
総合評価
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powered by ブクログ石田衣良さんの作品2つ目♪ アキハバラを舞台に弱者が大きな事を達成する。物語としてはありふれてるようなものでも、一味違う。細部の作りが細かいからかな?作者の知識量に脱帽。
0投稿日: 2006.11.21
powered by ブクログいやーーー石田さんおもしろいよ! 正直IWGPよりすきかもしれない 笑 すごく読み応えがあるし、なにより専門用語があってもそんなに違和感なく読めるのがよかった。たしかにありえない話っていわれればそれまでだけど、結局物語りってそうゆうものでしょ? ドラマもすきだったのでよかったな。
0投稿日: 2006.11.21
powered by ブクログ途中までは楽しめました。ラストはかなりありえない展開でしたが(^^;、もともと作り話ねーって思って読んでいればこんなものかと。。
0投稿日: 2006.11.21
powered by ブクログ池袋ウエストゲートパークの作者がアキハバラに進出。 池袋のヒーロー、果物屋の息子マコトはカッコ良かった。ストリートのガキに夢を与えてくれた。 今回のアキハバラのヒーロー達は、みな何かしら問題を抱えているオタク達だ。名前もほとんどそのHNで語られる。 【ページ】 10羽の小鳥がキーボードを舞うように自在にテキストを操るが、吃音のため言葉はほとんど話せない。その頭の中の知識は計り知れないものがある。グループのリーダー。 【タイコ】 コンピュータ音楽のスペシャリスト。光や音の周期的な点滅により体がフリーズする病気をもつ。 【ボックス】 CGデザイナー。女性恐怖症&不潔恐怖症で、常に手袋を3枚重ねで着用し、一定時間ごとに交換する。 この3人は「ユイのライフガード」という24時間人生相談のサイトで知り合い、一緒に仕事をしていた。そこに3人の行きつけのコスプレ喫茶「あかねちん」のトップアイドル【アキラ】が加わり、アキハバラ@DEEPという事務所を立ち上げる。そしてユイに紹介されたアルビノの天才プログログラマー【イズム】、10年間壁を見て暮らしたひきこもりの法律家【ダルマ】が加わり6人になる。 6人は請負のホームページ更新をハードスケジュールでこなしながら、アキラのアイドルサイトを本格的にスタートさせた。地下格闘場で戦った直後のアキラの画像がトップページを飾ったサイトは順調に人を集めたが、もっと爆発的に人を集めるために、何かツールを作ろうと考える。そして、イズムがユイのために作ったAIにページのアイディアを加え、今までにないサーチエンジンを企画する。 6人は2ヵ月間、風呂はもちろん寝食も忘れ、イズムは救急車で運ばれながら、画期的なAI型サーチエンジン『クルーク』を開発する。アキラのサイトに公開されたクルークは有名なブロガーに評価され、アクセス数は1日に10万件を超えた。バナー広告の収入も入るようになる。雑誌にも取材され、ユーザーが事務所に巡礼に来るようになった。 成功の予感に勢いを得て、6人はクルークの更なる開発に意欲を燃やすが、そこに強大な悪役が現れる。元世界7番目の大富豪、デジキャピの社長【中込威】が、クルークを6人のスタッフごと12億円で買い取りたいと言ってきたのだ。クルークを会社のギズモBBの有力コンテンツにして、情報世界の3分の1をデジキャピの傘下に置きたいという。クルークをすべての人に無料で自由に使ってもらいたいと考えていた6人はこの申し出を公衆の面前で断り、初めてにして最大の敵を作ってしまった。 運命の金曜日、事務所から家に帰った6人は、それぞれの自宅が空き巣に荒らされているのを見て愕然とする。全員パソコン関係が根こそぎ持って行かれてしまっていたのだ。あわてて事務所に戻ったページは、やはり事務所内のパソコン関係が綺麗になくなっているのを見て途方に暮れた。7ヵ月間休日返上で開発してきたベータ版クルークが盗まれたのだ。 すべてのハードウエアを奪われて6人の機能は停止してしまう。ショックからすっかりヘタレとなった6人は請け負っていた仕事もすべて降りてしまった。一方デジキャピの社長中込は、クルークを自社で開発した新型サーチエンジン『スコップ』として公開すると発表。AI型サーチエンジンの特許も申請するという。このままではクルークは盗まれ損だ。 しかし、一旦は空中分解した6人も、帰還したユイのAIに導かれ、明るいテロによるクルーク奪還を決意する。かくして『聖夜のアタック』作戦は開始された… 6人がそれぞれの特技を生かしながら強大な敵に立ち向かっていく様子を語るのは、なんと当のAIであるクルーク自身である。当然6人の勝利を前提として語られるので安心して読めるはずが、これがもうはらはらドキドキの展開で息をつく暇もない。途中敵に拉致されたページとタイコが自分達の弱点を武器にして闘う姿には心底感動した。 ネットにはまっている人なら文句なく楽しめる内容だ。綿密な取材と巧みな構成で、アキハバラのオタク達を見事ヒーローにしてくれた石田衣良に敬意を表したい。 それでは、よいサーチでよい人生を。
0投稿日: 2006.11.19
powered by ブクログこの手の話は足が速い。秋葉ダイビルも立ったし、今読むと、懐かしささえ感じる。出た時にすく読めばよかった。(後悔)クルークに人生相談して見たい。06.11.17
0投稿日: 2006.11.17
powered by ブクログ文化とか発展って底辺の人間が作り出していくもんだよなーと思った。石田衣良さん敬遠してたんだけど、印象が変わった。
0投稿日: 2006.11.14
powered by ブクログ登場するいわゆる「アキバ系」に違和感が。なーんか違う気がする…あたしもよく知らないけどさっ!前半の平坦さはちょっと退屈で、後半の劇的な様は前半とのギャップに呆れちゃった。デジキャピの記者会見あたりから展開が見えていて、読んでいて驚かされることもなく…読んだ後の充実感があまりなくて残念。。デジキャピに突入してから、もうちょっと展開が欲しかったかな〜
0投稿日: 2006.11.13
powered by ブクログSFありバイオレンスあり、主人公たちには独特な持病ありと、なんだか若干つめこみすぎの気が。 キャラクターの「世界と相容れない」部分と、そこから生まれる共依存の関係に、読み始め直後からちょっぴりどんよりと心に影。 明るく終わっているのに、なにか釈然としないのは、やっぱりあたしが暴力が苦手だからかしら。
0投稿日: 2006.11.12
powered by ブクログやっぱり石田衣良さんは面白い!テーマも面白いし、中でもアキハバラ@DEEPの皆が黙々とクルーク作りに励んでる場面は青春といえると思います。でも最後がちょっとあっさり目で★4.5くらいかもしれません。
0投稿日: 2006.11.11
powered by ブクログ心や体にハンデをもった社会不適合者のオタク達が、とある人生相談サイトで引き合い、ベンチャー企業を立ち上げる! 面と向かって会話をしようとすると極度の吃音が出てまともに人と会話することが出来ないが、キーボード上では踊るように文章を紡ぐアイデアマン、ページ、女性恐怖症の潔癖症だがデザインセンスは抜群のボックス、激しい光の明滅を見るとてんかん症状のようなものを起こしフリーズする天才的作曲家タイコ、表の顔はメイド喫茶の美人メイドだが情に厚い最強の格闘少女アキラ、アルビノ体質の天才ハッカー少年イズム、元ひきこもりの顧問弁護士役ダルマ この6人が出会い、築いた会社で開発したAI型サーチエンジン、クルーク。 この画期的な発明は、やがて大きな覇権争いに巻き込まれていく… 強大な権力に彼らの弱小企業は若さと友情で立ち向かっていく!!
0投稿日: 2006.11.07
powered by ブクログ小説なのに、目が離せない。ぶっ通しで読んだ。AIが人格を持つ、そんな世界がこれからくるのかなぁ。考えたことなかった。確かに現実味はあまりないけれど、彼が普段考えている妄想の世界を少しのぞいたような気分。きっと「こんなんなったらおもろいなー」って普段思ってるんやろうな。あたしも妄想するから、現実味がないことも、先が(あえて)わかっちゃうことも全然気にならず、石田衣良の空想の世界を自由に泳ぎまわれた。そんな本。簡単に映画にしてほしくなかったな。本だからいいのに。本だからその世界を泳げるのに。
0投稿日: 2006.11.05
powered by ブクログ全体的に、面白かったのでは? ただまぁ、現実味がないというか、一般人にプログラムができちゃってるところとか、頑張ってプログラムを勉強した身としては悲しい事。 なんというか、さらっとしているのですが、中には奥深い物があっていい感じ。
0投稿日: 2006.10.26
powered by ブクログおもしろいと言われ借りた本。 舞台は秋葉原。ので、内容はなかなか深いものがある。でもそれを読みやすいように書いてあり、なかなかいけてたよ。 聖地秋葉原、自分はまだ降りたてないっす・・・
0投稿日: 2006.10.24
powered by ブクログネット世代の冒険譚。アキバの住人ではあるけれど主人公達はいわゆるオタクとはちょっと違う、デジタルのクリエイターとでも言うべき人達。そのせいか舞台はアキバでもどこか違和感がある。でも読み物としては素直に面白い。それにしても中込はいい趣味をしてるなぁ。
0投稿日: 2006.10.23
powered by ブクログ相変わらず石田さんはライトボイルドだなと(良い意味で) 読みやすく、テンポ良く、面白いのですが、すいません、コレだけは言わせてください。 PC初心者のコスプレ店員や法律を勉強していただけの営業マンにプログラム作業を任せないで下さいっ!!!!!プログラマーをなめてるんですかっ!!!!!! (他にも、ネットの海を漂うユイのAIは一体どこのサーバーにデータがおいてあるのかとか、どこからログインできるのかとか、検索用の人工AIがなぜいきなり感情を持つのかとか、疑問はたっぷりですが、そこはファンタジーなので目をつぶります、天才プログラマーさんだし)
0投稿日: 2006.10.19
powered by ブクログ6人のおたく(強い美少女を含む)が開発したサーチエンジンを強奪され、巨大企業から奪還する話。最近は国産サーチエンジンをつくろうとアメリカ以外の各国が取り組んでるようですね。(もちろん日本も)そんなタイムリーな話題をもってきて、かつ弱い者が強い者を倒すという、とびきりおもしろくなりそうな話なのに、イマイチでした。AIが狂言回しだからか?始めから結末を示唆する書き方だからか?それも原因だと思いますが、現実に沿った話とおとぎ話がかみ合ってないからかなぁ、と思います。ちと残念。
0投稿日: 2006.10.17
powered by ブクログ一旦読み始めたらとまらなくなって、ぶっ通しで読み続けたら目がしばしばしましたけど、興奮しました。 登場人物、とくに主人公たち「アキハバラ@DEEP」のメンバーのつながり、絆の温かさというのが読んでいて心地良かったです。 今から考えると、素人の考えるおたく、素人の考えるテロ、って感じがしますが、そういうアラを抜きにして感動できました。 電脳的なストーリーの発想にもかかわらず、結局本当の主題は人のぬくもりで、絆なんだということが、古典的で感動を生むのだと思います。 アラはいっぱいあったんですよ? つめが甘いとかもありました。 でも、そんなん全部抜きにして絶賛したい。 すごく良かった。
0投稿日: 2006.10.16
powered by ブクログ一応IT系企業で働いていることもあり、いろいろと理解できてしまう部分、同感してしまう部分もある一方で、読者の一人としては、語り手が知能を持ったコンピュータプログラムという設定にあまり馴染みがもてませんでした。ぶっ飛んではいるのですが、IWGP的なぶっ飛び具合とはちょっと違い、まずまずといったところです。
0投稿日: 2006.10.13
powered by ブクログネットの世界にそんなに興味が持てない人だとつらいかも。 それでもとってもわかりやすく書かれているから、ページがすすむのは事実。続編がでるんじゃないかと思うような終わり方。 ただ、なぜ私ははまらなかったのかというと、各章の最後に、「この出会いが運命を変えるとは思わなかった・・・」とか、そういうこれからの展開を軽く示唆する発言があるところ。ほっとけ!!って思っちゃう。それがなければ、続きが気になってもう少しはやく読み終わったんじゃないかな・・・。
0投稿日: 2006.10.12
powered by ブクログ実は石田衣良初挑戦。面白かった。何だか石田衣良って面白いこと考えてるなぁと思った。会って話してみたいよ。
0投稿日: 2006.10.11
powered by ブクログ負け組の若者たちの秋葉原を舞台にした一世一代の大勝負!目まぐるしく進む展開に息つくヒマもなく読破しちゃいました。映画&ドラマ化までしちゃうしビックリだわ〜
0投稿日: 2006.10.05
powered by ブクログ25日初見。 映画には映画の良さが。小説には小説の良さがあった。映画は無駄なところを省いて、小説は細かいところまでゆっくりと進められる。悪いところは、切り落としすぎてたり、無駄な物まで含んでしまうこと。どっちもどっちだね。 原作の感想です:長い。これは一番重要なところに入るまでは回想とかで良かったんじゃない? クルークに語らせたのは良かったと思う。でも何でクルークがページ達の一挙一投把握出来てるのか謎。ダルマが陰薄いのはわかるけど、でも、ページ、ページは・・・・・・。突入はページにやらせようよ。何でイズムだよ。侵入班と陽動班が要るのはわかる。わかるが(悶
0投稿日: 2006.10.05
powered by ブクログ石田衣良のアキハバラ@DEEPを読みました。アキハバラのオタクと呼ばれている青年たちを主人公とした物語でした。秋葉原の片隅で知り合った青年たちはそれぞれちょっとした欠点と大きな長所を持っていました。彼らが力をあわせて作った、クルークと名づけられた愛すべきAIサーチエンジンが悪いIT会社社長に盗まれてしまいます。そして彼らは立ち上がり、仲間を増やしながら、盗まれたクルークを取り戻すべく戦っていくのでした。物語の舞台は秋葉原ですが、ストーリーの骨格はRPGなどによくある、虐げられた弱き者たちが力をあわせて悪の帝王に立ち向かう、という勇者伝説ものでした。とは言え、私もオタクの端くれで、若いころはマイクロマウスという自立型ロボットを作っていたりするので、登場人物に感情移入してわくわくしながら読みました。
0投稿日: 2006.10.04
powered by ブクログ第2のIWGPかも☆コンピューターに関しての記述が少し難しかったけど、文句なしにおもしろくてわくわくした。
0投稿日: 2006.09.30
powered by ブクログとーまたんのために読んでます(ばか ドラマとはまた違う面白さがあるので、ドラマみたから話知ってるわーっていうかたでも楽しめるとおもわれます!
0投稿日: 2006.09.28
powered by ブクログドロップアウトしたおたく人間が、助け合いながら、画期的なAIサーチエンジンを開発した。これを巨大な利益に結び付けようとするIT業界の成り上がりのドン(ライブドアのホリエモンのイメージがピッタリなんですが。。。)に、根こそぎ盗み取られてしまう。 しかし、おたく人間たちが人生相談サイトで師と仰いだ、今は亡き主催者の知識を詰め込んだAIエージェント(マイクロソフトOffice製品のヘルプで飛び出してくるイルカのイメージがぴったり)に勇気づけられて、盗まれたものを取り返すべく、電脳テロで立ち向かうというお話。 いや、面白い! AIは少々現実離れしているような気もしましたが、こういうのは、5年後、10年後に読んでも「面白い!」と唸らせることができるかどうか?未知数ですねぇ。 2006/9/24
0投稿日: 2006.09.27
powered by ブクログアニメ、ゲーム、コンピュータ、電子、etc... 世界のオタクが集まる街秋葉原。街ひとつ丸ごとがアンダーグラウンドと呼んでも 差し支えないこの場所の、さらに最下層で、世界を覆す若者が...世界を変えようとするオタクと、それをいいように使おうとする大人の、壮絶なる戦い。 中身は大変おもしろかった。 秋葉原に詳しい人は、なおさら楽しめるだろう。その代わり、事実を淡々と綴っていくような石田 衣良っぽさはあまり感じられない。伏線に関しても、比較的容易に推察できる。 しかし、そのおかげで逆に読みやすい作品に仕上がっている。前半のストーリー展開に対して、ラストの内容が薄い気がしないでもないが。
0投稿日: 2006.09.26
powered by ブクログオタク青春群像エンターテイメント小説。AIサーチエンジン・クルークを巡る巨大企業とアキハバラ@DEEPというベンチャー企業の面々の対決。最期まで飽きさせません。
0投稿日: 2006.09.17
powered by ブクログ読むものがなくなって、友達に借りて読んだ。 早めに返さなきゃいけないからあんまりじっくり読めなくて、その分あんまり感情移入出来なかった。専門用語が多いからその分余計に。 しかも石田さんにの作品て、どこか淡々としてるんだよなぁ。盛り場がよくわからん。 内容は、アキバの「おたく」と言われる人たちがAI型サーチエンジンを開発し、それについて一悶着起こる話。話の着眼点についてはすごく面白そう。しかも結構心に染みる言葉も多かった。 現実に起こりそうな近未来の話と言う感じかしら。そういう意味では面白い本でしたね(偉そうw)。
0投稿日: 2006.09.15
powered by ブクログ文庫になったので再読。秋葉原に勤めている身としては、半分リアルで半分フィクションというような情景描写だったりするのですが、それも込みで、自分には好みの話でした。アキラとボックス、ページが好き。駆け抜けるように読めてしまう、そんな話です。
0投稿日: 2006.09.10
powered by ブクログ映画原作となった石田衣良さんのサイバーミステリ。というより、青春小説。 サーチエンジンに人の思考指向を持ち込むところや命名の由来など、いかにも石田さんらしい、 世の中と文学的思考の融合だなぁ、と思って読んでました。 敵役の孫正義、じゃない中込さんがナイスです(笑) しかし、500頁を超える原作を映画化するとなると・・・映画ははずしそうですね。。。
0投稿日: 2006.09.09
powered by ブクログおたくで社会とうまく付き合うのが難しい、という主人公たち。力を合わせて、大きな力に立ち向かう!というお話。終わり方としては、なんか無理やり?という感じもしましたが、ぜんぜんかっこよくない主人公が、だんだん魅力的になったり、個性的な登場人物が多く、みんなで団結していく様子は、ちょっと感動です。青春だぁ!あと、アキハバラという1つの世界の様子や、そこを拠点として活動する若者たちの日々が色濃く出ててました。アキハバラには1回だけ行った事がありますが、その異様な雰囲気と熱気を思い出しました。また行きたくなっちゃった。
0投稿日: 2006.09.06
