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総合評価

101件)
3.7
11
45
34
4
0
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    読みやすくて一気読み。 恋愛の恨みから殺人って、女って怖いなと思った。現実離れしたお話で引き込まれいていった。

    0
    投稿日: 2025.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    プライドの高い女性だったから成り立ったような殺人 最終的にみんな死んでいく 復讐をやりとげて自分も死ぬ

    0
    投稿日: 2025.07.13
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    時代の流れは感じるけど、一気に引き込まれる文章でおもしろかった! 天野節子さんの作品ははじめて読んだので他もぜひ読んでみたい。

    11
    投稿日: 2024.09.13
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    天野さんのデビュー作。一気に読ませる力量はさすがです。主人公は高慢でプライドの高い女性。夫の愛人を殺害するのだけど…。刑事との駆け引きなどドキドキしながら読みました。最後は恭子を応援していたので、ちょっと残念だったけど面白かったです

    0
    投稿日: 2023.10.25
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    テレビドラマになったというけど知らなかった。これがデビュー作、しかも最初は自費出版だったのが信じられない。評論家はプロットやパターンは新しいものではないというけど、こういう話をよく考えつくものだと思う。おもしろい。最初に出てきたおじいさんは誰と思っていたら後のほうでわかるし、主人公が人の家に行くところだって疑問な点はありつつもわからない。刑事もそうだけどその他の人たちの推理力もすごい。全体を読むと人を動かすのにあんなに思い通りになるかなという気はするけれど、ま、そこは小説なので。

    0
    投稿日: 2023.10.10
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    借りて読みました。 以前テレビでドラマ化されていたのを先に見てはいましたが、テンポ良く書かれていて読みごたえがありました。 女性の怖さを痛感する作品。 が、主人公の恭子ほど完璧(?)であると、憧れる気持ちが僅かながらにも生じ、自分が女であると、いやがおうでも実感します。 再読はありませんが、満足度は高め。

    1
    投稿日: 2022.10.19
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    何度もひっくり返しの展開があり、長い本だが飽きずに読めた。 非常にプライドの高い女性と不妊症への葛藤をうまく描いており、女性作家らしい作品。 ストーリーを成り立たせるために、ほかの登場女性の動きはやや疑問が無くもないが、あまり気にはならない。 自費出版でこれを作り上げたのは凄い。

    0
    投稿日: 2022.10.08
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    「氷の華」の初版発行日は、平成20年の6月30日になっている。 仕事帰りに時折寄る商業施設内の書店で、初めて天野節子の「氷の華」を手に取った時には、既にその書店の棚に「目線」も「烙印」も並んでいたから、初版発行日よりは随分後のことだと思う。 初めの方を拾い読みして、面白そうだとは思ったが、その時は購入しなかった。 その頃、沼田まほかるの「九月が永遠に続けば」を読んだばかりで、幻冬社文庫に沼田の本があるのを知って、探していた時、たまたま天野節子に目が留まったのだと思う。 今の所に引っ越してから、6年以上経つから、それ以前に一度手に取っていたのだが、それを先日購入した。 元々目当ての本があり、色々大型書店を回ったが結局手に入らず、その時この本を買った。 書店の棚も生存競争が激しく、天野節子にスペースを割いている書店は近くには無いのも理由の一つだ。 先日、望月諒子の「蟻の棲み家」を読んで、女性ミステリー作家に、少し興味が増している。 この作品はいわゆる倒叙型で、最初に殺人が行われる。 しかし、それより気になったのは、プロローグでこれがどのように本文に繋がって来るのかを意識してしながら読んでいたが、やはりこれが大元の原因だった。 まだ、単純で未熟だった頃には、立件出来るとか、公判を維持するなどということなど知らず、犯罪は必ず罰されると思っていたが、現実はそうではないと今は分かっている。 タイトルは「氷の華」なのだが、事件は夏に起きる。 「氷の華」は違うものを象徴している。 自分にとって未知の作家を読むのは、違った世界に触れることである。 また一つ、新しい馴染みが出来た。

    0
    投稿日: 2022.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み出しが鈍かったかな。 読み始めるとおもしろくはなるんだけど、どんでん返しがあるとわかっていても、あらすじから大体の流れはわかるので、その意味で読み進めるのに少し時間がかかった。 犯行としては、人に殺人を仕向けるってこんなに上手くいくのかなってとこかなぁ。 旦那が不甲斐なさすぎる。 結局、全て主導するのは女側だったね。。 自分の将来のために結婚し、罪を犯し強請られ、昔の女とやり直すつもりがあったのかどうかも曖昧に、なんだか流され、結局迎えるジ、エンド。 女のプライドもすごいし、私は犯罪を犯して動揺しないなんてまず無理。 そこまでのプライドないから。 この本が米倉涼子の主演でドラマ化されていると知って、いかにもって思った。 何にも屈しない強い女。米倉さんだわ。

    0
    投稿日: 2021.09.28
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    はじめて読んだミステリー作品。伏線、伏線、伏線。こんなにハラハラドキドキし続けた、あーこのまま最後まで読み続けたいと何度も思った作品。人を虜にする感じ。

    0
    投稿日: 2021.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公は好感の持てるタイプではないはずなのに、終盤の復讐を遂げたところは思わず、やった!と思ってしまった。厚いけれど、気になって一気に読めた。

    0
    投稿日: 2021.01.19
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    完成度の高いストーリーだった。 ただ、主人公があんなミスをするか、最後まで秘密にするものなのか、が引っかかった。 気が強くプライドの高い女が起こす事件。 後半はページをめくる手が止まらなかった。

    4
    投稿日: 2020.06.24
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    毒殺した相手は 本当に夫の愛人だったのか? 全ての真相は…? . 分厚い本だけど、全然飽きなかった。 えー?こんなに推理バッチリ当たる? とか思うとこはあったりしたけど。 登場人物たちの最後までブレない姿、 よかったな〜。 やっぱり?な部分あり、 何回かどんでん返し食らう部分もあり、 しっかり満足な1冊だった☺︎ . プライドが人を強くさせて、 プライドが人を歪ませる。 そんな感じ。

    0
    投稿日: 2019.09.03
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    悪女と彼女を追うやりとりは『白夜行』を思い出させるようで、スリルがあって面白かった。 プライドの高い恭子の心理は臨場感があり、最後までどう決着が着くのか楽しみで一気に読めた。

    0
    投稿日: 2019.06.23
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    夫の不倫相手から電話で妊娠を伝えられ、彼女を毒殺する専業主婦で不妊症の恭子と、ベテラン刑事の戸田の攻防。自分の殺した相手は本当に愛人だったのか、嵌められたのではないかと疑心暗鬼になる恭子や事件を追う戸田にそれぞれ寄り添って読み進めたけれど、最終的に冗長なややこしさを感じてあまりすっきり出来なかった。

    0
    投稿日: 2018.10.09
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    専業主婦の恭子は、夫の子供を身篭ったという不倫相手を毒殺する。 だが、何日過ぎても被害者が妊娠していたという事実は報道されない。 殺したのは本当に夫の愛人だったのか・・・? 実は、嵌められたのではないかと疑い始めた恭子は、自らが殺めた女の正体を探り始める。 そして、彼女を執拗に追うベテラン刑事・戸田との壮絶な闘いが! いやー、おもしろかった!! この小説、60歳で自費出版して文壇デビューして話題となり、ドラマ化もされたんだって! 全然知らなんだ~~!!! 本読み友達のおススメ♪ 交流って大事ね♡

    0
    投稿日: 2018.02.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    わかりそうでわからない。 他の本と並行して途切れ途切れに読んだ感想。 結局恭子にとってはベストな選択だったのか。 ーーー 専業主婦の恭子は、夫の子供を身籠ったという不倫相手を毒殺する。だが、何日過ぎても被害者が妊娠していたという事実は報道されない。殺したのは本当に夫の愛人だったのか。嵌められたのではないかと疑心暗鬼になる恭子は、自らが殺めた女の正体を探り始める。そして、彼女を執拗に追うベテラン刑事・戸田との壮絶な闘いが始まる。長編ミステリ。

    0
    投稿日: 2017.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでみて、この作者はサスペンスドラマが好きなんだろうなぁ感じた。というのも、キャラクター象が想像しにくい。元からあるドラマの原作を読んでいる感じがした。ベテラン刑事、プライドの高い女富豪、ハンサムな夫、どこか懐かしく、見たことのある設定だ。東野圭吾作品の悪女に慣れてしまうと、この主人公の悪女ぶりは中途半端で物足りなさすら感じる。最後の自決する事で、プライドの高さを演出しているのだが、やっぱりサスペンスドラマな終わり方。映像化されている様だが、実写ありきの作品だと感じた。

    0
    投稿日: 2017.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    *専業主婦の恭子は、夫の子供を身篭ったという不倫相手を毒殺する。だが、何日過ぎても被害者が妊娠していたという事実は報道されない。殺したのは本当に夫の愛人だったのか。嵌められたのではないかと疑心暗鬼になる恭子は、自らが殺めた女の正体を探り始める。そして、彼女を執拗に追うベテラン刑事・戸田との壮絶な闘いが始まる。長編ミステリ* 再々読なのに、最初から最後まで気迫と緊張に満ちた展開に目が離せず、またしても一気読み。十重二十重に張り巡らされた罠と謎、その闘いに果敢に挑む妻の意地、戸田刑事との息詰まる攻防戦、何度読んでも本当に引き込まれる作品。

    1
    投稿日: 2017.05.01
  • 同じく、コロンボ風+土曜ワイド劇場な印象です

    期待して読みましたが、主人公の女性が私が一番嫌いなタイプ(男性の多くが好まないタイプと思います)。ですので、読んでいて非常にむかっ腹が立ち、つらかったです。また、展開がある程度予測できるのと、何度も似たような表現(回りくどいが印象付けようとする?)が多くて大変でした。 最初から映像化を狙ったのか?と思うほど、話の構成と背景・描写。途中まで非常に読んでいてつらかったです。ですが、後半からはだいぶん引き込まれました。結末は  え?  と言う感じで勧善懲悪なスッキリ感はなかったです。後半の盛り上がりで★を加えました。 恐らく、私が女性であったり、今風の小説が好きであれば印象は違うと思いました。何しろ華麗なる生活~と言うのは好みがわかれると思うのです。 人によっては★5になると思います。

    0
    投稿日: 2016.12.08
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     子供はいないが、専業主婦として悠々自適な生活を送っていた瀬野恭子の日常は、ある日一変する。夫・隆之の愛人を名乗る関口真弓という女から、隆之の子供ができたと電話がかかってきたのだ。恭子は夫の部屋から見慣れない鍵を持ち出し、害虫駆除のための猛毒を持って彼女の部屋へと向かう。  犯行を行う恭子目線の倒叙ものでありながら、のちのちつじつまの合わないことがたくさん出てきて、あれ、もしかしてこれは嵌められている被害者の側なのか?と先の展開が気になりどんどん読み進む。実際にいたら嫌な女なのだろうけど…どこか憎めないなぁこの高貴で孤独な女・恭子。

    0
    投稿日: 2016.08.18
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    二重三重にも張り巡らされた罠。十数年連れ添った夫婦だからこそわかるお互いの心理。一文も読み飛ばすことなく、完璧なミステリー小説でした。

    1
    投稿日: 2016.08.12
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    なんていうか、人間の執念、みたいなものを感じる作品です。ミステリとしても、色々起こるので飽きさせないっちゃ飽きさせないかな…まあ、人の感情を爆発炎上させるスイッチを押したが最後、お互い無傷ではいられないのだなって思いました

    0
    投稿日: 2016.07.20
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    冒頭で以前読んだことがあると気づいたが、それでも面白かった。最後、戸田と恭子が互角かのような書き方がされていたが、どう考えても恭子が完全勝利である。仮に恭子があのまま出頭していても、裁判に勝てるだけの証拠は集まらなかっただろうし、そもそも戸田の捜査は違法すぎる… ちょっとご都合主義なところもあるがミステリとしては上質と思われる。

    0
    投稿日: 2016.06.22
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    めずらしくミステリーものを読んでみた。面白かった。最後までどうなるのかわからないし、テンポよく読みやすい。パズルのピースが少しずつはまっていくような感じでなるほどと思わせる。主人公の恭子にはあまり共感できなかったけど、最後の最後まで彼女らしいと思わせるラスト。

    0
    投稿日: 2016.05.31
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    あんまり期待せずに買ったのですが、久しぶりに買ってよかった!と思える作品でした。 シンプルな話ですが、最後の最後まで気がぬけないし、ラストまでしっかり書かれていて、読んだあとはスッキリしました。 ストーリーは、専業主婦の主人公が夫の子供を身籠ったという不倫相手を毒殺する。 でも、何日過ぎても被害者が妊娠していたという事実は報道されなくて。。。 主人公が殺したのは誰なのか? 主人公を操っている黒幕は? 主人公と昔ながらの刑事の戦い、かけひき、誰が勝つのか最後までドキドキしました。

    0
    投稿日: 2016.05.18
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    犯人は分かっているはずなのに、「本当の犯人」が見えてこないミステリー。ミステリーらしいミステリーを読んだ手ごたえがする。恭子のプライドの高さ、短絡さが事件を簡単に解決させるよりも、混乱させる方へ動かしてしまった負の偶然。彼女がアルコールを飲む前に凍らせておいたグラスには、氷の結晶の「華」が咲いていたのだろう。起承転結がスッキリとしていて、読みやすい。警察関係者以外の登場人物のほとんどが女性だが、どの女性もひとくせあり、女性の奥底に持った怖さを垣間見た気がする。

    0
    投稿日: 2016.05.02
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    これも「母からもらった本」の中にありました。 しかし背表紙のあらすじというのはうまくできてますね。 読みたい!という気にさせられます。 今回も「専業主婦の恭子は……」というところで興味がむくむく。 でもふたを開けてみると恭子は専業主婦だけど、とってもお金持ちの専業主婦なのでした。 そしてすごいお高くとまったやな奴。 彼女の心の痛みは気の毒だなと思うけど、なんかやな奴なので共感はできませんでした。 昔の話かな?と思いきや、2007年に出た本なのでそういうわけでもない。 でもなんか「ヘアダイ」という単語に妙に古さを感じるのは私だけでしょうか……。 話はそこそこおもしろかったです。

    0
    投稿日: 2016.01.20
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    テレビドラマを見ている様な、割とありがちな設定なのですが テンポが良く、長さも気にならず読み終えました。 しかし、登場人物の誰一人として好きになれなかったです。 何にも不自由をしないセレブの女性が夫の愛人を殺してしまう、、と言う内容なのですが このセレブ女性が苛つく性格をしてまして。 調べてみたら米倉涼子主演でドラマ化されてたみたいですね。 イメージにピッタリ!! 色々ともやついた部分もありましたが、久々のミステリー、楽しんで読む事が出来ました?

    0
    投稿日: 2015.12.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    プライドの高い女と諦めきれない刑事 最後の犯罪はもともと自殺用の仕掛け 犯人が逃げ切る展開は書きづらいのかな。

    0
    投稿日: 2015.10.25
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    著者のデビュー作だそうです いやぁ・・・・・・・ 夫婦の騙し合いもここまで行くと ちょーこわいです・・・・・・ 頭脳戦・・・・・ 静かなる殺し合いですからねー 主人公はお金持ちであり、容姿端麗であり、理想の旦那さんを持つ女性 だけど、ひとつだけ 彼女は不妊症であった 夫の不倫相手からの突然の電話 子供を身ごもったという・・・・・・ 彼女は不倫相手を殺害を決意し、そして・・・・・・ しかし、不倫相手が妊娠していたことが報道されない むむむむむ???てなお話 誰が主導権を握っているのか分からないってとこがググッと興味をそそりますね~ プロローグにある孫とパチンコが唯一の楽しみというお爺さん こういう係わりでしたか~ 全てを持ち合わせているかに見えるあの人も大きな悩みを抱えているのかもしれません だけど、彼女はぶれなかったのであります 恐るべしです

    0
    投稿日: 2015.09.12
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    プライドの高い裕福な主婦・恭子と彼女を執拗に追うベテラン刑事の攻防。 久々に正当ミステリーを読んだ気がする。 直情型でお高くとまっている恭子だが、心情的には彼女に肩入れしてしまった。 米倉涼子主演でドラマ化されたとのこと。 (図書館)

    0
    投稿日: 2015.09.08
  • コロンボちっくな展開ですが面白い

    初めての著者ですが、ちょっと変わった書き方(刑事コロンボ的というのかな?)でなかなか面白かった。 終わり方は若干微妙でしたが、まぁ主人公のキャラを考えたらこれしかないかー、という印象。

    5
    投稿日: 2013.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリー小説は特別好きな訳でもないのですが、 やっぱり謎が解けてくる所は読んでても面白い。 現代において恭子のようなプライドの高い人は結構いるのではないか?と思う。

    0
    投稿日: 2013.10.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    米倉涼子さん主演でTVドラマ化作品。 動機や殺害方法は実にシンプル。 でも、その中に色々なからくりが主人公の前に現れる。 犯人VSベテラン刑事という、わかりやすい話の進み方だけど、絶対に曲げない主人公のプライドと度胸が凄くて「もうそれでいいじゃないですか?」と云いたくなる(笑)

    0
    投稿日: 2013.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。先が気になってついつい読み進んでしまった作品。 だけど、裁判で無罪になれたのに、なんで旦那と愛人青酸カリで 殺すのか。自分で自分の首しめてどうするんだと言いたくなりました。

    0
    投稿日: 2013.05.20
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    【一言感想】「よくできた二時間ドラマ」 夫の不倫相手を毒殺した瀬野恭子と、その事件の犯人を追うベテラン刑事戸田の話。 徐々に事件の謎が明らかにされていく展開や結末が二転三転する展開は(フィクションとしては)面白い。 が、「無理があるなぁ」って思う箇所がいくつかあって(警察の捜査やトリック)が出てきて、のめり込みづらかった。

    0
    投稿日: 2013.04.21
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    どのキャラクターに感情移入するか途中迷いつつも楽しめる。 ただ大どんでん返しかと言われると微妙。 後味は意外にもすっきり。

    0
    投稿日: 2013.04.20
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    ちょうど実家でドラマが録画されていたので、堺雅人見たさにドラマを見て、なかなか面白かったので原作を。ドラマと比べながら読みました。ドラマの良さ、原作の良さ、どちらも満足な作品。

    0
    投稿日: 2013.01.14
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    ラストが納得いかなかった。一度無罪になった人間をそう簡単には法廷に引きづりだせないでしょ。頭の回転が早いゆえに、積んだって思っちゃったのかしら。

    0
    投稿日: 2013.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    夫の不倫相手を毒殺したはずの女。だが、その裏には女の知らない真実があった…。終盤は良かったけど、前半ちょっと退屈…。 ドラマ化されて、主人公が米倉涼子だったそうで。納得のキャスティング!

    0
    投稿日: 2012.12.26
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    米倉涼子でドラマ化された原作。 すごーく気になってて早速手に入ったの~。 ドラマ化されたから気になったのもあったけど、 実はこれ、最初、自費出版されて評判がよかったから単行本で公刊されたのよ。 すごくな~い? なんで自費出版なんかしたの~? って思えるくらい面白い本でした~。 500ページあるんだけど、すいすい読めちゃったわよ。 まぁね、主人公の恭子はほんと可愛げのない女なんだけど 偽の不倫告白電話で不妊症のことを言われて犯行を犯す。。 それは誰にも分からなかった彼女の一番の苦痛だったのよね~。 それを思うと可哀想だけど、 でもね、プライドが高すぎるのは可愛くないわよ。 やっぱりね人間素直でいるのが一番。 いやー、しかし読み応えのある本だったわ。 清張っぽい感じ。 だと思ったら話の中で『砂の器』のことが書かれてあったし。 やっぱり作者も清張読んだのね~。なんて思って嬉しくなったりして。

    0
    投稿日: 2012.11.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヘアダイ 写真を現像 USBメモリ知らない刑事  パスワードなんてネット上に転がってるフリーソフトでも・・・ 証言者の名前を被疑者に伝える刑事 2006年ていう設定があるのに、作者の年齢のせいか 時代錯誤感が気になってモヤモヤした

    0
    投稿日: 2012.09.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマをチラ見して気になったので原作を読んでみました。 米倉涼子をキャスティングした人はすごい!と思うw まさにハマリ役。(他の人はちょっとなぁ・・・) タネは知っていたけど、面白かったです。 (ドラマと原作では微妙に設定が異なります。) 自分に対してちょっとやそっとじゃ揺るがない自信を持っている恭子。 だからこそ、あの電話が許せなかったんじゃないかな。 いくら強い人間でも、弱い点はあるということ。 それがよくわかる。 でも、やっぱり普通と違うのはその後。 ただキレイでお金持ちなだけじゃなく、頭の回転が半端無い! 一気に読めてスッキリしました♪

    0
    投稿日: 2012.08.31
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    クライマックスは止まらず読みすすめてしまった。 けど、なんだか主人公をはじめ人物に人間味が感じられない。 殺人に至る動機も理由付けされているものの、 激しい憎悪や怒りや哀しみの表現がないためか ムキー!怒った!!→ぶっコロス!!→実行 ・・・そんな簡単に壁を超えてしまうものなのか? 超えてしまうくらいの憎しみのはずなのに表現が物足りないせいか 違和感。 物語の展開は面白かった。

    0
    投稿日: 2012.08.15
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    狙って殺した女は、見当違いだった…? 主婦の恭子は、捜査担当の刑事と息を呑む心理戦を繰り広げる。 いやー、これも面白かった。寝ずに読みきる。 後から気づいたけど、この作品 米倉涼子主演で2時間ドラマになってたのね。

    0
    投稿日: 2012.07.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公は、資産家で頭が良く、プライドの高い女性。 そんな女性が、夫の愛人の存在を知ったからといって、 即、毒殺に至るのだろうかと疑問に思い、感情移入できなかった。 捜査状況や推理も強引に展開しているように感じた点も多々あったが、 主人公が刑事とやりとりするシーンや不在証明の為に工作する姿はハラハラする面もあり、 テンポ良く軽く読めたのでそれなりには楽しめた。

    0
    投稿日: 2012.02.29
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    途中の捜査活動にリアル感がなさすぎだろって展開。 でも面白く読めました。 これがデビュー作とはなかなかですね。

    0
    投稿日: 2012.02.18
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    倒叙でおすすめで読んだのですが、 あらすじを読んでだいたい想像していたのですが、 そうは終らなかった話がおもしろかったです。 印象に残ったかな。

    1
    投稿日: 2011.12.27
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    これがデビュー作とはすごい。けど、何か、読みにくい部分があった。 ドラマにありそう…と思ったらドラマ化されてるのか。

    0
    投稿日: 2011.12.12
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    会社の人に借りて読んだ、初めての天野節子。 ドラマ化できそうな設定。 夫の愛人の存在を知り、衝動的に殺人してしまう・・・けれど!なお話。 なんとなく犯人は分かったけど、冒頭のひき逃げ事故の話がどこに繋がるかはなかなかわかりませんでした。 面白くてどんどん読めました。

    0
    投稿日: 2011.11.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん。面白かったんだけど。 まず殺人に共感できない。動機は理解できるが、即殺人??? 優しくない。夫婦愛も、友情も、ちょっとひどすぎないか??? そもそも、作次郎、殺すのやめようよ・・・。 推理の過程もちょっと偶然に頼り過ぎでは? アメリカの同級生から警察へ手紙が届くか??? なんか、惜しい作品でした。

    0
    投稿日: 2011.11.15
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    天野さんの本は初めて読んだけど面白かった。初版時点で60歳。他の作品も読んでみたい。通勤電車で読んでてドキドキしてしまいました。まだ着かないで~とか思ったりして。

    0
    投稿日: 2011.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    予想以上に面白かった。 珍しく、犯人に感情移入できたと言うか。この手の小説で犯人が憎めなかったのが新鮮! かと言って、追う刑事が憎たらしいわけでもなく、ちゃんと心情を追って読めた。 恭子は、自己愛の強い高慢ちきなお嬢様。頭の回転も速くて悪知恵もはたらく、いわゆる悪役で出てきそうなそのままなんだけど、ヒロインでもある。 だからなぜか応援したくなってしまった。 最後には心中に見せかけた殺人がバレてしまうんだけど、自殺という幕引きがぴったりだと思った。 普通であれば、勧善懲悪っぽい、悪事の報いをきちんと受けるラストが私は好きなんですが。 身近な思いもよらぬ人が黒幕だった、っていうオーソドックスな部分もあるんだけど、何となく奥が深いようなそんな感じがした。 思わぬ発見!

    0
    投稿日: 2011.09.30
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    知り合いの人に借りて読みました。 ドラマや映画化にはすごく向いている内容だと思いました。 さいごのシーンとかまさに昼ドラや土曜サスペンス。

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    投稿日: 2011.08.03
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    推理小説。昼ドラでよくありそうな舞台設定だと思った。ストーリー展開はうまくて一気読みしてしまう感じ。

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    投稿日: 2011.07.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ページをめくる手が止まらなかった。ラスト、誤算があったとはいえ、全てが主人公・恭子の思い通りに終わった感じがして、なんだか悔しい。笑

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    投稿日: 2011.07.10
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    スペシャルドラマで米倉涼子が演じた、新たな悪女像。冷酷で美しい妻と、それを追い詰める刑事の、刻一刻と変わるパワーバランス…このなかに、無駄な文章は一切ありません! あとから分かる、伏線の数々。もう最後まで目が離せなすぎます。 一旦は自費出版されたものの、あまりの反響に再度、出版社から売り出されたそうで、それが単行本化され、ドラマ化されるという階段をかけのぼった物語だそうです。そのワケを知りたければぜひ、本を手にとって見てくださいませ。

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    投稿日: 2011.06.27
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    はじめて聞く作者名だけに期待していなかったけど、意外や意外、面白かった。キャラがしっかりしていて、あっけないラストも主人公の性格を考えるとふさわしく思える。 おススメの1冊です。

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    投稿日: 2011.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    夫の愛人はともかく、夫にもそこまで恨まれていた理由は何? 自分も結局は恭子を選んで、高い地位を得たくせに、 妻に、人殺しを仕向けるってどういう事!? 恐ろしい人~・・・。 最悪だ、この人。。

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    投稿日: 2011.05.28
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    犯したはずの殺人なのに・・・。 相手が死んだという確証が持てないって、どんなものでしょうか。結末はどうなるの?って感じでした。

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    投稿日: 2011.05.11
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    さくさく読めました!主人公の女のプライドがはんぱない!!ラストまで面白かったです。これ読んでから気づいたけど米倉さんでドラマ化されてたんですね。ちょっと見てみたいかも。

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    投稿日: 2011.05.03
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    瀬野恭子のキャラが際立っている。地味な職人という感じの刑事、戸田との攻防に引き込まれる。プロローグをすっかり忘れていた。

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    投稿日: 2011.04.09
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    専業主婦の恭子は、夫の子供を身篭ったという不倫相手を毒殺する。だが、何日過ぎても被害者が妊娠していたという事実は報道されない。殺したのは本当に夫の愛人だったのか。嵌められたのではないかと疑心暗鬼になる恭子は、自らが殺めた女の正体を探り始める。そして、彼女を執拗に追うベテラン刑事・戸田との壮絶な闘いが始まる

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    投稿日: 2011.04.06
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    61歳で、デビュー作で、始めは自費出版で、単行本化!ってだけですごいっしょ。 そしてドラマ化!米倉凉子ハマりすぎ!悪女させたらさすが!の一言。

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    投稿日: 2011.02.11
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    典型的なミステリーっちゃぁミステリー(笑) 最初にひき逃げ事件の話が出てきた時には、ドコで繋がるんやろう?って思ってたけどアンナ所に繋がるなんてねぇ。 アタシ的には恭子のプライドの高さ、大好き(^O^) 恭子を罠にかけた2人が恭子の仕掛けた罠で殺されてしまう所とか、若干スッキリしたし(笑) 最後にアメリカの同級生から警察へ手紙が届いたのにはで「出来すぎやろぉ。」って思ったけど、、、。

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    投稿日: 2011.02.07
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    サスペンスっぽい話ですがなかなか進まず読むのに先の楽しみがなかなか湧かない話運び。そのため、相関関係が掴みにくい感じでした。リアリティーさが感じにくい物語でした。そして長い。

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    投稿日: 2011.01.29
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    夫の愛人を毒殺した恭子と、それを追う刑事・戸田の闘い。 サスペンスドラマを見ているような、女のドロドロって感じで読みやすい。 ただ、恭子の存在感は圧倒的なのに対して、戸田のキャラが薄く物足りなく感じた。 捜査方法でひっかかりを覚えるところがあったり、推理の過程もちょっと偶然に頼りすぎで、強引に感じた。

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    投稿日: 2011.01.16
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    うーん… 恭子の動機には共感できるとして、その他感情移入できなかった… 箸休め的存在がほしかったなぁ。 脅し脅され、憎み憎まれ…ミステリー読んでこんな風に思うのはおかしいかもしれないけど少し優しさがほしかった。

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    投稿日: 2011.01.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結構分厚い本だったけど、推理力を働かせながら先々へと読み進めたくなるストーリーでした。 なかなか面白かった。 恭子VS戸田、恭子VS真犯人。 語り口の視点は戸田刑事が主だったけど、強かでプライド高き恭子の生きざまが前に出た感じ。 なので、最後のどんでん返しのどんでん返しのどんでん返し(?)も、なんだか納得のいく終わり方でした。 プロローグの場面、本編のどこで出てくるのか?・・・と思ったら、なるほどー、そういう使われ方なのかー。うまいなー。 それにしても、女性って怖い。 女性のプライドや執念や怨み・・・って、サスペンスの源泉だなー。

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    投稿日: 2010.11.19
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    なんだか2時間ドラマみたいなストーリーだな、と思って読んだのですが、米倉涼子主演でドラマ化されているのですね。主人公の瀬野恭子が派手な美人でTV受けしそうだし、逆転につぐ逆転なので、ドラマ向きだったのかもしれません。 出版までの経緯も波瀾万丈だったみたいですね(http://bit.ly/9bDpyc)。

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    投稿日: 2010.11.14
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    米倉涼子がドラマでやってましたね。 ドラマは前半見逃したけど面白かったんで翌日原作本わ買いました。 ドラマは主人公がピアニストで夫が医者って設定が変わってて派手になってました。 ドラマより原作の方が面白かった。 作者の方が60歳を過ぎてからの、コレが処女作って事にもビックリ。 新作が出たら読んでみたいなぁ~と思う作者が増えました。

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    投稿日: 2010.10.03
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    2010.9.21読了 長編だが、一気に読める。 いつの間にか、恭子を応援していた… よって、結末はやや残念。でも、オススメです。

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    投稿日: 2010.09.21
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    ぐいぐい読めました。 高貴でセレブな奥さんが主人公。この状況にして、まきかえせるなんて強いなあと展開に驚く。

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    投稿日: 2010.09.08
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    内容 専業主婦(かなりセレブ)の恭子は、夫の子供を 身ごもったという愛人を毒殺する。 だがその後、 被害者が妊娠していたという事実は報道されず、 ある疑惑が恭子の頭に浮かぶ。 感想 米倉涼子主演でTVドラマ化されたが、観ていない。 高慢で、プライドが高い恭子と 執念のベテラン刑事・戸田との対決。 捜査が進むにつれ、物語は、二転三転していく。 ムダのない、テンポのいい場面転換で どんどん読んでしまう。 終盤の大ドンデン返しは、 なかなかのもの。 六十を過ぎての大型新人・天野氏、拍手です。 が、恭子が犯行に及んだ原因が 男子であるワタクシには ちょっと理解できなかった。 冷静沈着で、氷の悪女であるはずの恭子であれば なおさら、どうなのよと思った。 女子は、どう思う??

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    投稿日: 2010.08.29
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    専業主婦が妊娠したという夫の愛人を殺害する。 しかし、その裏にはよく練られた別の計画が見え隠れする。 主婦・恭子の突発的だが、それだけじゃない犯行計画と 刑事・戸田の職人的でしつこい捜査が終盤に全て明らかになり 特に珍しいトリックがあるわけではないがとてもよく出来てるストーリーな~と感じる。

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    投稿日: 2010.07.01
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    面白かった!!読者側に明らかにされている事実とそうでない事実がうまく組み合わされていて早く読み進めたいと思うミステリー。警察側の執念の捜査、でも最終的に犯人側が隠し通した事実…。この双方のかけひきも楽しめた。

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    投稿日: 2010.06.26
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    専業主婦の恭子は、夫の子供を身篭ったという不倫相手を毒殺する。だが、何日過ぎても被害者が妊娠していたという事実は報道されない。殺したのは本当に夫の愛人だったのか。嵌められたのではないかと疑心暗鬼になる恭子は、自らが殺めた女の正体を探り始める。そして、彼女を執拗に追うベテラン刑事・戸田との壮絶な闘いが始まる。長編ミステリ。

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    投稿日: 2010.06.23
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    恭子の気持ちは分からないでもないなぁ。 子供が欲しくてもなかなかできないのに、ある日突然夫の愛人と名乗る人物から「妊娠したから離婚して」なんて言われたら・・ 読んでいる間「2時間ドラマができそうだなぁ」と思っていたら、実際にドラマにもなってたみたい。

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    投稿日: 2010.05.31
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    夫の不倫に動転した妻は、相手を殺害してしまう。 しかし、殺したのは本当に夫の愛人だったのか? 完全犯罪の結末に待っていたものとは…。 ありがちな不倫殺人ミステリーかと思いきや、予想もつかない展開に最後まで飽きさせず、一気に読んでしまいます。 松本清朝ばりの美しい悪女と執念の刑事の構図が見事で、読みごたえがありました。

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    投稿日: 2010.05.22
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    ドラマ化されていたんですね。 皆さんのレビューを読んで知りました。ちょっと見てみたい。 主人公のセレブさと頭の回転のよさ、少し憧れがあるのかも。 それにしてもこのダンナ、小説の世界ながらも、しょーもないやつですね。 ここまできたら、二人の世界ももっと描写してもおもしろい。

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    投稿日: 2010.03.09
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    ミステリーとして とても集中して読む事ができました。 かなり個性の強い主人公なのに あまり嫌な感じがしないで、けっこう感情移入できたのは ちょっと意外でしたね~。 読む前に 米倉涼子さん主演で ドラマになってたのは知ってたので、なんとなく主人公が 頭のなかでは米倉さんの顔でしたけど(笑) 米倉さん お得意の悪女ってカンジなのが気になりましたけど、この作品なら ドラマも観ておけばよかったな~と 今更ながらちょっと後悔しています~

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    投稿日: 2010.02.15
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    ドラマは見たことなかったけど、米倉涼子主演らしい。読んでみたらすごくぴったり。 夫の愛人を殺した…つもりだったけど!?夫と愛人の策略にはまってしまった!?でもやられっぱなしでは終わらない。 すごくドキドキしながら読めた。

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    投稿日: 2010.02.01
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    殺したのは、本当に夫の愛人だったのか。。。 読みやすく、刑事と主人公の攻防も気になり、ラストまで一気に読めた。 個人的には、刑事の単独プレーとラストが気に入らないので星4つだけれども、映像化しやすい話。ドラマを見てみたかった。

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    投稿日: 2009.11.14
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    ドラマになる前に読んだけど、まさに主人公は米倉涼子をモデルに描かれているとしか思えない程。雰囲気や仕草等全てありありと思い描く事が出来てしまった。ただネイルについてはどうかなあ?と首傾げ。院長の奥方だったらサロン通いでジェルかスカルプだろうなあ、と。自分的には気の強い芯のある女性ってすごく好きなので刑事をあざ笑うかのようなラストは何とも痛快。

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    投稿日: 2009.11.04
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    これもテレビドラマになるそうです。 期待しないで買ったけどおもしろかったー。 「よくできてる」と感じるのはこの作品が最初「自費出版」で 流通に乗るまでになんども推敲を重ねられてるからだと知って納得。 「自費出版」だったというのもびっくりしました。 コロンボ式で、読者には犯人もどうやって殺したのかも最初にわかります。 この犯人が、警察の追求をどうやって交わしていくのかが読んでいてワクワク。 事件にまつわる人間関係の謎が次第に解き明かされる部分も見事。 ドラマでは米倉*子が演じるらしいけどぴったりです。 一方、館ひ*しは殺される旦那だろうと思いきや、刑事役!? うーん、それはどうかなぁ・・・・ 脚本は原作とは多少変わっていると思うのでドラマがちょっと楽しみです。

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    投稿日: 2009.10.29
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    92/100 07年の単行本で、わたしのレビューとしてはかなり新目の本。 お話の最初から殺人事件があり、犯人探しという趣向ではない。 殺人を犯した主婦と刑事の対決がお話の中心になっている。 中ほどすぎると、殺人は第三者に仕組まれたものではないのかと犯人が気づき、 後半で一気に怒涛の展開をみせる。 この作者のデビュー作だし、あまり期待しないで読んですけどなかなかどうして、 犯行の手口など詳細まできっちり描かれていて好感がもてた。 松本清張の小説に似てる感じがした。

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    投稿日: 2009.09.26
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    ドラマを観て、原作が気になっていた作品。二夜連続ドラマで時間たっぷりだったせいか、割と内容に差異がなかったような。面白かった。 ドラマ化にあたり設定を変えている部分があったけど、その変えた部分により原作よりエグみが増していたというか…。恭子さん、たまらなかっただろうな。

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    投稿日: 2009.09.15
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    プライドの高い資産家の女性・恭子はある日 夫の愛人の存在を知り、殺害を企てます。 計画は上手く行ったかに思えたのですが どうやら罠にはめられたらしいと分かります。 恭子の目線でのストーリーに、事件を追う刑事 戸田の目線でも同時に展開して行き どうなっていくのか、気になって結構入り込んで読めました。 ミステリとして、張ってあった伏線も生きているし 恭子の人物像が、とてもよかったと思います。 ドラマは観ませんでしたが、米倉涼子さん主演だったのかな? とてもはまり役だっただろうなぁ…。

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    投稿日: 2009.05.11
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    すごいよ恭子さん。 プライドの高い女性ってこういうことを言うのか、と認識。 なんか高潔って感じだった。 すっごい頭の中に映像が出てくるなぁと思ったら、 やっぱりTV化されてたのね。(読んでからタイトルで気づいた)

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    投稿日: 2009.04.25
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    気分が乗らない時には、まったくもってページが進まないのですが、久しぶりにとてもはまって 一気に読んでしまいました。けっこう本は厚いのですが、プロットの進行がとても早く、 展開していくのにさらに謎が謎を呼び、、、と先が最後の最後まで分からず気になってしまって、 読み進んでしまいました。 どんでん返しものは好きですが、これほどまでに用意されると感心します。 しかもこれが天野さん、60歳にしての処女作となると、さらに感心です。 途中、松本清張の「砂の器」が出てきたりするので、ミステリー小説が大好きな方なのでしょうか。 心理描写もとても鮮明で、読んでいて感情移入してしまいました。 さて、先日「クロイドン発12時30分」という小説を読みました。 犯人を推理するのではなく、犯人の目線で事件を追う倒叙推理の三大傑作のひとつと言われている 作品です。傑作に数えられているだけあっておもしろいのですが、古典であり 結末が最後まで分からない、というわけではなく、追い詰められていく犯人を犯人の緊迫した 心理描写で読み進めていく内容であったため、私にはハラハラ感が少し物足りなく 思えました。 が、「氷の華」は、現代版・倒叙推理作品と言えるではないでしょうか。 犯人=主人公(だけではなく刑事の目線も入りますが)の目線でストーリーを追いながら、 犯人を取り巻く状況を把握できていないことのおもしろさ。そして、犯人の目線で見ながらも、 すべてをその都度見せないので、読み手にちゃんとサプライズを与えてくれる心憎さ。

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    投稿日: 2009.01.31
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    上質のサスペンス。犯人と刑事の二元で語られる手法、事件が最初に起きて二人の対決にもっていく構成、殺人の手法や動機の組み合わせなどは王道に近いもので驚きはないが、いずれも丁寧に書かれており、ムダなくスピード感もほどほどで良。テレビの方は見てないですが、これはテレビだと火曜サスペンス劇場のようなちょっと陳腐な作品になってしまうかもしれない。この作品はやはり小説で丁寧な伏線や主人公・恭子の徐々に精神が昇華していくような感じを味わいながら読むほうがいいと思う。ラストもコジツケっぽくなくてまとまりいいんですが、個人的にはハッピーエンドや少しは明るい未来が見えるようなものが好きなので(このサスペンスではそんなラストは描きようがないのは分かってますが)☆4つとします。 サスペンス部門に限れば☆5つでも納得。

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    投稿日: 2008.12.11
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    ミステリーとしてのプロットはいい。しかし、携帯電話とUSBメモリは登場するが、一切Eメールやネットが出てこない。カメラはデジカメではなく使い捨てカメラ。登場人物のキャラを丁寧に書くために部屋の調度品や洋服のディテールが書かれているが、著者の年齢が高いためか、30代半ばのはずの登場人物が50-60代の人物に見えてくる。あるいは、昭和50年代を舞台にしているかのような錯覚に陥る。

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    投稿日: 2008.11.13
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    刑事の勘は、こんなに当たるものなのかしら。推理がうまくいきすぎている感じがした。 それと、殺人を犯した人が、こんなに冷静に刑事の尋問に対応できるものなのかな。 現実とのギャップみたいなものを感じずにはいられない。 1つよかったのは、事件の真相は結局表にでてこなかったこと。 人間の深層心理は、そう簡単にわかるものではない。

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    投稿日: 2008.11.06
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    事件の発端となる犯人は始めから分かっているのだけれど、その犯人を犯行に向けさせた背景が、徐々に分かってくる面白さ。 人間の考える裏の賢さ(?)みたいなものを感じた1冊でした。

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    投稿日: 2008.11.03
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    予想以上に面白かった!!恭子のキャラクターがいい。特別奇抜なキャラクターじゃないのに、彼女の人間性は嫌いになれず、どこか惹かれてしまうものがある。「どんな状況下でも臆することのない強靱な精神力と、冷徹なまでの鋭い洞察力」を持ち、そして「何よりもプライドを重んずる」彼女。解説では悪女と表現されているけれど、うちは全然そう思わなかった。彼女が最後まで守ったものを考えると、可愛らしさを感じる。それに比べて他のキャラクターはちょっと弱かった印象。というよりも、他のキャラクターには生活感が感じられず、生きてなかった。あと、いろいろと気になるところも多々。刑事が目撃証言してくれた人の名前や住所を容疑者に喋っていいの!?いいのかそれ!それに、再ダイヤル、ヘヤダイなどという表現に目が点。うちは再と書いてリと詠むのかと勘繰り、ヘヤダイは辞書で調べてしまった。いったい昭和何年に書かれた作品やねんって思って調べると・・どうやら2006年に世に出たそうで。つい最近やん!なんで!?しかし疑問は解決。作者が60歳のときに初めて書いた作品で、しかも最初は自費出版らしい。あ〜納得・・やっぱり凄い作品です。

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    投稿日: 2008.11.01
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    http://coco6calcio.blog96.fc2.com/blog-entry-130.html

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    投稿日: 2008.08.18
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    自分の秘密を知っており、さらに夫と浮気を言われ脅迫された主人公がその脅迫主を殺そうと企む。頭のいい主人公と自分の勘を信じて捜査する警察官。すごく読みやすくて新たにわかる事実に吸い寄せられてどんどんページが進んだ作品でした。

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    投稿日: 2008.08.17
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     展開のスピードがいい。   伏線の細やかさも感心。 悪女というよりは、確かに育てられた感あるね。 ドラマ化が念頭にあって読んでいたのだけど、米倉さんは ぴったりですね。

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    投稿日: 2008.08.16
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    あらすじを見ただけでワクワクする小説です。 分厚いながら、妻視点と刑事視点、両方から綴られるストーリーに夢中になりました。

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    投稿日: 2008.07.29