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powered by ブクログ題名から、お恥ずかしながら旅行中の朝食についてのエッセイかと思っておりました。(前知識無しに読み始めてしまったもので)、題名の理由については是非本書を読んでみてください。ロシアや諸外国の文化について、食を中心に楽しみながら学べるとても素敵な作品です。
0投稿日: 2026.01.17
powered by ブクログ2026/01/11 古本屋さんで買ったんかな。 多分タイトルで買ったんやろうけど食のはなし。特にロシア。 タイトルになった「旅行者の食卓」も面白かったし、円パンの話も面白かった。 この本を持って友達に会った日に友達が話してた本の作者がこの人でびっくりした。 p127 西欧のリンゴに相当するような、日本の代表的な果物はなんだろう。私は柿ではないだろうかとおもっている。
0投稿日: 2026.01.11
powered by ブクログふわっと読める。 でも、蘊蓄もあり、考察もあり、深さがある。 食べることを、こんな風にエッセイに纏められのはすごい。
0投稿日: 2025.12.09
powered by ブクログ三宅香帆さんが、自身のYouTubeでおすすめされてたので読んでみました。 最初の方は世界史のような雑学チックな食をめぐる話もあったのですが、章を進めていくごとにライトな食エッセイになっていったので、どんどん読み進めていけました。
1投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログ1998年から2002年にあちこちに書いた料理や食材をめぐるエッセイ、37品。読み終わると、トリビアで満腹、いっぱしの食通になった気がする。 酒飲みには(あるいは化学者にも)「ウォトカをめぐる二つの謎」がおもしろい。推理小説のように歴史的実証が展開する。中心人物として、あの周期律表のメンデレーエフも登場する。 「トルコ蜜飴の版図」や「サンボは虎のバター入りホットケーキをほんとに食べられたのか?」も同じような趣向。ケストナーの『点子ちゃんとアントン』に出てくるトルコ蜜飴への関心から始まり、それが世界史の窓になる。そして『ちびくろサンボ』、オリジナルな物語はインドが舞台fだったとは! 雑多なエッセイ群だったものを、このようにきれいに並べてまとめあげたのは担当編集者の力量。大幅な書き直しや書き足しもあり、米原万里らしい充実の1冊に仕上がっている。
0投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ食にまつわるエッセイ集。3ページほどの短いものもあり、すきま時間で読める。一番印象に残ったのは神戸の食の旅。さまざまな異人館を訪れる目的も、結局「よく食べるため」になっていくのが面白い。あとはやはり不思議な食べ物「トルコ蜜飴」が気になる。
0投稿日: 2025.05.03
powered by ブクログ日本人心をくすぐる食べ物のあれこれ。 読んでいるとおむすびが食べたくなる。 そんな中、ものすごく食べてみたくなったのが「ハルヴァ」!! 製法的に私が生きてる間に出逢えそうもない夢のようなお菓子…!!食べてみたい!!!
0投稿日: 2025.04.16
powered by ブクログロシアや東欧にかけて、また日本食について子供の時の思い出をふりかえり、ときには歴史書、研究書をひっくり返しながらただひたすらに食べ物の話が続く。 トルコの蜜飴には興味がそそられるし、この食べ物にはこんな歴史や逸話があるの!?と作者の食べ物についての蘊蓄は止まらない。読み終えたときに白米が食べたい、そんな気持ちになってしまうのは自分が日本人だからだろうか。 ロシアから東欧の文化圏に馴染みがなく想像しにくい食べ物もあったので、これからの人生で出会える期待をこめての星3つ。私も食いしん坊だ。
0投稿日: 2025.03.10
powered by ブクログ著者の食いしん坊ぶりと、食べ物に関して徹底的に調べあげて追求する姿勢が素晴らしい。食べ物に関する含蓄やジョークや皮肉が詰まった一冊。 ・極寒のヤクーツクで食べた、冷気で瞬間冷凍された魚の鉋で削って玉ねぎと和えた食べ物、たべてみたい ・人間は「生きるために食べるタイプ(空想癖のあるペシミスティックな傾向の哲学者に多い)」と「食べるために生きるタイプ(楽天的人生謳歌型の現実家に多い)に分けられる という話面白い ・フランス式フルコースの形式はまさかのロシアが起源!フランスではもともと一皿ずつではなく一気にどーんと並べて提供するスタイルが主だったのだとか
0投稿日: 2025.01.02
powered by ブクログ初めて知った方。 すでに亡くなっているのが残念。 深いエッセイだなという印象。 食べ物を起点にして、こんなに興味深い話が書けるなんて、素晴らしい。
9投稿日: 2024.12.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
〝「働かざる者、食うべからず」とは言ううものの、働いていていようといまいと、生きていくのは何かを食べていかなくてはならない。ゴロンと寝転んでいるいるだけでも、呼吸や代謝や循環など生命を維持するためだけに、軽く1200キロカロリ-ぐらい消耗してしまうらしい…〟元ロシア語会議通訳・作家の米原万理(1950-2006)さんが、「生きるために食べるのではなく、食べるためにこそ生きる」をモットーに、美味珍味の探索に古今東西、おもにロシアの変てこな食べ物について薀蓄を傾けた、小咄ネタ満載のグルメ・エッセイ集。
6投稿日: 2024.11.06
powered by ブクログ”トルコ蜜飴の版図”とありまして…ハルヴァなるお菓子を知らない私は、最初「ロクム(ターキッシュディライト)とは違うのかな?」と思って読んでました。 それにしても"ハルヴァ"おいしそう!!! ちなみに”ターキッシュディライト”は、『ナルニア国物語』で、瀬田貞二サン翻訳では「プリン」に訳されたということは有名ですよね。 …その昔、『ナルニア国物語』を読んだ時、エドマンドが手や口に周りをベタベタにしてプリンを食べたとあり、プリンってそんなにベタベタになったっけ?と謎でしたが、大人になり改めて『ナルニア国物語』を読んだり調べたりして、某〇○市場で”ロクム”を見つけて買ってみて…なるほど「トルコ求肥だ」と納得。 少なくとも、次から次へ食べたくなるお菓子?ではないけれど…『ナルニア国』では、魔女の魔法がかけられていたんだもの、仕方ない!
0投稿日: 2024.10.17
powered by ブクログ食にまつわるエッセイ本。著者はロシアや東欧諸国に精通している為か、日本人には馴染みのない食物が次々と紹介されており、知的好奇心をかきたてる内容ばかりである。なかでも、「コロンブスのお土産」(p64〜66)は、今後の食糧問題を考えるのに良い。大航海時代、スペイン、ポルトガルはアメリカ大陸へ渡った。その中には、欧州にはない食物も運ばれた。具体的に言うと、トマト、ジャガイモ、トウモロコシが、当時のヨーロッパにとって珍しかった。ところが、食材として普及するのに時間はかかった。トマトは観賞用植物扱いで、ジャガイモに至っては、悪魔の食べ物と見なされた。(ちなみに、フランスでは18世紀末に、ロシアでは19世紀半ば過ぎに受け入れた)このように、食に対する意識、言い換えると、味覚ほど保守的なものはない、という著者の指摘は面白い。これが、飢饉や調理法の工夫から、美味しいとわかると、勢いを増して普及していく。このように、現代人が当たり前のように食べる食材は、実のところ、長い年月を経て受容されていることがわかる。言い換えると、現在では食べようなんて思わない食材(現時点では虫が該当するだろう)、何らかの形で今後食される可能性がある。
0投稿日: 2024.02.17
powered by ブクログ全編食べ物にまつわるエッセイです。 時代も国も飛び越えたとても幅広いお話で、でもちゃんと身近に感じられるわかりやすい文章で、なんというか一言で言うと本当に面白かった! 「今話題の作品!」とか謳われているような若い作家さんの本を読むと変にカッコつけた文章の隙間から「面白いでしょ?!私の文章すごいでしょ?!」っていうアピールが漏れ出てきてるものが多くてうんざりがっかりするものが多いんですが、米原さんの文章はそういう薄っぺらいアピールなんて全く無く(その必要が無い)、本当の知性があふれているし興味深いしめちゃくちゃ面白い。それでいて決して軽くなくて深みのある内容。あーうまく表現できないのがもどかしい。 早世されたのが本当に残念でなりません。
0投稿日: 2023.08.30
powered by ブクログ馴染みのない東欧の文化がとても新鮮。単純なグルメの本ではなくて、食べ物やその成り立ちに対しての考察がとても面白く、米原さんとおしゃべりしながらテーブルを囲んでいるような感覚で読める。 米原さんならではの本。
0投稿日: 2023.07.29
powered by ブクログずっと気になってたカムチャッカのバザールで食べたお菓子があって、見た目が牛の糞そっくりで、量り売りされてたのですが、見た目に反してすごく不思議な甘い味で何回もリピートした位でした。でも帰国してからは誰に聞いても知らないと言われ、挙句ほんとに牛の糞食べたんじゃないの?とまで言われた謎のお菓子でした。それが、グレーテルのかまどでこの本のハルヴァが紹介されて、これかも!って閃いた時には本当に嬉しくて。米原さんの「あのハルヴァ」への情熱と欲求が我が事のようで。私はまだ牛の糞のようなハルヴァには再会できてないので、諦めずに探し続けようと思います。
0投稿日: 2023.05.08
powered by ブクログ米原さんの本は本当面白い。ためになるような話も面白くかける方。 食べ物はやっぱり大事。食べるために生きるというのは本当。美味しいもの食べに行きたいなぁ~。お寿司‥
1投稿日: 2022.12.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
米原万里さんは愉快な人です。エピソードも文章も面白いし興味深い。 特に今はロシアについてマイナスイメージが強い風潮だけれど、このエッセイでのロシアやソビエトのエピソードは笑ってしまうものも多いです。タイトルになってる缶詰の名前はしばらく忘れられない。 絵本や童話についての第二楽章と、落語みたいなサゲがつく「シベリアの鮨」が特に好き。 「ハルヴァ」の口になります。トルコ蜜飴、トルコのを食べたことあると思います(学生時代の所属研究室教授のトルコ土産)。 お名前は存じていたけど読んだことは無かった米原さん、同僚が面白いと言ってたので手にしました。読んで良かった、他のエッセイや小説も読もうと思います。 ハルヴァはどうやら業務スーパーにあるらしいです……読書会で紹介したら教えてもらいました。
1投稿日: 2022.10.25
powered by ブクログ「生きるために食べる」のか、「食べるために生きるのか」。本書の中で印象的に用いられる言葉です。あなたは自分のことをどちらだと考えるでしょうか?本書は、後者であることをはっきりと自認する筆者による、食べ物についての著書ですが、単なるエッセイではありません。 著者の米原万里は、父親の仕事の都合により、幼少期をチェコで過ごし、そこでロシア語による教育を受けます。日本帰国後もロシア語の学習を続け、出版社などでの勤務を経た後、ロシア語同時通訳の第一人者として、ロシアからの国賓の通訳、日本人初の宇宙飛行士誕生時のロシアとの交渉役など、様々な要職を歴任。その後文筆家としても活躍するようになります。そのような経歴をもつ筆者だけに、経験の幅も広く、また、その食にかける情熱も並大抵のものではありません。 この本を読んだ人の誰もが魅了され、「ぜひ食べてみたい!」と思ってしまう「トルコ蜜飴」という食べ物があります。子どもの頃に出会ったその味が忘れられない筆者は、探求の末に、その「ハルヴァ」という食べ物の正体を突き止めるのですが、その味の巧みな描写もさることながら、その探求の中で繰り広げられる様々な出来事や薀蓄の数々に、もれなく読者はひきつけられてしまうのです。 トルコ蜜飴の話に代表されるように、筆者の経験や、知識、強い探究心に裏打ちされた語り口は、単なるエピソードの羅列に留まらない、数々の魅力に満ちています。タイトルにもなっている「旅行者の朝食」とは一体どのようなものなのか、ぜひ自らの目で確かめてみてください。(T) 紫雲国語塾通信〈紫のゆかり〉2014年1月号掲載。
1投稿日: 2022.09.05
powered by ブクログ健啖家で食に対する関心の強い人の食エッセイは、「いいな、私も食べたい!」という気分になれてとても楽しいです。 ハルヴァは本当に、すごく食べてみたくなりました。 食べたくなるような食の話だけではなく、ウォトカをめぐる謎、ジャガイモの普及までの歴史、物語の中の食の考察など、深い知識や調査のもとに書かれた話も多く、知的好奇心も満たされます。
11投稿日: 2022.08.11
powered by ブクログ食文化、言葉を突き詰め調べる、楽しむ ハルヴァを食べてみたい ロシアの知らない文化、知らないうちに接している文化
2投稿日: 2022.07.20
powered by ブクログ読書家の友人がこぞってお薦めしていたのですが、ようやく読みました。 ロシアの食文化の紹介と米原さん自身の食に対する愛の深さが、読みやすい文体で書かれていて、サクサク読み進められました。 そして、出てくる食べ物がどれも食べたくなってきます。 特にハルヴァという食べ物が気になって仕方ありません。 なかなか行ける機会はなさそうですが、ロシアに行ってみたいと思わされます。 旅行の出来ない今の世の中だからこそ、海外の文化を知るこのようなエッセイを読むことで、旅気分を味わうのも良い気分転換になると思います。
1投稿日: 2022.01.12
powered by ブクログ楽しいです。お腹が空きます。人生に悩んでいる人にオススメです。シンプルにおいしくごはんを食べることこそが「しあわせ」だとわかる本です。
0投稿日: 2021.10.28
powered by ブクログ著者の体験、食への好奇心から調べた歴史、食い意地から起こった笑いを誘うエピソード等が詰められたエッセイ集。 表題作の言葉からイメージするものとのギャップ…この落差は忘れ難い。 そして、ハルヴァ!ずいぶん前にグレーテルのかまどで見たけど、出典が収録されているとわかってうれしい。 「人類二分法」が好き。
0投稿日: 2021.08.16
powered by ブクログ食べ物に関するものを集めたエッセイ集。 米原万里が食いしん坊であったことがよく分かる。「神戸、胃袋の赴くままに」というエッセイでは、米原万里が美味しいものに目がないこと、とても健啖家であること、食べることに関してはまるで子供のように無邪気に、あるいはむきになることがよく分かり、何か微笑ましくなる。 米原万里の著書「マイナス50°Cの世界」でシベリアにテレビ番組の撮影のために長期間滞在したことを、本書でも題材にしている。かの地で美味しかったもののエッセイもあるが、面白かったのは、滞在中に和食を食べたくてたまらなくなり、一緒に行ったメンバーで寿司屋ごっこをする場面である。ただ、寿司を注文し、それを握ったふりをして出し、更にそれを美味しく食べるふりをする、というそれだけの遊び。ただ、想像上の寿司は得も言われぬ味がして、帰国後、日本で実際に寿司を食べても、「あのシベリアの寿司にはかなわない」という話をメンバーでするという落ちになっている。
11投稿日: 2021.08.14
powered by ブクログエッセイの名手による食べ物エッセイ。あちこちで書いたものの集積。何ヶ月か前の日経新聞の特集に取り上げていたような曖昧な記憶。 心の底から敬愛申し上げる米原センセイがつまらないわけがない→やっぱり面白い。 キャビアとかジャガイモの深い蘊蓄。キャビアを取った後のチョウザメを殺さずにジッパーを付ける!知らなかった。 「食べる」ことが好きな人必読。
0投稿日: 2021.05.16
powered by ブクログ“舌禍美人”の食エッセイ。著者の興味の持ち方と飽くなき探究心に脱帽。 気軽に読めてクスっと笑えて、捏ね繰り回す蘊蓄...、最高です! 人類二分法で言えば私は間違いなく後者だ。食べるために生きよう! 神戸に行きたくなった...。
11投稿日: 2021.04.15
powered by ブクログ再々・・・読。米原さんのエッセイを時に読み返すことは、冷戦時代を改めて学ぶことでもあり、笑い転げながら今を見つめ直す機会となる。食に纏わるあれこれが主軸なので、全く米原エッセイを読んだ方にもお勧めの一冊。
0投稿日: 2021.02.27
powered by ブクログ落語のように話がしっかりして面白い。 小学生の頃、読売だったような気がするが、新聞の日曜版にも連載をされていた気がする。お亡くなりになられていたと、この本を調べている時に知った。ご冥福をお祈りいたします。 米原さんの力量も大いに関係しているのだとは思うけれど、食のエッセイというのはなんでこんなに面白いのだろうか。食というものが人間の本能に訴えているからだろうか。 米原さんの他の作品も読みたくなった。
0投稿日: 2021.02.25
powered by ブクログやはりこの本で夢中になる話は間違いなく「トルコ蜜飴の版図」の項だろう。 ここで出てくるハルヴァというお菓子、思い出の味を頼りに食べるもどれも違う。ニベアの缶に見た目は似ているらしいが、調べても見つけられず、こちらも余計にハルヴァが気になってしまう始末。ついには自分でいい感じの缶の入れ物を見つけ、手作りのハルヴァを入れて再現しようか?などと、考え中。
0投稿日: 2021.01.16
powered by ブクログ蘊蓄がたくさんあって、面白い!海外に住んでたので、深くうなづく記述が多かった。ロシア料理食べたい。ハルヴァ食べたい。
0投稿日: 2020.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ロシア語通訳者にして健啖家の著者。文章も軽妙でとても面白い。 「旅行者の朝食」というとなぜロシア人は笑うのか。じつは国営企業が販売するおそろしくおいしくない缶詰の名だったという。この表題作が一番面白かった。
0投稿日: 2020.03.07
powered by ブクログ名通訳が綴る、東海林さだおも一目置く、食べ物に関するグルメ・エッセイ集。 専門のロシアはもとより、日本の昔話にまつわる珍談奇談。 読んだ後はどれもが、誰かに話したくなる蘊蓄ばかり。
5投稿日: 2019.09.27
powered by ブクログ美味しそうなものがたくさん出てきた。国内旅行の場合はグルメに走ることも多いが、海外の場合、特にひとり旅の時は食事は後回しになってしまう。海外で美味しいものを食べるには出張がいちばん。
0投稿日: 2019.07.28
powered by ブクログ米原万里×食ですもの、面白くないわけがない。気づいたらクスクス笑ってしまって、少しふさいでいた気分があっさり解放された。落ち込んでいるときは、何も考えず米原さんの本を読み、笑って美味しいものを食べるのが、私の特効薬かも!
0投稿日: 2019.07.07
powered by ブクログたくさん食べられる強い胃袋、うらやましい。小さい頃「嘘つきアーニャ」を読んだときの新鮮さは多少薄まってしまったけれど、大人になってから読む米原万里さんもいいものです。
0投稿日: 2019.03.02
powered by ブクログ2019年1冊目。米原万里さんの作品は2回目。「旅先の食に関するエッセイ」ではなく、世界の歴史や文化、習慣などを総動員して書かれていて、とても勉強になった。 特に第2章の、童話や昔話に出てくる食べ物を、歴史的・地理的に分析している話がどれも面白い。 地理や歴史の授業で使えそうな視点を得られた。
0投稿日: 2019.01.02
powered by ブクログ闡苓???鬟溘>縺励s蝮翫?隕ェ邇峨∩縺溘>縺ェ譁ケ縲ゆココ髢薙?縲檎函縺阪k縺溘a縺ォ鬟溘∋繧九?阪ち繧、繝励→縲碁」溘∋繧九◆繧√↓逕溘″繧九?阪ち繧、繝励?莠碁?壹j縺ォ繧上¢繧峨l繧九→縺?≧隱ャ縺ォ隨代▲縺溘?
0投稿日: 2018.12.11
powered by ブクログ"すでに読んだことのあるエッセイもあるが、安定した面白さと好奇心を刺激する書きっぷりは変わらない。 食べ物縛りの一冊 たまらなく食べたくなったのが、 ハルヴァというお菓子 飲みたくもないと思ったのが ヤギのミルク 楽しいひと時を約束してくれる本。"
0投稿日: 2018.11.23
powered by ブクログロシア語の通訳の仕事に関係して出会った数々の魅力ある料理を紹介されています。日本人が持つイメージと実際の違いなども感じられて面白く読ませていただきました。またロシア(ソビエト連邦)という政治的に特殊な事情が、その国の食材や料理にも影響が与えられていることを知り勉強になりました。 著者の思い出にあるこれらの料理の数々に魅了され、また著者の食に対する姿勢にも影響され、食べることの素晴らしさを改めて知る一冊になりました。いろんな国に行って、いろんな食べ物を口にしてみたいと思うようになる本だと思います。
1投稿日: 2018.10.19
powered by ブクログロシア語通訳が本業の米原氏の食にまつわるエッセイ集です。 世界の食の紹介は当然でして、その他には自身の記憶にある食べ物に関するエピソードなどは素晴らしい。 そして洋風建築を学ぶために神戸へと出向き、そこでフランス料理やステーキなどを多分一人で食事する行動力は見習いたいです。
0投稿日: 2018.07.10
powered by ブクログタイトルで勝手に旅先での朝食の話かと思いきやロシアの言葉でした。食のエッセイ&薀蓄話。フランス料理のコースはロシア流など「へ〜!!」がいっぱい。取り上げられた料理や食品はどれも食べてみたくなりました。
0投稿日: 2018.05.06
powered by ブクログ米原万理最高。ウンチク溢れ、美味そうな食事、面白い国ロシア。この本は一度読んだ事があった気がする。が、物凄く面白かった。
0投稿日: 2018.02.24
powered by ブクログ米原万里の食べ物エッセイ集。著者の軽快な文書に引き込まれ、また食べ物の含蓄も含んでおりバラエティに富んでいる。女性版東海林さだおといっても過言ではない。
0投稿日: 2018.01.06
powered by ブクログ未知のロシア文化+米原万里の食エッセイ。 食べるのが一族全員で好きと言う筆者なので、内容も恋。 家を見るための神戸旅行のはずが、いつの間にか食い倒れの旅になるぐらい、食べることが好きな筆者に好感が持てた。 タイトルの「旅行者の朝食」はとてもマズイ缶詰らしい。今は売られていないらしいが、定番のギャグネタになるレベルでマズイと言われては、逆に気になる。
1投稿日: 2017.10.10
powered by ブクログロシア語通訳として、また名エッセイストとして知られる米原さんの食べ物に関するエッセイ集。ロシアとかチェコとか、はたまた神戸とか世界各地、とりわけ西欧とかアメリカとかよく見聞きするのでない地域の食のことが出てくるのが面白い。 珍しいもの、食べ慣れないものを食べられるかどうかで性格が見えるというのは、たぶん当たっていて、わりと食わず嫌いなゴルビーに対し、生ものでも何でも好奇心旺盛に食べるエリツィンという比較はなるほどと思わせる。そこに、期せずして民主化が進んだゴルビーと、最終的にロシア初代大統領になったエリツィンの違いを見るあたりも面白い見立て。というか、ゴルビーってそういう役回りだったんだという感じで、自分のゴルビー認識と違ってた。 果たしてプーチンはどうだろう。たぶん、食わず嫌い派なんじゃないかな。
0投稿日: 2017.09.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
題名は、ロシア人ならちょっとでも言及されると思わずニヤリとせずにはいられない程不味い、缶詰だそう。 そう言えば、カート・ヴォネガットの「チャンピオンたちの朝食」は、昔のコーンフレークのキャッチコピーで、(一定世代以上の)アメリカ人なら誰でもピンと来る…と訳者が註釈してた。 食文化の壁って厚いなあ〜〜
0投稿日: 2017.08.21
powered by ブクログNHKのグレーテルのかまどで一部紹介されていて気になった本。 出てくる異国の食事に興味がひかれる。 食べるためだけの旅行もいいかもと思った
0投稿日: 2017.08.11
powered by ブクログ『旅行者の朝食』だなんて なんて魅力的な響きでしょうか~ どんなものか知りたくなって どんなのものか食べたくなる あくなき追求は見事です! さあ~米原さんと一緒に 食と文化を旅しましょう~ 私も食べる前にこの本で“サラミ”の正体を知っていたら 今ごろ食べてはいないですね~~
0投稿日: 2017.04.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2004年刊(一部の初出1999~02年)。 著者の類稀な好奇心・博学博識、海外での長期生活から湧き出るグルメ?エッセイ。いやむしろ、食を定点にしたロシア文化紹介本の趣きだ。 彼女の体験はロシアは固より、英仏伊等も含まれる一方、その博識はアニメや童話、さらには福音書やロシア人のエッセイに及ぶ。 全部面白いが、一番爆笑したのは、一ヶ月近くのシベリア滞在譚。著者は同行クルーと帰国直後に初めに食べる品として市販弁当は絶対にしないと盟約した。にも関わらず、幼子がそれを美味しそうに食しているのを見、堪らず反故にした件。 何でもないタコ型ウィンナーですら郷愁と美味を生む。和食が日本人の奥底を規定している事実をまざまざと感じさせるものだ。
0投稿日: 2017.01.03
powered by ブクログロシア語同時通訳者の米原万里さんによる、食べ物やウォッカに関するエッセイ。おちゃらけた感じかと思いきや、博識をベースにきちんとリサーチした、まじめな考察だった。本書を読み終わると、ちょっとしたトリビアネタが手に入る。 キャビアの話と、トルコ蜜飴の話が特に面白かった。 米原さんは本当に各方面に知識が深く、著作がどれも興味深い。日本語もうまいので、安心して読める。超売れっ子翻訳者という本業ながら、きちんと調べて、これだけ内容が濃い本を次々に出版して、早逝てしまった著者を尊敬してやまない。
0投稿日: 2016.09.14
powered by ブクログ没後10年ということで、初めて読んでみました。食べ物に関連したエッセイで、著者らしく取り上げるものがワールドワイド。聞いたことのないような食べ物も紹介されてました。特にハルヴァへの執着が凄い……そんなに美味しいなら食べてみたいぞ。古い文献を参考にしたり食への探求心が素晴らしい。ちびくろサンボのホットケーキや桃太郎のきび団子を考察しているあたりも面白かった。私も米原さんと同じ「生きるために食べるのではなく、食べるためにこそ生きる」タイプの人間なので、楽しく読むことができました。
0投稿日: 2016.06.23
powered by ブクログ「イギリスはおいしい」を読みながら思い出したので追加。自身の海外滞在期の食事情って、誰にとっても深い傷痕を残すというか、語らずには居られないというか、忘れられない思い出になったりするものですが、これが他人様の経験談も楽しく読めてしまうというのは一体どういうわけなのか。食べ物そのものだけでなく、誰とどこでどんな時にどうやって食べたか?ってすごく大事ですよね。人間の脳の思い出補正機能が最も威力を発揮する分野は味覚なのかしらん。しかしハルヴァ食べたい。
0投稿日: 2016.01.30
powered by ブクログ多分まだ、読む時期でないのだろう。 何度も手には取るのだが、読み進められない。 自分にとっての旬ってある。
0投稿日: 2015.12.04
powered by ブクログ初めて本袋会に参加し、ドキドキしながら受け取ったのがこの本でした。「旅行者の朝食」というタイトルから、旅行記だと思い読み始めたのですが、中身は徹頭徹尾作者の食に対する思いが詰まった内容のエッセイ本でした。 私も含め、ロシアという国には、憧れや好奇心、そして得体のしれない国という畏怖の観念を持っている方が多いと思います。 しかし、たとえそんな国であっても、同じ人間である以上は食への関心は存在するし、時には食への関心を通して分かり合えるのかもしれない、そんなことを読了後に感じました。 そして作者の方の飽くなき食への探究心を感じる文章は、文章から食べ物の薫りが漂いそうというか、とにかくお腹が減る描写が多く、会社帰りの電車の中で読んでいた自分には、ある意味でキツかったです。 作中には、日本の食に関する本を海外駐在の際に見せられ、悶絶した駐在員の話がでてきましたが、その気持ちたるや、自分が得た感情の10倍も100倍にも達したのでしょうね。 (@miruhi)
0投稿日: 2015.07.14
powered by ブクログ面白くて一気に読んだ。 題名から食にまつわる旅行紀かと想像したが、読んでみたら「旅モノ」というよりはむしろ海外経験豊富な著者の世界中の食べ物に関するクスッと笑えるエッセイ。 トルコ蜜飴や東海林さだお著の『タクアンの丸かじり』のエピソードには心(というか胃袋)を奪われた。 アメリカやイギリスといった大国の料理がもしも不味くなかったら、その2つの国はかつて世界を制覇せず、もっと平和だったかもしれないという考察にはおもわず唸った。 2015/06
0投稿日: 2015.06.21
powered by ブクログ筆者の食に対する情熱を余すところなく感じられる素敵なエッセー。ジャガイモの話と、トルコ蜜飴の話がとても興味深かった。
1投稿日: 2015.05.31
powered by ブクログ世界各国へ移動されている著者の観点から見た、食べ物事情が素晴らしいです。描写もさることながら、歴史的背景や風土も絡めてその食べ物について解説してくれます。著者も認めている食べ物への強い情熱を感じました。
0投稿日: 2015.05.17
powered by ブクログ米原万里の語りは 食の中に生きるのかもしれない。 どうも、米原万里は 大食漢であるらしい。 水なしで、ぱさぱさのサンドイッチを一気に食べることが できることから、ツバキ姫と言う名前がついたらしい。 『旅行者の朝食』という缶詰があることが おもしろい。確かに、朝ご飯は 簡単にすまし 印象にないほうがいい。 ジャガイモに対する 蘊蓄は なんともいえない。 インターネットが 氾濫している今では かなり情報を集めることができるが、 辞書を駆使して 調べ上げ、ロシアを舞台にする うまさは なんともいえない。 アダムとイブの リンゴは ジャガイモか トマトだったら、結構話はおもしろいのだが。 なにか、これが 連想的には 発展させられるものである。 コロンブスは 実にいろんなものを ヨーロッパに運んだものである。 そういった意味で トウガラシが どうも気になる。 現在では 中国の四川が中心のようなのだが。 トルコ密飴 は、一体 どんなものか 食べてみたいものである。 幻の食べ物のイメージが うまくつくられている。 キャビアを ジッパーによって という発明は すばらしい。 そんなことがあるかと言えそうな。 粗食に耐えたのは 日本軍。 だから、無茶な戦争もできた。 アメリカの食が 貧しいので、軍隊が成り立つ。 イタリアやフランスでは 成り立たないと言うのは、 あり得る話だ。 東海林さだおが あとがきを書き 米原万里は お母さんだ という定義をしたが、 確かに、困難があっても 切り抜ける度胸の良さは お母さんである。
0投稿日: 2015.05.07
powered by ブクログ20150501読了 蔵書。やっぱりおもしろい、この人の本!文章のテンポが好きなのかも。●こんなにおいしいもの好きだったとは。●東海林さだおの丸かじりシリーズが気になってしょうがない。●あだ名が秀逸でツボに入ってしまった。
0投稿日: 2015.05.02
powered by ブクログ書き慣れてきたせいか、後半になればなるほどくすっと笑わせてくれる。ただ文章はそれほど上手いとは思えないかな、多少堅い感じがする。 まぁともかくこの人確か若くして亡くなったんだよねぇ(間違っていたらすいません)、惜しいと思いつつ食べ過ぎはいかんよということなんだろうか?
0投稿日: 2015.04.23
powered by ブクログとても面白かった。この人、文章うまいなぁとただただ感心した。 犬養道子さんの昔のエッセイを読んでいるような感覚があった。
0投稿日: 2015.02.04
powered by ブクログp223「日の丸よりも日の丸弁当なのだ。グローバル・スタンダードが声高に叫ばれ、国と国とを隔てる境目が消えてしまいそうな昨今、私たちを日本につなぎとめる最強のロープも、子供のころから食べ慣れたものに違いない。」 そうそう。自分の国のアイデンティティって食べ物に依るところがかなり大きいなぁ~と改めて、思った。にしても、日本人に生まれてきてよかった。日本食って世界で一番美味しいんじゃない?「イギリスやアメリカの料理が美味しくなったら、世界はもう少し平和になるかもしれない。」という米原さんの持論もあながち間違っていないかも。 あと、トルコ蜜飴が気になった!ハルバって、食べたことがあるけどそんなに美味でもなかったけどなぁ~真のハルバはもっと美味しいんだろうか?
0投稿日: 2015.01.17
powered by ブクログエッセイ集。あまり深く考えずに気楽に読んだ。著者が通訳の仕事を通して出会った食べ物に関するエピソードをしゃべっている。白米のエピソードに一番共感した。米がない日々なんて耐えられない!読むときは周りに人がいないときをおすすめします。口元が緩むこと間違いなしなので。笑えて色々な国の食文化についても知ることのできる一冊。
0投稿日: 2015.01.16
powered by ブクログ食に関するエッセイ集。ジャガイモを広ませようと、時の権力者が躍起になっていたり、キャベツの効用を広報したり、パンが元で対立が起きたり、、。食は歴史の大事な要素なのですね〜。
0投稿日: 2015.01.01
powered by ブクログエッセイが読みたくなってブックオフにて購入、すぐに読み始めました。 今年のソチ五輪の開会式でも感じましたが、ロシア文化、東欧文化って奥深い。日本には馴染みが薄く、遠い国の物語のような話ですが、よく地図を見ればロシアなんかは隣国なわけで、その土地の歴史、社会、生活について、知らなすぎる自分にも驚かされたりします。 特に食べ物については引き込まれてしまいます。自分の知らない旨いものの話ほど黙々と読めてしまうものはないですね(苦笑)
0投稿日: 2014.12.11
powered by ブクログロシア語通訳者で食い道楽の米原さんが書いた食べ物に関するエッセイ。 ウォッカや酒に関する記述も多いが、ソ連、ロシアのお国柄を感じさせる不味い缶詰の話などは声を出して笑ってしまった。 また美味しいものに関するエッセイは涎がとまらなくなる。中でも米原さんが子どもの頃食べたというヌガーのようなお菓子は、読んでて苦痛だった。 結局米原さんも子どもの頃以来二度と食べていないというのだから、私がそれに巡り合うことなど万に一つもないだろうなと思うと…。 ある意味食い道楽のひとには薦められない本かもしれない。
0投稿日: 2014.12.08
powered by ブクログロシアを中心とした食に関するエッセイ。 気軽に読めるし、食と絡めて歴史の話も入ってくるので興味深く読める。
0投稿日: 2014.11.24
powered by ブクログ知っていて、読みたいな、読もうかな、面白いかなあ?…と、思っていた作家さん。そんな作家さんの本を読んで、面白いなあ、もっと読みたいなあ、と思うのは、ほんとに愉しいですね。 ただ、米原万里さん、もうお亡くなりになっているとは、露知りませんでした。合掌。 2004年に出たエッセイ集のようです。 米原万里さんの本を、ちょっと前から、読んでみたいなあ、と思っていましたところ、お友達から勧められた本です。 気軽に愉しめる本でした。 米原万里さんの文章は、軽さと俗さがある中で、微妙に品格を失わないという、バランス上に位置している感じですね。 テレビにコメンテーターとかでご出演されていた、ということを、全く知りませんで。 2006年に既にお亡くなりになっている、ということすら知らずに読みおわりました。 この本を読んで、 「あ、お父様が共産党の大物さんだったのかな」 「そういう絡みで東欧やロシアと親しみあって育ったのかな」 と思いまして。 そういう、意思と関係ない初めの立ち位置からして、80-00年代の日本の中では、絶対的に少数派、マイノリティーですね。 結果、強靭な野党的知性を持ってらっしゃったのかなあ、と思いました。 本の内容は、薀蓄そしてくだらな話まで、食にまつわる気軽なおしゃべりみたいな本です。 でもこれが、ふっーとするというか、日向ぼっこな気分になるというか。 あったかい美味しい生姜湯を呑んで、「ほーっ」っとする感じというか。 もともと、「嘘つきワーニャ」を読みたいなあ、と思っていたのですが、「旅行者の朝食」を読んで、「オリガ・モリソヴナ」など、ほかの本も読んでみよう、と思いました。 印象と記憶に残っているのは、 ●「ウォッカを発明したのは、誰か、何年か」という、探偵ナイトスクープのような話。 ●本の表題となっている「旅行者の朝食」。旧ソ連時代の生活感がぐっと分かる上に、小さなミステリー話として、良く出来ているなあ、と愉しめました。 ●トルコ蜜飴と筆者の子供の頃から因縁話。これも別段に落ちと大団円が無い分、楽しかったですね。 ●今や西洋料理に欠かせないポテト。でも普及したのは18世紀くらい。それまでは忌み嫌われていた。というオハナシ。 こういうの、ありますよね。 今の我々が、当たり前で当然と思っている習慣や文化や価値観が、実はほんのちょっと前に、非常に人工的に意図的に政治的に作られたものだったりする。 ●アングロサクソン(主にイギリス人、アメリカ人)が19世紀以降世界の覇権を握っているけど、そのパワフルさっていうのは、「飯が不味いからではないだろうか」という。ある種、抱腹絶倒のお話とか。 まあ、確かに、どこからどう考えても、例えば中国、日本、フランス、イタリア、と比べれば、米英は圧倒的に飯が不味いですね。少なくとも日本人からすると。 ●その他、ほんとにどうでも良いような細部で面白かったりしました。野良猫を二匹飼って、名前が「無理」と「道理」。とか… ●最後の章かな… 親戚の食道楽の叔父さん(だったかな)との懐古噺。 たまたま最近読んだ、中島敦の「斗南先生」と似ているなあ、と思いましたが、早世したアマチュア作家の未完成短編よりも、米原万理さんの方が圧勝でした。 面白かったし、僕はけっこう、グッと来ちゃいました。 八角弁当ってどんなのだろうなあ、と。
0投稿日: 2014.11.08経験しているからこそ
日本共産党の幹部を父に持ち、祖父は貴族院の議員。父方の親類にあの有田芳生がいます。親戚は皆大食漢の食道楽。もっとも多感な時期の5年間を旧ソビエト連邦で過ごし、共産主義とロシア語を学んでいます。その後も東欧、中央アジア等各国を巡り、職業は通訳であり、作家であり、TBSのニュースのコメンテーターとしても活躍。享年56歳で亡くなっています。(Wikiと一部本書を参照)何とも濃い経歴の持ち主です。 本書の内容は食を巡る様々な話が掲載されています。文学的表現における通訳の難しさを知り、東欧、旧ソビエトのことを本当に何も知らないんだなと感想を持ち、共産圏での食事の話で切実さが伝わり、キャビアをめぐる虚実ではチョウザメの件ですっかり騙され、トルコ蜜飴の話でお菓子を巡る雄大な話に魅了され、ちびくろサンボの話では長年の疑問が解消し、様々な童話、寓話についての見解に触れ、国内外を問わず実体験を基にした様々な食事の話を楽しみ、そして何より「故郷の食」というものが如何に大事なものであるかがひしひしと伝わりました。 若干思い込みが強く、すべて料理に絡めた話にしている為、間違った見解や誇張と感じる部分もあり、また父方の影響か日本に批判的な傾向もわずかながら見受けられましたが、それを考慮したとしても濃い経験とユーモアに富んだ文章で読み物としてとても面白かったです。 そしてこれを読むと本書のの中で紹介されている東海林さだお著の「丸かじりシリーズ」が読みたくなります。
8投稿日: 2014.09.26
powered by ブクログ【本の内容】 「ツバキ姫」との異名をとる著者(水分なしでもパサパサのサンドイッチをあっという間に食べられるという特技のために)が、古今東西、おもにロシアのヘンテコな食べ物について薀蓄を傾けるグルメ・エッセイ集。 「生きるために食べるのではなく、食べるためにこそ生きる」をモットーに美味珍味を探索する。 [ 目次 ] 卵が先か、鶏が先か ウォトカをめぐる二つの謎 旅行者の朝食 キャビアをめぐる虚実 コロンブスのお土産 ジャガイモが根付くまで トルコ蜜飴の版図 夕食は敵にやれ! 三つの教訓と一つの予想 ドラキュラの好物〔ほか〕 [ POP ] 「ふふっ」と「へぇ」を何度もつぶやきながら一気に読了。 胃袋と脳みそと、笑いのツボをトリプルで突っついてくる、とても刺激的な一冊です! 国際舞台で名通訳者として活躍していた「著者初のグルメ・エッセイ集」。 食物の味やそれ自体に言及するというよりは、食物にまつわる著者の思い出や、食物の歴史なんかが面白おかしく書かれていて、いわゆるグルメ本とは一線も二線も画す本です。 食べることが好きな人の心の琴線に触れる言葉が満載。 もう、頷かずには読めません。 とくに「殺生の罪悪感と美味しいものを食べたい強烈な欲望、その矛盾を丸ごと引き受けていくということが、大人になることなのだろうか。(卵が先か、鶏が先か)」なんて、食いしん坊なら一度は考える事ではないでしょうか。 食べることが、自我の形成にどれだけ深く関わっているか、よく分かります。 ひとつ注意点。 これを読むと、絶対「ハルヴァ」が食べたくなるので気をつけて! [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
0投稿日: 2014.08.27ホットケーキの威力とは?q
食べものエッセイなのだけど、「舌の上でとろけるように」とか、「ジューシーでさわやかな香りがひろがり」「肉汁のナイアガラやぁ」といったたぐいのものではありません。 虎→バター→ホットケーキを連想させる、かの童話(今は問題があるらいしいあれ)の食欲に及ぼす威力?を語ります。 色々な表現で味を伝えるより、よほど食べたくなります。
3投稿日: 2014.08.09
powered by ブクログ主にロシア食生活に関するエッセイ集。語り口のテンポが良い。これほどまでに食べ物に執着できると楽しいだろうな。
0投稿日: 2014.08.02
powered by ブクログ古今東西の社会情勢を食べ物から読み解く一冊、というと堅苦しいが、食欲と知識欲を同時に刺激する一冊。 ロシアや日本を揶揄しながらも愛して止まない、そんな作者の懐の深さ、恰幅の良さ⁉に脱帽。 これがホントの愛国心だと思う。
0投稿日: 2014.06.08
powered by ブクログ私だって日本食が絶対に手に入らない僻地で何年も暮らしている時にタクアンだの鰻丼だのいう話の本を送ってこられたらキレるわ。
0投稿日: 2014.05.24
powered by ブクログ食いしん坊的にはたいそう面白く、アハアハ笑いながらサクっと読み終わった一冊。特に第一章の旧ソ連や東欧滞在中での食べ物にまつわる話がとっても興味深かった。食べ物に興味のある著者の書く文章は、子供時代に読んだ物語の感想ひとつとっても共感できる部分が多くて楽しい!
0投稿日: 2014.04.26
powered by ブクログ米原さんの本、2冊目。あっという間に虜になった。一つ一つの話のリズムがよくて色鮮やか!中でも好きなのは極地に住む日本人にとってのたくあんの話と、アルプスの少女ハイジの山羊のミルクと、、、ハルヴァも捨て難い。
1投稿日: 2014.03.16
powered by ブクログ食べ物に関する米原さんらしい好奇心がぎゅっと詰まった一冊。深夜に読みながらお腹が空いてきて困った困った。
0投稿日: 2014.02.16
powered by ブクログ「旅行者の朝食」とは・・・・読んでいくと何のことかわかる。 ちょっと食べてみたくなった。 食べ物にまつわるエッセイ集。 「旅行者の朝食」といい「ハルヴァ」といい、多くの日本人にとってなじみのない食べ物が出てくるが、色々な意味で「ちょっと食べてみたい」と思わせる。 じゃがいも、ウォトカなどの歴史もよく調べて書かれていて、おもしろく読めた。
0投稿日: 2014.01.21
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 「ツバキ姫」との異名をとる著者(水分なしでもパサパサのサンドイッチをあっという間に食べられるという特技のために)が、古今東西、おもにロシアのヘンテコな食べ物について薀蓄を傾けるグルメ・エッセイ集。「生きるために食べるのではなく、食べるためにこそ生きる」をモットーに美味珍味を探索する。
0投稿日: 2014.01.16
powered by ブクログ米原万里は大食漢。 いいね。たくさん食べる人は魅力的。 ハルヴァは私もぜひ食べてみたいお菓子だ。
0投稿日: 2014.01.12
powered by ブクログNHKグレーテルのかまどで米原さんが取り上げられていたので読んでみた。 米原さんのお父さんのシチューの話や、叔父さんの話が心温まる。
0投稿日: 2013.12.04
powered by ブクログ米原万里の食にまつわるエッセイ集。タイトルからしてロシア東欧旅行の雑記かと想像していたけど、エッセイの一タイトルでした。 読んでるだけでお腹が空いてくる。
0投稿日: 2013.12.04
powered by ブクログ健啖家の血を引く著者の、食べ物に関するエッセイ。 『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』の次に読む米原さんの本だが、こちらは文章も短く、タッチも軽妙。 食物についての蘊蓄も多数。 蕪を主食としてきたロシアにジャガイモを根付かせるため、皇帝自ら農民の前で食べて見せ、なおかつ刀を突きつけて食べさせようとした、などというエピソードがたくさんあって、楽しい。 一番面白く読んだのが「トルコ密飴」の話。 ロシア人の友人から振る舞われた絶品のハルヴァと、少女時代にチェコで食べた「トルコ密飴」が、同じものだったということが明らかになっていく。 読む楽しみを存分に味わわせてくれる文章だった。 ハルヴァの描写がなんともおいしそう。 ヌガーが割と近いようだけれど、個人的にはドライフルーツが入って、スパイシーな豆板…と思ってしまうが?
0投稿日: 2013.10.10
powered by ブクログ時々 米原さんのエッセイが 無性に読みたくなる ずっと積読にしておいたものを ちょっと手にしてページを繰り始めたら これが なかなか面白い 通訳者としての万里さんではなく 食通者としての万里さんの一品 ただ、 へぇーっ こんな豪勢な食事を と 思ってしまう場面がところどころ… それでも 最後まで読ませてしまう筆力は さすがです
1投稿日: 2013.09.22
powered by ブクログ食いしん坊な人は読むと楽しいと思う。文中に出てくるハルヴァを食べたことがある。しかしイランのハルヴァで、ナッツがいっぱい入った香辛料の匂いがする硬くパサパサしたヌガー、といった代物だった。たまらなく美味しいハルヴァがあるならば、いつか食べてみたいもの。 あとはうんちく好きな人にもおすすめ。
0投稿日: 2013.08.26
powered by ブクログロシア語の通訳、作家としても活躍されている米原さんの 食をテーマにしたエッセイ。 ロシアの歴史的背景など、食をテーマに独自の掘り下げ方で 楽しく書かれた内容です。 初めて聞く食べ物がたくさん登場しますが、文章を読んでいるだけで、食べたくなるものばかり。 食にこだわる米原さんならではの1冊です。
0投稿日: 2013.07.31
powered by ブクログタイトルに旅の文字が入ってたら原則読む、という時代がだらだらと続きました。 そのタイトルに騙され、それがいつもの米原節。紙なのに味が有る。
0投稿日: 2013.06.27
powered by ブクログあまり我々世代が詳しくないソビエトをはじめとする東欧。その食にまつわる米原氏のおもしろいお話。 印象的だったのは、通訳を通じて知り合ったソビエトやロシアの要人の食の好み。 ゴルバチョフとエリッツィンの日本食に対する好みがそのまま政治のパワーに現れている、というくだりは興味深い。 そして探し続けたお菓子の話。 日本人として当たり前に考えている我々の食について少し考えさせられた。世界の食材は入って来る日本。しかしまだまだ知らない食べ物もある。
0投稿日: 2013.05.18
powered by ブクログエッセイ。賢人は「食べるために生きるのではない。生きるために食べるのだ」というが、自分はどちらかというと「生きるために食べるのではなく、食べるためにこそ生きる」ほうだ……と言いながら、国内外の食と食文化について語られている。粗食に耐えられる人間のほうが良い兵士になるという。アメリカのご飯が美味しくなれば、世界はいまよりもう少しだけ平和になるのではないか、との論に、思わず笑いつつも妙に納得してしまった。
2投稿日: 2013.05.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ロシアの料理は貧しいのではないかというイメージがあるので、面白いかどうか心配だったが、思いの外、抱腹絶倒。 外国でいかに日本食が恋しくなるか、童話に出てくる食べものにまつわる話など、実体験を交えて面白く書いてある。 ロシア語通訳者ならではの話も。ゴルバチョフやエリツィンとも食事の席を共にしたことがあるのだろうか、ゴルバチョフは刺身・鮨はだめだがすき焼きはOK、エリツィンはなんでもよく食べるそうだ(それが改革の度合いに比例するかのように)。 次の引用は、本当に共感できる。 「私の親類縁者には無類の食いしん坊が多く、しかも美味しいものを発見すると、それを他人にも食べさせたいという強烈な情熱に駆られる習性がある。それが人を幸せにする最も確実な方法と思い込んでいるのだ。」 食べることが好きな人におすすめの本。
0投稿日: 2013.05.04
powered by ブクログ俺の好きな飯と旅の話。旅というわけでもないけれど、飯とその周囲のエピソードが1つの話になっているタイプの読み物。そういうのが好きな人にはびったしはまるはず。 知らない食べ物に対する好奇心がくすぐられ、思わずネットで食材を検索してしまう。ロシア語が表紙にあって、最初の方もロシアの食事の話。てっきりロシア関係だけかと思うと、次からは食材関連のネタだったり、各地の話が出てくる。そしてちょくちょく日本食が出てきて、最後は日本食に返る。まるで筆者が体験して本に記したような一連の流れを体験しているよう。 絵や写真がないのは少しさびしいが、そこは文章力のなせるわざなのか、不思議とイメージが勝手に想起される。そして食べたくなる。 日本食はどうでもいいから海外の料理を知りたいという人は最初の方だけでも読んでみたらいいと思う。部屋にある海外料理のレシピ本を再読したくなった。
0投稿日: 2013.04.15
powered by ブクログ著者は旧共産圏からの帰国子女で通訳者だったので、日頃私たちになじみの薄い食材についても書かれているのがうれしい。 食事の記憶は、時間が経つほどおいしかったものはさらにおいしくなるものであると再認識。
0投稿日: 2013.03.27
powered by ブクログ筆者の体験を基にした世界の食に関するエッセイ。 ご本人の幼少時のロシア滞在や通訳業務中の話が多く、なかなかに珍しく興味深い。特にロシアのローカル缶詰やトルコ飴などには心惹かれる。 奔放で大食漢な筆者家族とのエピソードも織り交ぜられており、読んでいて幸せな気分になる。
0投稿日: 2013.02.18
powered by ブクログハルヴァが食べたい。 思わず想像してしまう食べものたち。 アダムとイヴが食べたのは何だったのか。気になるところ。職場内での有力候補は桃。
0投稿日: 2013.02.07
powered by ブクログ私はトルコ蜜飴・ハルヴァが食べてみたい。ロシアのとんでも食べ物から昔話にでてくる食べ物まで食にまつわるエッセイ。
0投稿日: 2013.01.21
powered by ブクログ旅に出て残念なのは、せっかく美味しいものに出会えても、料理の名前が分からなかったりして、なかなか再会が叶わないことなのだ。帰国して同じかなぁ...と思う料理をみつけても、食べてみると全然違っていたり。 などと考えながら、うんうんと頷いて読了。
0投稿日: 2012.11.27
powered by ブクログロシアへの愛、食べる事への愛、生きる事への愛。ガンガン伝わってくる面白い本です。読んでいて勉強になるし。 もっと書きたい物、読みたい本、食べたいモノ、見たい景色。きっとたくさんあったでしょうね。つくづく惜しい方を亡くしたと思います。
11投稿日: 2012.11.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
食にまつわるエッセイ。 ロシア周辺の話題がボリュームとしては多いものの、 神戸の美味しい店だったり身近な食べ物だったりも出てきて、 本当におなかがすく。 いわゆる日本の伝統食的なものの価値を再発見することも出来る。 じゃがいも好きとしては、じゃがいもが市民権を得るまでの年月が心に響いた。 ロシアに行きたくなる。 そして美味しいものが食べたくなる。
0投稿日: 2012.09.10
powered by ブクログ尊敬してやまない米原万里さんの本。タイトルは一見、すごくオシャレで優雅なものを想像させるけど、ある意味裏切られた感の強い内容だったりしました。だからこそ旧ソ連圏に興味がより湧くというものですね。世界のハルヴァを食べ比べてみたくなったし、神戸を食べ歩いてみたくなった、空腹時に読むと大変危険な一冊でした。
0投稿日: 2012.08.26
