
総合評価
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powered by ブクログIWGPなので大丈夫だと思いながら、表題作のグロ描写にビビりながら駆け足で読了。マコトは勇敢というか無謀というか。終わり方はカッコ良かったけれど、1歩間違えれば腕なくなるどころじゃない。1話目が何かの間違いで収録されたかと思うほど平和な内容だったが、サヤーの話も上野ギャングのヘッドの話も胸が痛い内容ばかり。ジャズタクシー運転手・南条さんがよくできた人で、この結末は可哀想過ぎる。テルとキイチのような地方の若者の実態は到底信じがたいが、少なくとも現状では改善されていると思いたい。
1投稿日: 2025.01.23
powered by ブクログ4つのお話があり、それぞれ四季があって1冊で1年が過ぎていくという細かい設定がさすがなさだなと思います。
0投稿日: 2025.01.22
powered by ブクログ池袋ウエストゲートパークの4作目。 「東口ラーメンライン」ではキングの側近だった双子の心温まるお話。 「ワルツ・フォー・ベビー」は良かった。漢気と女気がある。 作品タイトルの「電子の星」はいつものようにマコトをサルくんやタカシが助けてくれる。 本章でマコトが『ほんとうにこの役はたいへん。舞台にはでずっぱり。でも、おれは別な誰かになんてなりたくなかった。 なあ、あんたの人生だってそうだろう?』と読者に問うシーンは本当に良かった。 僕はマコトに救われているのかもしれない。 飽きがこないので次も池袋を読みます。
1投稿日: 2024.09.15
powered by ブクログ来ましたIWGP 今回はグロ系がありますので、苦手な方は読まない方が良いかも。 マコトは相変わらず問題を引き込むというか自ら飛び込んでいくというか。 今回に至っては、山形から遠路はるばるやってきた依頼人の問題を解決するという。 これだけ色々あれば大変だろうけど、人生に飽きないだろうなと少し羨ましかったり。
5投稿日: 2024.07.03
powered by ブクログ【2024年67冊目】 まかないに手を出さないラーメン屋の店員、息子を殺されたジャズタクシー運転手、ビルマから来た少年、人体損壊映像と山形から上京した負け犬。池袋ウエストゲートパークシリーズ第四弾。 今回も情緒が忙しかったし、誠はいつも読者のそばにいてくれるし、タカシは変わらず王様でした。巻が進む事に面白さも増していく気がしています。 お馴染みの登場人物たちも少しずつ成長したり、変化していて、池袋の街がいつもそれを見守っているようです。 しかし、アングラ映像の描写はきつかった…文字の早送りはできないので薄ら読んだような読んでいないような感じで乗り切りました。 続きの巻がとにかく楽しみなシリーズで、こればっかり読んでしまいますね。
0投稿日: 2024.03.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
振り返り読みです。 東口ラーメンライン 元Gボーイズメンバーの店に嫌がらせをする敵対店舗を撃退する話。 ストーリーの中で、東口の外れにあったラーメン屋(無敵家、ばんから、光麺(光麺は既に閉店済み))も出てきて、親近感が湧きました。 ドラマのスープの回とはほとんど内容は異なっているので、少し新鮮な感覚で読めました。 ワルツ・フォー・ベイビー これはアニメでもそのまま放送された話。 自分の息子が亡くなった事件の真相が、かつての息子の恋人によるものであり、最後にその真相を本人から明かされる少しナイーブな話。 最後はすべてを受け入れた親父さんの優しさにほっこり。 黒いフードの夜 海外からやってきた売春少年とその家族(父親)を組織から救う話。 この話は、今は裏社会に潜んでいるけど、今後公に広がって来る社会問題ではないかと思いました。 先々のI.W.G.Pの話にもあるように、在日外国人に関わる問題の始まりのようにも感じました。 電子の星 最後の話は、話中の描写がリアルでグロテスクだったので、10数年ぶりに読みましたがはっきりと覚えていました。 最後はいつものメンバーでアンダーグラウンドな池袋の闇を暴いていましたが、本シリーズらしさがあるといえばあったのでは?と思える話でした。(少し尻すぼみ感はありましたが・・・)
1投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログラーメンの話から始まって人体損壊の話で終わる本ってなかなか無い。 扱っている話題は暗くて粘性のあるものばかりだけど、それでもコミック感覚で読めるのがこのシリーズのいい所。とはいえ、最後の電子の星の重さはそれでは片付けられない程度だった。まだ負けてもいない奴は負け犬以下だっていうの、とても良い。
1投稿日: 2023.02.22
powered by ブクログ電子の星が重すぎてそれ以外の話の感想を書く気にならない…IWGP史上1番重かった…そろそろ誠が死なないか心配になってくる
1投稿日: 2022.10.12
powered by ブクログシリーズものなので話がサクサク進みすぎている感が少しあった。その分テンポが良く読みやすかったのでさっと読みたい人にオススメ。 少しグロッキーな表現があったため要注意
1投稿日: 2022.05.13
powered by ブクログ「東口ラーメンライン」は、Gボーイズのツインタワーが経営するラーメン店が、何者かによる嫌がらせの被害を受け、マコトが犯人をさがし出す話。 「ワルツフォーベビー」は、五年前に息子を殺した犯人について調べてほしいという父親の依頼をマコトが引き受ける話。息子の南条利洋は、かつて上野のチーム「アポロ」のリーダーを務めていましたが、マコトが話を聞きに行くと、当時の仲間たちはことばを濁します。その後、利洋の妻であった晴海とその関係者から、利洋が仲間たちに向けていた顔と、意外な事実が判明していくことになります。 「黒いフードの夜」は、ビルマ人の少年のサヤーの物語。彼の父親は、民主化運動にコミットしながらも、仲間を裏切ることになってしまい、そのために日本にいる現在でも息子のサヤーは苦しむことになります。 「電子の星」は、過激なSM動画の撮影にかかわる物語で、かなり衝撃的な叙述を含んでいます。
1投稿日: 2022.04.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
表題の「電子の星」は、過激な描写が多く、重い内容なので気鬱になった。 事件を通じて、テルが勇気ある立派な負け犬に成長したことだけが救いかな、、
3投稿日: 2022.04.11IWGP第4弾
シリーズ第4弾。 お馴染みの登場人物に新たな物語と登場人物が絡んでいく。 相変わらず面白いけど、今作ダークで、ヘヴィな話が多かった気がする。 最後の「電子の星」は読んでて、気持ちが悪くなった。 一方で、「ワルツ・フォー・ベビー」と「黒いフードの夜」が好かった。
0投稿日: 2021.05.05
powered by ブクログこのレベルの短編毎回作り続けられるのはすごいな。 たぶん当時に読んでいたらもっと面白く読めたんだと思う。 ミャンマーがいま政治闘争泥沼化しているだけに、少年娼夫の話は興味持てた。 ラーメンラインの話はなんかあっさり終わってしまってあれれという感じあるけど、正直もうここまで読み進めてくると雰囲気楽しむ小説だからプロットには期待することなくていいかなという感じ。 リアルを真横で見るこの感じはいいよね。今年の目標は最新巻に追いつくことです。
1投稿日: 2021.04.21
powered by ブクログ相変わらずエッジの効いた表現が面白い。 真島誠のスタンスが僕は好きです。 中立的な立場で、冷静に物事を判断して大胆に行動する。 自分を信用してくれる人を助けたいという熱い想いを持って行動することを、僕自身も大切にします。
1投稿日: 2021.02.20
powered by ブクログ東口ラーメンライン、ワルツ・フォー・ベビー、黒いフードの夜、電子の星。短篇小説。 キングタカシのボディガード、ツインタワーことタモツとミノルがGボーイズ引退後開店したラーメン屋七生、七生でアルバイトをしているリスのように小柄な女の子あずみ。 あずみの暗い生い立ちと拒食症を隠しつつもラーメン屋七生を愛する健気な明るさと可愛さのあずみと、ボディガード時代には語られなかったツインタワーの優しさに涙。
1投稿日: 2020.12.28
powered by ブクログIWGPシリーズ第4弾。 東口ラーメンライン 元Gボーイズのメンバーのラーメン戦争の話。 ワルツ・フオー・ベビー タクシー運転手からの依頼で元上野グループのヘッドの死についての話。 黒いフードの夜 果物店にキズもののフルーツを貰いに来る、体を売るビルマ人の少年の話。 電子の星 グロくてヤバイ人体破損ショーの話。
1投稿日: 2020.11.17
powered by ブクログ例によって一冊に4篇が収まっているが、各篇各々に面白い。 ラーメン店の一件の物語は、シリーズを原案に制作されたテレビドラマが好評であったことから、少し経って続篇特番的なモノが登場した時に原案にされたということが在ったらしい。 そして「傑作選」で読んだ時に「味わい深い…」というように思ったが、他界した男を巡り、その死に纏わることを調べるという物語の『ワルツ・フォー・ベビー』は、好い意味での「古典的ハードボイルド」という味わいが好かった。これは最近制作されているアニメ版で原案になったらしい… 残る2篇…弱い立場の者を脅かしているような卑劣な振る舞いを許す訳にも行かないと、身体を張ってでも何とかしようと奮戦する辺りが凄く面白い。そして、「どうでも構わないが、卑怯に過ぎるのは許せん!」というような辺りに共感もしてしまう。 偶々、近所の書店に積まれていた「傑作選」を介して出会ったシリーズだが、出会えて善かった!
1投稿日: 2020.11.16
powered by ブクログ今回の4編の中では、 ワルツフォーベビーが1番好きだったかな? マコトのお節介?が目立つけど笑 それでもそのおかげで、正しい真実が 分かって、ハッピーになれたと思う。 上野のギャングがアポロ 夜を守るの川瀬繁も通称アポロ。 繋がりはないよねー?笑
5投稿日: 2020.06.22
powered by ブクログ例によって例のごとく、主人公がOP過ぎるほどOP(チーマー、ヤクザ、かてて加えて警察までがバックについてる)なところが(致命的に)玉に瑕ながら、なんだかもう、どうでも良くなってきた( ´ ▽ ` )ノ 趣向としてはマーロウやヴィク的正統派ハードボイルドの日本版なんだけど、孤独のコの字も虚無のキの字もなく、むしろ「水戸黄門」みたいな義理と人情、忠義と礼節、有無を言わせぬ勧善懲悪ドラマと割り切って読んだほうがいいのかもしれない、このシリーズ( ´ ▽ ` )ノ お話としては、ごくありきたりな第一話と第二話はともかく、社会の闇=移民問題に踏み込んだ第三話、心の闇=変態問題に切り込んだ第四話がとても興味深かった( ´ ▽ ` )ノ そうとう事前リサーチしたんだろうなあ( ´ ▽ ` )ノ 解決法は安直といえば安直だけど、世の中すべてこんなふうにシンプルに片が付けばなあ、という作者&読者の願いを寓話的に表しているもの、とでも考えるか( ´ ▽ ` )ノ おもしろかった( ´ ▽ ` )ノ 解説で千住明氏が「シリーズに次のドラマor映画化があったら」なんて書いていたけど、意外や意外、こんど(2020年)テレビアニメ化されるらしいね( ´ ▽ ` )ノ なんで今!?、とは思うけど、制作が動画工房ってことで期待大( ´ ▽ ` )ノ いま乗りに乗ってるスタジオで、技術力も高いし世界的にファンも多いから、IWGP(プロレスじゃない)も今後大きく世界に旅立っていくかも( ´ ▽ ` )ノ 2019/11/26
1投稿日: 2019.11.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ツインタワーのラーメン屋の災難の話。 今回は暴力はなし。ツインタワーの人間味とマコトの絡みが小気味良い。いつものメンバーも活躍して、一件落着。最後はホロっとさせられる。 御徒町のチームの話。 たまたま通りかかった通りのロウソクの炎から物語が始まる。マコトが興味を持って追っていくうちにとんでもない事実が暴かれて、みんなが不幸になるのかの瀬戸際で、、、いい話になる。あんたの息子だったら誇りに思うという言葉にウルっとさせられる。
1投稿日: 2019.02.11
powered by ブクログ[東口ラーメンライン] Gボーイズを卒業した、ツインタワーの二人のラーメン屋が嫌がらせを受けている。ライバル店がネットに書き込みしてたというだけの話。 [ワルツ・フォー・ベビー] 親から見たら素行が悪いが可愛い子。仲間達から見たらとんでもなく暴れん坊で怖がられていた。 傷ついた心にビル・エヴァンスは染みるだろうな。 [黒いフードの夜] 買春をして家族を養うビルマ人の14歳の少年。ヘビーな内容で、この世に天国なんてないんだと思ってしまう。けどマコトが助けてくれたように、誰か手を差し伸べてくれる人はいる。ただし、自分がどうしたいのかをはっきり決めなければいけない。 マコトは涙もろくて甘いが、この話ではサヤーが今の生活を続けるなら手を引くと思っていた。自分で何かしようと思わないと、誰かが手を出しても意味はない。 [電子の星] 山形から来た青年は、東京にきている親友を探して欲しいとメールしてきた。マコトの名はネットでも有名になっているのだろうか。 この話を初めて見たのは、マガジンでやってた漫画だった。子供だったのもあってか、かなり怖かった思い出だ。今となって見返してみると、初読とは違う印象を受けた。それは、私がカウンターカルチャーやSMに対して知識を増やしたので、マイナスイメージが少なくなっているせいだ。 人体損壊ショーは双方の了承を得て行う。ショーに出ている人たちが、好きで出ているのならわざわざクラブを壊さなくていいのになと思う。まぁ、たぶん、後ろにヤクザがいるので、金のない人を差し出したりとかもあるのかもしれないけど、そこまで悪いこととは思はない。もちろん現実にあるのなら忌避すべきものだが、この小説の今までの題材からすると、人も死なないし別にいいんじゃないかな。キイチは東京に馴染めなくて、家族に金を渡すためにクラブを利用したので、自殺した根本的な元凶は東京のせいだ。 マコトが気に入らないから潰すと言っているので、生理的に嫌いで筋は通っているから分かるが、ずいぶん前の小説なので、時代性もいまとは全然違うからしょうがない。
0投稿日: 2018.11.22
powered by ブクログ★2008年12月22日 107冊読了『電子の星IWGPⅣ』石田衣良著 評価B- この四作目はかなり手を抜いている感じが出て来ています。ちょっとこのまま行くとかなりがっかりです。 東口ラーメンライン:元Gボーイズの双子が経営するラーメン屋に嫌がらせ。この犯人を追うと、、、 簡単に相手が捕まりすぎだし、結末も安易すぎ。 ワルツフォーベビー:5年前に西口で死亡した男性の当時を追うと出てくる新事実。残された父親の下した判断は、、、、 黒いフードの夜:ミャンマーから渡ってきた家族を支える少年の過酷なアルバイトとそこに寄生するミャンマーからの友人へ下された罰。 電子の星:身体損壊ショーをネタに池袋で人気を集めていたSMクラブを叩きつぶすきっかけになったのは、負け犬にも成れない山形から出て来た少年の依頼だった。 その作品も何を焦っているのか、あまりにもストーリーが甘いし、相手が弱すぎる。その為に展開もない。マンネリ状態とはこの事か。
0投稿日: 2018.09.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
表題作の「電子の量」はなかなかのアングラ感で何時ものIWGPよりダークサイドな印象を受けました。 「東口ラーメンライン」はドラマ版スペシャルのスープの回の内容ではないけれど、摂食障害のあずみが賄いを食べるシーンはドラマよりもこちらのほうが好きです。 個人的には「ワルツ・フォー・ベビー」が何時もの裏社会の抗争などではなく人間ドラマに重点を置いていて、 DVや妊娠などのネタはIWGPらしくありつつも お互いに優しい嘘を吐いていることを告白する終盤のシーンは、思わず彼等の行く末が幸せであることを願いました。
0投稿日: 2018.08.12
powered by ブクログネットで仕掛けられたラーメン戦争・人体損壊DVDの謎を追う負け犬ネットおたく… 池袋のストリートをマコトが事件解決に走る。 IWGPシリーズ4作目。
0投稿日: 2018.08.12
powered by ブクログ相変わらずクールで面白いのだが、表題作が胸糞悪すぎる。本当にありそうで恐い。そして池袋どんだけ20がいるのかっていう。20なんて言い方初めて聞いたけども、本当に言うのかな? タカシの登場回数が多いので、ファンとしては嬉しい。
0投稿日: 2017.03.15
powered by ブクログ「池袋ウエストゲートパーク」シリーズの4作目。 シリーズ物はある程度読み進めていくうちに飽きてくるものだが、このシリーズは相変わらず面白い。 全体に漂う、悲しみ、虚脱感、虚無感、絶望などの負の感情が、でも、頑張って生きていけばなんとかなりそうだ、と、前向きに捉えそうな終わり方をしている所が良い。 今回も、「黒いフードの夜」「ワルツ・フォー・ベビー」が、悲しくて涙が出るんだけど、それだけじゃない終わり方をしていてやっぱり泣ける。 「東口ラーメンライン」はイマイチ。 「電子の星」は一番長い話だけど、グロいのと、悲しみがあまりない(そこからの希望もない)ので、今回の4つの中では一番良くなかった。
0投稿日: 2016.09.29
powered by ブクログアングラDVDの人体損壊映像と池袋の秘密クラブの関係は? マコトはネットおたくと失踪した親友の行方を追うが…。 通り魔にギャングの息子を殺されたジャズタクシー運転手に告知された悲惨な真実とは? 「今」をシャープに描く、ストリートミステリー第4弾。 切れ味、スピード、さらに快調。
0投稿日: 2016.09.12
powered by ブクログ(2011より転載) だんだん内容がグロテスクになっているような気がするのと、クラシックの楽曲がマニアックになっている気がする…でもせっかく4巻まで読んだので全部読みたいな。 2011/3/23読了
0投稿日: 2016.05.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
だんだん事件がグロテスクになってきている気がする。 人体損壊ショーとか、ほんとうに勘弁してほしい。 頼まれもしないのに勝手に秘密を探って、誰も幸せにならない「ワルツ・フォー・ベビー」などは、何様のつもり?とちょっと腹立たしささえ感じるし。 「東口ラーメンライン」みたいなほのぼのしながらも、ネグレクトのような最近の事件の傾向に触れつつも、希望の持てるラストの話がもっと多いといいのに。 読後感が悪い話が多すぎて、ちょっと食傷気味。
0投稿日: 2015.12.28
powered by ブクログちょっと人体損壊はグロ過ぎて気分が悪くなった。ただし、全体的にスピーディーで、最後はスカッとする展開。
0投稿日: 2015.10.16
powered by ブクログIWGPシリーズ第四弾。 今回は割と話が重たいのが多かった。 けど、最後はスカッとしたからまぁいいか
0投稿日: 2015.10.14
powered by ブクログ「東口ラーメンライン」よい♪ 「ワルツ・フォー・ベビー」も、ちょっと哀しいけどよい。 「黒いフードの夜」「電子の星」は、重くて、つらい。でも誰かに、こんなに悲惨なのに自分はどうすればいいの?と問いかけてもどうしようもない。自分はどうしたいのかを自分に問い、本当にそうしたいなら、強い意志を持って新たな一歩を踏み出す決断をしなければならない。本当の優しさは強さの中にある。人は強くなければ、他人にまで優しくはなれないのだ。このシリーズには、そんな人たちがあふれているから人気なんだろうなぁ~!
0投稿日: 2015.09.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『東口ラーメンライン』Gボーイズを引退したツインタワー兄弟が経営するラーメン屋・七生を妨害する悪意。バイトの小動物少女あずみの秘密。比較的凡庸平和。 『ワルツ・フォー・ベビー』5年前の池袋で死んだ中野のギャング長を悼む父。元嫁と幼い息子、なぞの妊婦。中野ギャングが口を閉ざす、彼の死をめぐる本当のわけ。 『黒いフードの夜』十五歳で売春するサワーのしがらみ。マコトの下した精神的罰に、暴力よりも過酷であると評したキングの言葉は意味深。 『電子の星』SMクラブの解体ビデオに出演した友人の弔い戦で負け犬に昇格する田舎少年。あいかわらずGボーイズの手口があざやか。
0投稿日: 2015.04.06
powered by ブクログやっぱ面白い。 どうもドラマのキャストが思い浮かんでしょうがないですが、それもありですかね? 続きまた読みたいです!
0投稿日: 2015.04.03
powered by ブクログだいぶこの面白さに慣れてきた第四弾 マンネリではなく、ただ面白さに慣れてきただけです 東口ラーメンライン、ワルツ・フォー・ベイビー、黒いフードの夜、電子の星 黒いフードの夜と電子の星は残酷で目を背けたくなるような描写もあったけど、いつの時代でも、場所でも暗い部分はたくさんある でもそういうのに傾きたくない。汗かいてごはんもりもり食べて健康的に生きたい。 あと千住さんの解説が素晴らしかった。池袋ウエストゲートパークを語る上では音楽、クラシック外せないもの。今まででてきた曲を列挙して、マコトの言葉の引用、これぞ解説ですよ 池袋3のクドカンの解説と比べてみると、本当に素晴らしさがわかります。クドカン「石田さんは乳酸菌の研究をしてる人のようで」なんてそのまんまやないか!どこが解説じゃ!(でもその例えぴったりで面白かった、、) と思うこともなく、興味深い内容でした。
0投稿日: 2014.10.09
powered by ブクログシリーズ4作目 「ワルツ・フォー・ベビー」 「黒いフードの夜」 「電子の星」 どれも好きです(≧▽≦) 電車で読んでいてちょっと泣きそうでした。 素敵な話が多くて、お気に入りですvv
0投稿日: 2014.09.25
powered by ブクログ池袋WGPシリーズは相変わらず面白い。 流れが素直なので、内容がわかりやすくてサクサク読める。 ラーメン屋の話が一番面白かったかな。
0投稿日: 2014.07.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作と同じく、発刊直後に単行本で読破したが、最近オーディオブックで聞き直した。 …実はこの辺りからちょっと食傷気味になってきた。 でも、テンポの良い話運びと、魅力的なキャラクターは健在! 今この時にも、地球のどこかでは誰かが不条理な圧力で苦しんでいるんだと、改めて突きつけられた「黒いフードの夜」が印象的だった。 ただ、表題の「電子の星」はちょっと理解の範疇外だった。 グロい話が好きじゃないので、苦手だったのもあるけれど。 誰かに強要されたわけじゃなく、自分から人体切断ショーのキャストに志願して、絶望して自殺して。 彼の問題は人体切断ショーではなく、バイト先や学校に馴染めなかった、環境や本人のコミュニケーション能力にあるんじゃないだろうか。 そんな彼の死の責任をショーの主宰者に求める事が、果たして正しい事なのか。 個人の倫理観的に忌避してしまうことでも、それに縋らずにいられない人たちもいるわけで。 ましてあのショーは(作中では)一応合法的なものだったわけだし。 マジョリティに理解されないマイノリティーな性癖を持っている人にとっては、もしかしたらそのショーが、数少ない拠り所だったかもしれない。 そう考えれば、あの話の中での一番の弱者は、世間に理解されない性癖を抱え、人知れずフラストレーションを晴らす場所を探している、ショーの観客なのかもしれない。 それを個人的な感情論で「悪」と決めつけ駆逐することが正しいことなのか。 「お金を持っている人間」「お金を稼いでいる人間」=悪いやつ 「あまりお金を持っていない人」「社会的に強い立場にいない人」=正義 みたいな、卑屈で偏った正義感を感じて、主人公達にちょっと嫌悪感を感じた。
0投稿日: 2014.06.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
多分、一番(私の)共感に遠いところにいる話だと思います。暴力、流血、グロいのは苦手なので、「電子の星」はなるべく想像しないようにして読みました。誉田氏の『ストロベリーナイト』を連想しました(こちらはドラマでしか観たことないですが)。被害者が納得してやっているというのは、まだマシなところかもしれません。でも残酷なことを欲する性はなくならないだろうなと思います。「黒いフードの夜」はビルマの男の子の話。家族の生活のために身を売るという現実。この星の上には天国はないというサヤーの言葉が切なかったです。
0投稿日: 2014.02.02
powered by ブクログ相変わらず面白いし、 読み終わった後に『ほんわかとした爽快感』がある。 結構ハードな内容なのに。 これは主人公マコトのキャラが醸し出す効果だろう。 ただ、物語的には以前の作品と比べるとヒネリが無くなって来たかなと、、、。 (連読してる事も影響してるかも知れませんが。) そんな中、特筆したいのは、 Gボーイズのキング『タカシ』がずいぶんと喋るようになって、 キャラに深みが出てきた事。 ドラマで窪塚洋介が演じてたキングは『史上最高にぶっ飛んだキャラ』。 (僕はあのキングが大好き♪) でも、小説版のキングは、 クールでシナヤカな冷血漢って感じ。 でも、今作品で軽い冗談を飛ばしたり、時に熱さを見せたり。 こっちのキングも好きになりました。 このシリーズ、 まだまだ続きがあるのが嬉しい。 また探しに行かなきゃ。
0投稿日: 2013.09.30
powered by ブクログビルマの暗闇から逃げてきても、日本は理想の国などではなく、そこにも暗闇があった。 モグリのデリヘルで働く少年・サヤーとその家族のために、おれにはしてやれることなどほんのわずかしかない。おれはそのわずかなことをしてやるつもりなんだ。 こっちの世界は確かに天国じゃないしくだらないところだが、それでも自分の人生は自分で選べる。おまえはどうしたいんだ。厳しくても自分で考えて、未来を決めろ――『黒いフードの夜』 池袋で失踪した友人を探すため、マコトを頼って山形から上京した引きこもりのネットおたくDOWNLOSER。その友人の部屋にあった人体損壊映像を収めたアングラDVDの出処と、池袋の秘密クラブとの関係。 行き着くのは青髭公の城。第一の扉。 それは誰でもなかったガキが、正真正銘の負け犬になるまでの物語だ――『電子の星』ほか2篇。 おれたちの心の半分は、もう電子の世界を生きている。光のネットワークを超えて、自分の力で闘ってみろ。加速するストリートミステリ第4弾。
0投稿日: 2013.08.28
powered by ブクログ2013/8/19 2,3,4と一気に読んだ。 他の巻と比べて話がスムーズに進んでた印象。もう少しハラハラさせられたほうが好きかな。最後はグロかった…
0投稿日: 2013.08.20
powered by ブクログ3に続き、読み始めました。 「東口ラーメンライン」「ワルツ・フォー・ベビー」「黒いフードの夜」「電子の星」
0投稿日: 2013.08.18
powered by ブクログ読み終わった。解体ショーは残酷な描写だった。すごく引きこまれた。黒いフードの夜の話が結構好きだった。
0投稿日: 2013.07.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
鎬を削るラーメン競争社会に。 知らない方がイイ真実に。 遠い国の貧困に。 人の腕を切り落とす、そのまさに人の欲望。 世の中とは実に暗く、深く入り組んでる。 でもこんな生生しくもどっぷり暗い話なのにマコトはいつも最後にサイコーにクールな熱い愛を見させてくれる。 愛は地球を救う。 あながち、嘘ではないかもしれない。 IWGPのシリーズは毎回、そんな風に思わせてくれる切れ味抜群の小説。 きっと、マコトは電子の星に現われたヒーローだね。 町田にも遊びに来てくれないかな。
0投稿日: 2013.06.16
powered by ブクログ東口ラーメンライン 当たり前の日常の中で、ちょっとした事件が起きる。そんなありきたりの話なのに、終わるころにはいつも涙させられる。誰でも弱いところがある。それは人には言えない。でも、それを知って、一緒に歩いてくれる人がいるならば、もう自分を許してあげてもいいんじゃないかな? ワルツ・フォー・ベビー 綺麗すぎる、綺麗すぎるよ。けど俺はこういう話が好きだ。涙が止まらなかった。人の過ちを赦すのは、いつだって他人。けど、それは簡単なことじゃない。最高にカッコいいオヤジの話。 黒いフードの夜 この広い世界には自分が見たことのないことがたくさんあって、その中には目を背けたくなるようなこともある。けど、知らないことは罪だろうし、それから逃げることは許されないと思った。現代の問題を交えた、考えさせられる話。
0投稿日: 2013.01.26
powered by ブクログドラマ化された頃、よく読んでいたシリーズ。 Ⅲの「骨音」がグロテスクで、それから遠ざかっていたのだけれど、久しぶりに読みたくなって、読んでいないはずのⅣをチョイス。 読んでいないはずなのだけれど、収録されている4作品のうち、「黒いフードの夜」と表題作の「電子の星」はなんとなく覚えている。 もしかしたら以前に読んだことがあったのかもしれないし、ドラマで見たのかもしれない。 舞台となる池袋はかなり土地勘があるので、すごくリアル。 フィクションとはいえ、場所はかなり細かいところまで忠実に描写されている。 このディテールの細かさがこのシリーズのいちばんの魅力だと思う。 前半に収録されている「東口ラーメンライン」と「ワルツ・フォー・ベビー」は個人的には展開がベタすぎて物足りなかったけれど、場面場面での言葉の選び方や表現のセンスはさすが石田衣良氏だなーと思った。
0投稿日: 2012.11.05
powered by ブクログIWGPシリーズ、Ⅳから読んじゃった。 ドラマから観たあやにとってはすーごくヴィジュアル化しやすい本でした。ところどころイメージ変わっちゃうのはしょうがないね。 いつもどーりえぐいけど、IWGPシリーズだからラストは救いがある感じでよかった。
0投稿日: 2012.10.16
powered by ブクログマコトの右フックと、 タカシの、「仕事が必要だな」という言葉が 印象に残りました。 電子の星は、格差社会のお話。
2投稿日: 2012.10.09
powered by ブクログ関係ないけど表紙の女の子が可愛い(笑) 『IWGP』シリーズは読後、必ずと言っていいほど心が温かくなり、優しい気持ちになれる。冷たい風に曝され、孤独で悲しい気持ちが溢れた時、是非読んでみるといい。ほっとするような人情とその温もりを感じる一時になるはず。 特に「黒いフードの夜」が好きかな。ラーメン屋の行列を「ラーメンライン」と訳すセンスもなかなかイカす。 『IWGP』は好きなシリーズ。これからも続きを読んでいこう。
0投稿日: 2012.09.29
powered by ブクログ今回のIWGPはやけに人間くさい。 東口ラーメン・ラインは、Gボーイズのツインタワーが引退してラーメン屋を開業。 ラーメン戦争とツインタワーの恋なんていうらしからぬ展開。 ワルツ・フォー・ベビーは、上野のチームの元リーダーの命日を巡る、人間関係。 黒いフードの夜は、ミャンマーからの難民の話と、とにかく裸子からに人間くささ。 と思っていたら、最後の電子の星はそんな気分を吹っ飛ばす、ストロベリーナイトみたいなグロテスクな話の展開となった。 久しぶりに本読んで吐き気がした。
0投稿日: 2012.09.18
powered by ブクログIWGP好きな私としては、石田 衣良作品読みたいな~と思っていたのですが、なかなか手にとる機会がなく。友達に借りて読みました。ドラマと結構マコトは性格違います。もっと内気。テーマ性がはっきりしつつも、おしつけがましくなくって、ルポ読んでるみたいな感覚。
0投稿日: 2012.08.27
powered by ブクログ2012-64 i-modeとか懐かしいなぁ。 今回もグロい話が。 ラーメンラインとダウンルーザーの話がギャップありすぎ。 マコトはいつも危険に飛び込むなぁ。
0投稿日: 2012.06.30
powered by ブクログ2012/05/24読了 世の中を反映させているという点では、石田衣良ほど読み易い作家はいないと思う。デジカメやPCが普及し、近代ならではの問題と解決策がより練りこまれ登場。これはこれで、今までに無い物語性が更に深みを増すけれど、現実に置き換えてみれば、これは、危ういことなのだとすぐに分かるはずだ。 ともあれ面白い。IWGPシリーズ。今回はラーメンが食べたくなるのです。そして「帯」がいい。 以下、帯を引用 ・拒食症の少女と嫌がらせを受ける元Gボーイズのラーメン屋 (中略) ・人体切断DVDと親友の行方を追う「負け犬」ネットおたく など 帯で更に惹かれるものがある。これは文庫本の後ろにあるあらすじにも言えること。私はよく「ジャケ買い」というか、表紙でホレたものはあらすじをざっと読んで衝動買いすることがよくあるのだが、帯も然り。こういうところがうまい本は、きっと面白いし(たまにハズレがあるが)、売れる。 一冊の本には様々な面から楽しむことが出来る要素を含んでいる。本そのものを読み、自分の内外にどうフィードバックするかというのも、個人的な見所であると思う。 <東口ラーメンライン> ミスリードにやられたね。あと、無性にラーメンが食べたくなる <ワルツ・フォー・ベビー> 誰も悪くなかったんだ。誰もが悪だったのかもしれないけれど。 親父さんの最後のセリフ(ある女性に言った言葉)、救いはないかもしれない。けれど、この対面があるとなしでは違うのだろうと。 どうか幸せになって。 <黒いフードの夜> 近作で一番好きなエピソードかも。日本という国を信じてくれる無垢な少年。解決策が好きだし、マコトの、サヤーを何とかして助けてやろうっていう気合が入っているのが伝わってくるし <電子の星> 何か、すごくしんどい話だった。マコトもよくやるよ、本当に 命がけとはきっとこのことを言うのだろう。金は、何かを得ることはできてもその代償は大きすぎる。負け犬の成長は、立派だとは言えないけれど、確かなものだったとも思う。 ただ、こういうアングラな世界では、誰かを傷つけることしか怒らないんだけれどね。
0投稿日: 2012.05.31
powered by ブクログ数年前、池袋につけ麺食べに通ってたことを思い出しました(笑) このシリーズ読むと、自分のホームタウンが好きになってくる。マコト病。
0投稿日: 2012.05.12
powered by ブクログ今回のは血の気が多くて少し怖かった。 東口ラーメンラインではタカシのボディーガードをしてたツインタワーたちが出てきてうれしくなりました。 問題は結構あっさり解決のものが多くてちょっと物足りなく思ったり。
0投稿日: 2012.05.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
子どもの「ネグレクト」の影響による「摂食障害」の話やビルマ内戦の難民の話(中東の移民の話が多いんだろうか)など。 やっぱり酷い暴力シーンはちゃんと細かく描くんだなぁ・・と思いつつ、同シリーズを読み続けて思ったこと。ストーリーはラーメン業界、ハッカー、非合法ビジネスなど各ジャンルのやたらリアルな背景によって単純な探偵の勧善懲悪ものとして大体押し進められる。でもその先が普遍的な小説との相違点。 いわゆる「悪」に鉄槌を下すのは知り合いの「少年ギャング」だったりヤクザだったりする。こっちこそ悪っぽいイメージ。その手口が手口だけに「この締め方でいいのかよ」と思っちゃう。それ以前に、主人公が依頼者の肩を持ちすぎて、相手の被害がやたらデカくなりすぎてる感もある。所謂「正義では割り切れない」、読み手にちょっと疑問を持たせる感じ
0投稿日: 2012.03.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スピードとシャープさ それがこのシリーズからは感じられるような気がする シリーもの、しかも短編集なのに手を替え品を替え話が次々と飛び出してきては飽きるヒマもない 次巻も楽しみです
0投稿日: 2012.03.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初の話はラーメン食べたくなってしょうがなかった。 地方のニートの話は自分も東北でそういう若者と接してきたから、なんか納得した。 彼らが私たち関東とか都市部出身者に対するコンプレックスってこういう事だったんだなっていう。実際その場にいた時は「つまんない田舎根性出してんじゃねえよ」って思ってたけど、今にしてみれば、おもいやりが足りなかったね。どっかで優越感も感じてかもしれない。 でも諦めちゃだめなんだよね。それは東京出身者も、地方出身者も変わらない。「胸を張って負け犬になれ」ってマコトの言葉がずしんときた。
0投稿日: 2012.02.19
powered by ブクログ20120205 だんだんストーリーがマンネリ化して来てる。けど予定調和として理解していればその時の時代の雰囲気がつかめる。
0投稿日: 2012.02.05
powered by ブクログ都会の寂しさやグロテスクさがテーマの一部ではあるけど、表紙通りに、ちょっとウェットで軽くておしゃれでユーモラス。同系統の小説よりずっと好感が持てるのは、どこか身近な感覚だからかも。 少年/女マンガのノリで読むべし。 カッコイー。 ともあれ、すっかり活字離れて1年半、のリハビリにはぴったりだったかも。
0投稿日: 2012.01.14
powered by ブクログそこは池袋の西口公園、通称『池袋ウエストゲートパーク』。 暴力に風俗,麻薬…,今日も命がけのストリートを突っ走る物語の第4弾。 またまたさっそく読んでしまいました第4弾。 今まで読まず嫌いしてたその反動かもね。 今回はアットホームな内容と、かなりグロイ内容がありました。 何なんだこの落差は? 個人的には『東口ラーメンライン』が良かったかな。 ツインタワー1号2号の青春ラーメン物語がなぜか笑えます。 どうしても映画『燃えよドラゴン』のアフロ空手家を思い出す。 でもIWGPの醍醐味は異常な日常! なんだかんだらしかったのは『電子の星』かな。 王様の冷たさも味があります。 スピードと切れ味のある作品を読みたい方にオススメの作品です。
0投稿日: 2012.01.09
powered by ブクログ東南アジアの少年の男娼。 本作の中では、黒いフードの夜が好き。 実際、あるんだよな。しっかし、確かにこの処刑方法は恐ろしいだろうな。
0投稿日: 2011.12.07
powered by ブクログやっとブックオフで見つけた。 おれの周りにはこんなに飛んでる人いないけど、 実際今も少しくらい近い人達っているのかなあ?
0投稿日: 2011.09.18
powered by ブクログ「東口ラーメンライン」タカシのところのツインタワー1号2号がストリートギャングから足を洗ってはじめたラーメン屋。その店の悪い噂を流している犯人探し。 「ワルツ・フォー・ベビー」 東京芸術劇場の裏側のテラスに供えられた花。そこで死んだと言う、上野初のギャングチーム「アポロ」の初代。彼の死についてチームのメンバーが皆口を閉ざす理由とは 「黒いフードの夜」 ビルマからきた少年ササヤーが、身体を売る訳、そしてそこから救い出す話 「電子の星」 行方不明になっている親友キイチを探しに東京に出てきたテル。キイチは家族に大金を残して姿を消した。キイチの家から発見された肉体損壊DVDとの関係は… 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 最後の話ぐろいの苦手すぎてきつかった……うえー でも、同意の上で報酬はちゃんと支払われてまあそういう趣向の人も居るんだし…良いんじゃ…とか一瞬思ったけど、やっぱり、なんていうか…問題なんだろうね…… お金が無い人が嫌なのに手を出さざるを得ない状況になったりしたときに、うーん……やっぱり良くないのかな。 個人的には、全然そう言うの理解できないから根絶しろってなるけど。 よくわからん!とりあえず気持ち悪い!w この中では黒いフードの夜が一番好きかな
0投稿日: 2011.07.29
powered by ブクログこの中だと、ワルツ・フォー・ベビーが一番好き。 そして、ワルツ・フォー・ベビーが一番もったいない。 もっと内容を濃くできる気がしたから。 クラシックタクシーに一人で乗ってみたい。夜のハイウェイ〜
0投稿日: 2011.06.19
powered by ブクログそんなもん、ないだろ!って、ツッコミをいれたくなった。なんていうか、現実離れしている、みたいな。俺が池袋に14年間通っているからかもしれないが、フィクションの部分のチープさが目立った。
0投稿日: 2011.04.13
powered by ブクログ個人的にはIIIよりも馴染みやすい話が多かった。クラシック音楽の設定が細かくてすごいなぁと思う。その都度、曲も一緒に聴けたら、もっと楽しそう。
0投稿日: 2011.04.12
powered by ブクログ最近、西新宿だけじゃなく、池袋でも仕事をすることが多くなった。長老級のノッポビルを目指して歩くと、必然的にサンシャイン通りを通らなければならなくなる。すると昼でも夜でも、見境無くキャッチセールスが近づいてくるし、いまだに何のセールスをしているかわからない黒人の兄ちゃんたちがたまっている。一言で言えば、勤労意欲を促進する労働環境じゃないことだけは確かだ。サンシャイン60とかいうビルもこれまた不便なビルで、巣鴨プリズン跡だから東条英機の怨念かも知れないが、雨が降れば、最寄の地下鉄の駅まで歩くのに濡れてしまう設計なのだ。26周年目のビルにもなると、町の古老的なテナントがいるもので、彼曰く、周辺商店街の猛烈な反対で、こんな不便なつくりになったらしい。 そういうわけで、仕事という意味では決していい場所の気はしないんだが、昔からの真島マコトファン、石田ファンのぼくとしては、傑作シリーズ IWGPのエピソードが生まれつつある池袋を歩くというのは、読書という点からいうと何かと絶好の環境なのだ。 寝ぼけまなこで、休日のサンシャインあたりを歩いていると、コミケ目当ての若い一見していけてない青年たちが黙々と歩いてるのを見つけたりする。その中に、盗聴オタク ラジオ、天才ハッカーゼロワンなどなじみのバイプレーヤーたちの影を見たりするのも楽しい。 今回のシリーズは、前回の「骨音」が、レイブというかなり大掛かりな仕掛けだったのに比べると、この街の普通の冴えない青少年のリアリティに近くなった気がする。また若干最近、マコトが偉くなり、大人になりすぎて、倫理観が鼻につくすれすれにまで達していたという部分も、ちょうどいいバランスに戻ってきている。この得も言えぬ街や少年たちとのバランスをどれだけ取り続けられるかが、この傑作シリーズがどこまで続くのかを決めるんだろう。 元Gボーイズのツインタワー兄弟が池袋ラーメン戦争に参加する話、ビルマの軍事政権に虐待されたトラウマを持つ父親を助けるために春を売るビルマの少年の話。特に表題作の「電子の星」は、東北から出てきた引きこもりハッカー少年の友人探しの中で、肉体損壊ビデオビジネスと対決する話で、いまはやりのヤンキー先生的にも泣けるし、坂を下り始めた日本という国の青春がリアルに描かれている。 新宿、池袋で仕事をしているなどというと、堅気な仕事の感じがしないなと最近とみに思うのだが、こういう街で堅気な仕事をするというのは、人生、一粒で二度おいしいって気もする。
0投稿日: 2011.02.18
powered by ブクログ『ワルツ・フォー・ベビー』 どっかで聞いたタイトルだと思ったら、ジャズの有名なナンバーのモジリで、これまたお見舞い用に頂いた音源に本家の『ワルツ・フォー・デビー』が入っていた。 聴きながら読む。こういう偶然は嬉しい。 作品としてもこのシリーズではこういう事件度の低いものが好きだな。 『黒いフードの夜』は、やり口がまことらしくない。 『電子の星』はちょっと作りこみすぎの感。
0投稿日: 2011.01.31
powered by ブクログ“黒いフードの夜” 子供の男娼というのは、 精神的距離のある項目が重なりすぎて 簡単には想像できない 男色は個人的な嗜好問題であるし、 売春は正しいかは別にして特別な事情がない限り 意思決定者は売る側であるから、 この2つが現実感を伴わないのはきっと 考え方の違いというところにおさまる気がする でも、子供であるということには嫌悪感が拭えない 何かを強制されている姿は醜い という台詞が村上龍の小説にあった気がするが 強制している存在が後ろに見える嫌悪感が その姿を醜く歪んで捉えさせるように思う
0投稿日: 2010.12.30
powered by ブクログラーメン店の話から始まる。なるほど、ドラマにもラーメン店が登場していた。 今回も音楽のネタが随所に出てくるが、ジョン・ケージの「プレピアドピアノのためのソナタとインターリュード」、ベートヘーベンのバイオリンソナタ全曲、バルトークの「青髭公の城」をマコトが聴く。今回もヘヴィー級の強烈なエピソードだが、選ばれた曲がその雰囲気に確かに似合っている。 マコトは、相当なクラシックオタクと言ってもいいのではないか・・・もっとも、それは石田衣良さんの見識によるものだが。
0投稿日: 2010.11.08
powered by ブクログこの盆休みは「坂の上の雲」でも読もうかと思っていたのだが、海水浴と昼寝の繰り返し。 あまり本を読めなかった。で、結局IWGP。 もちろん、間違いなく面白い。
0投稿日: 2010.11.02
powered by ブクログおねーちゃんに借りたシリーズ。 こんな奴居ないよ、と思いつつ語り口が軽快で、若者言葉や事情に妙なリアル感があり、とても読みやすいし面白い。残酷な描写が人によってはムリかも。最初から読みたい。
0投稿日: 2010.10.20
powered by ブクログ4巻。手持ちの最終巻です。最後はなんとかがんばって読み終えたという感じ。 しかしそう考えるとポワロシリーズはすごい。何度続けて読んでも全く飽きません。
0投稿日: 2010.10.11
powered by ブクログ黒いフードが怖かった…自殺すらできないってのは恐怖。 最悪自殺すれば逃れられるってのが一つの安心感になってるのかなぁ…
0投稿日: 2010.09.21
powered by ブクログ読み進めているシリーズ。 読みやすくて、言葉遊びも楽しくついついつまんでしまいます。 主人公のマコトの交友関係がどんどん広がっていくのが分かって楽しい。 アングラDVDの話は結構グロかった。 自分は興味深く読みましたが、痛いのが苦手な人はきついかもしれません。 安定して読めるシリーズなので、不作が続いた時におすすめ。
0投稿日: 2010.09.12
powered by ブクログこのシリーズ、図書館で見つけるとつい借りてしまいます。たいていハズレなしに楽しんで読めるので。 この中では「黒いフードの夜」がいちばん好きかな。移動中の電車で読んでいて、つい涙をこらえられない箇所があって困りましたが。。。 表題作の「電子の星」はちょっと苦手。しっかり活字の全てを追って読むことが出来ず、所々読み飛ばしながらになりました。痛すぎ。 それにしても、池袋ってホントにこんなとこなの??
0投稿日: 2010.08.16
powered by ブクログシリーズものですがいきなりⅣを読みました(笑) 内容はとても面白かったです。アングラDVDのお話はちょっとグロテスクなお話しなので苦手な方には向いていないかもしれませんね。
0投稿日: 2010.06.16
powered by ブクログこれに描かれる非日常的な出来事には 出会ったことはない。 でも、「非日常」の中に出てくる 池袋の何気ない風景は、 実際によく見る光景なので、 読んでいてうれしくなる。 芸劇のカフェに座って見上げる、 斜めのガラス張りの屋根とかねw
0投稿日: 2010.06.14
powered by ブクログ個人的にはこれはあまりよろしくなかった。さくさく読める点ではいいのだけれど、なにしろスナッフものとかがダメなので…そういう世界があること自体考えたくないので少し読んだのを後悔した。でも内容自体は面白かった。
0投稿日: 2010.05.19
powered by ブクログ★☆☆ シリーズで読みたい本☆彡 『東口ラーメンライン』『ワルツ・フォー・ベビー』 『黒いフードの夜』『電子の星』 池袋の西口公園って、かなり身近でいい☆笑 シリーズものだけど、始めは題名を聞いたことがある&〝池袋だ!〟と思って読み始めた。 マコトが、果物屋さんの息子として生活しながら、飛び込んできた事件を追うのが面白い。 シリーズも第四弾で、マコトが落ち着いてきた感じがする。 日常の中の非日常な感じが好き。面白かった☆ (2007.10メモ→2010.04ブクログ)
0投稿日: 2010.04.15
powered by ブクログこのシリーズはだいたい読みました。 やっぱり面白いです。 読んでいて飽きがこない内容だと思います。
0投稿日: 2010.01.30
powered by ブクログ石田さん これもジャケ買いだったはず すみません 内容も正直覚えてないですが いつも通り 期待に答えないはずのない石田さん 好きです
0投稿日: 2010.01.25
powered by ブクログこのシリーズは何度読んでも 飽きないです。売春の話では現代のダメなところを 描いていて考えさせられました。
0投稿日: 2010.01.13
powered by ブクログ【あらすじ】 アングラDVDの人体損壊映像と池袋の秘密クラブの関係は?マコトはネットおたくと失踪した親友の行方を追うが…。通り魔にギャングの息子を殺されたジャズタクシー運転手に告知された悲惨な真実とは?「今」をシャープに描く、ストリートミステリー第4弾。切れ味、スピード、さらに快調。 【感想】
0投稿日: 2010.01.06
powered by ブクログこの回も面白かったです。 かなりグロい描写もあったけど、、そういうのもけっこう好きだったりして・・。 なんといっても、このテンポ、リズム感が最高です。 マコちゃん、かっこよすぎーーー!!!
2投稿日: 2009.11.26
powered by ブクログ2009.10 インフルエンザ疑惑の休日に読了。期待を裏切らないね。 東口ラーメンライン/ワルツ・フォー・ベビー/黒いフードの夜/電子の星
0投稿日: 2009.10.13
powered by ブクログ【おれたちの心の半分は、もう電子の世界を生きている。】 電子の星は漫画で読んだ。 ラーメン屋の話と他の地域のギャングの話と売春の話。 電子の星が好きかな。面白かった。
0投稿日: 2009.09.11
powered by ブクログ石田衣良さんの 池袋ウエストゲートパークシリーズ、 第四弾!!! 期待を裏切らず、 相変わらずドキドキ ワクワクの世界です!! 個性的なキャラクターがとてもいい感じで、 ひとつひとつのストーリーが短いので、 すらーっと読めちゃいますw 石田衣良さんのファンなら 必見ですねっw
0投稿日: 2009.09.08
powered by ブクログやっぱり“電子の星”の印象が強く残って重い読後感。 東口ラーメンライン/ワルツ・フォー・ベビー/黒いフードの夜/電子の星
0投稿日: 2009.09.07
powered by ブクログ東口ラーメンライン/ワルツ・フォー・ベビー/黒いフードの夜/電子の星 最後のSM系のやつ怖かった。
0投稿日: 2009.08.08
powered by ブクログ池袋ウエストゲートパークシリーズの4作目。 不良っぽい(?)少年たち、事件、クラシック音楽、池袋 読みやすいテンポ、考えられた構成、ステキです。 今回はちょっとグロい場面もあるけれど・・・ 池袋に行ってみたくなるなぁ ドラマでもやってたらしい・・・知らない(´・ω・) 今のとこハズレもないから、このシリーズ、ザクザク読み進めていこう(>ω<)/
0投稿日: 2009.06.29
powered by ブクログなかなかよかった。短編なので肩に力が入らず読みやすい。クラシックの音楽などがよく出てくるから曲を知っていたらもっとイメージできるかも。
0投稿日: 2009.06.27
powered by ブクログ第三段に続いて面白い作品になっている。三作目までと同様で読みやすい短編集になっていた。「東口ラーメンライン」と、「ワルツ・フォー・ベビー」と、「黒いフードの夜」と、「電子の星」と、それぞれ独立した話しになっていて、面白かった。俺的には、「東口ラーメンラインがお勧めです。Gボーイズのタカシのボディーガードの双子がオープンした、ラーメン屋で、嫌がらせなどがおきて、それを主人公のマコトが解決していくというはなしです。
0投稿日: 2009.06.10
powered by ブクログツインタワーがラーメン屋を開業。時間は確実に過ぎていき、みんな歳をとっていき、変わっていく。「黒いフードの夜」で、マコトが懲らしめるために「黒いフード」を使うことに、おいおいそれをやっちゃうのかって思ったけれど、ちゃんとそういう罰を与えることの残虐さをマコトもタカシもわかっていてくれて良かった。タカシがマコトを「〜おまえはただしいと自分が信じることのためなら、どんなやばい手でも平気で打ってくるな。危ないやつだ、おまえとおれは、案外似たもの同士なのかもしれないな」って言っている。『少年計数機』の中の「水の中の目」のラストだってそう。マコトがけっして「正義の味方」ではないことがわかる箇所。梁石日の『闇の子供たち』を読んで、こういう問題は表面的なもので決して解決するものではないと知っているので、マコトが知ったかぶりをして安っぽい正義感を振り回さないのがありがたかった。表題作にあったSMクラブだって、合意のもとだし、医療制度も整っていたし、誉田哲也の『ストロベリーナイト』みたいなものではないんだから、ほっときゃいーじゃんって思うけれど、マコトたちは「それが悪いことだから」じゃなくて「気に食わない」からそのクラブを潰す。それが良い。
0投稿日: 2009.06.02
powered by ブクログ石田衣良らしい軽快なリズムが生きてるシリーズもの。 登場人物がちゃんと年をとる。 ドラマも名作だけど、小説も名作!と思います。
0投稿日: 2009.05.27
powered by ブクログ普通に面白い。 全て、それぞれの刊で完結しているので、もはや順番など、無視。 図書館にあったものから適当に手にとっていく。 はずれがなく面白い作品。
0投稿日: 2009.05.22
powered by ブクログ都会の子って、こんなにもたくましいのかと、思った。 時計のネジを倍以上まわしても、 この人たちが体感している速度を近寄せることはできないと思った。 これの続編を、(まだ読んでないので)はやく読みたいです。
2投稿日: 2009.03.29
powered by ブクログマコトの活動範囲は池袋だけじゃ狭すぎる?! 少年少女の頼みとあらば、上野だって浅草だって事件解決のために駆け回ります! なんかあらすじ紹介がどんどんと適当に…(こら この本は割と切断とかグロテスクな話が多くて読み進めるのに苦労しました。 いくら麻酔したって痛いものは痛いんです笑 最近、マコトのおとり役、増えてませんか? 電子の星が怖かった><
2投稿日: 2009.03.15
