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新装版 ソフィーの世界 上
新装版 ソフィーの世界 上
ヨースタイン・ゴルデル、須田朗、池田香代子/NHK出版
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総合評価

39件)
3.7
11
6
17
1
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    哲学ファンタジー。 哲学の歴史を、先生と生徒のやり取りの形で紐解いていく。 どうしても小難しい内容になりがちな哲学系の書籍。 その中では読みやすい部類かと思うが、それでもやっぱり難しい。 終盤、対話形式になってからは幾分読み進めやすくなった。 少々ミステリーちっくな要素があり、それがよい緩衝材になっている。

    0
    投稿日: 2025.08.23
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    学生の時以来の再読です 久しぶりに読みましたが相変わらずわかりやすくて面白いなぁと感じました 哲学について全く知識がない人でもすんなり読むことができると思います むしろ全く知識がない人の方が楽しめるまであるかもしれません ミステリ要素もあるので物語としても楽しめます 多くの日本人がうっすら抱いている宗教への嫌悪感について、本作を読むと違った見方ができるようになるかもしれません 宗教と哲学は切っても切れない仲なのだということを教えてくれます 下巻もこのまま読みます! ❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀ いま、ふたたび自分の存在を問い直すときがきた 14歳の少女ソフィーのもとに見知らぬ人物から届いた手紙。そこにはたった1行「あなたはだれ?」とだけ書かれていた……。本書が発行された1995年、日本では阪神・淡路大震災と地下鉄サリン事件が相次いで発生し、人々は命の価値と自らの存在意義を模索した。そしていま、未曾有の災害が日本を襲った。「哲学」は私たちの生きる道を照らすためにある。世界50か国1500万人超が読んだ名作が、著者の新たなメッセージを加えて再登場!

    8
    投稿日: 2025.06.10
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    哲学の歴史を題材にしたフィクション小説。 情景を想像しながら、感情の動きも想像しながら、哲学の考え方も想像しながら、っていう感じ。 話のストーリーに吸い込まれるように読み進めていくと、哲学の歴史、流れを少しずつ理解していくことができるけど、どれが正解ということもなく、実態がないという世界観。 そもそも存在するのか存在しないかということも考えさせられるような話で引き込まれるストーリーは面白かった。

    0
    投稿日: 2025.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    神話の時代からバークリまでの哲学史を物語調で説明されており、また、文体も平易なため、難解そうな哲学の内容も分かりやすく理解できた。

    0
    投稿日: 2025.01.13
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    今、「自分自身で考えて導き出した/確立したこと」だと思っている知恵や思想や価値観が、実は2000年前から脈々と受け継がれ形成されたものに過ぎないということを、壮大な哲学史をめぐるソフィーとアルベルトとの会話を通して思い知らされる作品です。 また哲学史を社会的背景とともに俯瞰することで、社会上「当たり前」と思っていることが、実はわずかこの100〜200年の間に生まれたものに過ぎない、といったことにも気づかせてくれます。こうして今の時代や常識を相対化して捉えることは、つい短期的な論点に縮こまりやすい私たちにとってとても大切な視点だと感じました。 それにしても、イギリス経験主義者について語り合う終盤に、14歳のソフィーが「もしもわたしが自分で哲学をつくるとしたら、おおごとなの。だって、今までに聞いたどの哲学ともちがっている」と、その後に語り出したことには、鳥肌が立ちました。いくつであっても、自分なりに哲学をすることはできるんだよと、そう言われたような気がします。子どもにも中学生になる頃におすすめしようと思います。

    0
    投稿日: 2024.11.04
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    以前読んだけれど、内容を思い出せなくなっていたので再読。 哲学という分野がどう発展してきたのかを、ざらーっとさらえる。入り口でパンフレットを読む感覚で、全てを理解はできない。 哲学は宗教と密接に関わってきたと感じて、途中少し疲れて嫌気がさす感覚がある。 でも、読み進めたくなるから不思議。

    0
    投稿日: 2024.11.01
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    オーディブル 30年ほど前、父が読んでいたこの本を興味なく眺めていたのを覚えている。 最近、哲学の本が好きという人に会い、私も何か読んでみたいと比較的やさしそうなこの本に手をつけた。 哲学には縁がなさそうに見えた父が、なぜこの本を読んでいたのだろうと読みながら考えたが、きっと今の私と同じだろうと思い当たった。それまで興味がなかったし、流行っていたから入門書を読んだだけなのだろう。今度父に会ったら、実のところを聞いてみたい

    0
    投稿日: 2024.10.21
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    不思議な手紙から始まる哲学史をめぐるミステリー本 昔ベストセラーの本と気になり読んでみた。 少女に哲学史を通じて、哲学を考えてもらえるようになっていて面白い。 ただ、結構色んな哲学史入門で読んでた復習的になってしまった。 あと、ミステリー調になってるので、その分哲学史を楽しめばいいのか、ミステリー楽しめば良いのか感じ方が中途半端になってしまった気がする。 哲学とか、自分とかに思いを巡らせるという意味では面白い本だと思った。

    0
    投稿日: 2024.09.18
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    児童文学×哲学。 哲学入門にはちょうど良い。 ヘレニズムのストア哲学、エピクロス主義が好み。 プラトンの考え方は斬新。 時間を置いて再読したくなる本。

    2
    投稿日: 2023.11.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    哲学の歴史を学びながら、不思議なことに巻き込まれていく少女ソフィーの物語。 噛み砕いて教えてくれる先生の説明は、哲学初心者の私でも分かりやすい。知識として定着させる前段階の、興味を持って自分の頭で考えることや、人の体温を感じるような哲学に直接触れられる点が良かった。ソフィーは先生の話についていけているようだったけれど、じっくり腰を据えて考える必要のある事柄も多くあった。 先生も含め、ソフィーを取り巻く出来事は不可解で不安を掻き立てられる。上巻の最後は、人間を弄ぶ神の存在が示唆されてSFホラーの様相だった。

    1
    投稿日: 2023.09.22
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    哲学の歴史についてストーリー性を持たせて流れるように読みながら学習もできる素晴らしい本。いつか時間があったら読み返してみたい。

    1
    投稿日: 2023.08.03
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    ノルウェーの少女と一緒に古代ギリシャからの西洋哲学の流れを学べる。一冊目としてはとっつきにくいかもわからないが、他の哲学入門書を読んだあとであれば、各哲学者の思想が整理されて理解が深まる。繰り返し読みたい本。

    1
    投稿日: 2022.10.27
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    15歳の少女ソフィーがある哲学者と出会い、自らの存在の謎を解いていく話。ファンタジーの物語と、初心者向けの哲学講座がミックスされた本である。少年少女に話しかけるようにヨーロッパの哲学史をわかりやすく説明してくれているため、どの世代でも楽しめる内容ではないだろうか。昔読んだ本だが、新装版が出たということで久しぶりに手に取ってみると、まったく内容を忘れていた。初めて読むように楽しませてもらった。

    8
    投稿日: 2022.10.06
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    サスペンスミステリー調のストーリーにも引き込まれることはもちろん、ソフィーに対する哲学講義が非常に筋道だってて哲学の系譜があらあらっと理解増しました。 序章で哲学者とは白兎の毛の先っぽで踏ん張り奮闘する知的好奇心オバケなんていう、哲学者の心得みたいなところから始まり、まだ手をつけていなかった自然哲学者から古代ギリシャ三代哲学者なんかをさらってくれて(プラトンのイデアとアリストテレスの経験主義的な対比なんかも)、18世紀イギリス経験主義まで駆け抜けてくれてます。個々の哲学者の思想と、前時代とのつながりを拾ってくれてるので、体系だった学習としても最適ではないでしょうか。 ソフィーの気だるいツッコミなんかもちょうど良いアクセントになるし、北欧だからか全体的に重苦しい雰囲気も哲学のテーマにマッチしてて、児童書のようですがおじさんにも良い負荷をかけてくれます。後半からのストーリー展開気になる、これハッピーエンドするんかな?

    1
    投稿日: 2022.04.16
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    学生の時以来再読。概念の話ばかりで今回も自分には難解だった。ただ、哲学の歴史が古代ローマから始まり、中世ではあまり進展がなく推移し、ルネッサンス以降開花し科学の進歩と共に進んで行く過程が面白かった。下巻も読みたいが、少し経ってからにしたい。

    0
    投稿日: 2022.02.23
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    物語形式で哲学の成り立ち、成熟の過程を歴史に沿って学びたい人に最適なのかな? 僕は哲学の概念や歴史は、それのみにフォーカス(抽出)した本の方が読みやすい。物語的な部分がノイズというか、面倒くさいのだ。この本ではないけど、大河ドラマなどは時に史実より物語(ドラマ)性を重視してしまうことがあるので、知識として蓄積させるにはその部分を取り除く必要がある。それが面倒なのだ。 この本はその物語性の中に「謎解き(ミステリー要素)」を仕込ませているので、最後まで読まずにいられないという意味で哲学の入り口として語られるのだろう。

    0
    投稿日: 2022.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    哲学の歴史を14歳の女の子を通して学べた。 パラレルワールドはネバーエンディングストーリーみたいだった。 初版時、話題になったけれど、絵が怖くて読めなかった。 大きさは上下巻分かれている方が持ち運びやすく良いと思う。

    0
    投稿日: 2021.08.22
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    最初の30ページくらいまでは我慢がいるが、その後は面白い! 哲学は文系のもの、と思っていたけど科学から始まっているんだな。 西洋哲学史がしっかりと解説されながらも物語としても面白く、何より「問いを立てる」姿勢の重要性が伝わるのが良い。 この本が流行った頃は高校生だった。 当時は興味なかったけど、思春期に読んでおけば良かったなぁ。 娘が15歳になったら、薦めたいと思う。

    0
    投稿日: 2021.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    哲学を少々学んでから再読。ミステリー要素もあり、物語のキーとして哲学がうまく機能しており、哲学を理解することで物語や謎を解いていくような感覚がしました。 ヒルデとアルベルト、そしてソフィー。哲学とミステリーという観点で下巻も楽しみになる上巻だと思います。上巻はソクラテス、プラトン、アリストテレス、ロック、ヒュームの部分が個人的には特に面白かったです。 上巻を読んだ後だと、"ソフィーの世界"の中で、クナーグ=神、ヒルデ=天使、ソフィー=天使の幻視の中にある神の母性??という謎で終わる。

    0
    投稿日: 2021.03.05
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    大学の授業で使用して上読み切りました。ソフィー、ヒルデ、この本を読んでいる自分など様々な視点から読むと面白いかも。難しく考えがちな哲学を分かりやすく丁寧に説明してくれます。 ただヒルデの父親がうざい。(伝われ)

    1
    投稿日: 2021.01.21
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    哲学の話は興味深いものもあったり、眠くなったりとある。 教科書で出てきた人物とか、聞いたことある名前の人とかの事が書かれてて興味はあった。だけどやっぱり難しい。。 ソフィーの話は面白く続きが気になる。

    0
    投稿日: 2020.07.12
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    哲学は難しいもの、と漠然と感じていたけれど、この本を読んで、もっともっと身近なもので、私たちが日々何かを考えたり感じたりするのとおなじように昔の人が1人で、あるいはたくさんの人と考え、感じたことであると知れた。哲学ってどういうものだろう、ということはかなり分かりやすく、すっと理解出来たけれど、でもやっぱり自分の中に落とし込むにはもう少し自分の頭で考えたい、と思ったのが読み終わってからの1番の感想。何年かしてもっと世界の見方が変わってから読み返したい。

    3
    投稿日: 2020.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本のいいとこは、西洋哲学史のお勉強感なく読める点だとおもう。主人公の15歳の少女(ソフィー)の視点から、彼女の日常を織り交ぜて、不思議な手紙を通じて物語が進んで行くので、読みやすかった。この本では、古代ギリシャ〜中世〜ルネサンスの哲学者たちが、自分たちを取り巻く世界がどのように生まれたのか?自分たちはどう生きるべきか?を問い続けている様子が描かれていた。哲学者たちの生きた時代背景、哲学者たちの考えと、そして、後世に与えた影響が説明されていた。筆者が伝えたかった点は、哲学者たちの問いが、現代の我々にも通じる問いであり、それを知ることは意義のあることだってことだとおもう。一般的に歴史は積み重ねであり、同じ過ちを繰り返さずに、よりよく生きるためには、昔の人が考えてきたことを知ることは、重要だからだとおもう。

    0
    投稿日: 2020.01.08
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    哲学の思想について物語の中で楽しくわかると思いきや、哲学そのまますぎて難しくて断念。 だいぶ噛み砕いてはいるんやろうけど、物語の筋がほとんどないんじゃないかと思った…。 我慢して読み進めていけば展開があるんかもしれんけど、面白くないから先を読む気になれなかった。 他の人のレビューを見て、小説やと思って読むより、小説風哲学の入門書という感じで読めば違和感なかったかもと思った…。

    0
    投稿日: 2019.06.23
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    初版本を読んだ当時は高校生。 全く意味不明だったが、それから20年経った今ならと思い再読。 かつてよりも遥かによく理解することが出来た。それでも難しいところは難しい。 デカルトあたりで振り落とされそうになった。 物語パートにあまり興味は惹かれないが、教養あるいは歴史書として秀逸。 なんにせよ、自分の確かな知識として体得するためには繰り返し読む必要があるというのはよく分かる。長い付き合いになりそう。

    0
    投稿日: 2016.07.16
  • ファンタジーを通して、深く物事を考える体験ができます

    数年前にベストセラーとなった本が電子書籍となりました。 ものがたり(ファンタジー)なのですが、その背後に西洋の哲学の知恵がちりばめられています。 知らず知らず深く物事を考える力がつくことでしょう。

    0
    投稿日: 2016.01.30
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    哲学とは何かを語るとき、手品の話が出てきたのがとても興味深かった。 自分は中学の時、手品に熱中していた。 そして高校、大学では哲学に興味を持った。 一見何の関わりもないように思える自分の行動に、実はつがりがあるのかもしれないと思い、興奮した。

    0
    投稿日: 2014.09.24
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    とても、面白かった。哲学の入門書。もっと早くこの本と出会ってれば、様々な事を理解出来たかもしれない。概念的な話なので、再読の必要あり。紀元前から始まる哲学ドラマ。過去から現在までにこんなにも考えてる人がいて、そんなに長い歴史があるとは、考えたこともなかった。

    0
    投稿日: 2014.06.09
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    1/16 悩んでる時に、ふと手にとって読んで見た。 なんだろうな、知る喜び、考える喜び、同時に、生きる喜びを思い出した。あらゆる束縛から解放され、なんで?って考えることが楽しくなった。

    0
    投稿日: 2014.01.16
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    世界で一番やさしい哲学の本。小説仕立てで、哲学の誕生から現代までの哲学史を学ぶ。 大きな本屋さんで目があって購入してから、少しずつ読んでいる。まずは上巻読了。 哲学の先生が14歳の少女に語りかけるように書かれているので、堅苦しくなく読める。 読みはじめの方はわかりやすいように感じたが、次々と新しい哲学者の名前や思想が出てくると、よく理解できずになんとなくで読んでしまった。哲学は、宗教学、科学、物理学など様々な学問と繋がりがあるのだという、ざっくりしたところはわかった。 この本だけで哲学史を理解するのは少し厳しい。端的にさらっと哲学史が書かれてるような本を副読本にしたい。 下巻は現代に近づくので、もう少し読みやすくなると期待。 因みに、日本語訳自体は読みやすい。『夜と霧』の池田香代子氏訳。 ☆あらすじ☆ いま、ふたたび自分の存在を問い直すときがきた 14歳の少女ソフィーのもとに見知らぬ人物から届いた手紙。そこにはたった1行「あなたはだれ?」 とだけ書かれていた……。本書が発行された1995年、日本では阪神・淡路大震災と地下鉄サリン事件が相次いで発生し、人々は命の価値と自らの存在意義を模索した。そしていま、未曾有の災害が日本を襲った。「哲学」は私たちの生きる道を照らすためにある。世界50か国1500万人超が読んだ名作が、著者の新たなメッセージを加えて再登場!

    0
    投稿日: 2013.06.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

     人間として生きる上で重要なことは、つねに、物事を理解しようとすることと、その理由を追い求めることです。単純なことばですが「なぜ?」は、宗教、哲学、そして科学のすべての基盤になるものです。  私たちは、命がとても尊いものであり、しかもはかないものであるということを認識し、人間には自然の力をコントロールする力などないのだと認めなければならないでしょう。世界のすべての人々が、命に対してこれまでよりもすこし謙虚になるべきでしょう。  悲観しすぎるのも、何も考えない楽観主義も世界を前進させることはありません。けれども、悲観と楽観のあいだにはいつも三番めの範疇があります。それは「希望」です。希望はよりよい方向に進むための行動と努力を生みだすのです。

    0
    投稿日: 2013.06.06
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    古代からの哲学についてソフィーという少女に哲学者が教えるという物語調の本 内容的には難しい哲学の話のはずだが少女に教えるように書いてあること、また対話になっているのでわかりやすいと感じた。 世界史で出てきた人物が多数でてきた。

    0
    投稿日: 2013.02.05
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    哲学史と小説を融合した一冊。 ある日主人公のもとに不思議な手紙が届く。 そこには哲学の世界へと導く教えがたくさん詰まっていた。 初哲学に関する書だったのですが…難しい。 かなりわかりやすくまとめてあるのはわかるのですが。 今後折に触れて読んで、いつか理解できる日がくるといいな。

    0
    投稿日: 2013.01.10
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    絶対的オススメ本! 高校生(?)のころに出会えてヨカッタと、感謝感謝。 哲学はなくたって生きてけるけど、考える力を身に付けるなら、イイ教本になってくれる、そーゆー一冊です。

    0
    投稿日: 2013.01.07
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    実は2回目。ただしもう10年以上も昔のこと。96年か97年ごろだった。なんと分かりやすい哲学のガイドだと驚いた記憶がある。再読してみたがまずもって個別の内容も隠れたストーリーも記憶がとぎれとぎれで、薄れていたのが、我ながら残念。しかしおかげで新鮮な気持ちで読むことができた。西洋古典原点はギリシアにあるのは、神話を否定し、現実を直視したのがギリシア人だったから。それをやってのけたおかげで思考が開けたのだ。科学と哲学は切っても切れない関係にあるのも、自然現象を神のせずに、解明しようと挑んだから。知の体系がギリシャからスタートする。そしてヘレニズム、中世、ルネサンス、デカルト、スピノザ、ロック、ヒュームと知の階段を登っていく。

    0
    投稿日: 2012.10.30
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    小説として読むとおもろない。 ソフィーがそこはかとなくスレてるのがなんともがっかり。 下巻に期待。

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    投稿日: 2012.08.02
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    全世界でベストセラーとなった哲学書。 人類が方向性を見失っている現代、哲学の必要性を見出せるのでは、と読み始めた一冊。(新装版から上下2冊に分かれている) 謎の一通の手紙から、メルヘンな雰囲気で始まる冒頭、次々と哲学について学んでいく。前編にあたる本書は、古代ギリシア哲学から近代哲学、現代哲学までの哲学概念を辿っていく。少々教科書のように学問的であるが、後編への下準備と思って暫し我慢を。

    0
    投稿日: 2012.05.06
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    1990年代から世界42カ国で出版され、累計1200万部突破している有名な本。 当時『世界で一番やさしい哲学の本』と称された通りファンタジーの話の中に哲学の歴史を分かりやすく織り交ぜてあり読みやすい内容となっている。

    0
    投稿日: 2012.03.04
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    持ち運びやすいサイズになって新登場! 高校時代に図書館で何度も手に取り、何度も戻し、結局読んだ事のなかった一冊。 よみやすい方だとは思うのですが、手紙のやり取りが長く、読んでいるうちに前の物を忘れてしまうので、 ツチヤ先生の本を読んで体系的に理解してから再読したいと思いまーす!

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    投稿日: 2011.12.11