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アキハバラ@DEEP
アキハバラ@DEEP
石田衣良/文藝春秋
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総合評価

232件)
3.7
41
92
68
15
3
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    映画は視た。山田優が出てた。大根仁演出のTVはどうだったか。主演は風間俊介と生田斗真って、べらぼうのWヒールじゃん

    0
    投稿日: 2025.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アキハバラ常連の6人のオタクたちが巨大悪徳IT企業と対決し、盗まれたサーチエンジンのプログラムを奪い返し、世界初の人工知能を誕生させる話。 悪の帝王に大切なものを奪われてから徐々に仲間を増やし、帝王の居城に侵入して撃退する、という流れが古き良きRPGゲームの構図そのもの。そういう点で分かりやすくテンポよく読めたが、知的な仲間を集めながら最後に暴力がものをいう展開とラストの飛躍がいまいち納得できず、残念な終わり方だった。設定はSFだが展開はファンタジーという印象。 そして、秋葉原が電脳オタクの聖地だったりITの中心がサーチエンジンだったりするところに時代を感じる。

    0
    投稿日: 2025.06.07
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    社会からドロップアウトしたように描かれたキャラクターたちが小さな世界から羽ばたこうとする話。 大きく羽ばたこうとは思ってなかったのがミソで、彼らは多くを求めてなかった。 彼らが開発したAIを用いた検索エンジンが優秀で将来的があると見込んだ時代の優が彼らを掻き回す。 大切な価値観を共有し続けられる仲間たちがいる彼らは幸せだ。 これは冒頭から書かれていた。 仲間の個性を尊重できる彼らは美しい。

    0
    投稿日: 2024.08.02
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    映画になっているらしい。 人格を持ったAIを6人で開発するも、保存しておいたハードが盗まれてしまう。盗人の大手企業CEOに立ち向かうメンバーたちの戦いが始まる。 2006年9月に第一版なので、20年以上も前にAIを取り上げていた点はすごい。

    10
    投稿日: 2024.06.29
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    若者が若者の力で諸々解決し進んで行こうとする姿は、見てて清々しいね。 ただ、それだけに、最後のシーンは、大分無理がある気もしたけど。 しかしこの作家さんは、未来の姿を早々と取り込むのが上手いね。AI検索機能とか、まさにイマイマで、起こってましたと言われても納得のストーリーですゎ。

    0
    投稿日: 2023.07.12
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    秋葉原で短所を補い合い、得意を最大限に活かす。 そして、困難に立ち向かい事を成す、オタク達の物語。 自分の足らない部分を認め、お互いに助け合う仲間がいて、何か一つでも自分の得意を活かせれば人生を楽しめる。そんな事を感じさせてくれた物語。

    3
    投稿日: 2023.07.10
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    吃音を持ちタイピングでお話するページ、女性恐怖症のボックス、点滅光でフリーズしちゃうタイコなど、魅力的なキャラがいっぱいいるので読んでいて楽しい。 石田衣良作品の中で一番好き。

    0
    投稿日: 2023.05.06
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     舞台は2000年代の秋葉原だが、あまり古さを感じないのは当時を知っているからだろうか。意志を持ったAI型サーチエンジンを開発した若者たちと、そのサーチエンジンを奪い権益を独占しようとするIT企業社長との戦いの物語。新年1冊目は明るく楽しい本を読みたいので、よくこの時期に再読する。石田衣良作品の中では1番のお気に入り。缶おでんを食べたことがないので毎回読むたびに憧れている。ページとタイコの持病を逆手に取り、尋問で自白を逃れるシーンが好き。6人のその後も気になるので続編出ないかな。

    2
    投稿日: 2023.01.02
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    十数年前に単行本で一度買って読んでいるのだけれど、文庫化された機会に再読。 やはり、毎週のように通っているアキバの地名や建物の描写が十数年前に想像しながら読んでいた時とは格段に違ってリアル。 それにしても、あの当時はあのGoogleも、ましてやYahoo!もまだこの程度の存在だったんだよなぁ、と感慨にふけってしまう。 現在のこのネット上の現実を、当時どれほどの人たちが想像できたであろうか。うーん、なんともすごい。 どこかしら致命的に欠損していたり、ある種の病を抱えていたりする、個性的な6人の若者が、楽しく明るいテロをアキハバラの街に起こす物語。非常に楽しく愉快に読めるアキバ住民にとっての一種のバイブル的な読み物ではなかろうか。 さすがは石田衣良。大好き。

    2
    投稿日: 2022.05.17
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    最初は読みにくいかな?と思っていたけど、 中盤辺りからどんどん面白くなり一気に読了。 ドラマを見ていたので、脳内で生田斗真や星野源でキャラクターが再生されました。

    0
    投稿日: 2022.01.26
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    プロローグを読んで、クセのある文章に挫折しそうになりました。 あと登場人物のキャラが立ちすぎているくらい立っていて、あまりにも極端な設定についていけないかも、、と思いましたが、読み進めるうちに愛着が湧き、面白く読めました。 中盤からはドキドキの展開で、先を読み急いだくらいです。それぞれコンプレックスを抱えながらも闘う姿は胸を打つものがあり、元気付けられます! 全体的には楽しめましたが、最後は色々とうまく行き過ぎているところが物足りなく感じたため、星は2としました。

    0
    投稿日: 2021.09.04
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    夫の友人からお借りしました。 ラノベぽいけど、それを受け入れて読めば、荒唐無稽な展開も雑な設定も許せ、青春&エンタメ小説としてとても面白かったです。 前半はオタクたちが特技を生かしてベンチャー企業を立ち上げ、AI搭載のサーチエンジンを作り上げていくお話です。 メンバーが少しづつ増えていく様は定番の桃太郎構成ですが、自分たちの弱点を補いながら支えあい信頼しあって成功してゆく姿は青春小説の王道。 最後まで仲間割れ等がなかったところがよかったです。。 そして後半は、彼らが作ったサーチエンジンを大企業に奪われ、それを取り返すという展開。 悪者に立ち向かう弱者、という構図が分かりやすく、勧善懲悪な展開がすっきり爽快でした。 AI搭載のサーチエンジン、便利だけどかなり依存しそうだなあ。

    0
    投稿日: 2020.01.28
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    『ブルータワー』に続き、衣良作品四作目。後半は読み終わるのが惜しくて、少しづつ読んでいました^^ いや〜ホント面白かった。構成が抜群だったなぁ。“クルーク”まだ実現しないのかな?はよ、誰か作ってww あとアキラちゃんのコスプレ写真集欲しいッ!!!!!評価は、星四つ半。 ただ一点ダメなとこは解説が糞すぎた…。なんでこんなのに依頼しちゃったの??

    0
    投稿日: 2019.07.13
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    どこかしら社会適応にネックを抱えるメンバーが、それぞれの個性を生かして大企業と戦う、明るく楽しいテロリズム。 再読なのだが、覚えていた(と思っていた)話と全然違った。2004年、まさにアキバやオタクが市民権を得ようとしていた時代の作品だなぁと思う。今ではオタクのカミングアウトも普通になったが、当時はやはり特殊だと見られがちだった。ボックス強くなりすぎ!ってところはあるが、熱い青春万歳!

    0
    投稿日: 2019.04.07
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    石田衣良による、秋葉原のオタクたちが集まって作ったAIについての小説。 前半はやや説明が多かったものの、中盤から一気に展開が変わって面白く読めた。 ただ最後はサイバーテロみたいなのを想像したら、僕らの七日間戦争みたいな感じで意外だった。

    0
    投稿日: 2018.09.14
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    普通の人とは馴染まないオタクのチームが巨大産業に立ち向かう。AIを使った検索エンジンのアイデアが良い。本当に表れそうな気がする

    0
    投稿日: 2017.11.02
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    オタク・ニートなど、社会からドロップアウトした6人の若者たちが、高度な人工知能による画期的な検索エンジン「クルーク」を作り上げる。 しかし、成功や注目とともに、その価値を奪おうとする組織から狙われることになる。

    0
    投稿日: 2017.10.19
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    プロローグだけ読んで意味が分からなくて「あ、駄目かも」と思いかけたのですが、途中から加速度的に面白くなって、一気に読んでしまいました。いいぞ、オタク。 途中・途中で都合よすぎないか?と感じる部分もなくはなかったのですが、アキハバラ系ではなくとも、ディープになにかにのめり込んだ人間の繋がりの濃さや絆の強さ、得意分野における凄まじい情熱と能力などは多少なりとも理解できるので、許容範囲内でした。あと、喜んで檻に入るフリーターの話、ちと怖かった。リアル。

    0
    投稿日: 2017.03.31
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    子供が喜びそうな本だな。 20年前くらいに読むと、もっとエキサイティングだったろうな。技術は進歩するものだ。えらく昔の話ように聞こえる。

    0
    投稿日: 2016.11.06
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    弱いものが進化する 石田衣良さんの知識の豊富さに脱帽。なんなんだでしょうね、作家って。石田作品でいつも感じる、人間の優しさとか温かさをを今回も感じられて嬉しい。ホッコリ。

    0
    投稿日: 2015.12.10
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    面白かった!! 「IWGPの秋葉原版かな?」 と思って読み始めたけど全然違いました。 シリアスさが無いからとても軽く、 エンターテイメントとして単純に楽しめました♪ 長編なのに一気にサクサクと読めてしまう。 初めての長編小説にオススメです!!

    0
    投稿日: 2015.11.13
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    石田衣良作品の長編は初めてだが、思ったより面白かった。キャラクター設定やデジタル誘拐などもよくできている。

    0
    投稿日: 2015.11.08
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    アキハバラを舞台にしていたので、読みながら何だか懐かしい気分にもなりました(笑) 起業して、熱い気持ちで夢中になって働いてる姿が良いなぁ!て思う反面、悪い人には注意しなきゃならないってなんだか勉強になりました。ITに強いって、やっぱり武器になるね。

    0
    投稿日: 2015.01.17
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    下北サンデーズにも似たところがある、成功と大きな権力との戦いの話だけどこちらは圧倒感がすごい。一人ひとりの個性が光り魅了される切り口に心躍る小説であろう。

    0
    投稿日: 2014.07.23
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    デジタルの世界、無縁でもあり身近でもあり。 ジェットコースター小説かと思っていたけど、心に響く作品だった。映画化されているので見てみよう!

    0
    投稿日: 2014.06.22
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    「THE ONLY WAY IS UP.(ここより下に階層はない。あとは浮上するだけ。)」 社会にうまく適合できない主人公たちは、それぞれが別々のタイミングで「ユイのライフガード」に辿り着き、導かれて、共にインターネットに革命をもたらす仲間と出会う。 前半は、主人公たちが会社をつくり、“自分たちだからこそできる仕事”に打ち込み、画期的なツールAI搭載検索エンジン“クルーク”を生み出していく過程の物語であり、読んでいてベンチャービジネスの面白みも感じられます。 後半は、がらりと雰囲気が変わり、卑劣な手により“クルーク”を奪いとっていった灰色の王様に、自分たちらしく楽しく闘いを挑むという内容。 本文でも書かれているが「勝利が確定した闘いについて語るのは、いつでもこころよいものである。」であり、終わりに向かって進むストーリーに合わせて爽快感を感じることができました。 「おたく」たちの街・秋葉原の不思議な魅力の一部を感じられたような気がします。

    0
    投稿日: 2014.06.20
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    (前略)わたしがやっているのはひとく混乱している人の話をきいて、ごちゃ混ぜになったファイルを整理してあげるだけ。そのときはすっきりするかもしれないけど、地雷は依然として、同じファイルのなかに残っている。問題は解決なんかされない。 (前略)自分にしっくりくる方法を好きなように選べばいい。どうせ間違いを選ぶことはできないんだから。 (前略)自分の心が氷みたいに冷めてたら、世のなかにおもしろいものなんて、なにひとつないよ

    0
    投稿日: 2014.03.14
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    初めて石田衣良の長編を読んだ。最もヒーローから離れた存在の、ヒーローものだった。愛する子どものため悪の怪人と闘うというアメコミ的王道ストーリーの、オタクバージョンといった感じ。コンプレックスと特殊技能を持った青年たちが大企業に一発食らわせる爽快ストーリー。武器はパソコンとか機械仕掛けのグローブとか、音による攻撃とかなんとも電脳チック。メインキャラクターのうち唯一の女性が一番ヒーローらしいというのもなんとも面白い。大阪住まいだから秋葉原のことは知らないが、フィクションにもかかわらず、アキバの持つとてつもないパワーがひしひしと伝わってくる快作。うじゃうじゃ出てくるネット、機械知識も面白い。

    0
    投稿日: 2014.02.18
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    内容、覚えているような覚えていないような。このシリーズは好きなんだけど、よく忘れて2回買ってしまう。

    0
    投稿日: 2013.10.21
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    キャラクターが個性的でした。そして、みんな社会不適合者と言われてもみんなで力を合わせることで世界にいままでなかったものをつくる!というストーリーは非常に痛快な感じでした。彼らみたいに個性的でなくても、私みたいなやつでも本当に好きなことに打ち込めば、何かできるんじゃないかと勇気づけられるストーリーでした。 ただ、やはり細かい部分が辻褄が合わなくなるのは少し文章を読む上で気になりました。

    0
    投稿日: 2013.09.27
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    アキバのオタク達が主人公。細部の詰めは甘く、リアリティはないが、そこそこ面白い。ライトノベル感覚で読む本。

    0
    投稿日: 2013.07.02
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    秋葉原、オタク、AI(人工知能)、略奪と奪還がキーワードの石田衣良さんの冒険活劇です。 今でこそAKB等のアキバ発のPOPカルチャーが広く活躍していますが、2002年当時に秋葉原という電脳街を舞台にこんな面白い話を書いていたのですね。 一見どこにでもいそうなオタク達がネットのコミュニティーを通じてチームを結成、HPの目玉として作ったコンテンツ・ツールが世界のネット社会の常識を根底から変えてしまう様な大成功をおさめ… とここまで書くと順風満帆の様に思えますが、その過程でIT社会を牛耳ろうとする強大な敵が登場し、手痛いダメージを受け反撃ののろしを上げる…といった物語です。 登場する悪役が、まんまホリエモンやソフトバンクの孫正義を連想させ、ビジュアル的にもそっくりに描かれているところなど笑えます。 石田作品はストーリーやキャラ設定が面白く、読んでいて頭の中に情景が浮かぶのですが、この作品もTVドラマや映画になっていて口コミ評価も良いので、またの機会にチェックしたいです。 実に400ページを超える長編小説ですが、さすがの石田作品、あっという間に読み終えてしまいました。 ライトな作風の石田さんがディープに掘り下げたオタクの世界観、面白いですよ。

    1
    投稿日: 2013.01.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アタシが読んだ初めての石田衣良作品。 「秋葉原」という街に親しみがあったからこそ、状況が細かく目の前に浮かんできて面白く読み進めることができたのかな。 流れ的には勢いに乗ってダダダダと話が進んでいく感じ。展開も割と早い。 深く考えさせたり、感情移入したりってのは無いけれども「人はそれぞれ何かを抱えて生きているもんだし、でも決して一人じゃない」ってのを何度も何度も感じさせてくれるな。 いつかクルークができる日が来るのかな?

    0
    投稿日: 2013.01.24
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    おもしろい、おもしろいんだけど、、、 IWGPシリーズみたいな考えさせることは少ないかも。 細かいディティールは突っ込みどころ満載、ストーリーも意外と軽い。 ライブドアの堀江さんとソフトバンクの孫社長を足して2で割って変態にしたような敵に対して冒険(?)活劇。 何がどうとはいえないけど、ちょっと消化不良かも。

    0
    投稿日: 2012.10.08
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    石田衣良は個性的なキャラを作るのがホントうまい。 aiがネットの中で生命体として誕生するってのはちょっと甲殻機動隊が入ってるけど。

    0
    投稿日: 2012.10.03
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    最近、ベンチャービジネスという言葉に引かれて、本を買うことが多くなってきている。 最近はまっている、石田衣良。 この人は基本的にデジタルトレンド系の作家なのだろう。 今回は、秋葉原に集うオタクたちが、Web上の人生相談サイトの管理人に導かれ、会社を結成。それぞれの特技を生かして、画期的な検索エンジンの開発を始める。 ところが、中込(孫正義をモチーフにした)率いる、デジタルキャピタル(通称デジキャピ)の陰謀により画期的な発明を奪われる。 オタクたちは、意を決して悪の秘密結社であるデジキャピと戦うという、まさにマンガの世界を描いた作品である。 全体の雰囲気はデジタルトレンド名な世界は以前に読んでいた作品と、近いものがあるが、終盤の部分はまさにマンガチックで、同世代の作家が描く作品としては、信じられない若さとパワーを持っていることに、素直に関心した。

    0
    投稿日: 2012.09.24
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    ひとりひとりでは出来ないことも、仲間と一緒なら足りないものを補い合うことで達成出来る。それを感じる作品だと思います。

    0
    投稿日: 2012.08.06
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    だいぶ前に買ったものの、PC音痴すぎてAI?サーチエンジン?なにそれ?おいしいの?状態になってしまい、読みかけで放置していた本。 ようやく読み終えました。読みづらかった、、 PC用語は相変わらずよく分からないので完璧に理解しての評価じゃないけど、衣良さんの作品群の中では理系男子向けの本かなぁ。私はPCに限らずオンラインゲームやチャット、RPG等全て初心者レベルなので、解釈色々間違っているかも。 吃音、女性恐怖、色素欠乏症など個性豊かなオタクたちが結束して、自ら考え学習するサーチエンジンを生み出したものの、大手との提携を拒んだらえらい目に遭い…大切なものの奪還を試みるというのがおおまかなストーリー。 「すごい才能があるのに活かせていない」電脳オタクさんはネットの世界でたまに見かけるけど、彼らが結束して本気を出したらこんな風に…はならないか。

    1
    投稿日: 2012.08.03
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    秋葉原舞台のおたく6人の物語。 私は秋葉原にはいったことないし、コンピュータのこともおたくのこともよくわからないけど、すごいなと思いました。 なんていうか熱い。 パソコンに何十時間も向かっててお風呂入らないなんて信じられない!!!って思ってたけど好きなことを思う存分できるって羨ましいなと感じました。 それぞれキャラクターも個性溢れる感じでしたし。 私にとっては未知の世界のお話でしたので先が気になって一気に読んでしまいました。

    0
    投稿日: 2012.06.27
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    テレビでおなじみの石田依良さんはどんな小説を書くのかと手に取ってみました。私のストライクゾーンからは外れるなあ。もう一冊くらいは読んでみますので、誰かおすすめあれば教えて下さい。

    0
    投稿日: 2012.04.29
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    不覚にも後半は涙で文字が読めなかった。読み始める前はてっきり秋葉を舞台にしたドタバタコメディーみたいのをを想像してたけどとんでもない。最高に熱いエンタメ小説だった。 まず登場人物の誰もが非常に前向きで、ポジティブで、勢いがあるのだ。その背景にはユイさんという彼ら6人が集う事となった直接のきっかけとなった人物がいる。そしてそのユイさん亡き後のAIをモデルに作られたこの物語のキモ「クルーク」というサーチエンジン。 クルークを中込の野郎に盗まれたときはまるで自分が@DEEPのメンバーの一員になったかのように怒りと喪失感を感じた。そしてメンバー全員の無力感が痛いほど理解できた。 でもそんな彼らを導いてくれたのはやっぱりユイさんという存在だった。ネットの世界を漂うイルカは紛れもなくユイさんそのものだったと思う。ユイさんの「なにも持っていないなら恐るものはない」という言葉がどれほど力強く鼓舞してくれただろうか。 この小説が出版されたのはほんの数年前であるはずなのに既にこの小説の秋葉と現在の秋葉とではまたまったく違う様相であると思う。その変化や技術の進歩に人間という生物はついていけているのかというページの疑問には共感せざるを得ない。しかしその時代の流れに逆らうが如く前向きに前進する@DEEPのメンバーたちの姿がひたすらに心地よく見ていて本当に清々しかった。 最初から最後まで一息に駆け抜けられる最高のエンタメ小説でした!!

    0
    投稿日: 2012.03.26
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    これは、秋葉原を舞台にしたおたく達の冒険の物語です。 一人一人じゃ、ただの気持ち悪いおたく達が、自分たちの持つ異能を認め合い活かしながら助け合って生きていく! そして、秋葉原を、自分たちのアイデンティティを守るため、企業家のエゴと闘うヒーローの物語です。 ヒーローものだから、ヒロインも登場するんだけど、可愛いというよりも格好いいヒロインだ。 途中から、彼らを一所懸命に応援している自分がいました。 石田衣良作品は、池袋WGPシリーズ以外はあまり読んでない私ですが、やっぱり石田衣良作品はいいっすね。

    0
    投稿日: 2012.03.18
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    【青年5人:社会からドロップアウトした「おたく」w】 IT業界に革命を起こすような開発をし新たなビジネスに踏み込む。 彼らのアイデアを略奪しようと不審な動きが。。 おたく青年5人とIT業界の帝王の熾烈な戦いが繰り広げられる。 青年たちの行く末は。。

    0
    投稿日: 2012.02.25
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    題名からは、内容が全く解らなかったが、読むと面白かった! 初めは頼りないオタク達が成長し、最後にはスカッとさせてもらった。

    0
    投稿日: 2012.02.15
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    535ページにも及ぶ長い小説だったが飽きることなく読めた。コンピュータ関連の描写にツッコミを入れたくなってしまうのは職業病なのでしょうがないとして、こんなことができたらなぁと思える世界だった。最後は食い入るようにのめり込んだ。とても面白かった。

    0
    投稿日: 2012.02.10
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    石田衣良著、秋葉原系の若者達の物語。前半はある素晴らしいソフトを作りあげるまでの軌跡、後半は盗まれたソフトを取り戻す為の痛快な復讐劇。 特にぐっと来るような所はないかもしれませんが、それなりに面白い本ではないでしょうか。秋葉原に詳しい人が読んだらもっと面白いんだろうなぁ。今映画もやっているようですね。 前に読んだ石田衣良の『娼年』と雰囲気が全然違ったので、この人の作風が良く分からなくなりましたね。もう一冊くらい読んでみるかな。

    0
    投稿日: 2012.01.27
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    完全に社会から落ちこぼれたオタク達の壮大な物語。 単純に面白い。 eビジネスに立ち向かうオタク戦士。 日本に溢れるオタクの雇用をもっと国が援助してもいいんじゃないかなんて、勘違いさせてくれる一冊。

    0
    投稿日: 2011.12.07
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    吃音、光刺激で起きる全身硬直、極度の潔癖症の3人を中心にした「アキハバラ@DEEP」社が、巨大IT企業に飲まれるのを拒み、戦う。弱い者が強大な者に勝つ物語は読んでいて心地いい。しかも「苦戦はするがやがて勝つ」ということを、未来の視点をもつ語り手が繰り返し述べるので、安心して読めた。

    0
    投稿日: 2011.11.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

     さて、ようやく読み終わりました。  私、池袋ウエストゲートパークを読んだことがないので、この人の書く話は初めて読んだんですが、とっても面白かったです。  物語は、何処かに病気を持つ、3人のオタクの少年達がそれぞれを補いあって仕事をしているところから始まります。  彼ら3人が手を結ぶことになったのは、ネットの海にいる「ライフガード」、ユイがそれぞれを紹介したから。  そして、新たに2人の人間を紹介されるとなった時に、ライフガードを運営していたユイ自身が亡くなってしまう。  そうやって知り合った5人+自分から3人に関わり合いになりたいと言ってきた1人は、まずはメイド喫茶で一番の人気を誇っていたアキラのアイドルサイトを立ち上げることにした。  そして、そこに人を呼ぶための新たなコンテンツとして「クルーク」という、使用者と一緒に考え学ぶサーチエンジンを創り出した。  そして、そこからが新たな闘いへの始まりであった。  結局のところ、彼らはクルークをある企業に奪われ、それを取り戻すために闘うことになるんですが……。  それは悲惨になることなく、それぞれの特徴を存分に発揮した、楽しいテロで闘って勝利しました。  なんというか……。  最初の一歩は誰にとっても些細なもので、その価値を理解して、ちゃんと守ってあげなきゃいけない……っていうのは、何てシビアなことなんだろう……って思ってしまった。  エゴだもんなー……。人のアイディアであろうとなんであろうと、欲しいものは欲しくなってしまう人だっているもんね。  そういう辺りが辛くて切なかったですが、読み応えはたっぷりありました。  ただ、コンピュータに対する知識が多少ないと読みにくいかもしれません。別に得意じゃなくてもいいと思うんですが、苦手意識があるとつらいかも。

    0
    投稿日: 2011.10.16
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    実際今ITのトップにいる人達ってオタクなんだろうなあ。 そう考えるとパソコンオタクってもう少し尊敬されても良さそうだよね

    0
    投稿日: 2011.09.22
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    パソコン関係を少しでもかじってないと読みにくいかも?というのが初発の感想かも。 それさえ大丈夫なら、登場人物がひとくせもふたくせもあるので読みやすいです! タイトル通り、秋葉原を舞台にしているので読んでいると秋葉原に行きたくなります^^ クルーク(作中登場するサーチエンジンの名前)があったらなぁって思ってしまいます(笑)

    1
    投稿日: 2011.09.21
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    6人のオタクがネット支配をもくろむ悪の王と戦う。 主人公たちのハッキリとしたキャラクター。勧善懲悪でストレートなストーリー。面倒な伏線も無いから全くストレスを感じることなく作者のペースに乗って読み進むことができる。 本文にあるとおり「勝利が確定した闘いについて語るのは、いつでもこころよいものである。」 そしてその過程は痛快なのだ。

    0
    投稿日: 2011.09.16
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    秋葉原を舞台にしたストーリー。題材が素晴らしいし、しかもちゃんと終結がまとまっている。石田衣良さん、ギャング系だけでなく、ヲタク系も描けちゃうところがスゴイ。

    0
    投稿日: 2011.09.14
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    やっと読んだ!AIものだったのね、、、もっとオタい話かと思っていたよ あれだね、弱いものが悪意に蹂躙されたときに、悲観して自死に走るのではなく、アキラを筆頭に (実はページが中心に)立ち向かうのが本当に嬉しい気持ちになる。 ユイの言う、どんな病気をもっていても構わないから、どんどん生きてしまった方がいい、というのが好きだ。 深海に沈んだまま、耀く湖面を見ないのはもったいないと思うのだけどなあ。深海魚じゃないし。私たちは人だし。 読んでて思い出したのは、学校の怪談だかの、タッキーが使ってたPCに入ってるバーチャルおじいちゃん。 あとはAIが人格を持つことによってもたらされる人類にとっての危険? そのあたりは描写が遥かにちゃちいからアシモフ読んでた方がいいと思う。 弱い人間が立ち上がって楽しく生きようとするドラマとしてみればよいと思う。

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    投稿日: 2011.09.11
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    今現在の超情報社会をうまく題材にしたエンターテイメント作品でした。 各人物がしっかりといいキャラを持っていて、あぁ秋葉原いったらいそうだね、ってなります。 少しPCとかその辺りの用語がほいほいとでてくるので、理解不能にならないように。

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    投稿日: 2011.08.28
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    この作品はPCに関する専門用語が多くてテンションが上がる。 妙な体質の6人が集まるというのもまたいい。 ところどころ垣間見えるイズムの技術力に感動。

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    投稿日: 2011.08.22
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    この話の面白さ6人の個性が豊さです。 ・知識が豊富で文章を書けば一流だがうまく言葉が喋れないやつ ・曲作りは天才的だが、たまにフリーズして体が一切動かなくなるという奇病をもつやつ ・センスが良いが、潔癖症+女性恐怖症のやつ ・天才プログラマーだがメラニン色素欠乏症のやつ ・ひきこもりを克服したが、逆に出っぱなしになって家に帰れなくなった元法律家 ・とても美しいがそれゆえの悩みを抱える戦うコスプレ喫茶の店員 続きは↓で公開してます。 http://deepbluewill.blog122.fc2.com/blog-entry-176.html

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    投稿日: 2011.08.10
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    アキハバラのオタクが新しい検索システムを作るはなし。 新しい検索システムの発想はすごいいいなと思ったけど、終わり方がいまいちだったなぁ。 IWGPみたいにスパッとやってくれるとスカッとしたのになぁ。 まぁ、登場人物がそういう感じじゃなかったから、しょうがないのか。。。

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    投稿日: 2011.08.09
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    発売当初に購入して読んだけど断念してしまった。 再購入して読んでる途中…だったのだけど、 退屈になってきちゃいました。。 再開目処立たず・・・ というか再び断念→リサイクルへ。 なんか、あんまり。。

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    投稿日: 2011.07.26
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    ブックオフでゲットです。 話題作はちょっと待つと古本屋で手に入るのでじっと我慢の子です。 相変わらず石田氏はコアな人物を書くのが上手だな~と。色々癖のある人物が出てきて物語を紡ぎあげていく過程はすごいな、と。自分は秋葉原と言う町をあまりよくは知らないのです。再開発でヨドバシ(だっけ?)が出来てそこにちょこっと買い物に行ったな~くらいでしょうか。知る人ぞ知る、と言う町なのでしょうねえ。教授じゃあありませんがどなたかその道のプロに頼んで観光ツアーでも是非組んでいただきたいくらいです。 世の中知ってると知らないとじゃあえらく世間の見方が変わる時があります。好きなものがあればそれをもっとよく知りたいという欲求は自然なものだと思うのです。まあ首をかしげるようなトピックもありますが基本的に自分の知らない事を詳しく知っている人ってのはすごいな、と思います。自分はどっちかと言うと広く浅く、の人間だと思うので。専門の知識を持って、尚且つ社会的に対応できる人ってのは伸びると思います。この作中の主人公たちは社会にきちんと向かい合っている人たちだと思うのです。 好きは好きでいいと思うのです。でもやっぱり好きなこと以外も上手くやる必要はなくても何とか対処していかなくちゃ、と言うのがこの本読んで感じたことです。 余談ですがクルークはちょっと欲しい。 この子が解き放たれた途端とても良い子なのはちょっと意外でしたけど。

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    投稿日: 2011.07.19
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    主役級がオタク、そしてステージは秋葉原だからか、 PC関係の専門用語が飛び交っていて、自分に分かりにくい部分も…。 でも物語自体は面白かった。 最初が退屈だったけど、ある程度進めば盛り上がってきて退屈感はなくなります。

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    投稿日: 2011.06.12
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    ふとした一文に、ひどく心を動かされることが多く、個人的には、先が気になって仕方がない、早く読みたいと久しぶりに思える作品でした。

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    投稿日: 2011.05.28
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    2回目。 吃音や超潔癖症など、どこかしら欠陥のある6人だけど、一つの目標に向かってまっすぐに進んでいくと、とてつもなしパワーが生まれる。 6人のように仕事に取り組めるのって羨ましい。私には絶対無理だってわかってるから。 ドラマ観たくなってきた!

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    投稿日: 2011.03.15
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    最初は映画からはいったこの作品、何回も繰り返し観ました。 もっと詳しく知りたくて原作を。 5人の青年とコスプレ喫茶のアイドルが起こしたビジネスが大成功、だがそこを狙う悪魔が。大切なものを取り戻すために立ち向かっていく! 原作本も何度も読み返したくなる傑作!

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    投稿日: 2011.02.27
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    個性と能力そしてある種の欠点を持った仲間たちが協力することで、巨悪と戦い、爽やかに勝つお話。だから、少年漫画のようで読みやすい。その分予想通りな話(期待と言い換えれなくはない) なんか主人公だけ得してない?とか思ったらダメなんだろうか。

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    投稿日: 2011.02.01
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    5年以上前の作品てことにびっくり。今まさにこういう映画やっとるよね?というわけで面白く読めたけど、善悪のキャラが明白すぎる、弱いものイコール善人って、なんとなく解せないの。でも、それが爽快な要素なのかな。

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    投稿日: 2011.01.27
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    一言で言うと、石田衣良らしい作品。 友情で結びついた決して一人一人は強くない青年達が、 知恵を絞りトラブルに対峙し、乗り越える。 彼の十八番って感じ。 読み易く、読み終わりは爽快なのも彼らしい。 今回はアキハバラが舞台。5年以上前の作品。 2011年現在ネットは進化を続けているので、 やや時代を感じさせる箇所もあったが、 決して古臭い匂いにむせそうになる事もなく読み終えた。 2011-06

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    投稿日: 2011.01.14
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    秋葉原の人に対しての肯定的な視点 というところが当時にしては珍しく面白かった 石田衣良さんはわかりやすい悪vs正義の主人公 という構図が好きなのかなぁ~?と ブルータワーの時からずっと感じていた なんかきっちり線引きのされた遊びのない感じが よくわかんないけどアメリカっぽいなと思ってしまった

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    投稿日: 2010.12.30
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    ★2010年95冊目読了『アキハバラ@DEEP』石田衣良著 評価B+ 石田衣良らしい現代電脳社会を生きるおたく青年5人とコスプレアイドル女性1人の物語。500ページ超の長さを感じさせないそれでいてごく単純で、自然なストーリーで、一気に読ませてしまうところは、いかにも石田らしい作品です。もっと複雑な組み立ても、どんでん返しも面白いのですが、単純なマンガのような筋立てもたまにはいいかなと思っています。 シリアスな筋立てや本に疲れたときには、よいのではないでしょうか?!

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    投稿日: 2010.12.14
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    最近よく行く秋葉原(帰り道なんだけどね)。 この街を歩けば、いわゆるオタク達が集うディープな場所も確かに存在している。 ディープな世界で生きる人々が集まり、いつの間にか大組織との闘争を展開していく。 読み進める間に、登場人物達のそれぞれの像を頭の中で描くのだが、この類には自ずと荒川良々の顔が思い浮かぶのである(笑)。ある意味渋い作品。

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    投稿日: 2010.12.08
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    複数のAIを使った新しいサーチエンジンが巨大企業に奪われ、それを取り戻すために開発者たちが立ち上がる、というお話。 映像化に向いたエンタテイメント作品。

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    投稿日: 2010.11.26
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    「コンピュータが感情を持つかも知れない」ってよく言われていて、しゃべるロボットとか実際にあるけど、ネットの海を泳ぎながらなら、知能も増えて、感情も持つかもなーって思いました。 ただ、一般のユーザーから共感できないトコロが多いかも。 もっと一般的なPC用語とか使ってくれればおもろかったのに。 結局はオタクで、んーちょっと入っていけない・・・というか、おれ、こいつらの友だちにはなれない。

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    投稿日: 2010.10.11
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    うーん、結構面白かった気もするんだけど… なんせ、パソコン用語?ネット用語?が、よくわからないんだよね。 いまいち発明したサーチエンジンがどんな風にすごいのかも分かんないしな… でも、結構ドキドキしながら読めたかな。 ラストは、えー??って思ったけど。

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    投稿日: 2010.10.10
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    こういう一般社会では落ちこぼれかもしれないけど、一人一人が個々の能力や特徴を生かして団結してってストーリーは好きです。

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    投稿日: 2010.09.11
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    秋葉原に行きたくなります。 障害?とかハンデとかあっても何か1つでも秀でていることがあるなら(何も無くっても!)人はちゃんと生きていけるんだなって思わせてくれる1冊です。

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    投稿日: 2010.07.16
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    映画は公開も終わりましたが、ずっと気になっていたので読んでみました。 個人的にかなりの鳥肌モノです。 感動というより、読んでいてぞくぞくしてくる。最高でした。 あの語り口が効果的なんですよね。 ラストが分かっていても、続きが気になるってのはかなり良かったですよ。 さすがです。何気に石田さんの本、これでやっと2冊目なんですが。笑

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    投稿日: 2010.06.18
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    ストーリーは単純、特に驚く展開はない。 進路に迷っていたときに、工学部に進み情報関係の仕事に就きたいと決意させてくれた本です。 現実社会では受け入れられにくい登場人物達の生きざまが鮮やかでとても美しいと感じました。

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    投稿日: 2010.06.05
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    2年前に単行本として出版されたこの本を、2年前に手に取っていれば・・・という後悔が少しある 村上 龍の『希望の国のエクソダス』は単行本で出版されてすぐ読んで良かったと思ったし 「生命体ではなく、情報体であるわたしたちにとって、ネットの海における自由を制限しようとする行為は、傷害罪あるいは監禁罪に等しい重罪に値する」 本文中で語り手となるAIのこの言葉のように、情報体である"わたしたち"の開放の物語 自分達の生み出した子供を守るために秋葉原でテロを起こした6人の若者の物語でもある 「それではよいサーチを。父たちのひとりのいうとおり、どんなこたえを得るにしても生きることは探すことで、よい人生とはよい検索だ。」 って、本当にまさしく。 自分の求めてる情報を得るのって、難しい

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    投稿日: 2010.05.17
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    [あらすじ] 社会からドロップアウトした六人の若者が開発したサーチエンジン「クルーク」。ネット上で人気を高めていく彼らに巨大企業の影が…… 秋葉原の小さな会社「アキハバラ@DEEP」で働く六人の若者。それぞれ心と体を病み、社会からドロップアウトしてしまった者ばかりだが、最先端の技術と豊かな才能を結集して、AI機能もつ画期的なサーチエンジンを開発し注目を浴びる。ところが、IT長者の標的とされ……。現代感覚の妙手ならではの、夢と希望にあふれたサクセスストーリーです。 数年前に読んだ作品。映画もドラマにもなりました! 今DVDでドラマ版を借りてきますがおもしろい~ 石田衣良さんの作品はとても読みやすいし、人の優しさを感じさせる 作品が多いように思います。 この本もそんな1冊でした。

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    投稿日: 2010.04.24
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    ■08115. <読破期間> H20/12/16~H21/1/4 <本の内容> 社会からドロップアウトした5人のおたく青年と、コスプレ喫茶のアイドル。 彼らが裏秋葉原で出会ったとき、インターネットに革命を起こすeビジネスが生まれた。 そしてネットの覇権を握ろうとする悪の帝王に、おたくの誇りをかけた戦いを挑む!

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    投稿日: 2010.04.06
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    石田衣良さんで初めて読んだ作品。 映画化,ドラマ化もされていて,何か面白そうだったから。 明らかに〇リエモンっぽい金にモノを言わす社長などもご愛嬌。 エンターテイメント小説として楽しめるかな?

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    投稿日: 2010.04.01
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    秋葉原、という、とても個性の強い街をメインに いわゆる"オタク"たちが人暴れするストーリー。 読んでいくにつれてドンドン加速・最後に一気にスピードアップ!! …というような勢いで読んでしまいました。 ありがちな展開でも嫌味なく読めるのは ひとりひとりのキャラクターが魅力的、且つ確立しているので 周りとの調和が保てているからだろう、と思います。 この1冊を通して、 秋葉原が、どのように今の"秋葉原"に変わっていったのか、 また、解説では、"オタク"と言われる人たちに対する認識の変化が書かれていて、 とても興味深いです。 こういう"くせ"のある作品も面白いな、と思いました。

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    投稿日: 2010.02.24
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    初石田衣良作品。 確かドラマ化もされてたし、それなりに人気のある作者だし、ってことでそこそこ期待して読んだけどハズレ。 秋葉原の描写は面白いけど、 人物、設定その他諸々リアリティに欠けすぎ、薄すぎ。 オタクじゃない人が無理してオタクを描くからこうなるんだと思う。 強引すぎる文章、書きたいネタだけとにかく詰め込みました!って感じ。 特にやりたかったのは誘拐のとこだろ。

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    投稿日: 2010.02.22
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    読後感はかなり良かった。 前半が重たかったから、後半の強引だけど軽い終わり方が余計そう感じさせたのかもしれない。 あと秋葉原行きたくなるあの文章は素敵でした。 初めは面白かったけど後半の漫画的展開は戦闘シーンのしょぼさには笑ってしまった。 ドラマの方が好みです。雰囲気も含めて。 あとタイコ・ダルマ・ボックスの区別が何度か曖昧になった。 点滅恐怖症とか女性恐怖症とかそちらのイメージが先行しすぎてキャラ自体は薄い気がしたかな。 石田衣良作品は初挑戦。 私にはちょっと合わなかったかも、とも思いましたが彼の作品の中でも毛色が違うようなので他作品に挑戦予定。

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    投稿日: 2010.02.21
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    社会不適合者みたいな6人の男女が、画期的なAI型検索エンジンを開発する。登場人物も個性豊かであり、秋葉原の情景など思い浮かべながら読む事が出来ると想います。

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    投稿日: 2010.02.01
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    以前ドラマ、映画でもやっていた原作。ヲタクの有志を書いた本だと思う。本の内容としては、社会からドロップアウトした5人のおたく青年と、コスプレ喫茶のアイドル。彼らが裏秋葉原で出会った時、インターネットに革命を起こすeビジネスが生まれ、そしてネットの覇権を握ろうとする悪の帝王に、おたくの誇りをかけた戦いに挑むものである。

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    投稿日: 2010.01.26
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    私この本を読んでヲタクの見方がずいぶん変わりましたw 結構あっけなく終わる感じですがこれはこれで面白いと思います。

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    投稿日: 2010.01.17
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    社会にうまく適合できない、病気を抱えたおたくたちが集まって、会社をつくり、画期的な検索エンジンを開発。 しかし当然その検索エンジンは、金儲けのネタとしたい人物に狙われて、盗まれてしまい、皆で力を併せてそれを奪還するという話です。 ラストはハラハラ出面白かったです。

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    投稿日: 2010.01.16
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    (2008.6) 500ページ近くあるのに暇があるとき使って3日で読んだ! いやああたし石田さんは中年の恋愛モノより断然若者がどかーんとなんかしてしまう小説の方が好きー 文章は恋愛小説もステキなんだけど。 これ、ドラマにも映画にもなったみたいだね! キャスト見たらどっちもう~んって感ぢだったけど・・・ 今度見てみよう◎ 展開がつかめないから先が気になってどんどん読んじゃったー 一人ひとりの弱点を6人が集まって強みにして、立ち向かう姿が良かったな あと視点がとってもおもしろい! 最後にその謎は解き明かされるんだけどね!

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    投稿日: 2010.01.15
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    ドラマ、映画の原作にもなっている作品。 映画は見てないので分かりませんが、ドラマは原作とは少し違った感じになっているので、映像と原作を読み比べてみてもおもしろいと思います。

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    投稿日: 2010.01.14
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    ドラマの方を先に見て、あのアホさ加減が気に入り、 R25のちょっと笑えるコラムも好きなので、 原作を読んでみました。 が、こっちはちょっと今一つだったなあ。 そうか、こんな壮大?なストーリーだったんだね……。 まあこれはこれで面白かったんだけど、ちょっと最後のほうがくどいかな。 くどいというか、ちょっと痛くすらも……いやまあ、ドラマもドラマだったけど。 たぶん原作が好きな人にはドラマ受け付けれなかっただろうなあ。

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    投稿日: 2010.01.11
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    【あらすじ】 社会からドロップアウトした5人のおたく青年と、コスプレ喫茶のアイドル。彼らが裏秋葉原で出会ったとき、インターネットに革命を起こすeビジネスが生まれた。そしてネットの覇権を握ろうとする悪の帝王に、おたくの誇りをかけた戦いを挑む!TVドラマ、映画の原作としても話題の長篇青春電脳小説。 【感想】 とにかく面白かったです。

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    投稿日: 2010.01.06
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    前に映画化の広告を見て、ひそかに気になっていた作品。 実は石田衣良初めて。 最初3人組みが出てきたあたり、「ズッコケ3人組」みたいな感じがしてちょっとワクワクしたけど、ん~いまいち自分の中で盛り上がらないで終わってしまった。 「昭和通り」とか「じゃんぱら」とか、毎日目にしている風景が小説のなかで描写されているのは新鮮だった。

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    投稿日: 2009.12.26
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    テーマはよいのだが、興ざめのシーン、セリフがチラホラ。これまで読んだ著者の作品の中ではダントツで面白い(他が面白くなさすぎ)が、同じテーマでも「希望の国のエクソダス」とは天と地の差。取材にかける時間からして何十倍も違うんだろうな。薄っぺららい。

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    投稿日: 2009.12.25
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    初めて読んだ石田作品。 予備知識無しで読んだが、とても面白かった。 彼の文体は、非常になめらかでリズムがある。 それでいて必要以上に興奮せず、つねに距離を置いている。 @DEEPのメンバーの熱き想いと、文体の冷静さのバランスがとてもここちよかった。

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    投稿日: 2009.11.17
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    社会からドロップアウトした5人のおたく青年と、コスプレ喫茶のアイドル。 彼らが裏秋葉原で出会ったとき、インターネットに革命を起こすeビジネスが生まれた。 そしてネットの覇権を握ろうとする悪の帝王に、おたくの誇りをかけた戦いを挑む! TVドラマ、映画の原作としても話題の長篇青春電脳小説。 親からも社会からも見放された5人のオタク達の戦いですヾ(o゚ω゚o)ノ゙ ぶっちゃけ専門家から見たら描写もまだまだなんだろうけど あたしからみたら十分楽しかったお

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    投稿日: 2009.11.06
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    読み終わった後の爽快感、脇役のキャラも立っていて面白い。アキハバラ、ITなど現代や若者にスポットを当ててるのは石田先生らしい。ククールは本当に欲しいツールです(笑)

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    投稿日: 2009.11.02
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    あらすじは、 社会にうまく適合できない、病気を抱えたおたくたちが集まって、会社をつくり、画期的な検索エンジンを開発。 しかし当然その検索エンジンは、金儲けのネタとしたい人物に狙われて、盗まれてしまい、皆で力を併せてそれを奪還する・・・。 最近映画化&ドラマ化してるんで、読んでいるとついそのキャストで 登場人物を想像しちゃうんですが、 映画版のアキラ役の、山田優ちゃんは個人的に超ハマり役だったと思います。 こんなに何でもうまく行くわけないじゃん! というツッコミはあえてなしで。 十分楽しめる作品だと思います。

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    投稿日: 2009.10.23
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    びみょー。 やたらシャドウボクシングする(シュッシュと)アキラについては中学生の男子を 連想して萎えた。 あまりわからない世界。

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    投稿日: 2009.09.29
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    職業柄、すごく感情移入した本。 AI型サーチエンジンとか、いつか本当にできるんかな。 すごくアットホームで、読後感はさわやか☆

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    投稿日: 2009.09.08