、その罪は許されない と断定されていて唸らされた。 何かと西洋諸国から遅れをとり卑屈になりそうなところだが 同じ人間なのだから ”こちらで余っているものは向こうに渡し、向こうで余っているものはこちらにもらう。 お互いに教え学びあい、恥じることもいばることもない。 お互いに便利がいいようにし、お互いの幸福を祈る。” と書かれてあるところも面白かった。 学問が無い国民は哀れとする理由も、 知恵がないと恥を知らず無知ゆえに貧乏になり、自分の身を反省せず他者を恨み ひどくなると集団で乱暴を働くからだとする。 ”世の中の法律を便りにして、身の安全を保って社会生活をしているにもかかわらず、 依存するところは依存しておきながら、 都合が悪くなると自分の私利私欲のために法律を破ってしまうやつがいる。 矛盾していないだろうか。” まるで現代の人間のことを言われているかのようだ。 政治批判もよく行われるが ”政府へこの国をまかせて、校務を取り扱わせる約束をして、 損得ともに引き受けることになっているのだから、 ただ金を損したときだけ、役人の不手際をあれこれ議論してはいけない。 人民たるもの、普段からよく気をつけて、 政府の処置を見て安心できないということがあれば、 その旨親切に知らせて、遠慮なく、穏やかに議論すべきである。" これも現代に当てはまるだろう。 口汚く罵り品のないプラカードを持ってデモで練り歩く癖、 依存はしているというのは現代社会に生きる人間にもそのまま言えることだ。 間違いは間違いとばっさり切り捨て、 衣食住を自分で賄うことは勿論だが、それが出来たからと言って 動物に負けていないだけであって、世の中を変えることをしなければ 人間のつとめを果たしたとはいえない とする。 "われわれの仕事というのは、今日この世の中にいて、われわれの生きた証を残して、これを長く後世の子孫に伝えることにある。" 今一度襟を正して、人として生きていきたいと思った。
0投稿日: 2015.07.28日本人なら必読の書です。
人間のくせに人間を嫌いになってはいけない。交友関係を広げ、他人を理解し、自分を理解してもらおう。 人間は自分の力でお金を稼ぎ、家族を支えていくだけではなく。社会に貢献していかないといけない。その為には学問を身に着けなければいけない。 学んだコトは応用していないといけない。 語り口も痛快で、歴史的な偉人も時にはバッサリと斬ってしまう。読めば福沢諭吉のファンになります。
5投稿日: 2015.07.22
powered by ブクログ学問のすすめの斎藤孝氏による現代語訳版 ”天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず。” 内容的には歴史的な時代背景が異なるため、 現代においては合わない部分もありますが。 論理展開、文章の構造化、具体化、流れ勢い は非常にためになる内容であるように思います。 また、現代においても、学びの重要性。人としての あり方。物事の捉え方などについては福沢の言わんと していることは重要なことではないかと思います。
0投稿日: 2015.07.14
powered by ブクログ福澤諭吉の「学問のすすめ」を齋藤孝氏が現代誤訳した本になります。 福澤諭吉といえば、慶応義塾を開いた人といったイメージしかあいませんでしたが、偉大な思想家だったことが分かります。 なぜ学問が必要なのか? を基本テーマにしていますが、学問の意味よりも、 学ばなければ将来はない。 日本は学ぶことでしか将来を守ることができないとう危機感を感じます。 当時の時代背景を考えると切迫した状況だったのだと想像できます。 当時の日本の立ち位置を踏まえ、古今東西の思想や社会の在りようについて、実務、実利の観点から独自の判断を述べています。 過去の偉大な思想家をばっさり切り捨てる件も気持ち良く感じます。 訳者は現在のビジネスにも通用するビジネス書だと述べていますが、福澤の合理的な考え方が当時の日本人の中でずば抜けていた証拠です。 時代背景などは違いますが、読めば刺激を受けますし、役に立つ内容も多いと思います。 一読の価値がある良書です。
0投稿日: 2015.07.07
