
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
俯瞰風景では、描かれている思想が面白いなぁ。くらいの感じ。文章に引き込まれる良さは有ったけどまだ序盤。 殺人考察(前)は凄く好きだった。コクトーの式に向ける異常な愛情?信頼?的なのと式がそれに絆されていく過程、でも結局異常な殺人鬼なんだよね的ラスト。そしてそれされても好きでい続けるコクトーやっぱヤベェよ感良い。 痛覚残留は、藤乃さん可哀想すぎて見てられませんでした。命は有るみたいだし幸せ掴んでくれ頼むから! あと、しれっと終盤フェードアウトしてった啓太とかいうクズは死んでないの?死ねよ。 あと型月ワールドの超能力の扱いが有る程度分かったの助かる。 Fate好きとしては橙子さんの「魔術は学問だぞ。あんな理論も歴史もない先天的な反則なんかに付き合えるか。」って台詞妙に好き。
0投稿日: 2025.03.02
powered by ブクログ人生。と言えるほどの傑作であるが、人を選ぶ文体なのは否定できない。厨二病拗らせてる人間は多分大好き。上で特に好きなのは痛覚残留です。
0投稿日: 2024.07.16
powered by ブクログいただいた本。 解説を読んでやはりと思った。コミケで出していた。こういうキャラクター、ストーリー好きそうだもの。しかし最初に飛んでいる人は何もの?連続殺人の犯人は織?
0投稿日: 2023.06.24
powered by ブクログ新伝綺、とかよくわからない銘がついている。伝奇というのはヘンな事を頑張って伝えることらしい。新伝綺はそこに美しく伝えるという意味も込めたかったのかな。内容は厨二。中下巻どうしよう。
1投稿日: 2022.02.16
powered by ブクログ厨二病のカッコ良さの純度を高めたような作品。 ワケガワカラナイヨ、も含めて楽しむ作品だと思う。 主人(?)のコクトーが可愛らしいのがまた面白い。
0投稿日: 2021.10.29
powered by ブクログなんだろう。良い中二病というか、不思議な感覚がする本。2001年、確かに彼の本は書店に並んでいたような記憶がある。ただ、当時は何か青臭い気がして読めなかった。今となっては形月の影響ですごく神格化されているけど、ちゃんと読むとあのとき流行った理由も頷けるというか。なんか、オカルトっぽいものの下地があったんだよね。千と千尋も流行ったし、私は小学生で、学校でインターネットも見れるようになったんだけど、ネット黎明期を知ってる今の30代ぐらいの人にはけっこうヒットしたのかなという印象。作品の細部の表現とかはそんなにめちゃくちゃ好みでもないんだけどね。確かに年配の人は好きそう。
0投稿日: 2021.08.12
powered by ブクログ19歳の黒桐幹也(こくとう・みきや)は、魔術師の蒼崎橙子(あおざき・とうこ)の事務所で働いています。彼は、2年前に交通事故に遭って以来、記憶をうしなった両儀式(りょうぎ・しき)という少女のことを気にかけており、彼女が昏睡状態にあったときにも彼女のもとをくり返し訪れていました。式の心には、「識」と呼ばれる別人格が宿っており、識の殺人衝動を内に抱え込んでいます。彼らを中心にして巻き起こる、不思議な出来事の謎をえがいた物語です。 上巻では、ビルからの飛び降り自殺が相次いで起こる事件や、不良少年たちに襲われた少女の復讐劇などがあつかわれています。 世界観も文体も、甲田学人の作品などの比較的硬派なライトノベルに近いものを感じます。下巻の「解説」を担当している笠井潔が、本作がオカルト的な設定を借りながらも、卑俗な現実世界を越えたところに真の世界ないし真の私を求める理想主義的な「観念的倒錯」を反転させて世俗の論理への還帰を志向していることを指摘しています。笠井も『ヴァンパイヤー戦争』などの伝奇小説を執筆しており、本作の著者が大きな影響を受けた作家だけに、現代的な伝奇小説のありかたを的確にとらえた評価だと感じました。
0投稿日: 2020.09.18
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アニメより原作の方が好きかもしれない。アニメは再放送の編集版だったからかもしれないけど。浅上藤乃の生い立ち、こんな言葉で片付けきれないけど、悲しすぎる。
0投稿日: 2019.10.11
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空の境界 令和1年6月11日 空の境界と言う物語の良さが私にはわからなかった。 所謂、同人小説の中で話題になっていたらしいものの、流行や流行りに疎い私としては、まるで全く刹那的な衝動感を現実的に感じるポストモダンの後裔と言うものがさっぱり理解できなかった。 本作の熱心なファンには失礼な話で有るものの、タイトルの名前からして「からの境界」ではなく、「そらの境界」と思っていたほどで、ライトノベル的な青春的な響きを持つタイトルなのだなと、思っていたぐらい。 ポストモダンの後裔で、尚且つ刹那的な衝動感を現実的に感じる様な肉薄感を文字として読む事が出来たとしても刹那的な衝動感を現実的に感じる事が分からなかったのだ。 ポストモダンの後裔の新作家らによる作品群は「起点と結論が一致しない純文学として如何に物事が空思想であるのか?文体として読ませる立場」にあるものの、現代純文学自体が衰退し、ポストモダンが高齢化したまま勝手に空転し続けたままで、そこから先が全くなかったという時に、本作の熱心な読者にとっては都市の中での衝動的・刹那的な空虚な観念の倒錯を是とする様な新しい小説は肌身に感じる様に熱狂的に迎え入れられたであろう。 剣道の型で日本刀が乱舞する世界に在っては、本作の主人公・両儀式が持つ高々knife程度に己を託す矮小さを恥じて、ちっぽけな存在の決してちっぽけでは無い自分自身の狂気を表わしたのだろうと思うと、それが合う人にとってはとても肌身に感じてマッチングをするのであろうと思うとき、都市の中で孤立した街露を彷徨う青少年(FtM・MtFやminority)の刹那的な気持ちが描かれている様に思える。 ポストモダンの空虚さと言うものが、ぐっと身近に肌身に感じられる様な反動が来ていたのではないかとする時に、本作をreal timeで読んでいた愛読者は、矢張りポストモダンの立ち位置に懐疑的でもっと強い瞬発的な意思を持っていたのだろうと思う。 拙い表現では上手く、言い表わす事の出来ない、空虚さと刹那的な衝動感を肌身に染みて文字に表わしたものである時に、読後年数が経って物事を俯瞰して考えられるようになってから初めて読後の後味を噛み締めている様なものであった。 ライトノベル・ジュブナイル小説の体をとってはいるものの、文学史の中で行き詰ったポストモダンの立ち位置をもう一度、都市の中での孤独で単立化した自分自身を再自覚させる比較的高齢の大人の読み物である時に、本作の良さが分からなかったのは、その当時に懐古調の三島文学を読んでいたからなのかもしれない。 「張りつめた様なリアルな空気感の現代文学」と言うものと「古典調の文学」との間には、時間と言う隔絶した壁の様なものがあって、「同人世界における共同幻想の維持」と言うものに疎かった私には、ポストモダンの後裔のその先の作者らの提唱する空思想の別文体化のそれの何処が良いのかまるで全く理解できなかった。 都市の中で人知れず孤独に抱える人間の持つ獣性を今一度取り戻そうとした野心的な試みがポストモダンの後裔のその先である時に於いて、古典調の文学読者らとは別に現代文学の先端は別に新しい世界観を模索する為にもがいていたのだと思う。 だからこそ、都市部の中で狂気を託する凶器は「高々knife一本」であるし、「万能なほどにknife一本に己自身を託さねばならない、追い詰められたような状況の時」に「真に肉薄して如何に物事が空であるのか?」と言う事を文体によって表現しようとしたものであるように思える。 純文学ほど「中身が無い」と言われるのは、私達が物語調・古典調の文学に親しんできたからであって、純文学ほど空思想を別文体で表す事が出来るか?と言う課題と向き合わされている事に気が付くと、幾ら純文学と言われる様な物を読んでも肝心な中身が無い事を文章で表わしているだけのものであるので、全く以て物語の起承の帰結が無いままに中途半端に終わってしまうという事を理解できずに小説と言うムダ金を使ってしまう。 ちっぽけなknife程度の鋭さが哀れでしかならない。 そして、それこそが紛れも無い矮小な私達の存在そのものである時に、そのちっぽけなknifeが未来を開闢する僅かな希望でしかない。 雑多な繁華街の露頭で猥雑な小さな情報の一つの様なものでしかない時に、それが「たかが小説、されど小説」と言うものを新しくきらりと光る様に書かれたからこそ、一部の根強いファン層がいるのも分かるというもので、空転し続けるポストモダンが齢老いて醜くなった後に、青少年にとってのrealityを伴って現れたものであるとすると、一部で評価が高いのも理解できるというものである。 そこに於いては、現実の現実感の無さがより個々人に突き付けられる形で、世界にとっては何でもない私達にとって、世界観の中にとっての何かであると定義付け様としたのでは無いのかと思う時に、本当の面白みが見えてくるのだろうと思える。
0投稿日: 2019.06.11
powered by ブクログ現代オカルトファンタジー。一度は奈須先生の文章を読んでみたかったので。殺人狂の式と、それに惚れている黒桐が中心に話が進む。霊、魔術、超能力とオカルトめいた話と、人格障害、無痛症などのリアルな話が良い配分で、フィクションだが違和感を感じづらい。最初は文章の言い回しが少しくどく感じたが、慣れてくると味になる。上巻を読んでみて、表紙に使われた色のイメージ通りの本だと思った。闇の黒、夜の青、血の赤、そしてナイフの銀色。たぶんこの巻は登場人物の顔見せに過ぎないのだろう。次巻が気になる。
0投稿日: 2019.02.06
powered by ブクログいわゆるラノベというよりは、アクやクセが少なくて読みやすい。ウンチクを散りばめつつ、描写もキャラのお芝居もかっこつけてるなぁという感じはする。 文章がくどいと感じたところがいくつか。物語は楽しくはないし読後感も良くはない。しかし、さくさく読める。中、下巻も入手したので先も読んでみます。
0投稿日: 2018.08.26
powered by ブクログ読み方が「からのきょうかい」だとは思わなかった… そして長い長編なのかなと思ったら、各一つの事件を巡って展開する短編形式で話が進んでいく感じだった。アニメ向きな感じがする。 京極夏彦とか西尾維新タイプの、中二的なかっこよさがある文章。詭弁と言葉の歪み方に深さが足りない気がするけれど、後半は勢いがついて面白くなってきた。黒桐くんが、人の良い男の子なのか、頼れる先輩タイプなのか、クールタイプなのか、いまいちキャラが掴めてないので中巻に期待。
0投稿日: 2018.06.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
Fate/Grand Orderというソーシャルゲームにてコラボがおこなわれていたので、そこから興味を持って購入、読破しました。Fate/Unlimited Blade Worksのときと似ているw あのときもdアニメストアで、名前は聞いたことあったなあからの、だったなあ、とぼんやり。 これが同人誌として出されたもの、というのでびっくりしました。いやね、二次創作ものでいくらか出ているのも知っています。【ひぐらしのなく頃に】とか。わたしはその世代でないのでなんとなくしか知りませんが、だいぶ、凄かったようですね。 同人誌関係って、ゲームやアニメや漫画ものがやっぱりメインで、小説ものって、ひっそりとそこに在る、みたいな感じで、ブワーッ、と盛り上がるというか、そんな感じではない、っていう、そんなイメージだったのです。一時期そっち関係にハマっていた時分としては、二次創作の小説も少しはあったけれどもやはり多くはなかったなあ、という。 ライトノベル、とも言えるし、そうでない、とも言える。ライトノベルの定義はイラストが挿絵として多いとかでしたっけ。そうならばこれは挿絵はあまりないですし、萌えとかそういうものがそこかしこに散らばされているわけでもない。ただ人が死に、人が生き、血が舞い、体が伏す。 二重人格で、殺したがりで、中性的な美しい人間で、着物と赤い革のジャケットを着こなす。 そんな“両儀 式(りょうぎ しき)”。 式に振り回され、師匠に振り回され、なにがしかを調べるにあたっては右に出る者がいない、悪も善もない一般市民。 そんな“黒桐 幹也(こくとう みきや)”。 そういった二人の青春物語であり、恋愛物語であり、人生。
0投稿日: 2018.03.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
無痛症の原因がインドメタシンの投与のし過ぎ、というのがキャッチーで面白いな、と思った。 肩こりの薬とかに入ってるやつ。
0投稿日: 2018.03.05
powered by ブクログやだ、確かになんだかかっこいい。 解説の綾辻行人氏の語るとおり、なんだか正統派に格好いいのに一筋縄ではいかない物語、という印象。遠い昔に読んだかもしれないのだが、恐らくそのときより楽しく読めている。たぶん、この文体に慣れたからだろう。
0投稿日: 2018.02.20
powered by ブクログ(上中下共通) 割合淡々としたしゃべり口と、衒学趣味豊かな内容が良かったです。 ジャンル的にはラノベなんだろうけど、もう少し普通小説に近い感じ。 独特な魔術論とか、ちょっとした推理要素とかも愉しめましたね。 分量多めに見えるけど、テンポが良いので長さを感じることもありませんでした。 ちょっと、物語内の時間があっちこっちするので、登場人物が持っている知識のないようについては注意は必要ですね。 オチもすっきりする感じで好み。
0投稿日: 2017.02.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アニメーション版既視聴。でないと、読みにくかったかもしれない。登場人物、物語の背景、展開の概要は共通しているので、却ってアニメーション版の補完になった感がある。これぞまさにダークファンタジー。そして、ロジックで読んではいけない。感覚を研ぎ澄まして読んだ方が楽しめる作品。◆全3巻中の第1巻。
0投稿日: 2017.01.24【小説】殺人鬼を好きになってしまった普通の男性が主人公?
殺人鬼を好きになってしまった普通の男性が主人公? 主人公は荒事に関わらないが 荒事を回避するために探偵まがいの事やら何やら 忙しく走り回る。
0投稿日: 2016.01.17
powered by ブクログ直死の魔眼を持った少女とそれを見守る(?)青年の話。アニメを見てからのほうが流れがわかりやすいかなあとは思う、時系列が入れ替わっているので多少わかりにくい。 話のメッセージ性が高いというよりは(まああるのだが)かっこいい、という感想のほうが先に出る。
0投稿日: 2014.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まだ全体像は見えないが、特殊な能力を備えた者の闘いが描かれていくのだろう。式と幹也が今後どう交錯していくのか。過去に何があったのか。 独特の文体、世界観。次々と登場人物の間で視点が移っていく。読みやすわけでもないのだが、いつの間にか引き込まれ、ほぼ一気に読み終えた。
0投稿日: 2014.09.09
powered by ブクログ短刀を持った着物姿の少女というだけで興味をそそられていましたが、現代が舞台の伝奇小説…? 私は1冊だけだと「ふ~ん」でしたが、次も読んでいくと面白いのかもしれません。
0投稿日: 2014.07.01
powered by ブクログ俯瞰風景 殺人考察・前 痛覚残留 アニメ見てからの原作読もう!でしたので、二度おいしかったです。 綾辻行人氏も言っているが、何せカッコイイ!小説です。 ・死が視える眼を持つヒロイン ・(私的には)イかれてる(と思う)詩人みたいな名前の友人? ・人形師で魔術師の社長? ・飛び降り連続自殺(飛/浮/墜) ・無差別殺人事件(サイコパスじみた) ・無痛症と超能力(2個のチャンネル) 書き出すと、安っぽくなりますが、面白いです。題材もオカルトじみてて、好き嫌いは別れるかもしれませんが、面白いです。 ハッとして、おぉーとなる。 人間の意識、痛み、境界って何?みたいな(曖昧すぎますが)一度は考えたことがあるはずのテーマが問題でもあります。人間って、変わった生き物だな… これは普通じゃない?正常?それを決めるのは何?どこが境界なのか?境界なんて存在するのか? ない、そんなもの。
0投稿日: 2014.02.11面白い、が、初見の人にはとっつきにくい
以前から書店で目についていたので購入しました。 ネタばれを避けるため詳しくは書きませんが、緻密に作り上げられた世界観・設定を生かしたファンタジー(?)作品であり、読みごたえのある作品でした。 但し、この本はtypemoonという会社の作品群の1つということらしく、私の様な初見の人には特に上巻がとっつきにくく感じるかもしれません。世界観はネットで調べればある程度理解できるようになっていたので、初見の方は1度本を読み、ネットを調べるとこの本をより楽しめると思います。
8投稿日: 2014.01.26Fate原作者の奈須きのこが放つキャラクターも魅力、物語の面白い、いうことのない傑作。
Fate原作者の奈須きのこが放つ同人時代の作品。 もの凄く売れたのか反響があったのかは私は知りませんが、相当有名な本みたいです。 上巻の頭は、いまいち世界観に入り込めずピンとこなかったのですが、徐々にがっつり心掴まれました。 TypeMoonの世界観はすべて同一の軸というものがありますが、それの根幹が見えます。 キャラクターも魅力、物語の面白い、いうことのない傑作。 内容は、伝奇もの。 現代を舞台に奇妙な事件が起こり、それを解決していく物語です。 独特な用語や設定を駆使した世界観(直死の魔眼、魔術の根源とか)と、魅力的なキャラクター。 <お勧めする人> Fateが好きならまず買い。 中二設定大好き。 異常事件解決ものが好き。 複雑設定大好き ややこしい話が好きでなければ、お奨めはしませんが、(けっこうややこしいです。設定も) まずは上巻だけでも読んでみては?
6投稿日: 2013.11.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
特殊能力、特殊体質、超能力 一番謎なのはコクトーかな? 正直上巻ではまだ全然分からなかった^^; 中下と、残り2冊もあるためここからの物語の動きはどうなるのやら(´ ` )
0投稿日: 2013.09.17
powered by ブクログアニメを見て再読。 最初に読んだときは7年前で話もよく理解できてなかったけど、今読んでみたらこんなにおもしろかったのか!という感じ。
0投稿日: 2013.08.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
白状します。新伝綺って新本格みたいなものかなとか、ライトノベルみたいなイラストだし軽い話かな、と思って購入しました過去の自分。謝れ奈須さんに、そしてTYPE-MOONに。そんな過去の自分はまだ『Fate』さえ知らなかったのです。言い訳はここまででいいか。 そんな気持ちで読んだ本作、非常に濃い。濃すぎてライトノベルみたいに理解できないこの展開みたいなことが起きないのです。まぁ、ナイフを持ってる両儀式ですから血が出るのは当然のこと、本当にオビの通り歴史的傑作ですよこれ。今思うと綾辻さんもこれに影響受けたのかな。 同人小説と言うからには何かの二次創作、と思った過去の自分でしたが、ただコミックマーケットで売られた小説ということで、同人誌にも二種類あるそうですね。てかむしろ二次創作でこの密度描けたほうが凄い。こうして新たな物語の紡ぎ手が頭角を現すのだとすると、出現場所がだんだん増えていっていいんだろうなぁ。 ということで本作。映画版が全七章という長編でやっと一昨年からWOWOWで放送開始したらしいけど時間が合わないので観れないのです。今年こそは観てやる。
0投稿日: 2013.07.29
powered by ブクログ(再読)TV放映が始まったのでそれにともない再読。 一度目→映画→今回の再読で、以前は分かりにくく感じていたところもだいぶ理解できた。 アニメはよく映像化されてたように思ってたけれど、アニメ用に様々なアレンジがされてたんだなあ。
0投稿日: 2013.07.22
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確か大学のころ、文庫版になったのを本屋で見つけて購入。 当時Fateをプレイしていて、タイプムーンワールドは結構好きだった私。 奈須きのこのデビュー作だけど、アクがあるから好き嫌い分かれるよと聞いていたので多分無理だなぁって敬遠してたけど、もっと早く読めばよかったー!ってくらいはまりました。 殺人と魔法と魔法使いの定義が独特で衝撃でした。なんというか、今までメルヘンとかファンタジーなイメージだった魔法とか魔法使いが、より現実で生々しいものになってて、でも違和感がなくてのめり込んだ! 式と織の間で、式も幹也もいろんなことが揺れてるのがせつない。 そして式と幹也のいちゃつきっぷりがたまらん。 幹也という存在がある式が羨ましいよー。
0投稿日: 2013.07.07
powered by ブクログいまだかつてないほど胸を激しく揺さぶられた強烈な作品。全巻持ってます。とりあえず、魅力を語るには紙面が足りないわ。
0投稿日: 2013.06.05
powered by ブクログちょっと僕にはどう楽しめばいいのか分からなかった模様。 痛覚がない人は自分を自分だと感じることができないのだ、と書いてあって、たしかにそうなのかなあと考えた。そこがいちばん印象に残ったかな。 解説は綾辻行人。
0投稿日: 2013.01.01
powered by ブクログ奈須きのこの良さがよく伝わる作品でした。 気持ちの描写などがとてもリアルで景色などもありありと想像することができました。 早く2巻がみたくて勉強が手につきませんf^_^;)
0投稿日: 2012.09.07
powered by ブクログ二つの人格を持つ殺人者両儀式と彼女に好意を抱く黒桐幹也、二人が住む街で自殺が相次ぎ、手足をねじ切られた死体が発見される。彼らの死には魔術が関係しているらしく二人は所長である青崎橙子の命のもと事件に関わっていくことになる。 本書がFate、月姫と同じ世界観が繋がれていると聞き、手に取った。 まだ上巻であり物語の全体像が把握することは出来ないことや魔術という馴染みの無い設定で幾度か場面が想像しにくい箇所があった。しかしその欠点を上回るほど登場人物が魅力的であり事件の内容も猟奇的でミステリアスだ。続きも読む。
0投稿日: 2012.08.22
powered by ブクログ図書館でノベルズに挑戦したけどその時は挫折したので、改めて文庫版で再挑戦。 あっちゅう間に読んでしまった。DDDよりも内容を理解しやすかったです。 彼女も何だかんだで結構一生懸命生きてるんだなと。
0投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2,3回読んで理解できるような、ちょっとむずかしめの内容でした。 シビアというか、いつも読んでいるジャンルとはちょっと違った雰囲気でとても新鮮でした。 式の戦闘シーンがとってもかっこいい。
0投稿日: 2012.08.07
powered by ブクログ二年間の昏睡から目覚めた両儀式と彼女の友人である黒桐幹也。彼女と彼には、どのような因縁があるのか。頻発する少女の飛び降り自殺、二年前の猟奇殺人事件、超能力による少年殺人。日常と非日常の境界が溶けた世界で、式は刃を振るう―― 先日のTYPE-MOONフェスに行って他の作品にももっと触れたいし、前から読みたかったらっきょに手をつけるかーちゅうことで。読書出来る時間がなかなか取れないので全然進まない上に内容もまだまだ上巻だし、時系列は前後するわ何やらで結構わからないところが多いです。内容も殺すだの殺さないのだの血だのなんだのあまり私的に好ましくないお話。でもきのこの文章はわりあい読みやすい気がしますし何だかんだで面白いので中巻下巻ちょっと厚いけどなんとか読んでいこうかと。読み終わったら劇場版見ていきたいです。鈴村真綾夫妻が共演してるしっ んで出来れば魔法使いの夜にも繋げていきたいなーなんて思います。
0投稿日: 2012.08.02
powered by ブクログこういうタイプの小説を初めて読んだ。 泣きました。 なんかすごく人間臭くて感動します。 人の汚れた部分なんだけど、そこが綺麗に見えたりします。
0投稿日: 2012.07.29
powered by ブクログ中二全開のライトなノベル 小難しい、回りくどい「きのこ口調」にキュンと来れるかどうかで評価が分かれると思います 私は大好きです!
0投稿日: 2012.07.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
少し読みづらさはありましたが、慣れてしまえばとても面白い作品でした。 理屈っぽく、あり得ない事もないような世界観が個人的には良かったです。 キャラクターの設定や、どこか味気ない情景描写も、この小説にしっくりきました。
0投稿日: 2012.06.12
powered by ブクログ以前ノベルス版でも読んだのですが、改訂とかあるらしいので読んでみました。 上巻は俯瞰風景、殺人考察(前)、痛覚残留の3編です。 プロットそのものには変更は無い模様。 文庫化したからなのか、文字は大きくなった感じです。 一度読んだものではありますが、やっぱり面白いですね。 世界観が非常にいい感じです。 ノベルス版は大きいので読みにくいって人には文庫版がお勧めです。
0投稿日: 2012.05.05
powered by ブクログ「そらの境界」と思ってたら「からの境界」だったのですね…「そらの境界」と読んでしまい、それにどことなく美しい響きが感じられ、さわやかな物語と全く勘違いして購入。読み始めたら、その内容は正反対と言っていいほど血でベットリとしたお話で、何とも言えない気持ちになりました。 語り口調や登場人物の設定、過激な惨劇などはいかにもライトノベルな印象。読んでいて頭に浮かんだのはアニメ的なイメージ。ゲームや深夜アニメが好きな人にはスゴくウケそうな内容だと思いました。 個人的には…浅上藤乃の境遇が“あまり”なためにそちらに感情移入してしまい、両儀式には全く共感が出来なくて、後半は読んでいてツラかったです。上巻はお話的に一段落ついた(と思われます)が、これから中〜下巻とお話がどのように続いていくか気になります。
0投稿日: 2011.11.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
正直世界観に入り込むのに時間がかかりましたが、下巻は一気に行ってしまいました。 橙子さんが大好きです。 いまいち正確に世界観を把握してるのかわからないのですが…読んだ後は読み切ったー!って達成感がありました(笑)
0投稿日: 2011.11.07
powered by ブクログ簡単なことも難しいことも、わざわざ難しい表現を使って書いている感があって少し読みにくのは否めない。 しかし、厨二心くすぐるカッコイイ表現がどんどん出てくるので読んでて楽しかったです。 内容もちょっとややこしいので、考えながら読まないといけない場面もちらほら… それでも総合的には面白い!
0投稿日: 2011.10.31
powered by ブクログ伝奇+新本格=新伝奇。奈須きのこさんの作品は初読ですが、もうハマりました!マジックリアリズム然とした世界観ときのこ節にメロメロきた!
0投稿日: 2011.10.31
powered by ブクログアニメは映像、音楽ともに秀逸で神だと思う作品のひとつ。たまたま文庫本が目について購読しました。小説も解説で綾辻氏が言われる通りいちいちかっこ良く書かれているにもかかわらず嫌みな感じがしない。アニメで一番好きだった話「痛覚残留」もとても良かった。陰鬱とした世界と藤乃の痛みに対する思いの描写がうまく溶け合って、暗くもの悲しく重い雰囲気に惹き込まれ呑まれてしまいました。ラストの生きたいと訴える藤乃とか能登さんの声が沸々と思い出されて、もう見てて悲痛すぎました。逆に美しいと思えるくらいに。
0投稿日: 2011.10.12
powered by ブクログ異能力者や霊が存在する設定。だが 著者が新本格に影響を受けたというのも頷ける構成。 時間軸が前後して、伏線なのか矛盾の表記に多々気づき、それが気になってどんどん読ませる。 表紙などからするとライトノベル系に入るのか。 それで敬遠するのは惜しいかも。 とっつきにくい描写や語りの癖はあると思が、一読の価値あり。
0投稿日: 2011.09.28
powered by ブクログ文章が一ページで二段に分かれてる形式が苦手で読んでなかったけど、文庫化ってことで購入。 作品の雰囲気は好き。台詞が長すぎるって言う人もいるし、それはそれで一理あるけど、作風として思う範囲かなぁ。 個人的には好きだからBDとかも欲しいと思ってる。
0投稿日: 2011.09.26
powered by ブクログ2011/09/24読了 からのきょうかい(そら ではない)読みましたー。 これは先に映像のほう見ておいて正解だったな。情報ナシだとやや難しかっただろう。うん、式がとても可愛い。 殺人考察(前)で大量殺人したのって、やっぱり里緒じゃなくて織のほうだったのかなー。でもあの猟奇殺人を? 時系列がバラバラだから、一回全てのストーリーを把握しないとね。 思ったよりも式が幹也に甘えていた。それが意外だったな。式の考えていることって、無茶苦茶に見えて実はちゃんとしてる。 しかしま、文章がー…。ラノベ特有のあの感じ。あと説明がちょっと多いの。詩的ぽい。まあ、それがいいのかもしれない。 俯瞰風景の戦闘僅か数ページがああいう風に映像にアレンジされているのってすごいと思うわ。おかげでOblivious脳内再生余裕でした。
0投稿日: 2011.09.25
powered by ブクログ奈須きのこ先生が、個人で発行した名作です。原本は絶版になりましたが、人気が高く、講談社が再発行をしました。設定が分からなくても面白いと感じる。天才と呼ばれる奈須きのこ先生の力作だと僕は思います。
0投稿日: 2011.09.19
powered by ブクログ新書版で一度読んだが、文庫も買ったので読み返した! やっぱりいいな。 緻密な設定と独自の論理。 それを魅力的な文体で物語る。 どんどん読めてしまう。 次は中巻だ!
0投稿日: 2011.06.24
powered by ブクログ上中下巻なので、読み終わるまで時間がかかってしまいました。 この人の小説は始めて読みます。 元々同人誌で発表されたものが人気が出て、そのままメジャーに出てきた、という凄い経歴の小説です。 これ、中学生とかが読むようなシリーズものなのですが、実は中学生とかには結構難しいかと思います。 作品の作りが結構複雑になっていて、更に叙述トリックみたいなテクニックも使っていて、なかなか子供向けだからといって侮れない作品です。 主人公の両儀式のキャラクターとか蒼月さんとか黒桐の妹とかのキャラは良かったのですが、黒桐幹也のキャラをもう少しがんばっても良かったのでは?と思ってしまうのでした。 解説には『緻密な構成』とか書いてありましたが、これは『かなり考えた構成』って言ったほうがいいかとは思います。 かなり考えてはいるのですが、いろいろな伏線が、途中で途切れちゃったりしてます。 一方で、かなり時系列が入り乱れてるため、使いまくりの伏線もあり、途切れちゃってる伏線もあり、そこが分かりにくい原因にもなってしまっております。 ここで妹も魔術師の才能ありだし、あの式が惹かれるような人間だし、絶対黒桐幹也も何かあるだろうなぁ、と思ったら、話に出てくるような、調査能力に無茶苦茶優れてはいるけど、でも普通の人間だったっていうのも、ホントかなぁとも思ってしまうのでした。 それでも式と幹也のラブストーリーは結構いいかんじで、特に最後、式が目覚めるところなんかは、かなりほのぼのしていいかんじです。 個人的には蒼月塔子師匠を主役にしたサイドストーリーを読みたいかな?と思いました。 上中下巻と、結構長くあるから、それぞれにログでも書こうかな?とも思ったのですが、それぞれ分けては書きにくいかな?と思って書きませんでした。 基本的に長い物語は好きだから、まぁいっか。
0投稿日: 2011.06.12
powered by ブクログ発売された頃に一度呼んで挫折し、最近になって奈須さんが関わった作品のゲームをしたため、再チャレンジし、読み終わりました。時間軸がバラバラにかかれている上、独特の言い回しなため、少し読みにくいかもしれません。まだ、謎が多いので、引き続き中・下巻も読みたいと思います。
0投稿日: 2011.06.02
powered by ブクログ内容が難しくて私の場合一回では理解できませんでしたが何回か読んでいるうちに分かってきます。レビューは今になりましたが上中下発売してすぐに買いました。
0投稿日: 2011.05.19
powered by ブクログ時系列…なるほど。始めの部分でどうにか持ちこたえられればあとはスイスイと物語の中に入っていける。次巻が楽しみ!
0投稿日: 2011.04.21
powered by ブクログTYPE-MOONの奈須きのこさんが著した小説。 文字数が多く、挿絵が少ないのが印象的です。 専門用語や難しい言葉が多いので、自分でもちんぷんかんぷんなところがあります。 身近で起きている(殺人)事件を主人公やヒロインが解決する物語。 他のTYPE-MOON作品と世界観が同じなので、他作品を先に見ておくとわかりやすいかも知れません。 上中下巻及びサイドストーリー「未来福音」読破済。
0投稿日: 2011.04.10
powered by ブクログまだ上巻だけでここまで面白いと思わせてくれる作品は初めてだ。 ライトノベルっぽいけど、萌えとかそういうのではなく、どこか変にカッコつけた感がある・・・中二病?的要素の入った小説。 ミステリーというかオカルトというか・・・ジャンルはどうでもいいか。異能ものです、多分(ぇ 1章はその壁すら感じる世界観に圧倒されるが、2章を読み終える頃にはすっかり独特の世界に引きこまれ本格的な内容の3章で一気におもしろさが爆発する。 どこにでもありそうな感じでありながらどこにもない感じのそんな不思議な奈須きのこの世界にすっかりハマってしまった。 中、下巻と勢いがこのまま続くかが見物。
0投稿日: 2011.03.15
powered by ブクログ古本屋で何度かお見かけしていましたよね奈須さん? でも、表紙がラノベチックで手に取れませんでした。 そうしてある日、なんでしたか初野晴だったかな、 読んでいたらもう一度奈須さんの作品の紹介がされており、 しかも推薦者が綾辻行人さんってことで、買ってみた。 (もちろん105円だったのでね。上・中・下だしこれは大きい!) 読んでみた感想。 もはや伝説となった同人誌から出発して新伝奇ムーブメント(ってなにそれは?)の 先駆けとなった傑作!! ‥の、振りがなかったらもう少し素直に読めたかも。 同人誌だから?なんか、読者を選ぶねこの小説。ってのが感想。 高校生が書いた小説みたい。 筆者が作った設定に迷い込んだ一般読者に、説明もなしにさぁわかれ!という青臭い展開。 男言葉を話す美少女は街の超のつく名士のご令嬢。 令嬢は見事に特異体質の二重人格。 パトロンにつく美貌のやり手女史は、魔法使いだと言う。 そうしてその令嬢に恋ゴゴロを抱くダンシは、純情で無垢な眼鏡ダンシですよこれ。 うーん。 この設定ってどっかで読んだような古くささなんだけど。 ちょっと考えたんだけどもしかしたらこれ、 お約束を楽しめない老人は、読むんじゃねーよ。 って、考えたら表紙がそう言っていたのか。
0投稿日: 2011.02.06
powered by ブクログ奈須きのこの作品が好きで買った小説。 何も知らない状態で買ったら、まずは時系列が読めない。 先に記しておくと、時系列は・・・ 2章→4章→3章→1章→5章→6章→7章 私は本の順番に読みましたが、最初は混乱しましたが読んでいると慣れました。むしろ、どんどんとなぜこうなったのか、ということがわかっていって面白かった。 奈須きのこ節も好きなので特に苦もなく読めた作品。 少々中二病的なものを感じるかもしれないけど、それも奈須きのこのいいところ。 少々小難しいことが書いてあったりもしますが、私はオススメします。 映画版もありますが、まずは原作を一読。 個々の想像力でそのシーンを想像して楽しんでいただければ、と私は思います。
0投稿日: 2010.12.29
powered by ブクログ全体像が見えてきてからの3章「痛覚残留」が俄然面白い。文章に関してあまりいい話を聞かなかったので身構えていたのだけど、解説の綾辻行人じゃないけど普通にかっこいいと思ってしまったので多分俺の負け。
0投稿日: 2010.12.28
powered by ブクログ1章2章3章収録。3章がらっきょ通じて一番のお気に入りエピソード。どうしようもない「手遅れ感」が伝わってきて良かった
0投稿日: 2010.11.25
powered by ブクログオタク向け作品にありがちなヒーローとヒロイン。若者達だけが暴走する物語なら許せるが、保護者的立場の橙子まで中二病的な言動で苦笑。でも設定等よく練られたラノベ。
0投稿日: 2010.11.24
powered by ブクログ最近読み直しました。 やっぱり奈須きのこの世界観は完成度が高いですね。オカルトの知識が多少はないと読みづらいかも?あと、心情描写の直接表現が少ないので、登場人物が何を思っているのかきちんと考えないとわからないなど、ハードルは高めです。
0投稿日: 2010.11.10
powered by ブクログ独特な世界観に浸らせてくれる一冊。 このストーリーで重さを感じさせない著者の文才が素晴らしい。 映画をみているような臨場感と迫力が活字から浮かび上がってくる。
0投稿日: 2010.10.20
powered by ブクログ前から気になっていた作品です。 元々同人作品だったの物が作品化されたものです。 新伝奇作品と銘打たれているもので、魔術が存在する世界の話です。 上巻はまだまだ助走という感じで、多くの伏線が残されたままです。 比較的読みやすい作品だと思います。
0投稿日: 2010.09.19
powered by ブクログ普段あまり小説を読まないから、今回の作品で使われた、ちょっと時系列をずらしたり、誰視点かをコロコロ変えたり、あえて起承転結の文章構成にしなかったりと。 ちょっと読むのが大変で理解するというか読むのに時間がかかった… キャラが学生なのにやたらえらい大人っぽい?の精神で中々キャラクター視点、というか感情移入が出来なかったかなぁ。 後、一番まずかったのは、これは個人的な問題でこれを読む前に「屍姫」を読み始めてしまったので、なんか猟奇的な雰囲気でも「フーン」って感じしか思えなかった…orz
0投稿日: 2010.06.06
powered by ブクログ今まで読んだ中で一番良かった作品。描写表現が独特でありとても美しくもある。最初の文章から一気に引き込まれました。 1/俯瞰風景 Fujoh Kirie 2/殺人考察(前) Ryohgi Siki 3/痛覚残留 Asagami Fujino
0投稿日: 2010.04.30
powered by ブクログ今も忘れられないあの手に汗を握る感覚 文体がすごいきれいで 一つの世界が幾重にも…… 奈須きのこさんの作品で一番好きです
0投稿日: 2010.03.14
powered by ブクログ時間の流れがさっぱり分からず苦戦したが、慣れれば良いペースで読めた。これ1冊で面白いというよりは、次の中巻が気になる、という感じ。
0投稿日: 2010.03.04
powered by ブクログ読み出しは少しだけ入りにくい印象があったけれど、読んでゆく内に慣れて気にならなくなった。 少し前の世代に流行ったような「多重人格」や「無痛病」、「超能力」が組み合わさって物語が作られていて、懐かしく思った。
0投稿日: 2010.02.26
powered by ブクログ「その夏の終わりは、少女たちの飛び降り自殺が相次いだ。突発的に廃墟と化したビルの屋上から空へと踊る。そして落下、待っているのは死。一切の関連性と自殺の理由を見出せぬまま、不可解な自殺事件として報道されるなか、唯一、その関連を見出したものがいた。最高位の人形師で魔法使いになれなかった魔術師の蒼崎橙子である。むしろ「理由がない」ことが共通点だと。そして、浮遊と飛行の差異。この連続自殺事件の捜索に乗り出したのは、万物の生の綻びこと死線を視る力“直死の魔眼”を持つ両儀式。望まぬまま得た力により、虚空に舞う少女たちの幽霊をその瞳に捕らえる式は果たして何を思うのか。思いを胸に、式は痛ましい現場となったビルへと向かう。それが、幾重にも張り巡らされた罠への序章にすぎないことも知らずに…。」あらすじはどこぞから拾ってきました。 式が着物の上にジャケットを着てるとは思いませんでした。 というか、着物着てジャケット羽織って、あの腕の細さはありえないと思うのですが・・・・が、深く考えない事にした。 上巻には、短編が3つ。 wikiとかで見ると、時系列がばらばらなんですってね。 公式の方覗いたら、時系列書いてあったので、まぁそれを参考にします。 で、感想。 私は好きかな・・・伝奇ってのはよく解らないけども、不思議な話は好きです。 結構描写がグロかったりしますけど、特に気にならず。 黒桐くんと式の関係も、それまた不思議でいいなぁというか、どうなるんだろうという期待が大きいですねー。 「直死の魔眼」とか、色々言葉が出てきます。それはそういうモノだってスルー。 ファンタジー小説で魔法のホニャララ言ってるのと同じ感じだろうと・・・(笑) 「痛覚残留」は面白かったなぁ。 最後に、意味が理解できた時は、なんかほっとした。 バトルシーンはかっこよかったです。 そして、解説の綾辻先生の言う「カッコイイ」も解るような気がしました。 ちなみに「月姫」も「Fate」もなーんにも見た事ないですけど、この話はこれだけでも充分理解できると思います。 むしろ、ゲームをプレイした人にとてもお薦め!とかゲームプレイした方がいいと思います!とか言われても非常に困る。ゲームプレイする事絶対ないしw
0投稿日: 2010.02.03
powered by ブクログ友達に劇場版のDVDを借りて見て。面白かったのでこの本をよんでみたのですが、難しくて苦労しています。
0投稿日: 2010.02.01
powered by ブクログ正直な感想は難しい、ですがそれ故に面白いと感じる作品。 賛否両論ですが、そんな事を気にしないで読むと割と読めるでしょうがこれは読者を選びますね。まず、活字慣れしていない人は苦労するでしょうし、逆に慣れ過ぎている人はすぐに欠点を見つけてしまう。 解説に著名な方がついていてそのファンやアンチにまで作品性も叩かれる可哀想な作品。反対に信者もガッチリついています。 あくまで厨二が大好きな人には受けますが、変に気取って「俺、読書家でバンバン小説読んでるんだ!!」なんて言う方にはお勧めできません。 てか、本質を理解できてないんだよね。そう言う人は頭で考えちゃうから…。え~と、つまり考えないであるがままを感じられる人にはお勧めかな?全然意味分んないレビューで申しわけない。
0投稿日: 2010.01.15
powered by ブクログ面白くないとは言わない。が、非常に違和感がある。歪な鏡を見ているような気持ち悪さがある。 ネット上の一般の方々のレビューを読んでみたが、正に賛否両論。高評価か低評価のどちらかといった感じだった。 ファンの人と批判している人がどちらも相手側に対して、 「(これがつまらないという人は、またはこれが面白いという人は)読解力がないからだ」 という論旨が多かったのには苦笑いしてしまった。 私は、ある一定以上の読書量がある人にとってはつまらない小説だろうと思う。 随分と誉められている『独創的』な設定は全てどこかで見たものだし、 『斬新』な文章は敢えて難解にしようと作られたあざとさが見えて非常に読みづらい。 時系列通りではないから読みにくい、という単純な問題ではけしてなく。 これは確かに、理解出来ないのは読解力のせいではあるまいと思う。 奈須きのこさんご自身がSFやミステリが好きで、影響を受けた作家として幾人か名前をあげているが、 彼らの本を読んだことがある人にとってはこの小説は物足りないばかりか、 本物っぽく装おうとわざと難解に書き上げたような歪さを感じるのではないだろうか。 式という人格だけが難解で不思議で常軌を逸したように書かれている分には 世界観の演出として良かったのだろうが、誰の視点でもそれは変わらない。 とすれば、著者がそのような人なのか、『作った』文かどちらかということになる。 綾辻行人さんの『十角館の殺人』は確かに面白い。小説ならではのトリックである。 最近のミステリ小説にはそういった書き方がよく見られ、非常に引き込まれる気持ちはわかるのだが、 この小説の『トリック』は、「あんな風なトリックっぽくしたい」という幼稚で単純なトリックに過ぎない。 たとえば、髪の長さが中途半端だろうと、昔男が女物の着物を着るのが流行った時代があったにしても、 高校生が着物をきちんと着ていて男女の区別がつかないなどありえる訳が無い。 幼児の浴衣じゃあるまいし。 帯の結びや小物、色使いに至るまで色々な決まりごともあり、そこから判断出来る。 にも関わらず、どちらか分からないことにして中途まで話を進めるのは、トリックではなく誤魔化しているだけだ。 ついでに言えば、『本物』の着物に拘る人が、寒いからと言って羽織や着物用コートや襟巻きではなく、 真っ赤な上着を着ようとする辺りも解せない。 真っ赤なコートというチョイスが、如何にも厨二病という感じ。 綾辻さんの解説はどこまで本心なのだろう。 大人の事情が一切なく大絶賛なら、正直綾辻さんの評価が個人的には下がるやもしれない。 正直、ここまで内容に引き込まれないし続きを読む気にもならない小説というのは久し振りだ。 好き嫌いの問題ではない。私は嫌いな小説でも同じ著者の本を五冊は読んでから判断するし、 自分には合わないと判断はしても嫌い・下手という評価にはあまりならない。 一冊の本は何があっても必ず読み通す。 が、この小説は途中で投げ出したくなるのを堪えるのに随分忍耐力を使った。 私はラノベも同人も好きだし偏見もない人間だが、敢えて言うなら、 この小説は悪い意味で『所詮同人』であり、『ラノベの癖に文学を気取った小説』であると思う。 ただこれは、著者を批判するものではない。 批判されるべきは、コミケで売れたからと言ってほぼそのまま出版してしまった講談社や担当者だろう。 確かに『信者』が既についているので、そのまま出した方が批判も少なく、 信者分の売上は見込めるから大人の事情としては問題なかったかもしれない。 奈須さんやTYPE-MOONのファンには当然受け入れられるだろう。 小説を大して読んだ事の無い人には『斬新で独創的』だと評価されるだろう。が、それだけだ。 多分同人やゲームシナリオとしてはそうつまらなくもないだろうに、残念な小説としか言いようがない。
0投稿日: 2009.12.31
powered by ブクログ最高でした。 それ一言です。 生と死について 考えさせられてしまった。 大げさに言うと。 二言いってしまいまいた。
0投稿日: 2009.12.08
powered by ブクログ「・・・罰っていうのはその人が勝手に背負うものなんだと思うんだ. その人が犯した罪に応じて,その人の価値観が自らに負わせる重荷.それが罰だ. 良識があればあるほど自身にかける罰は重くなる.常識の中に生きれば生きるほど自身にかける罰は重くなる.」 「それじゃあ,良識のないやつは罪の意識も罰」の重みもないってことかよ」 このセリフにしびれました.
0投稿日: 2009.11.03
powered by ブクログTYPE-MOONの作品の月姫の前に書かれた書籍らしいですね。月姫をした事がある人はちょっと似てる設定あるので入り込みやすいかもしれません。 私が上巻を読んだ感想としては短編集?っていう印象を持ちました。どうも一つ一つがイマイチ繋がっている気がしなかったので、、、。私はちょっとこの話に入り込めなかったですね。3巻構成の1巻目なのでこの後から面白くなってくるのかもしれません。
0投稿日: 2009.10.22
powered by ブクログ面白かったです。 奈須きのこさんの文章も素敵だったし、出てくるキャラクターにも愛着がでますね。 ボクは鮮花派なので忘却録音が楽しみです
0投稿日: 2009.10.01
powered by ブクログ”カッコイイ”小説だが、なんだろう。感性の違いだろうが、主題がよくわからなかった。 猟奇・伝奇系が好きなら合うと思うが、そこそこ深みのある話が好きになりつつある年なので、あんまり響いてこなかった。 文章の書き方として、いろいろ視点が散るのに、どれも妙に客観的な感じがする。その癖について行けない者は置いてけぼりを喰らうのかもしれない。読者を選ぶと思う。
0投稿日: 2009.09.14
powered by ブクログラスト、思いがけず感動してしまいました。 何があっても、一緒にいてくれさえすればいい。そんな気持ちって大切です。
0投稿日: 2009.08.29
powered by ブクログ講談社文庫だけどラノベに分類しとく。 読み終わった時につぶやいた一言、 「ブギーポップ?」でした。 世界の敵、みたいな印象だよ能力者たちが。 視点が散ってるから時に戸惑う。 でもとりあえず先が気になるので中巻を読んでみます。
0投稿日: 2009.08.14
powered by ブクログずーっと読みたかった。やっと読めました。うれしい。 いやぁ、予想どおり面白かったので、買ってよかったなと思います。 グロいかもしれないけど、私はこれくらいで丁度いいな。 (上)だけではまだまだ展開が読めないというか、 なぞな部分が多いので、早く(中)を読みたい。 いったい何が「空(くう)」なのか、気になりますねー。
0投稿日: 2009.07.12
powered by ブクログ一言で言えば「中二伝奇」。西尾維新とか、乙一とか、新本格の流れを汲んだこの辺の人たちは基本的にみんな好きなのですが、奈須さんは微妙にストライクゾーンから外れるかなぁ。でも引いてしまうのは語り口に対してであって、設定やストーリー的には嫌いじゃないので(なぜなら中ニ病だから)、多分アニメの方は楽しめると思う。
0投稿日: 2009.06.21
powered by ブクログタイトルだけは知ってたけど読んだことなかった作品。すみません、本当にすみません、誰をとは言いませんが女の子だと思ってました。絵だけしか見たことなかったんですよ・・・。
0投稿日: 2009.05.03
powered by ブクログ新伝綺―歴史的傑作。 んっんーどうなん。上だけでは判らないけれど。 格好「よさげ」な文章があたしにはちょっと寒い時がある。 だけど全体の世界観は好きな方。 この感覚でいくのなら、魔法系へ進んでくれたほうがあたしはまだ受け入れられる。 薬や病気の細かい描写は意味不明だけどあってくれていい。 あったほうがぎゅっと締まる。時間軸だいぶ前後するがまったく苦にはならない。 痛覚残留―藤乃自体、なにも取り立てて魅力的なキャラではないが、 この能力や事件そのものが良かった。 シキとの戦闘も良い。 ただ、恋愛を描くのに、恋愛の描き方がイマイチすぎる・・・ かなぁーり、単純というか・・・ どうなんだ・・・ でも読み進む。 どきどき
0投稿日: 2009.04.17
powered by ブクログ奈須きのこさん最高ですね。 式カッコ良過ぎです。SFサスペンスと呼ぶのでしょうか? “読まないと損”とまで言えます。
0投稿日: 2009.04.11
powered by ブクログ序章の退屈さと、キャラ設定の不明さは置いておいて、独特な文体はポップでおもしろいなって思った。 圧倒的に残酷で猟奇的でもあるのに、なぜか生々しさを全く感じられない。 殺人が生き生きしてないってのもおかしな話だが、すごく空虚に思えた。 多分、文体の問題だろうが、すごく拒絶されている感じを受けた。 世界を限定しすぎたために生きにくい道をそれぞれの登場人物が生きているようだ。 菊池秀行の魔界都市シリーズに近いなって思ったら、菊池秀行はこれ褒めてたらしいね。 道理で、と納得。 続編も読んでいるがどうなることやら。
0投稿日: 2009.03.14
powered by ブクログ厨二病?? 文章が稚拙?? 邪気眼? 自己陶酔的ないい回しと、伝奇の世界にどっぷりつかれます はまってしまうんだから、仕方ない。 自覚した上で、ハマりましょう
0投稿日: 2009.01.07
powered by ブクログアニメから入ったけれども、小説もすごいいい。何がいいって、文章力がちゃんとある。シナリオライター出身だからかもしれない。
0投稿日: 2009.01.07
powered by ブクログ先に映画を観たお陰で話の理解度は高かった。文章だけになっても世界観や登場人物の格好良さは変わらないし、とても鮮やかだ。 時系列が分かりづらいのが難点だけど。 個人的にはノベルスの表紙の方が好きなんだけどね。高いし、持ち歩きにくいので文庫版まで待ちました。(10/19)
0投稿日: 2008.10.22
powered by ブクログこれ、ライトノベル扱いしたら怒られるかしら…。 月型さん好きなので、ずっと気にはなってたのですが、映画の曲を聴いて読みたくなりました。(映画は見てないです 読んでる間中、月姫やってる感じでした。画面が浮かぶ…!(苦笑
0投稿日: 2008.10.18
powered by ブクログ気になったのでシリーズとしてとりあえず読破。 面白いんだけど、別に映画とかそこら辺のメディアミックスみたいなーとかまではいかなかったなぁ。
0投稿日: 2008.10.13
powered by ブクログ楽しかった!登場する人物を含め、作品自体はどストレートで変化球なしなんだけどその強さに圧倒されます。ここで変化球・・・?と見せかけて、やっぱり直球、それも剛速球なので、むしろひるんで「そうきたか!」とウキウキしました。人物に対する容赦のなさも好み。ただ、文体や言い回しに少し癖があるので、人によって好みが分かれるかもしれません。
0投稿日: 2008.10.12
powered by ブクログライトノベルと呼ばれる小説が読みたくなったので。 うーん、オカルトって苦手なんよね。。。ってのを再確認。 作者がゲームのシナリオライターってので、 なんとなくそれがわかる文章な気がする。 要は、魅せ方をすごく考えてるみたい。 どんぱちとかキャラクターの心情を伝える技術はすごくあると思う。 けど。けれども。 うーーーん、すごく読み手を選ぶ本だと思う。
0投稿日: 2008.09.08
powered by ブクログ三色式で読むのは非常に困難だった。が、三色で引かずにはいられない何かがある。 この独特の文章は、良くも悪くも読み手を選ぶと思う。よって、レヴューなどでボロカスに叩く人間がいるのもわからなくはない。しかし、読んで気に入らなければ続きを読まなければいいのだ。『全ての本は良書である』・・・読んで無駄になる本はない。上巻だけ読んで「自分に合わない」と気付いたなら、それは自分の嗜好に気付けたということであって、それも収穫ではなかろうか 内容そのものは講談社ノベルスで2年前に読んでいるのだが、映画を見たり、それを機に読み返すまでほとんど忘れていた。中・下巻についてもすぐに読もうかと思っていたのだが、劇場版『痛覚残留』を観て確信した。 「映画を全部観てから読み直そう・・・」 どうしても映画だと「省かれるエピソード」が多々あり、フラストレーションが溜まるのだ。したがって、上〜下巻とも発刊と同時に買っていたものだが、読み直す機会はまだまだ先になりそうである。
0投稿日: 2008.08.03
powered by ブクログ高校生の頃、書店で見かけて気になっていた本。文庫化されているのを発見したので、読んでみた。 ゆるい読書しかしない私にとっては、これだけ怒涛の情報量で責めてくる本は難解極まりない。かなり大雑把にしか理解していないけれど、これだけ良く書いたな…と感心せずにはいられません。読んだ後にも頭に残る。
0投稿日: 2008.07.27
powered by ブクログ長い、でも面白いから止まらない。 こんなに強い人間になれたらと憧れを持たずにはいられない。 歴史的傑作と言われるもの納得。 ただ、ちょっと「痛っ」ってシーンがあるから足がしびれる(笑
0投稿日: 2008.06.24
powered by ブクログ中二病的な文章で読むのがツライ。が、我慢して読み進めると三分の二あたりから俄然面白くなってくる。残された伏線がどう解決されていくのか中巻以降も楽しみ。
0投稿日: 2008.05.25
powered by ブクログ物語がハイスピードで展開していくので、面白いです。 所々登場人物が難しいことをかたっていて其処をしっかり読むと、とても面白いんです。
0投稿日: 2008.05.24
powered by ブクログおそばせながら映画化おめでとうです! 私は文庫本じゃないほうを読んだんですが。 ストーリー性あふれててよかったですよ!
0投稿日: 2008.05.20
powered by ブクログWTにて購入。(上) 23or24(中)遊びにいった途中に購入。 25日最終巻(下)あおい書店にて。
0投稿日: 2008.05.12
