Reader Store
リピート
リピート
乾くるみ/文藝春秋
作品詳細ページへ戻る

総合評価

584件)
3.6
77
218
201
41
11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    設定や登場人物などすぐ引き込まれたし、どうなるどうなる?と先が気になる。途中までとても良かった。あまり評価が高くないのがなぜだろうと。 が、種明かしをされた後辺りからガタガタと崩れていく感じ。 ラストへ向かうにつれ面白かった本はどこへやら…

    0
    投稿日: 2026.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    R10組全員が怪しく書かれてて主人公すらも黒幕なんじゃないかと思う展開でした。 ただ、ヘリの事故だけは回避して欲しかった。。 罪悪感からR11へのリピートを決意したのはよかったけど……タイミング悪すぎる◝(๑꒪່౪̮꒪່๑)◜

    0
    投稿日: 2026.01.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    序盤の突如示されたタイムリープ能力を前に主人公たちが信じるか否かを延々と論じ合う場面はテンポ感を度外視した冗長さすら感じたけれど、結果その執拗な懐疑と検証こそが現実離れした設定に血を通わせていて、気付けば読み手の私も「リピート」の世界へと溶けんでいた。思ったよりミステリ要素が強くて面白い。

    1
    投稿日: 2025.12.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んでる最中は、結末への期待度が上がって星5つもありえるぞと思ったが、個人的にはオチのインパクトが期待外れだったので星3つ。 内容自体は面白かっただけに、もったいなかった。 乾くるみの小説は、オチにどうしても期待し過ぎてしまうので、読んでる最中から期待値が上がりすぎていたかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.12.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    以前読んだことはあったが、全くストーリーを覚えていなかったのでかなり新鮮であった。主人公:毛利圭介はどこにでもいる普通の大学生。 10ヶ月前に戻れるリピートに半信半疑ながらも実際に戻って見ると打算的な面も見えかくれする。途中で彼が元カノにとった行動でその後の展開で彼がどうなるのか一気に楽しみが増した。 リピートした仲間が次々に死亡していく謎も黒幕からの真相を聞くと(ちょっとややこしかったが・・)納得。 あまりSF系統のストーリーは得意ではないが、まずまず楽しめた作品であった。

    2
    投稿日: 2025.11.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白い。 乾くるみさんは『イニシエーション・ラブ』で驚きと衝撃を受け、こちらも手にとってみました。 『リピート』 ある時点限定で、記憶を残したまま過去に戻ることができる。 リセットボタンを手に入れた主人公「毛利」は、何をやり直すのだろうか。 文体が読みやすく、登場人物達は全員が嘘や駆け引きで相手を利用するような人間ばかり。 そんな中、大学生の主人公「毛利」はだらしがない男である。器用に立ち回るがその場の気分で行動が変わってしまう。 読みながら、そんな毛利のダメさ加減と自分が重なるたびに、ちょっとした自己嫌悪の風が吹いてきます。 もし自分がリピートの権利を得たら…。きっと自分も気弱になって似たようなことを考えるだろうと思います。 ところが不審な死をきっかけに、 事態が急展していきます。 毛利の知らぬところで事件は進み、事の真相に近づきます。 本書の裏表紙に アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』 Kグリムウッドの『リプレイ』への挑戦 と書かれていたので、久しぶりにコチラも読もうと思います。

    15
    投稿日: 2025.11.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    記憶を持ったまま過去に戻れるなら…どうしよ。毛利の置かれる立場や、この展開は想像するとゾクゾクする。設定も面白い。がしかし、登場人物がだらしない。なのでこんな終わりがちょうどいいのだ笑

    80
    投稿日: 2025.11.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    イニシエーション・ラブが鮮烈だった乾くるみによる、 あのタイムリープの元祖ケン・グリムウッドの『リプレイ』と アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』に挑んだ作品との触れ込み。 ある日、大学生の毛利圭介の元に謎の電話がかかって来る。 電話の主は今から一時間後に地震が起こる旨を伝え、 実際に地震が起きたらまた電話するとだけ告げ電話を切る。 そして一時間後、本当に地震が起こる。 電話の主はこう告げる、もし現在の記憶を持ったまま 十ヶ月前の自分に戻れるとしたら? リピートと呼ばれる夢のような体験に誘われ 集められた九人の男女とその首謀者と思われる風間という謎の男。 こうして計十人の男女は、疑いつつも人生のやり直しに臨む。 ところが十ヶ月前にリピートした彼らは 一人、また一人と不審な死を遂げていく。 イニシエーション・ラブの時と同様に、 その謎の仕組みが解けた時、なるほどと唸らされた。 とは言え、前談部分が長すぎた。 最初読んでて、結局彼らはこのまま過去にリピートせずに 現実時間の中でゴタゴタに巻き込まれるのかと思ったくらい。 それぐらい、前談部分が冗長過ぎたのは正直な感想。 それと題材が題材だけに、やけに理屈ばったセリフの多さも その冗長過ぎる印象に拍車をかけたかもしれない。 仕掛けとしてはお見事ではあったが、 その全貌を掴むにはそれなりの発想力と理解力が求められる気もした。 うーん、面白かったは面白かったのだが、何とも勿体ない気もした作品。

    1
    投稿日: 2025.11.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み終わってみれば印象が変わっているが、読んでいる時は前半部分がやや退屈だった。 終盤もハラハラする展開ではあるがあまり自分の好みではなかった。

    1
    投稿日: 2025.10.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本題に入るまでが長くて一回飽きて読むのをやめてしまった。読書を再開し、読み進めていくと途中から不穏な空気が流れ始めドキドキワクワク、「誰が何のために」という目的や設定、その後の展開は自分では想像がつかないもので面白かった。

    0
    投稿日: 2025.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    乾さんは昔から知っていたけれども、今回初めて読みました。 最初はおもしろい設定だなあとだけ読み進めていたのが、途中からどんどん展開が進み、そのスピードについていくようにあっという間に最後まで読んでしまいました。 これはめちゃくちゃおもしろいし、ミステリーを改めて読みたくなりました。

    0
    投稿日: 2025.10.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ★★★3.5 簡単にいうとタイムトラベルもの。記憶を持ったまま過去に行けるというSFミステリー。 さくさく読めて面白い。 もしあなたが過去に行けるとしたら、何をしますか?

    0
    投稿日: 2025.09.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイムループとループするために選ばれた人達がいなくなるという設定。 設定と話の展開は面白かった。 個人的には序盤の展開早めて、違う結末でもいいなと思いつつ、この終わり方がらしいかなとも思った。 結末について色々考えたくなる一冊。

    22
    投稿日: 2025.09.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    そういうことかと驚きました。面白かったです! ただ種明かしで驚いてからは少し尻すぼみだったので星ひとつマイナスしました。

    0
    投稿日: 2025.09.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイムリープ×ミステリーの傑作。 ちょっと長いですが、後半あたりからの不穏な展開は一気読み必須です。 タイムリープの仕方も従来とは一味違った感じで設定が細かく、条件などが面白い。 そして参加者たちを取り巻く事件が大きなミステリー要素になって最後まで飽きさせません。 どうなるの!? ……と思わせといてのあのオチ。 なんとも因果なラストでした。

    0
    投稿日: 2025.08.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読んだ自分なりの感想としては、ミステリーではあったけど、もしも過去に戻れるなら人間はどう考えどう動くのか?みたいなある種の思考実験を見ている様な感覚に陥った。 ミステリー要素もありつつ、人間の内面の汚さ愚かさそういうものを見たい人にはおすすめかも?

    1
    投稿日: 2025.08.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    それから!?それからどうなるのっ!? ほー、それで??それで!? って感じのままというか、期待とは裏腹に普通に終わったって感じ。 内容は面白いよ。 ただ、期待しすぎたかも。 まず、リピートが本当に出来るのかとか、何か仕掛けやワクワクがあるのかと思って読んでたけど普通に出来たし。 あと、どんどん仲間が死んでいく中でどんな仕掛けがあるんだろうかと期待したけど、あぁって感じ。 主人公が元カノを殺してしまうところは、ピークにドキドキ出来たけど、結局その辺もいかされず。天童がどうやって死体を処理したのかとかも明かされないし。(死体が見つかってしまって、ワチャワチャ展開していくのかとか考えてしまった) 最後もあっけなく終わってしまったし、全体的に良い子な作品って印象でした。

    1
    投稿日: 2025.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    設定がワクワクする! 選ばれしもの?? リピート! 先はどーなるんた?とサクサクよめて おもしろかった! 人が死んでいくのもミステリー要素あって良かった!

    2
    投稿日: 2025.08.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『イニシエーション・ラブ』の衝撃というほどではないが十分楽しめた。タイムスリップ×ミステリでこの展開は予想できない。

    38
    投稿日: 2025.07.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    もちろんタイムトラベルというSFものだが、それなりに設定はしっかりしていて読みやすかった。でも物語の構成や結末にはもう一つ二つ捻りが欲しかった。 もっと大きなどんでん返しを期待してしまった。

    1
    投稿日: 2025.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    見知らぬ男から「意識だけ過去に戻れる体験」に誘われた人々が実際に10か月ほどタイムリープして過去の生活をやり直し、先の展開を知っているから順調そのものと思ってたら次々と謎の死を遂げていく、という不可解な事件の話。 着想がとても面白く、真相が明らかになるシーンは因果がひっくり返る驚きが得られる。一方、結末はちょっと物足りないというか、因果の閉じる閉塞感やら救いのなさやらで何とも言えない気持ちになった。

    1
    投稿日: 2025.06.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ★2.4 もう一度、あの瞬間に戻れたら、何度でも繰り返せるなら、どう生きよう。 ”人生をやり直す”。夢見たことは大抵の人があるだろう。 過去に戻ったら何をする?その結果、誰かが死ぬたしたら?あるいは、死ぬ運命だった人を助けることで、他の誰かが死ぬなら、あなたはどうする? もし、本当にやり直せたとき、変わっていくのは運命じゃなくて、自分自身なのかもしれない。 タイムリープというSF装置は、欲望、後悔、嫉妬、期待という人間臭さを露にする。 やり直せるからこそ、むき出しになる感情。 選んだ過去の未来にあるものは、恐らく幸福ではない。 何かを変えようとした瞬間、 わずかにズレた世界は、元には戻れなくなる。 不穏な空気がずっと物語に漂う。 「変わること」よりも「変わらなかったこと」の重みに、 私はそっと立ち尽くしてしまった。

    6
    投稿日: 2025.05.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    時間に関する本は、科学本、物理学本など幅広く読んできたが、小説はその複雑さが面白い。 ...ってことは?と考えていると、頭がこんがらがるけれど。 「運命の、元に戻そうとする抵抗」のような考え方が、とても興味深い。

    0
    投稿日: 2025.04.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    だいぶ前に深夜ドラマで放送してて、面白かった記憶があり、小説も読んでみようと思った。ドラマの記憶はもうあまりないけど、小説とはだいぶ内容が違かった様に思う。 主人公の稚拙な考えや、天堂という人物のチンピラ口調が際立って読むのが苦痛だったが、後半の怒涛の展開は面白かった。 リピート参加者10名の内、明確な理由が書かれてるのは3,4人程度。他の人は何でリピートしたのか?常連のリピート理由も不明、元カノはどこに居るの?探偵は読者をドキドキさせる為だけの登場?と思うところは多々あるが、幕引きは良かった。

    1
    投稿日: 2025.04.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    他の文庫本と比べて1ページの行数が多い気がします。続きが気になるので一気に読めましたが、かなり時間が掛かりました。。

    2
    投稿日: 2025.04.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    わりと本格的なSFが混じっているミステリーを読むのはこれが初。突然10ヶ月前に戻ることができると言われたら、誰でも戸惑う。 10ヶ月前を魅力的に見える人もいるだろうが、自分なら特に今と変わらないと感じてしまうだろう。 日々変化する主人公の日常をカオス理論に基づいて描いていく様は圧巻そのもの。 伏線は分かりやすい部分ではあるものの、行動の裏付けが見事。 長編だがスラスラ読むことができた。

    2
    投稿日: 2025.04.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    テンポの良いストーリー展開。あっという間に読めました。 登場人物の焦りや焦燥感、恐怖や怯え感が伝わってくる心理描写でドキドキ感情移入しながら読みました。ラストで真実が語られる場面はかなりの衝撃。 連絡手段が固定電話の頃の話。スマホ時代だとどんなストーリーになるだろう。 タイムリープは基本パラレルワールドもの。 (親子のパラドックスは起きない) 序盤に分かりやすくSF部分の説明があり疑問なく進められます。自分は理系なので、双子のパラドックスやソーンのタイムトラベル説が出てきて思わずニヤリとしました˙ᴥ˙

    11
    投稿日: 2025.04.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    以前、「バタフライエフェクト」という映画を観た。 この映画を観終わった後と良く似た感覚。 カオスの法則をモチーフにした作品。 かなり引き込まれて一気に読んだ。面白いのだが、バッドエンドを迎えることを想定して読み進んだせいか、そこまで面白いとは思えなかった。 もっとラストは面白く出来たような気がするが、それは望みすぎか。

    3
    投稿日: 2025.04.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった! 500ページもある…と思ったけどどんどん読めた。 主人公の毛利圭介については本人目線やからそこまで細かく描写されてなかったけど読み進めるにつれてどうやらなかなかのイケメンでモテる男やと分かってくる。 前回の世界での死んだ理由が痴情のもつれやしリピート前後だけでもあらゆる女性と関係してる。 読んでてすきになったのはやっぱり天童。 ヤクザっぽい見た目と振る舞いやけど頭はキレるし行動力もあるし…唯一、風間と池田の思惑にも気づいた人間やった。 操縦士の資格まで取ったのに…まさか最後の最後で池田に撃たれるなんて。ショック。 関係ないはずの毛利の殺人の後始末までしてくれたし(それが完全なる善意からではないとはいえ)彼だけは報われて欲しかったなあ。 敵は?味方は?ってなってる世界の中で彼がめっちゃ頼もしかった。 描かれたのは2007年なわけやけど登場人物が携帯電話を使ってなかったから舞台はもっと昔の設定なんかな?携帯電話があればもっと…て感じのもどかしさもありつつ。 鮎美のことは特に好きにはならんかったかな。 むしろ既成事実作って結婚に持っていこうと急いで外堀埋めてく感じが怖くすらあった(笑) 据え膳食わぬは男の恥…とばかりに現れる女性みんなに手出してる感じの主人公やったけど…とにかく女の見る目ないかも。 最後の終わり方もすごく良かった。 身勝手な理由で殺人まで犯してしまってた毛利がそのまま自分だけ幸せになるとは思わんかったけどまさかの…リピートは成功したのにそのまま次の世界で即亡くなるとは。 終わり方が呆気なくて切ない。

    1
    投稿日: 2025.03.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    半分以上読み進めないと話が展開してこないので正直退屈だった。終盤のドキドキハラハラ感は良かったし、種明かしもなるほどそういうのもあるのかと思った。

    1
    投稿日: 2025.03.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    あんま評価が高くないけど結構好きです。 どうして次々と死んでいくんだ?という謎に対してもともと死ぬ予定の人だったから、設定でいくらでも理不尽な事件を起こせるのが強いですね。発想の勝利だ。

    0
    投稿日: 2025.02.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    帯の『イニシエーションラブより驚けます!」は煽り過ぎ! なかだるみで途中つらかったけど、それなりにハラハラして読めたかな。

    12
    投稿日: 2025.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中盤までは面白い展開がなく読み進めるのが正直しんどかった…。 リピートしてからは意外な話の流れで面白くなってきたものの、中盤から後半かけては伏線も何もなく少々強引にも思える流れから、後半はそこまでビックリする展開もなく個人的はあまり好きになれなかった。 良くも悪くも魅力的な登場人物もおらず、イニシエーション・ラブの方が相当インパクトは大きかった。 2025.9 ☆変更

    20
    投稿日: 2025.02.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    もし、現在の記憶を持ったまま十ヵ月前の自分に戻れるとしたら? この命題を、かなり真剣にいろんな人に考えてもらったら、現在が充実している人はもちろん戻りたいとは思わないし、現在が不幸な人も、結局自分も環境も変わらないのなら同じ現在の不幸に戻るだけなので戻りたくない、という結果になった。 そもそも、こんな提案をされて疑わないわけがない。詐欺? けれどいつの間にか、全員が十ヵ月前に戻ることになり、そして次々に死を迎えることになる。 自分は変わらなくても、バタフライ効果で環境が変わっていくから先が読めない、というのが今回の落としどころ。 乾くるみの作品なのだから、ミステリであってSFではない。 ということは、物理的に時間を遡ることはできないのだから、記憶の改ざん? 十ヵ月前と言われる地点が実は現在で、そこからの十ヵ月は植え付けられた記憶なのではないかと予想して読んだけど、全然違った。 物理的に戻ってた。 そこはいいんだ、科学的に解明できなくても。 主役の毛利圭介は、卒論に追われる大学生。 妙なことに巻き込まれはしたけれど、冷静に事の次第を見極めようとしている。 当初は彼の視点で私も見ていたけれど、ところどころ自分勝手で酷薄な性格が見え始めてから、彼と少し距離を置いた視点で読むように意識した。 次々とリピーターたちが死んでいく謎。 この謎を解き明かすために多くのページを割いているが、謎が解き明かされたときに、だれがどういう行動をとるのかという興味。 そして、二転三転する状況の中での最後の落としどころ。 お見事でした。

    0
    投稿日: 2025.01.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いやー、面白かった 終わり方は強引か?って思ったけどまぁでも一応筋は通るし納得はできた やっぱり途中の、リピートした後の展開がめちゃおもろい 乾くるみはイニシエーションラブもそうだが結構タイプかもしれん

    0
    投稿日: 2025.01.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すごい作品があるもんだ。タイムリープものの中で、ここまで凝った作品は初めてだ。そういうことかと納得させられた。

    6
    投稿日: 2024.12.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リピートするまでの話が長い! でも面白い リピートしたあとの展開も面白い 種明かししたあとの絶望感、足掻いていくところもいい そしてラスト…!

    0
    投稿日: 2024.11.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の怒涛の展開…が私には少し雑に見えてしまった 主人公の浅はかさも大学生らしく、リアリティがあるとも言えなくもないのかな? タイムループという非現実的な題材だったので、諸々都合が良すぎる展開も含めそういう物語なのだと言い聞かせて読めばすんなり入ってくる話かも

    0
    投稿日: 2024.10.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    乾さんの著書はイニシエーションラブ以来、こちらで2作目です。おすすめされて読みましたが、ずっと自分ならどうするか考えながら読む感じで、読んでる間ずっと面白かったです。 私はこの10ヶ月の間に身近な人の死があったので、戻れたらもっと一緒にいる時間を増やしたいなと思ってしまいました。 過去に戻る事が大元にありますが、どうしてこうなるんだろう?この先どうなるんだろう?とずっとワクワクさせられます。最後はイヤミスっぽい終わり方なので、苦手な方は避けた方が良いだろうなと思います。

    3
    投稿日: 2024.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文量多いのに世界観に引き込まれて一気読み! 10か月前という絶妙な期間、 どんどん自己中というか人間の嫌な部分が出てくる リピート対象者たち。 運命ってなんだろう、、

    28
    投稿日: 2024.09.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    お邪魔した本棚に並んでいたのを見て、面白そうだったので読んでみました! 久々の乾くるみさんでした。 タイムリープした仲間が一人ずついなくなっていく… 前半は少しのめり込みにくい感じでしたが、後半にいくにつれ先が気になって気になって… ラストはそうなるのか!と、でも案外スッキリする結末ではありましたが、そのままもう一度パターンがあればどうなるの?? と気になってしまいました。 別パターンの続編も読みたい(T_T) おもしろかった!

    1
    投稿日: 2024.07.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    時間ループもの 続きが気になって 気になって やめられない この中毒的な感じは 貴志祐介 恒川光太郎 ばり それほどのストーリ牽引力の強さ ただ文体・人物造形は無色透明 貴志祐介の怨念じみたしつこさ 恒川光太郎のゲーム的な幽玄 と言ったものはない その分 万人におすすめできる

    0
    投稿日: 2024.06.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    もし過去に戻れるとして、自分だったらどのタイミングを選ぶだろう、とぼんやり考えながら本書を手に取ってみた。この小説は10ヶ月前にタイムリープする作品とのこと。なんだか微妙な遡行幅だけど、『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑戦した作品との触込み。 過去に戻った10人の男女が、次々と一人ずつ不審な死を遂げていく…この合わせ技的な設定に興味をそそられる。 序盤、最初にタイムリープするまでがちょっと長いかなと感じたけど、半信半疑のなか本当に過去に戻れたシーンでの驚きや興奮はその分リアルに伝わってきて、テンションが上がる。 その後、同じタイムリープ仲間に異変が起きていく。主人公は真相解明に動きながらも、元の世界との状況の変化や、究極の選択を迫られたりするが、その時の必死の対応だったり、激しく揺れ動く感情にハラハラドキドキの連続で先が気になって仕方がない状態になった。 終盤も気の抜けないスリリングな展開で、緊迫感あり面白かった! 序盤に少し忍耐力が要るかも…だけど、そこを乗り越えれば、とても読み応えあり楽しめる作品。 著者の作品はイニシエーションラブ以来だが、著者ならではのラストの落とし所さすがでした。

    30
    投稿日: 2024.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ミステリマニアが選ぶミステリ入門3選 https://youtu.be/KRIZo9ybZd4?si=GiVUlujlQHiEZs32 ほんタメでヨビノリたくみさんが紹介していた本

    0
    投稿日: 2024.04.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    過去をやり直したいと思うことは多いけど、最近の出来事となると自分は何ができるのかと思った。過去に戻り、人生を良くしようと行動し、上手くいくこともあればそうじゃないこともあれば、戻らなかった方が良かったと思う出来事が起こる。それは運命で決まっていることなのかと… 何度やり直したとしても、自分の人生は自分の行動次第で変わる。

    0
    投稿日: 2024.03.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2024.3.14 読了 同じ10ヶ月を何回もリピートしてて楽しいんだろうか? いくら不老不死になれたとしてもそんな人生絶対つまらんよなと思いながら読んでたけどそれが事件の真相に繋がってるところはゲスいけど面白かった。 最後まで主人公を好きになれなかったので結末読んで思わずスカッとしてしまったけどw作者はどこまで意図されてたのか気になるところ。

    0
    投稿日: 2024.03.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    10ヶ月分時間を巻き戻して、人生をやり直す「リピート」の一人となり第2の人生を送る。しかしその中で同じ仲間達が殺されていくというストーリー。 仲間達が次々と様々な方法で殺害されてしまうというのは「そして誰も居なくなった」を想像させる。サスペンス性や恋愛模様の濃さは乾先生らしいなと思いましたし、最後のイヤミスぶりが最高に良かったです(褒めています)。主人公の最後は、「まぁ、あんなことすればね…」と納得感すらある結末で、そしてその最後の目撃者が殺した由子本人という皮肉もとても素晴らしかったです。 しかし、「そして--」よりも説明の長さや、タイムリープ物特有のややこしさも相まって読みにくいとも感じました。読むのであれば、しっかりと時間を空けた上でゆっくり読むことをお勧めします。 この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 毛利圭介:小林親弘 篠崎鮎美:早見沙織 池田信高:古川慎 横沢洋:茶風林 天童太郎:杉田智和 高橋和彦:岡本信彦 大森雅志:河西健吾 坪井要:内山昂輝 郷原俊樹:山路和弘 風間元春:三木眞一郎 町田由子:内田真礼

    46
    投稿日: 2024.03.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    結末を予想できなかったから、すごく読んだ後の満足感があった〜! けど、やっぱこういう時間の概念が関わる系統の話は、理詰めしたくなるし矛盾つつきたくなるし純粋にストーリーを楽しむ以上に勝手に疲れる性である私。 後半につれて読む速度増した感覚有。 関係ないけどR10とかR9とかみてヨーグルトを思い出してた、食べよ。 後久しぶりにイニシエーションラブもう一回読もうと思っている!! 個人的に由子キライ笑

    0
    投稿日: 2024.02.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    やばーーーー!!!面白すぎた!!!! ある予言からリピート、リピートしてから、それからそれから… 最初はその分厚さにビビったけれど、物語に入り込むには必要な長さだと(個人的には)思います。 とにかく、後半の怒涛の展開は読む価値あります。 明かされる真実と、まさかの結末… あっけなさすぎる……… タイムリープものって、巻き込まれる主人公が割と善人なイメージがありますが、毛利くんは結構ヤバい(笑) そして、運命には抗えない、と。 もし改変が起こっても、なるべく小さく抑えよう(ほぼ同じ状態に収束させよう)という風になっている、というのはどこでも言われていることではありますが、改めて作品の中で見ると、こうも面白いものか… 天童さんのキレる探偵感、ラストも頼もしさがあって、カッコ良い。 もし自分が…なんて考えましたが、精神的に辛いと思うので遠慮しときます。 今は今しかないね!!!今を生きよう!!

    0
    投稿日: 2024.02.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイムリープするまでが長かったけど、ハラハラしながら途中からはあっという間に読めた 今の年齢だったら、10ヶ月前に戻ってもそんな変わらない気がするけど、受験生の10ヶ月は大きいよなぁ

    0
    投稿日: 2024.01.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    乾くるみさんに間違いなし タイムリープ系が面白くないわけがない。 500ページ超えだがサクサク読めた。 タイムリープ系はどんな落ちにも持っていけるが こう来たかーって展開だった。 最後の最後まで楽しめた作品。

    10
    投稿日: 2024.01.16
  • ブラックパズルのような悪魔的展開

     主人公は、一人暮らしの大学4年生・毛利圭介で、夜は歌舞伎町のスナックでバイトをしている。ある日、風間という見知らぬ男から電話がかかってくる。なんと要件は、過去に戻るリピートツアーに参加しないかということだった。余りにも荒唐無稽な話なのだが、その信ぴょう性を証明するために告げた地震予知が的中し驚いてしまう。その後にまたもや、再度正確な地震予知が大当たりし、このリピートツアーは本物かもしれないし信じ始めるのだ。  このリピートとは、タイムマシンなどに搭乗するのではなく、ある一定の日に現れる黒いオーロラに突入すると、記憶だけが10か月前の自分の中に上書きされるというものだった。そこで人生のやり直しをするのだが、もちろんそこでは未来の記憶を利用して、競馬や株で儲けることも自由自在だ。  リピートツアー参加者は風間を含めて10人、その中には一人だけ若い女性が参加していた。この女性の存在が、毛利にいろいろなプレッシャーを与える原因になるのだが、とにかく彼は女性にモテモテなのである。ただこのモテモテが最大の災いを生むことになるのだが……。  このような記憶だけのタイムトラベルといえば、すぐに思いつくのがケン・グリムウッドの長編小説『リプレイ』である。ただ本作が僅か10か月前の自分に戻るだけなのに対して、『リプレイ』の主人公は25年前の18歳の青年に戻れるのである。さらに43歳になると自動的に心臓発作を起こしてまたまた18歳に戻れるのだ。  そしてそれが何回も続くのである。それに比べると本作では、もう一度リピートするためには、ある一定の日に現れる黒いオーロラに再突入しなければならないという点が異なっている。  また『リプレイ』では主人公が、未来の記憶を利用して大儲けしたり、つきあう女性たちを変えてみたりと、「もしもあの時こうしていれば良かった」を次々と実現させてゆく。だが本作ではそんな『リプレイ』のような痛快さは余り楽しめない。どちらかといえば、リピートしたために起こった記憶にない数々の嫌な事件に翻弄されてしまうのだ。そしてなぜそんな事件が起きるのか、犯人は一体何者で何のための犯行なのか、ということがメインテーマとなってくるのである。  それにしても著者の巧みなブラックパズルのような悪魔的展開にはいつも脱帽せざるを得ない。中盤からはなんとあの『罪と罰』のラスコーリニコフのような心情に堕ち込んでしまったではないか。まさに乾くるみは天才としか言いようがないね、と思い込み続けてどんどんページをめくっていったのだが、ラストが余りにもあっけなく、無理やり感が残ってしまったのが非常に残念であった。

    0
    投稿日: 2023.12.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    秀逸の一言です。 さりげなくモテる主人公を描きつつ、平凡な日常が電話によっていきなり非日常になりはじめる。 家電の概念がでてきて、スマホや携帯電話すらない時代だったんだなぁと思うと現代版も読んでみたくなりました。 意識だけが10ヶ月前に転移する。わたしは10ヶ月前何をしていただろうか。 死を避けられないあたりはあゆみの言った「この世界は強固で多少変わっても行き着く先は変わらない、復元力のようなものが働く」ということなのか。主人公たちにとってのR0(作中でいうR9)がいかに得難い日常だったのか、を考えさせられる作品です。 個人的には天童さんがとてもかっこよかった!クレバーでした。

    1
    投稿日: 2023.11.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人生やり直しができても、結局やり直す自分自身は同じだから少し違っても行き着くところは結局は一緒なんだよねぇ。なんて思ってしまった。異色のミステリーって感じでした。

    3
    投稿日: 2023.11.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    終わり方のあっさり感と後味の悪さのバランスがとてもいい。 実際にリピートをするまでが長すぎて、予言の信憑性の議論やリピートに向けての毛利の準備期間の描写がしつこいと思った。 池田と風間の種明かし編が急に始まってびっくりした。R9での出来事が彼らの本来の人生であり、R10での出来事が誰かの手が介入したことによるものだという考えから抜け出せていなかったので、真相には驚いたし、シンプルな作りの割に衝撃が大きくていいなと思った。 由子を殺したことで警察に追われるべき身になった毛利であったが、その部分については天堂のはたらきで全く疑いが掛からなかったのがちょっと残念だった。「R11に逃げられれば全部チャラ」というドキドキ感の部分は意外と深掘りしないんだなという印象。 天童と一緒にR11に戻れると思ってたのに死んでしまったことが悲しかった。 「次の人生では〜」と最後に毛利が色々と考えていたので、R11では心清い毛利が見られるかなと思ったが、R11にまでしつこく付いてきた死の運命からは逃れられなかった。人生を変えることの難しさを感じた。 終盤の面白さは☆5だがとにかく前段が長すぎて、リピートしてからの部分がサクサク進んでしまったので惜しみつつも☆4にした。

    1
    投稿日: 2023.10.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    リピート読了。 イニシエーション・ラブを大学時代に読み、最後の最後にどんでん返しを食らった人間からしたら、全てが伏線のように感じてしまいなかなかサクサクと読めなかったのは事実です。 他の方が感想に書かれているように、リピートをするまでが長く感じてしまうのもありましたが。 イニシエーション・ラブを読んでおらず「リピートした先に次々と殺人事件が…?!」といった謳い文句を知らなければドキドキワクワクがもっとあったのかななんて思います。 それでもやはり「いや…やはりリピートなんてものはトリックがあるもので実はリピートしてないのでは?」なんて思って読んでいる時間は楽しかったです。中盤でリピートしてからは本当に一気読み。 噛み締めれば噛み締めるほど、そういうことなのかな…こういうことか…と考察が出てきます。 最後の所謂オチに関して、一応該当部分を読み返して見ましたが意外とあっさりと書かれていて、これが伏線とは気づくまい。 絶対に逃れられない運命というか、いわゆる常連さんの力に頼らず自らの力で由子からの危機を脱せた主人公の存在がずっと異様だったのが、最後にやっぱり運命の帳尻合わせを食らった、みたいなことかなと納得しています。 好きになる女の名前がいつも同じ、というのも運命を狂わせるという点で示唆していることなのかな?とか思ったり。 それにしても10ヶ月でこんなに大きな事件が頻繁する世の中でしたっけ…?というくらい人がしぬのは、これだけリアリティ溢れる作品のなかで違和感だったかも。 ヘリコプター墜落、放火魔、通り魔…実は私がニュースを見ていないだけで一年足らずで日本はこんなニュースで溢れているのかしら。

    2
    投稿日: 2023.10.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    何回もタイムリープするのかと思ったらそうじゃなかった。作中では1回だけ。 リピーターの不審死については中盤でなんとなく察したけど、最後の最後までハラハラドキドキさせられた。面白かった。

    2
    投稿日: 2023.10.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人生を巻き戻せる話。選ばれた10人の共通点や、風間の真の目的など謎だらけで、それを後半で知ったときの衝撃は絶大だった。本来なるはずだった運命と違う運命になってしまってどんどん人が死んでいく辺りが怖くてドキドキした。いつ自分が殺されるか、バレるか怯えながら過ごすことがリピートの代償なのかと。最後の最後なんて焦りや恐怖から逃れたい気持ちがすごく伝わってきたよ。悪いことはチャラになんてできないなって思った。そんなうまくいかないよね。終わりはうまくまとまってると思うけど!

    8
    投稿日: 2023.09.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人生のやり直しができたら、こんなになるのかなって考えられるストーリーでした。こんな不思議なミステリーは初めてで、心がじわぁぁってなりました。後半らへんから、え?伏線これ?ちがうの?うん?といった感じで最後は一気に読みました!

    0
    投稿日: 2023.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっぱりタイムリープものってだけで設定の面白さがある。のめり込むような面白さはそこまでなかったけど最後はきちんと逆転弾を打ち込まれた感覚があった。

    0
    投稿日: 2023.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ある日、突然かかってきた見ず知らずの男からの電話が物語りの始まりである。10ヶ月前に戻れるというその男の話しに、半信半疑ながら従い、実際リピートを体験する人たちを見ているのでと、価値観が変わっていくのがわかって、心許ない気持ちになる。ただ、それだけでなく、これにはさらなる企みが隠されており、明らかになるに連れて憤りや疑心暗鬼に駆られるようになる。何を信じればいいのか。救いのないラストが、すべてを語っているような一冊。

    1
    投稿日: 2023.08.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    約10ヶ月半過去に戻れる、それも記憶や経験値は今のまま! 本当にそんな事が出来たら…今だったら宝くじのナンバーズを…金持ちになれる? さて、結局「誰もいなくなった」真相は? リピートに招待された全員が殺されることで結局歴史は変えられないという事か。(招待された経緯を参照) 前半はテンポが遅く仲々進まないが後半の後半は急展開しエンド!

    0
    投稿日: 2023.07.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読みやすい。リピートするまでは確かに長いが、それまでに起こったことを踏まえて、リピートについてあれこれ推測するのが楽しいので退屈には感じなかった。出発日が近づくに連れて徐々に浮かれていく主人公の描写もおもしろかった。儲け話には必ず裏があるのに。 風間がリピートに人を誘う理由、メリットをなぜ聞かなかった?リスクを承知で人を誘うのにはそれなりの動機があるはずなのに。リピートを分かち合いたいだとか善意だとかいうくだらない動機以外に。   最後は展開もはやく、呆気なかったが退屈せずに読めた。

    1
    投稿日: 2023.06.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    なかなかリピートするまでが長く、読み終わるまでに1週間ほどかかりました。その間何度もこちらの皆さんの感想を読み、ネタバレに手を出すのを必死で堪えました笑 後半(最後100ページくらい)はどんどん真相が明かされてあっという間に読み切った感じでした。 わたしが主人公の立場で殺人してしまっていたら同様にもう一度やり直したいと思っただろうな、そもそもわたしは勝者になる度胸なんて無いとは思いますが。。 もし、10ヶ月の時間旅行のチャンスがあったらわたしはどうするのか。10ヶ月程度戻るくらいでは人生ほとんど変わらない、生まれた時からやり直せるならリスクを背負ってもやり直すかもですが。。 展開が読めず、自分と重ねていろいろ想像を膨らませて、最後は呆気なかったけどやっぱりタイムトラベル物は飽きずに読めました。 最後、主人公はなぜ車に轢かれたのかが分からず、何となくもやっとしています。

    0
    投稿日: 2023.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    七回死んだ男を読んでタイムトラベルものを連続して読みたくなり読み始めた。 何も事前知識なしに読んだが、表紙からこんなこんな結末になるとは想像もつかなった。 「過去に戻れる」という選択肢があると、これほどまでにおそろし選択、行動をしてしまうものかと思った。 本書に出てた、「リプレイ」を読んでみたい

    0
    投稿日: 2023.06.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前半何度読むのをやめようかと思ったか… 中盤頃でやっとリピート。 途中面白くなってきたけど最後ら辺はなんか物足りない感じがして終わっちゃった。 固定電話必須の時代。 思うように連絡取れないって大変そう。

    3
    投稿日: 2023.06.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    10ヶ月前って、何してたっけ? 『イニシエーション・ラブ』に続き、乾くるみさん(男性だったのね?!)作品『リピート』を読み終えましたので、感想です。 乾くるみさんの作品は、人間の醜悪さや冷酷さが滲み出ている印象で、登場人物誰一人として好感を持てないのが特徴なのかもと思い始めた今日この頃。 本作『リピート』は、大学生のもとへ掛かってきた電話から始まる奇妙なタイムリープモノですが、関わった人々が次々と亡くなっていき、最後の展開は夢も希望もありません、という状態…。 私はスッキリしない読後感でしたが、このモヤモヤ感を敢えて味わいたいファンの方も多い気がする読みやすさではありました。 『イニシエーション・ラブ』と同様に、お口直しの心温まる本も携えて、本作をお楽しみ下さい♪

    44
    投稿日: 2023.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイムトラベルものは大体面白い。 この作品は、下記の2作を合わせたような流れなので最後がとても気になった。 ただ、イニシエーションラブほどのインパクトはなかった。 内容(「BOOK」データベースより) もし、現在の記憶を持ったまま十ヵ月前の自分に戻れるとしたら?この夢のような「リピート」に誘われ、疑いつつも人生のやり直しに臨んだ十人の男女。ところが彼らは一人、また一人と不審な死を遂げて…。あの『イニシエーション・ラブ』の鬼才が、『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑んだ仰天の傑作。

    5
    投稿日: 2023.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前回の人生と全く同じ行動をとることなんてできなくて、そのちょっとした違う行動が及ぼす影響が、思いがけない出来事に結び付いていく怖さ…。 人生をリセットできる権限はとても魅力的だけども、私は遠慮しておこうかな。

    7
    投稿日: 2023.04.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    もしも、現在の記憶を持ったまま10ヶ月前にタイムスリップできたら…。 そんな夢のような「リピート」を実現させた男女10人が、次々と謎の死を遂げていき…。 「リプレイ」というSF小説と、アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」を、まさに掛け合わせたような作品。 いざ過去に戻るまでが、やっぱり長いなとは思いつつ、運命の不条理さを感じずにはいられなかった。

    1
    投稿日: 2023.04.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今となっては割とありがちな”タイムリープ”をテーマとした作品 どう着地するのか気になりながら読み進めたが、ラストの展開が意外と呆気なかった 殺人が起きるミステリだけど緊迫感が少なかった印象 解説でSchoolDaysを引っ張り出して、更に作品としての骨格が似てると書いてあったのには爆笑した (わからんでは無いけど、この作品における痴情のもつれはあくまで一要素のひとつ) 乾くるみ氏の作品なら僕は『イニシエーション・ラブ』の方が面白かったかな!

    0
    投稿日: 2023.04.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    (☆3.7) 読む前の期待値が高くて、もっともっと大どんでん返しがあるのかと身構えていたため、「これでおしまいか」という呆気なさを感じてしまった。 リピートする前までが長いので前半にもたつきを感じましたが、後半1/3はすらすらと読み進められましたし、面白かったです。 そこまでいくのに脱落する人が多いんじゃないかな、と感じました。乾さんの作品で『スリープ』がまだ積読されているので、楽しみです♪

    4
    投稿日: 2023.04.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地震のなぞから、殺人の謎へ。。。後半になるにつれて謎が深まり面白さが増していったが、最後は後味の悪い終わり方だった。

    0
    投稿日: 2023.04.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    現在の記憶を持ったまま過去に戻れれば・・・ ある日自宅に電話がかかり、電話口の男はこれから起こる地震を見事に予知する。 この男は自分について来れば過去に戻れると言う。 この男は本当の事を言っているのか?ペテン師か? 過去に戻った先では本当に人生をやり直せるのか? 登場人物が次々と死んでゆく背景には何があるか? なかなか、面白い発想の小説でした。 話の流れが少々私の好みに合わない部分もありましたが、よく考えられたストーリーだと思います。

    0
    投稿日: 2023.02.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最初のリピートに残った人だけが生きてるのかぁ… 平行世界を斜め移動してるとしたら、その世界の自分の意識はどこに飛ばされるんだろう。 移動前の世界のその後の自分は? なんか物語の外のことまで色々想像してしまうお話でした。

    1
    投稿日: 2023.01.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うーん、そんなにどんでん返しでもないかなというのが正直な感想。時期が限られてるタイムリープっていうのは面白かったけど、実際にするまでが長いとかで少しだれたイメージ

    2
    投稿日: 2022.12.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【ブックオフ110円】 過去に今の意識を持ってタイムスリップ。ただ過去とは10ヶ月と短い。メンバーも9人。設定が良い。背表紙に「そして誰もいなくなった」と書いてはあかん。ただ面白い。いい話には裏がある。

    5
    投稿日: 2022.10.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あぁ、いつになったらリピートするのか、、 飽きて途中で断念しました。ここを乗り越えたら面白くなるんでしょうね、、

    0
    投稿日: 2022.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    リピートし始めるまでが長くて飽きたが、後半は一気読みしてしまう面白さ。 生き延びることが出来るはずの毛利の死、決まりきっている運命の儚さを感じた。避けられないものがある未来なんて知りたくない。

    1
    投稿日: 2022.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    登場人物がクズばかり。 現在の記憶を持ったまま、10ヶ月前の世界に戻れる。それも、10人同時に。そして、戻った先の世界で、1人、また1人と殺されていく。 一体、どうなるかなと思ったら、そうまとまるのか。

    0
    投稿日: 2022.09.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『そして誰もいなくなった』×『リプレイ』という触れ込みの1冊。 タイムスリップした10人が次々と死んでいく。 一体誰が、何のために? 何が起きているのか最後までハラハラドキドキの1冊でした。 500ページほどある大作ですが、とても読みやすかったです。 https://gomago-gomago.com/repeat/

    0
    投稿日: 2022.08.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイムトラベルもの好きとしてずっと読みたかった本。個人的には登場人物たちが読み手の考え得る様々な可能性を考えるに至るところが良かった。つまり、自分が実際そういう立場になったらという視点が盛り込まれているので、臨場感溢れる作品に感じられた。 タイムトラベルものやミステリー好きにはページをめくる手が止まらなくなるような展開になっており、少なくはない分量だが飽きることなく最後まで楽しめた。 乾くるみさんの本は初めて読んだので、是非これから他の作品も読んでいきたい。

    0
    投稿日: 2022.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    乾さんの作品は、イニシエーションラブと言い、発想がとても面白い! 本が分厚いから、こんなに読めるかなぁ?と言う感じでしたが、あっという間に読み終わってしまった。 内容は面白いけど、オチ的にはイニシエーションラブの方が好きだなぁと思いました。

    0
    投稿日: 2022.07.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    リピートが行われるまで、その後事件が起き始めるまでかなり退屈。 主人公の男性の、チート感がなろう小説とリンクして、作者はくるみなんて名前だけど、絶対男だわ。この男の願望垂れ流しな感じ…なんて余計なことが浮かんでくるほどに。 みんな高説垂れたいキャラなのか、著者が知識を披露したいのか、会話がダラダラと長い。 殺人が起き始め、人が死ぬ理由が逆にそういうことか、というのは面白かった。なので全体の3/5過ぎたあたりから面白かった。 終わりもみんな死んで綺麗スッキリ。 イニシエーションラブ読んで期待してたほどじゃなかった、死ぬ理由だけ面白かったという感想。

    0
    投稿日: 2022.07.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「乾くるみ」のミステリー(タイムトラベルSF?)作品『リピート』を読みました。 『イニシエーション・ラブ』に続き「乾くるみ」作品ですね。 -----story------------- 『イニシエーション・ラブ』の著者が挑むミステリーのはなれわざ! 現在の記憶を持ったまま過去の自分に戻って人生をやりなおせる「リピート」。 しかし「リピーター」たちが次々と殺されて…傑作ミステリー もし、現在の記憶を持ったまま十カ月前の自分に戻れるとしたら――。 この夢のような「リピート」に成功し、人生の「やり直し」に臨もうとしている、年齢も職業もバラバラの十人の男女。 彼らは一人、また一人と、次々と不審な死を遂げていきます。 誰が「リピーター」を殺しているのか? 家族にも警察にも相談できないまま、独自の捜査を行う彼らが辿りついた衝撃の真相とは――。 ミステリ界の鬼才が、永遠の名作『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑んだ傑作の登場です。 ----------------------- ある時刻(1991年?10月30日11時37分)のある場所(東京湾上空)に行くことにより、現在の記憶を持ったまま、十カ月前の決まった時刻(1991年?1月13日23時13分7秒)に戻ることができる、、、 そして、十カ月前の自分の身体の中に、十カ月後の記憶を持ったまま入り込む… この"リピート"という行為の、限定された条件で過去に戻れるという設定が、空想っぽくなくリアリティがあって良かったですね。 現在から十カ月前に戻るまでのエピソードが丹念に描かれているので、主人公の「毛利」が無事にリピートしたときには、精神状態がシンクロして気持ちが昂ぶってくる感じがしました。 その後、人生のやり直しを始めるところまではタイムトラベルSF的要素が強いのですが、、、 その後、"リピート"した仲間が一人ひとり不審死を遂げていくあたりから、ミステリー的要素が強くなってきて、キャッチコピー通り「アガサ・クリスティ」の名作『そして誰もいなくなった』を彷彿させるような展開… そして、"リピート"した仲間たちには、ある共通点があったことが明らかになる。 タイムトラベルSFの要素とミステリーの要素を巧く組み合わせた作品でしたね。 自分の知っている過去、記憶に残っている過去が、実は以前に"リピート"した人間によって創られた(本来の歴史から変更された)過去だったとしたら、、、 何度も繰り返された"リピート"により、その都度、歴史が変えられてしまった結果としての現在があるとしたら… 幾層にも塗り替えられた歴史を変えるため、自分の歴史を取り戻すため「毛利」は、次に訪れた10月30日に再度"リピート"を試みる。 ハッピーエンドではありませんでしたが、結果として"リピート"できなくなったことは、人類にとっては幸せなことだったのかも… 現実をリセットすることなんて、できないんですからね。 『イニシエーション・ラブ』で、「美弥子」の大学の先輩で元恋人として、ちょっとだけ登場していた「天童」が重要な役割を担っていました。 他のシリーズにも登場しているらしいですね。 "リピート"のヒントにもなっているらしい「ケン・グリムウッド」の『リプレイ』を読んでみたくなりました。

    0
    投稿日: 2022.07.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    YouTubeでこの作品を知りました。オチが綺麗だということで、読んでみたんですが、本当に綺麗でした! 物語設定もわかりやすいので、初心者におすすめだと思います!

    0
    投稿日: 2022.06.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    乾くるみはイニシエーション・ラブで衝撃を受けたので、リピートも読みたくなったので読んだ。 タイムトラベルとミステリーを合わせて2つとない世界観を作り上げてるの凄いと思った。 しかし、オチはイニシエーション・ラブの方が好きだ。 この作品の書評で「登場人物を誰も好きになれない」とあったが、まさしくその通りだと思う。 語り手も性根が腐っていた。 リピートに関わった全員が死に至るという結末は登場人物全員の運命の末路としては相応しいのだろう。

    3
    投稿日: 2022.05.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公を含め、登場人物を好きになれなかったので、そういう意味ではいいラストだったかな。 って、これネタバレか? おもしろかったです。

    1
    投稿日: 2022.05.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    非常に読みやすく、凝った設定の割にトリックも非常にわかりみがあって、とても面白かったですね。 タイムリープものということで、自分ならどうするかなということを主人公に重ねながらリアリティをもって追体験できるのも良いと思いました。

    0
    投稿日: 2022.05.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    イニシエーションと同じくらい結末は読めなかったが、リピートのエンドには色々と想像が出来ただけにそのどれもが覆されるのはもはや爽快である。 この本の魅力は初めて読むのも面白いのだが、2周目は更に面白いところだ。 タネを知って高みの見物といっては聞こえが悪いが、まるで箱庭を見ているような気分になる。 乾くるみさんの作品で2本の指に入るほど好きな作品。

    0
    投稿日: 2022.04.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    てっきり主人公に何か特殊なことがあるのかと思わされた。目立った伏線があるわけではないが、キャラクター的に二重人格とかそんなことがあり得そうな雰囲気だったけど、全く違った(笑) 作中で登場人物の口からリプレイとそして誰もいなくなったについて語られるけど、なるほど、こうして直接的にオマージュが語られることもあるんだなと思ったんだけど、考えたら古典部シリーズでもあったね。古典部シリーズの方はミスリードに使うという感じだったけど。 今作はホワイダニットが一番重要だったわけだけど、犯人はある意味神のような存在だったにも関わらず、最終版ではさらにその上の神がいるかのような展開になる。作中の人工生命は単なるメタファーに留まらず、重要な伏線だったということになるんだろうなぁ。 由子が世界線を束ねてるのかもしれないとか考えてみると、意外とおもろいサイドストーリーができそう。

    1
    投稿日: 2022.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    10ヶ月前に戻ったら何をしよう。色々考えるけど、仕事のミス回避したり、ちょっと小銭稼ぐくらいしかできなさそうだなぁ…何かしらでボロ出して少しずつ変わってしまうかもしれない。 それよりも、今まで生きてきた世界の大切な家族たちともう会えないっていう感覚になっちゃうからそれが一番嫌だなぁ。 やっぱりリピート誘われても行かないな私は。 それはともかく、時間旅行✕ミステリーでワクワクして楽しく読めました。ややページ数は多かったけども。主人公含めて登場人物に完全に善人はいなかったなぁ。

    3
    投稿日: 2022.03.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    会話劇が多めなので読みやすさ◎ 黒幕はいるが、特定の犯人は存在しないことがわかったときは驚いた。最終的には全員が死亡。主人公の毛利もR11で事故死するが、まさかR10リピート時に転んだのが幸運だったとは。 500ページ弱あるが読み口は軽くサクサク読めた。

    0
    投稿日: 2022.03.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ☆3.5 読んですぐ、「あ、これドラマでやってたじゃん!」って思い出してドラマの映像とリンクさせながら読んで楽しんでた♫ ドラマと原作は登場人物や展開も違うし、ドラマの結末とかも思い出せないけど、所々重なる部分もあったりして、いい楽しみ方ができたなって感じた(≧∀≦) ボリューム感は、一本の長編映画を観てるぐらいの感覚で、話もまとまりがあって、分かりやすくて、終わり方も良いとこに落ちたなって感じで良きでした♡ ドラマまた観たくなったなぁ〜

    1
    投稿日: 2022.03.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リピートする前の章で、読むのに少し飽きてしまった。一文が長いところが多かった。他の人の感想や、この後の話の大まかな方向性が気になって、ブクログを覗いた。結果、読み続ける選択をした。 主人公の大学生の男子含め、登場人物に共感できるところが見いだせなかったのも、個人的に読後の満足感につながらなかった理由だと思う。 でも、自分の予想から見事に外れる物語の展開はすごかった。リピート後は、続きが気になって、毎晩寝る時間がどんどん遅くなっていってしまったほど(笑) リピート後は、3晩くらいで読み切り、少し寝不足である。

    2
    投稿日: 2022.03.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ’22年2月11日、読了。 うーん、長かった!というのが、第一の感想でした。…つまりは、僕は左程楽しめなかった、ということですネ。 事件が起こるまでが、長すぎて…って、「リピート」そのものが、事件なんだろうけど•́ ‿ ,•̀前半は、正直楽しめませんでした。 で、後半ですが…個人的な感想ですが、「なんか、もっさりしてるなぁ」という感じで…まあ、要は、僕には乾さんの小説は、合わないということ、なんでしょうねಥ_ಥでも、数冊まとめて古本を買ってしまったので…頑張って、読みます! 久しぶりに、「イニシエーション〜」いってみようかなぁ。

    12
    投稿日: 2022.02.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    SFとミステリーの融合で面白かったです。 リピートするまで結構長いですが、リピートしてからは止まりませんでした。

    2
    投稿日: 2022.01.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かったー こういう少し不思議のSFは自分にストライクでした。読み易くお話の展開も良かった。 他の作品も読みたいと思います。

    2
    投稿日: 2022.01.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「イニシエーション・ラブ」「セカンド・ラブ」を読み、乾くるみにハマリ、せっかくだから「タロウ・シリーズ」を読破しようと、読みました。 天童が、相変わらず頭キレッキレで活躍しています。 SFは苦手ですが、本作はそこまでディープではないので、楽しめました。

    0
    投稿日: 2022.01.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地震国、日本とも言われる位にこの国では地震が頻繁に発生します。その数は震度一以上のものだけで年間に1,000〜2,000回という事実を知ると改めて私たちの日常が地震と共にあることに驚愕します。ひとたび大地震が起これば人命が危険に晒されることも当然にあります。そんな国だからこそ地震の発生を事前に予知することは国民の悲願でもあります。しかし、どんなに研究を続けても残念ながらその予知が難しいことに変わりはありません。『現代の科学では地震を分単位の精度で予知することは不可能である』、それが現実です。しかし、そんな風に一般論として地震予知を理解しているあなたの元にいきなりこんな電話がかかってきたとしたらどうでしょうか? 『今から約一時間後の午後五時四十五分に、地震が起きます。三宅島で震度四、東京では震度一です』。 驚く以前に『はあ?』といった間抜けな反応をしてしまってもそれは仕方のないことだと思います。今から一時間後に場所と震度を特定して『地震を予知するなんて、出来っこない』、これは『新手の悪戯電話』だと、判断するのは当然でしょう。しかし、もし、もしですよ、その問題の『午後五時四十五分』になって『地震?錯覚ではなかった。咄嗟に見上げた電灯の紐も、微かに揺れている』と、『新手の悪戯電話』がまさかの現実の事象となったとしたらどうでしょうか?目の前のその現実にあなたはどのような反応をみせるでしょうか? この作品は、地震を予知する電話が現実のものとなって驚愕する一人の大学生の物語。そんな電話の主が説明する、これは『予知能力じゃない…すでに知っていることを、ただ言っただけ』という言葉の先にまさかの『時間旅行』を体験する物語。そして、それは『時間旅行』をした過去の世界の中で『過去に戻って人生をやり直す』という言葉の意味を噛み締める主人公・毛利圭介の物語です。 『その電話が掛かってきたのは九月一日、日曜日の午後のことだった』と、『卒論のレジュメを仕上げて』いるところにかかってきた電話を取ったのは主人公の毛利圭介。『そちらは個人のお宅ですか?』、『学生さんですか?』と不審な問いに『ご用件は?』と圭介が切り出すと、『今から約一時間後の午後五時四十五分に、地震が起きます。三宅島で震度四、東京では震度一です』と電話の主は語ります。『はあ?』と『思わず間抜けな』返事をした圭介に『この電話のことは、決して誰にも言わないでください』と言う電話の主は『お名前をうかがってもよろしいでしょうか』と続けます。『「毛利といいます」と正直に答えた』圭介に『また後ほど、毛利さんが結果を確認されたころを見計らって、こちらからお電話をさしあげます』と言うと電話は一方的に切れました。『何だったんだろう、今のは』と思う圭介は『新手の悪戯電話だったのだろう』と結論し、デスクに座るも時計を見ながら『残り時間を計算してしまっている』自分に気づきます。そして、『わずかな揺れを感じ』て、『地震?』と思う圭介は時計を見ます。『午後五時四十五分だった』というその地震。『慌ててテレビの電源を入れ』、確かにその事実を確認した圭介。そして『再び電話のベルが鳴』りました。『どうです。確認されましたか』と問う電話の主は『私はカザマと言います』と名を名乗りました。そんな風間に今の現象の理屈を問う圭介。そんな圭介に地震が来るのを伝えたのは『予知能力じゃない』と語る風間。そんな風間は、自分は『未来から来た人間であって、これから起こる出来事をすでに一度体験してい』るからと説明し、『過去のある時点から、自分の人生をやり直せる ー それを私たちはリピートと呼んでいます』と圭介に語ります。そんな風間は『私以外にも仲間がい』ることを告げると共に『次のリピートのときにお招きするゲスト』として圭介を選んだと伝えます。『電話番号をテキトーに選んで掛けたら、そちらに繫がった』と、選ばれた理由を聞いて『宝くじに当たるよりもすごい確率』だと思う圭介。そんな圭介に『いきなり時間旅行がどうのこうのと言われても』困るだろうから、『話の内容をとっくりと吟味』するよう、そして他言無用の旨を一方的に話すと電話は切れました。『過去に戻って人生をやり直す』という言葉を思い、考え込む圭介は『記憶などはこのままで、過去の自分に戻れるのだとしたら、どこに戻ろう。何ができるだろう』と思いを馳せます。そして、そんな圭介が、電話の主である風間含め十人の人たちと10ヶ月前の自分自身の身体の中へと、まさかの『タイムスリップ』をする運命の物語が描かれていきます。 『過去に戻って人生をやり直す』という魅惑的な言葉の響きに一瞬にして心がもっていかれそうになるこの作品。主人公の毛利圭介が10ヶ月前の世に『タイムスリップ』する様が描かれていきます。私は『タイムスリップ』という言葉に極めて弱い人間で、あの映画この映画と『タイムスリップ』ものを見まくってきました。小説でも、二・二六事件の前夜へと主人公が『タイムスリップ』する恩田陸さん「ネジの回転」、三人の主婦が高校時代からの人生をやり直す垣谷美雨さん「リセット」、そして、まさかの戦時下昭和20年6月へと主人公が『タイムスリップ』する塩見夏衛さん「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」など女性作家さんの書いた『タイムスリップ』ものを読んできました。そんな中で乾くるみさんの作品にも『タイムスリップ』を扱った作品があると知った私は今回この作品「リピート」を手にしました。「イニシエーション・ラブ」のレビューにも書きましたが私は女性作家さんの小説しか読まない…としているので、乾さんはてっきり女性だと勘違いしたためにこの作品は結果論で読むことができた作品となりますが、この点はラッキーでした(笑)。 さて、そんなこの作品は文庫530ページという圧倒的な物量の中にまさしく『タイムスリップ』な物語が繰り広げられます。数多ある『タイムスリップ』ものは、その『タイムスリップ』の仕方によって同じ『タイムスリップ』と言ってもそこに描かれる世界は大きく異なってきます。そんな『タイムスリップ』ものの中で日本人にとって最も有名な作品は間違いなく「ドラえもん」だと思います。同作では主人公・野比のび太の机の引き出しに隠されたタイムマシンに乗ることで過去へ未来へと自由自在に赴くことができます。そこに描かれる世界は、現在の身体と心をそのままに、まさしく旅をするといった感覚でさまざまな時代を訪れるものです。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」含め、一般的に『タイムスリップ』というとこのイメージが一般的だと思います。それに対してこの作品で取り上げる『タイムスリップ』は次の特徴を持っています。 ①『ある日の、ある時間にしか、戻ることができません』。 ②『意識は今のままですが、身体はその当時の自分、という状態になります』。 さて、あなたはこの条件下での『タイムスリップ』をどう思うでしょうか?「ドラえもん」に比べて”①”の制約によって自由度はかなり下がります。しかし、”②”は考え方によってはとても魅力的です。自分の『意識』、つまり記憶などは今のままに、過去の自分の身体の中に心だけが『タイムスリップ』するという考え方は旅というよりは、自分の人生をやり直す感覚の先にある世界です。この作品の書名はまさしくその感覚を表現した「リピート」です。そして、そんな物語は、過去に戻ることを繰り返すことができることを暗示してもいきます。『リピートを繰り返す。永遠にリピートし続ける』というように自分の過去の身体の中に戻ることを繰り返すというその考え方。そんな考え方は『古来より数多の権力者たちが追い求めてきた』『不老不死』が実現できてしまうという驚くべき考え方へと繋がってもいきます。どうでしょう。一見、自由度がないと思われたこの作品の『タイムスリップ』が、見方を変えることでなんとも魅惑的なものに思えてくるのを感じないでしょうか?しかもそんな『タイムスリップ』へと赴く前には『準備のための期間を与えて』もらえます。つまり、今から戻ることになる過去の時間にどんな出来事があったのか、を予習することが可能になるわけです。そう、『ネタとして使えそうなことを一生懸命に憶え込んで行って、そうすれば、競馬で大儲けすることだってやろうと思えばできる』という時間がそこに待っているのです。この作品ではそんな『タイムスリップ』した先の時間で競馬に臨む際の細かい注意事項のようなことも語られます。私は競馬をやったことがないので、このあたり今ひとつピンと来ません。それよりもロト6でもやればなんの苦労もなく億単位のお金が手にできるのに…と思いましたが、そこには乾さんが一つ仕掛けを入れられています。それは、この作品が2004年の刊行にも関わらず、何故か時代設定が1991年となっていることです。過去の時代の物語とすることで、その時代に流行ったもの、その時代の風俗を上手く作品世界の雰囲気作りに用いる作品は多々ありますが、この作品はそれを意図していません。上記したロト6は2000年に誕生したものですから、ロト6に触れないだけなら1999年位の時代設定にしてもおかしくなかったはずです。しかし、それではまだ足りず1991年まで時代設定を遡らせた理由が最後の最後に明らかになります。今の世に当たり前に存在する”あるもの”が存在しては、物語に説得力がなくなるからです。ただ、せっかく1991年まで遡らせるのであれば、その時代特有の雰囲気感を作品に落とし込んでいただきたかった、そんな思いは抱きました。 そんな作品は主人公の圭介が『タイムスリップ』をするまでに全体のおおよそ三分の一のページ数が割かれます。皆さんのレビューを見せていただくとこの時間が長すぎると感じられる方もいらっしゃるようです。確かにせっかくの『タイムスリップ』ものですから、その先の展開を早く見たいという思いが募るのは当然です。しかし、私はこの作品ではこれから起こることを前にしたドキドキ感の中のこの時間こそをむしろ好ましく感じました。というのもこの作品では『タイムスリップ』した後の物語が、一気に趣きを変えてしまうからです。その変容は、作品の宣伝文句に謳われる通り『人生のやり直しに臨んだ十人の男女。ところが彼らは一人、また一人と不審な死を遂げ…』というミステリーな推理小説の世界へと様変わりしていくものです。次は誰が亡くなるのか、これは事故なのか事件なのか、そして、犯人は誰なのか…という、殺人事件の真相究明に光を当てるまさしく推理小説そのものの物語が展開しだします。正直なところこれにはかなり面くらいました。大好きな『タイムスリップ』ものの小説を読んでいたはずだったのに…と展開する内容は、十人というそれなりの数の男女を登場させていることもあって、その真相究明へと至る過程に若干間伸びした印象も受けます。そして、そう感じてしまうもう一つの原因が主人公の毛利圭介をはじめとした十人の『タイムスリップ』した人物の他、脇役として登場する人物含め、誰にも感情移入する気になれない人物ばかりだという点です。リアル世界にいたら決してお近づきになりたくないような登場人物の魅力のなさが、『タイムスリップ』のワクワク感を萎ませていくのは、今まで読んできた、そして見てきた『タイムスリップ』ものの感覚には見られなかった傾向です。確かに『タイムスリップ』を扱った作品には間違いありませんが、どちらかと言うとその比重は推理小説寄りの作品なのかなあ、そんな感じもしました。 しかし、若干の中弛みを経た作品は最後に再び盛り上がりを見せてくれます。『タイムスリップ』ものをどうまとめるか、どう締めるかというのは極めて難しい課題だと思います。もちろんネタバレになるのでその内容をここに書くことは控えますが、どうして一大学生に過ぎない圭介が十人の中に選ばれたのか?「リピート」という永遠に終わりが無さそうな書名の作品を自然な形で締めるためにはどうあるべきなのか?そして、「リピート」という形で『不老不死』の力を手に入れるということはどういうことなのか?こういった点をとても説得力のある形で一つひとつ決着させた上でのその結末は読者に納得感のある読後をもたらしてくれるものだと思いました。また、結末へと至る場面での緊迫感のある、まさに手に汗握るような、スピード感のある展開は、中弛みで集中力が切れかけた読者の気持ちをグッと鷲掴みにしてくれるエンタメ性に溢れたものです。そして、文庫530ページの物量のゴール。そこには、『過去に戻って人生をやり直す』という言葉の意味を今度は読者が感じる物語がありました。 『リピーターの特権は《未来の記憶》を有している点にある』と、今の意識そのままに10ヶ月前の自分の身体へと『タイムスリップ』した主人公の圭介他十人の男女が二度目の同じ時間を生き抜いていく様を描いたこの作品。私たちは生きている中であの時ああすれば良かった、こうしておけば違う未来が待っていたはず…と過去のさまざまな後悔の先の今を生きています。そんな中では、その”失敗”をやり直すことができたならという思いを誰だって抱くものです。この作品では、そんな過去の時間を再びやり直す男女の姿が描かれていました。漠然と憧れていたやり直しの人生。しかし、やり直したが故に全く思わぬ方向へと転がり出す人生の様を見るにつけ、人生をやり直すことの怖さを感じたこの作品。『タイムスリップ』ものはやっぱり面白い!独特な世界観の中にSFの面白さと推理小説の面白さの二面を同時に楽しませていただいた、そんな作品でした。

    118
    投稿日: 2022.01.17