
総合評価
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powered by ブクログエホバ証人の人の話に入るまでが長すぎた。 そしてあっけなく手術は終わった。 ・癌となると、そうはいかない。進行癌では(稀に早期癌でも)胃の周囲のリンパ節に転移しているから、これを含めて除く必要がある。その際重要なことは、癌に直接タッチしないことである。癌に触れると癌細胞を周囲にまき散らすことになりかねないからである。 ・「宗教もね、そこまで行きつくと、信仰と言うより、狂気に近い気がするが……」
0投稿日: 2025.07.12
powered by ブクログ2025.2.19読了。 図書館で借りると急いで読まないと!という思いに駆られるのがちょっと辛いけど、 これは面白くてすぐに読んでしまいました。 当麻鉄彦…背も高くて顔も良くて腕も確かでその上性格も良い。こんなお医者さん見たことない笑 で、映画では堤真一さん、テレビではタッキーが演じたらしい。 うーん、堤真一さんの方がイメージに近いかな。 途中は専門用語だらけで、このまま続くのか?とちょっとしんどかったけど、当麻様のゴッドハンドが冴えてきて、途中からどんどん面白くなって… 気づいたら夜中の3時に読み終わってました。 最後、渡辺大知君のような正義感が強くて、でも押しが弱くて損な役回りをしてしまう青木君が倒れて……… もうすぐに図書館に行くしかない!GO!!
13投稿日: 2025.02.20
powered by ブクログ当麻の勤勉さと琵琶湖近くの病院に赴任したところまで。 エホバの証人の手術や近江大学から来た野本との対立が描かれる。
3投稿日: 2024.08.06
powered by ブクログ漫画『メスよ輝け』を読んだのはもう随分昔。懐かしがりながら、活字で読んでみる。神の手と正義の心を持つ当麻外科医。まわりの外科医がダメダメで今の時代には存在不可能。まだまだ続くのでボチボチ読んでいこう。
30投稿日: 2024.04.06
powered by ブクログ職場の若手の紹介でセレクト。 なかなか面白い言い回しもあり読みやすい。 そして主人公の当麻鉄彦が颯爽としていてカッコいい。個人的イメージとしては「ドクター版 半沢直樹」といったどころか。 内容によっては1巻で終えるつもりだったが、1話完結ではなかったため、次もいってみようか。
1投稿日: 2023.12.11
powered by ブクログ1巻完結と思っていたので最後の展開にはちょっとびっくりで早く続きを読んでみたいです。 当麻という医師がどれだけすごいのか、それがさらにわかっていくストーリーかな
3投稿日: 2023.09.18
powered by ブクログ全6巻約1900ページの大作。本書はその第1巻。 大学病院という枠を離れ、国内の病院で研鑽を積み、肝臓移植を学ぶため単身渡米した主人公・当麻鉄彦。彼には地域でも都会の病院に負けないような医療を提供するという目標があった。アメリカでも惜しまれつつ帰国した当麻は琵琶湖のほとりの民間病院に空きが出たこともあり、そこに赴任することに。しかし、医師不足からどうしても医局から医者を派遣してもらわなければ回らないという民間病院の状況。派遣された医師のなんともテキトーくさい対応。当麻はそんな中でも淡々と仕事(難手術も含む)をこなし、周囲の信頼を得る。 大学病院と民間病院。この二者の問題を皮切りに日本の医療現場が抱える闇を浮き彫りにする。
1投稿日: 2022.05.03
powered by ブクログ古本屋で纏めてあったので取り敢えず1-3の3冊を購入。医者が書いた医療の本だが、熱い人間ドラマでも無く、医療技術の頂点を目指す内容でも無い。「泣くな研修医シリーズ」に近いかも知れない。 とにかく主人公が淡々としている。外科手術医として高名な医師の後継に望まれても、別な世界を求める。招聘されても医長を望まず副医長となり、また敵対している相手の失敗でも責めていない。目指すのは僻地医療で何でもできる医者。著者の現在を調べると、確かに淡路島の診療所にいる。高度に専門化した現在の医療とは一線を画している。 ただ、最後の章は疑問を残した終わり方で、次の本に続けさせる工夫がされていて読まざるを得ないのがズルい。
23投稿日: 2022.03.19
powered by ブクログ久し振りにBook off で題名に惹かれて買った一冊。 面白いじゃあないか、『当麻鉄彦』。大門未知子を彷彿させるが、オペシーンが映像じゃないのにドキドキさせてくれる。 しかも最後が2巻に続くときては、2巻も読まんといかん。Book off でまとめて購入しておくべきでした。
2投稿日: 2021.07.08
powered by ブクログ外科医の腕はあるのに患者に対して謙虚な理想の医師。カッコいい!スカッとして内容も面白かった。医学の勉強にもなった‼️
1投稿日: 2020.08.21
powered by ブクログ半沢直樹ものに近い感覚。実力を伴わない外科医をぶった切る。移植学会長とのやり取りが正論を押し通していて痛快。 女性にまでもてて、少々かっこよすぎるところが難。
1投稿日: 2020.03.21
powered by ブクログ小説というよりノンフィクションのよう。 専門用語が多く出てくる。 当麻先生のようなお医者さんに診てほしい。 野本のような医者がはびこるのはごめんだ。笑
1投稿日: 2020.02.27
powered by ブクログ医療小説を何冊か読んでいるが、ここまで専門用語が連なる小説は初めてか。 並外れた医療手術の腕を持ちながら、地方の民間病院に赴任するという、医者の理想像とも思える主人公。 そんな彼の生き方の原点には、父の存在があるようだが、彼のキャラがすんなりとは立ってこない。 シリーズで刊行されているようなので、続けて読めば、そこら辺ははっきりするのだろうか。
2投稿日: 2019.03.13
powered by ブクログ奥付は平成22年18版。臓器移植法(H9制定)施行前夜の物語。医師である著者の実体験を基に上梓された小説。良く言えばキャラを立たせた構成。大学の医局をとことん悪役に仕立て、国手並みの手術手技を持つが地域医療への理想を掲げる当麻医師がそれに立ち向かう筋立て。しかし、医局から地方病院へ派遣された医師が、これほど酷いのか? というところにリアリティが感じられない。登場する女性の心理描写も古さを禁じ得ない。2019年に再度ドラマ化され、書店には平積みとなっていたが、果たして原作を読んだ読者はどう思うだろう。
1投稿日: 2019.01.27
powered by ブクログ当麻鉄彦は、大学病院を飛び出したアウトサイダーの医師。国内外で腕を磨き一流の外科医となった彼は、琵琶湖のほとりの民間病院で難手術に挑み患者達の命を救っていく。折しも、大量吐血して瀕死の状態となった「エホバの証人」の少女が担ぎ込まれる。信条により両親は輸血を拒否。一滴の輸血も許されない状況で、果たして手術は成功するのか。
0投稿日: 2018.06.12予想以上の面白さ
ありがちなストーリーかと思いきや、 描写が細かく、専門用語盛りだくさんで、 リアルで面白かったです。 1巻で話が完結していくのかと思ったら、まさかの続き。 2巻も読まなくちゃ。
0投稿日: 2018.02.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
評価は4. 内容(BOOKデーターベース) 当麻鉄彦は、大学病院を飛び出したアウトサイダーの医師。国内外で腕を磨き一流の外科医となった彼は、琵琶湖のほとりの民間病院で難手術に挑み患者達の命を救っていく。折しも、大量吐血して瀕死の状態となった「エホバの証人」の少女が担ぎ込まれる。信条により両親は輸血を拒否。一滴の輸血も許されない状況で、果たして手術は成功するのか。
0投稿日: 2017.12.08
powered by ブクログ手術シーンがとてもリアル、専門用語が出てきて凄い事をしてるんだろうなと思う。医局の人事の生臭さ、医者の生態を感じる場面も数々。当麻先生の純粋さが逆にリアリティを感じない、でも応援してます。
0投稿日: 2017.09.30
powered by ブクログうーん、主人公があまりスーパー過ぎて逆に感情移入出来ない。キャラ造詣がありきたり過ぎるんだよね。でも、作者さんがお医者さんだと思って読むと「ああ、医療の現場ってこんなにドロドロしてるのか。病院行きたくないわ。怖いわ」ってなる。どっちにしても微妙。
0投稿日: 2015.07.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
--- 当麻鉄彦は、大学病院を飛び出したアウトサイダーの医師。国内が出腕を磨き一流の外科医となった彼は、琵琶湖のほとりの民間病院で難手術に挑み患者達の命を救っていく。折しも、大量吐血して瀕死の状態となった「エホバの証人」の少女が担ぎ込まれる。信条により両親は輸血を拒否。一滴の輸血も許されない状況で、果たして手術は成功するのか?
0投稿日: 2015.06.03
powered by ブクログ「孤高のメス 第1巻―外科医当麻鉄彦 (1)」孤高の外科医当麻の神の腕とは… http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-02-20
0投稿日: 2015.04.23すぐ読めました
医学用語はすんなり頭に入りませんでしたが、単純に面白いと感じました。 いまどきいない主人公のかっこよさは小説でしか味わえないものですね すぐに2巻を読みたくなりました。
0投稿日: 2015.02.19
powered by ブクログ現代版ブラックジャックのような方もお話です。 患者さんを救うことを第一に考えている、当麻先生のような医者もいれば、自分の損得勘定でしか患者をみる事が出来ない野本先生のような医者もいる。 病気の重度にもよるが、どのような先生に当たるかも病気を治すためには必要なことなんだと思いました。 自分よりも少し背伸びし、この小説を読みました。やはり医療用語は難しいです。それでも、続きが気になる。医療用語がわかる人には2倍も3倍もおもしろい小説なのかなと思います。
0投稿日: 2015.01.25【小説】主人公もかっこいいがライバルの下劣さ加減が不愉快をとおりこして いっそ痛快
主人公がカッコイイのは当たり前。 それよりライバルの下劣さとそのリアリティが相当なもので 彼が実在しないとはとても思えない (多分 実在するんでしょうね) 面白かった~
0投稿日: 2015.01.19これは、おもしろい!
以前から気になっていた1冊です。ちょうど無料というこの機会に読み始めたら、一気に読めてしまい、しかも止まらない。2巻めに突入です。さすがに、作家さんが医者ということで、医療や現場の様子も実にリアルで、当麻のような医者が現実にもたくさんいてくれたらと願わずにはいられません。このシリーズ、最後まで読み続けなくては気がすまなくなりそうです。
0投稿日: 2015.01.06
powered by ブクログ当麻鉄彦は、大学病院を飛び出したアウトサイダーの医師。国内外で腕を磨き一流の外科医となった彼は、琵琶湖のほとりの民間病院で難手術に挑み患者達の命を救っていく。折しも、大量吐血して瀕死の状態となった「エホバの証人」の少女が担ぎ込まれる。信条により両親は輸血を拒否。一滴の輸血も許されない状況で、果たして手術は成功するのか。 (「BOOK」データベースより) 感想は最終巻に。
0投稿日: 2014.10.10
powered by ブクログ様々なしがらみ、特に、医局や学閥、人間関係などを排除し、徹底的に自分の意思を貫き通したいという、医師の話しであり、ある意味、勧善懲悪的な感じも受ける。 とてもおもしろいのだが、どうしても、医療従事者をテーマとした話になると、「白い巨塔」を超えられない と感じてしまう。
0投稿日: 2013.11.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
米国で肝臓移植等の高度医療を学んだ主人公が、琵琶湖の湖西地方にある地方病院を拠点に活躍。学閥や医者同士の人間関係、医療ミス等々医療の世界の怖い面も見え隠れ。第二巻以降にも期待。
0投稿日: 2013.03.02
powered by ブクログ堤真一が主演で映画化もされた医療ドラマ。 内容はよく知らないでとりあえず手に取ってみたんだけど、小説としての出来栄えは今ひとつとしか言いようが無いですね。なんか無駄にダラダラ長いし、ポイントが抑えられていない文章を読まされている感じ。文章が下手な人が書くとどうしてもセリフ忠信になって心の機微を描けないわけですが、これもそれ。 まぁストーリーはそれなりに面白かったので暇つぶしに続巻は読んでみようかと思いますが。
0投稿日: 2012.12.23
powered by ブクログ外科医を目指している人におすすめ。肝移植にロマンを感じた。オペの部分に関しては、実際にオペの様子を見ていないと想像しにくいと思う。でも、ワクワクするし、外科医になりたいなという気持ちにさせてくれる。
0投稿日: 2012.11.23
powered by ブクログ孤高のメス 第1巻 現役医師が実体験を小説化したものということだが、第1巻では白い巨棟を飛び出し、地方医療に従事したいという希望を胸に、先ずは自分の腕を上げることが必要と、大学、研修センターとして海外の有名外科医に師事するのだが、本当にこんな方がいるのだろうかと疑いたくなるような、話になっている。また海外の外科医の門戸を叩き、その手術現場に入り込み、手術の技を盗むということが、現代医療の現実の場面なのかとびっくりする。たしかに学校で日進月歩の技を教えることはできないだろう。と同時に、教えられたからといって誰もができるわけでもないのだということを改めて知らされた。 「エホバの証人」も無輸血手術の章では、助けたいという良心の塊のような思いだけで本当にリスクを負う人間がいるのかと半信半疑でもある。 だからこそ自分会社を選ばなければならないのだということについて考えさせられた。
0投稿日: 2012.10.27
powered by ブクログ「孤高のメス 第1巻」 当麻鉄彦は大学病院を飛び出したアウトサイダーの医師。国内外で腕を磨き一流の外科医となった彼は琵琶湖のほとりの民間病院で難手術に挑み患者達の命を救っていく。折しも大量吐血して瀕死の状態となった「エホバの証人」の少女が担ぎ込まれる。信条により両親は輸血を拒否。一滴の輸血も許されない状況で果たして手術は成功するのか。 バチスタシリーズを読んだ後に読みましたが、あのシリーズとは全く違う読み応えがありました。バチスタはチームとしてどう医学界や病気に立ち向かうかという所を描写していましたが、孤高のメスでは主人公当麻を中心としたもの。彼が医学にどのような価値観を持っているのか、医師としてどうありたいのかという部分が明確に書かれています。作品の主人公とはいえ、医師としての姿や考え方には深く感銘を受けました。 また、民間病院ならではの大学病院との関連性がしっかり書かれていました。そんな中当麻医師がどのように立ち振舞うのか気になっていましたが、その姿は人間としての成熟さを感じさせるもの。あんな腕もあり信念もありそして人間として出来ている経験値の高い医師が病院にこれば、その職場の医師達が深い感銘を受けるのも当然です。感銘を受けた若い医師達がさらに真摯に医学に取り組もうとする姿はやはり良いものでした。 それにしても野本を始めとする医師にはどうしても苛立ちを覚えてしまいます。作品内の大学病院と民間病院の関係がもし現実の医療、病院界をもとにしたものだったなら、それはとても悲しいことです・・・。 医師も人間ですから色々あると思いますが、ずれてはいけない部分はずれてはいけないだろう?と思いました。
0投稿日: 2012.10.17
powered by ブクログ物語は淡々と進んでいく。 主人公の淡々とした雰囲気に比べ、悪役(?)は妙に 偏ったキャラクター設定。 妙に専門的な描写にかたよってないので読みやすい。
0投稿日: 2012.06.10
powered by ブクログ手術中の解説がすごく細かいと思ったら、本当の外科医が作者さんだったんですね~ 途中裏表紙をみて気がつきましたw だからなのか、話の内容としてはよくある流れの物語です。 それだけに非常に読みやすいと思います。 人としても技術的にも超一流のお医者様。それだけに爽快感はあります。
0投稿日: 2012.05.17
powered by ブクログ医療をテーマとした現代小説。医者のドロドロした一面を描きながら対照的に主人公の清らかさを際だたせている。一巻である程度完結すると思いきや、ずっと続いていくようで、そう考えると読み続けるのは辛いかなという気になった。
0投稿日: 2012.04.28
powered by ブクログBSで同題の映画(ドラマ?)を見たことがきっかけで原作を読んでみた。血を見るのが嫌いな私としてはリアルな描写にちょっと数行読み飛ばしてしまう箇所もあるが^^; 面白いと思う。 シリーズ物のようなので続けて読んでみようと思う。
0投稿日: 2012.04.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ブックオフの105円コーナーを眺めていたら、一・二巻があって、何故か、どうせ一巻ごとの連作だろうと思い込み、とりあえず二冊買って、一巻だけ読んでおくか、と思って読み始めたら、六巻でひとつのストーリーなことに気付き、それ以降を早急に五区に渡り、図書館に予約を入れて、何とか読み終えた。 その五区とは、世田谷・目黒・豊島・練馬・板橋で、ちなみに本著は世田谷・豊島に数多くあった。 物語は生体肝移植、病院の学閥、そのジッツ(関連病院と訳すらしい)同士の患者と医者のやり取り、病院内での地位争い(手術下手でも外科の教授になれるなど)、医師と看護婦との恋愛、最も大きな話題は脳死を人の死としない時代での、脳死肝移植。 脳死肝移植は成功するが、主人公当麻はその直後の環境に抗いきれず、台湾の病院へ行く事になるが、この終わり方が夏目漱石の「破戒」のように、問題提起しておきながら、結局解決を見ずに、日本を離れるという意味で似ていると思った。 これだけ話題が有れば長くなるのは当然として、今封切りされている映画は、おそらく一部だけなんだろうなと想像。 話自体は面白かったけれど、例えば「Aさんは好ましく思っている。Bさんは逆だ。Cさんはどちらでもない。」などと、文章がテレビカメラ視線的に書かれていることもあれば、登場人物に視点が固定されている部分もあり、読みにくかった。 それから、縦書きの文庫本で「よーく、考えておいて」などと「ー」を使うのが妙に気になった。
0投稿日: 2012.03.29
powered by ブクログ症状をみて何か探ってくのは謎解きみたい。当麻医師はできる医者で、読んでてすっきり、分野もいろいろで、おもしろい。
0投稿日: 2011.12.04
powered by ブクログ映画を観た後、6巻大人買い。(分冊しなくても~~~) 映画とは若干ストーリーは違うが、小説は小説ですばらしい。 人間関係は非常にわかりやすく、大学病院のドロドロ感がでていて 興味深いし、病状やOPの説明は非常に詳しく、さすが医師が手がけている、という感じ。 大学病院で働く医療従事者としては身につまされる内容が多々あり 感情移入しやすい。 さくっと読める。
0投稿日: 2011.10.29
powered by ブクログもうひとつの「白い巨塔」といった感じでしょうか? 病床で、こんな素晴らしい先生に出会えることはめったに無いとしても、その逆だったら・・・。そう考えただけで怖くなった。
0投稿日: 2011.10.15
powered by ブクログ官僚化し腐敗した病院・医学界の中で患者を救うことのみを考えるアウトローの外科医。脳死肝移植の問題を通して医療の在り方についてフィクションを交えて綴っているが、悪役がベタすぎるのと、脳死の問題も一方的な正義感に思えるが、さすが医者だけあって手術の描写はリアルなエンタメ6巻。単純に面白い。
0投稿日: 2011.10.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この作品は最初「外科医 当麻鉄彦」という漫画をつくり、それを上下2巻の小説にしたものに、その後 加筆して単行本 全6巻にしたものだそうです。 クライマックスから とっても 面白くって一気に読みました。 最後は本当に感動でした。 信念を持って働く当麻医師の周りにはその世界が広がり、みんなに愛されています。 この作品の中にはとても多くのテーマが入っていました。 脳死問題、大学病院の医局体制の問題、地方病院の医師不足の問題、大学間の勢力問題、男女・親子の人間関係 等・・・。 この作品はずっと手元においておきたい作品でした。
6投稿日: 2011.10.04
powered by ブクログ一巻ごとに話が完結していくのかと思ったら、 これ、全六巻なんですね。 先は長いようですが、一巻はまず面白く、一気に読みました。 先が楽しみです。
0投稿日: 2011.08.24
powered by ブクログ孤高のメス・・・大鐘稔彦全6巻を1週間で読んでしまった。 医療ものの作品なのだが、一つ一つの事柄が僕自身にとって全て初めてであり、途中で本をおくタイミングを逃がしてしまう訳なのだ。
0投稿日: 2011.06.19
powered by ブクログお医者さんの書いた医療小説。平積みになってたので、おもしろいのかなと思って6巻全冊大人買いしたけど、読み始めて、しくじったかも・・・と思い始めた。文体が一昔前にはやった感じでなおかつ、表現も上手とはいいがたい。若手の医者が「カモシカのように跳ねる」って病院の廊下ぴょんぴょん飛んでんの?って笑いそうになったりしました。が、さすがお医者さん、手術シーンが秀逸です。臨場感たっぷり。専門ではないので、もしかしたら、術式も古いのかもしれないですが、そんなんは気にならないし。小説として読むとアラがめだつのですが、お医者さんの話として読むととても興味深く読めます。しかし、敵役がスケベで仕事やる気なくて、傲慢という絵に描いたような敵役で、主人公は男前で仕事ができて、女にもてるがストイックという最近はあんまり漫画でもここまでの類型化はないよという型にはまりっぷり。そんなこんなで、突っ込みつつも一気に一晩で3巻まで読み進めてしまいました。最後まで飽きずに読めるかな?誰かに漫画化もしくは映画化をしてほしいなあ。主演はやっぱ坂口憲二?(って安易だな)って思ったら、漫画→小説→映画になってるらしい。そっか、ちょっと漫画っぽいと思った。すでに堤真一で去年映画になってるんだ。しらんかった。世間にうとすぎでしょうか。そんな話題になったかなあ???
0投稿日: 2011.06.14
powered by ブクログ全6巻。映画の原作。 どの業界でも、「誰もやっていないことをする」ことの大変さと、信念を貫くことの大切さ、人を育てるということ、などいろいろ考えさせらる。 ★印象に残った言葉★ 「力のないやつほど、メンツにこだわる」
0投稿日: 2011.05.05
powered by ブクログ主人公の人格がまったく見えてこない。周囲の人間の言葉で当麻医師について多元的に語られてると思いきや、あくまで作者の「理想(妄想?)」としての人物像としてしか表現されないため、奥行きや重みがなく「それらしい雰囲気」のみ。むしろ、悪として描かれる周囲の医師像に対して、作者本人が抱く怒りのような感情の方が生き生きと感じられる。 話に現実的なリアリティを表現したいという気持ちは汲み取れるが、総じて話の捉え方も作者本人の一方的な視点で切り取ったものでしかなく、やはり重みに欠ける。
1投稿日: 2010.11.14
powered by ブクログひと昔前の医療モノ。映画にもなったんだっけ、。観てみよう~と。 内容(「BOOK」データベースより) 当麻鉄彦は、大学病院を飛び出したアウトサイダーの医師。国内外で腕を磨き一流の外科医となった彼は、琵琶湖のほとりの民間病院で難手術に挑み患者達の命を救っていく。折しも、大量吐血して瀕死の状態となった「エホバの証人」の少女が担ぎ込まれる。信条により両親は輸血を拒否。一滴の輸血も許されない状況で、果たして手術は成功するのか。
0投稿日: 2010.11.01
powered by ブクログ外科医として将来を期待されながら、大学病院から飛び出し国内外へ武者修行の旅に出た当麻鉄彦は、その腕を磨き日本へ帰ってきた。琵琶湖のほとりにある病院の外科医として働くことになった当麻は次々と手術を成功させ病院内での信頼を勝ち取る。その一方で素行に問題があり、当麻をライバル視する外科医が大学病院からやってきて・・・自らの志を胸に、医療現場の最前線で活躍する当麻医師の物語。シリーズ第一作(2010.9.19)
0投稿日: 2010.10.03
powered by ブクログ輸血することが許されない少女へのオペは、出血量が増えるたびにドキドキした。 当麻先生の人柄、実力どちらも申し分ない。 憎っくきは野本。 こんなドクターが、日本のどかかの病院に居座っているのかと考えると怖くなる。
0投稿日: 2010.09.22
powered by ブクログ人物描写が実に良い。当麻が肝移植に興味を示した理由がうまく分からなかったけれども、人の気持ちなので分からないこともあるということで。第2巻を早く読みたい。まあ、あるので明日から読みますけど。
0投稿日: 2010.09.16
powered by ブクログ忘れてた読み終わった。間にたくさん他の本挟まず、一気に読むべきだった。淡々と進む話だけど、日本医療のいい面悪い面が分かるかな。次の五冊に期待。一気に読もう。
0投稿日: 2010.08.17
powered by ブクログ小説って めったに読まない。 でも、 セントレアの本屋さんで、 「ま、読んでみ。」って、 本が訴えかけてきた。 他の本屋さんでは この本、全く目立たず ひっそりと置かれていたのに・・・ 本との出逢いは面白い。 当麻というお医者さん よく出来た人です。 野本というお医者さん かわいそうな人です。 面白いので、あっという間に読んでしまいました。 第6巻まで続くそうです。 第2巻を買ってきました。 今すぐ読みます。 明日もお仕事なのに。
0投稿日: 2010.07.29
powered by ブクログ堤真一さん主演の映画「孤高のメス」の原作です。 私はまた映画は観ていませんが、手術のシーンなど、あまりにリアルで画像は要らないような気分になります。むしろ、手術器具名や手順、所要時間などを入れた表現ひとつひとつが意味深く感じられました。 外科医としてたしかな技術を持つ必要性とそれを得るための努力が丁寧に描かれ、肩書きや対面ばかりを気にして権勢を振るおうとする医学博士たちの愚かさ(おそらく現実)を知ることになりました。
0投稿日: 2010.07.12
powered by ブクログ作者は現役の医師ということで、医療の実態に鋭く切りこんだ内容となっている。 患者に優しくない傲慢な医師、たいした実績もないのに名誉や栄達に固執する医師、未熟な技術しかもちえない医師による手術等。これが現実であるならば本当に恐ろしいことだ。だからこそ、主人公の天才外科医・当麻鉄彦の医療にかける高い志と情熱が胸を打つ。専門用語が飛び交う手術シーンはとてもリアル。 2010年、映画化(主演:堤真一)。
0投稿日: 2010.07.06
powered by ブクログ医療従事者限定の良著。読みやすい文章、切り替わりが分かりやすい展開、個性的な登場人物、そのなかに現代医療の抱える問題を織り込んだ良い作品です。ただし、専門用語が満載なので、全く医療の知識がない方には少しとっつきにくいかも。そういう意味で、読者を選ぶ作品です。
0投稿日: 2010.07.01
powered by ブクログ医療ものはあまり読まないのだが、知人に薦められて読んだ。 難しい用語が多く出てきて、読みづらいのかなと思っていたけれど、全然そんなことがない。 確かに専門用語がたくさん出てはくるが、それを一つ一つ理解しなくても、話の筋はキチンと理解できるし、ストーリーの面白さを邪魔することがないのだ。 なんと言っても、本書の魅力は、主人公の医師・当麻鉄彦。 非の打ち所がない人格者ではあるのだが、人間くささも少々感じさせる、非常に魅力的な人物として描かれている。功名を求めず、ひたすら救いを求める人々のために自らの技術を極めようとしている外科医なのである。 本書のメイン・テーマは、大量吐血して瀕死の状態となった「エホバの証人」の信者の少女が救急で運び込まれ、両親も本人も輸血を拒否している。この少女をどう救うか、というところだ。 通常ならば、手術不可としてただベッドの上で、息絶えるのを待つというところだが、当麻医師は、なんとか救う方法を考え出す。その手さばきは、医療に詳しくない私でも、なんて素晴らしいものなんだろうと感動できるものだ。 そのほかにも、やはり医療関係者のドロドロした権力関係についても触れられており、人間関係の動きもまた、興味深いところである。 この「孤高のメス」は、シリーズ化されており、第6巻まで刊行されている。 次巻が楽しみだ。
0投稿日: 2010.06.29
powered by ブクログ医療小説はいろいろあるが、一気に読み終えた。また2巻目を読みたい。だいたいのパターンかもしれないが、医療小説に出てくる医師は、スーパー医師とうだつの上がらない医師とが対照的な形で出てくる場合が多い。それと、金と出世欲に絡んだ、ぐだぐだした人間模様が定番って感じなんだが、この本にはそれがまだあまりない。ところどころそれをにおわす部分がなきにしもあらずだが、まあこんなものだろう。他のビジネス小説ならば当然のごとく出てくる。手術の専門用語が難しいが、雰囲気を味わえばよい。
0投稿日: 2010.06.22
powered by ブクログ全6巻なので、外れたら途中でやめようと思って2巻まで購入! しかし、予想以上の面白さにあっという間に読了しました。
0投稿日: 2010.06.12
powered by ブクログ医療分野というのはなじみがないだけに、かなり面白く読めるものが多い。出てくることごとくが新鮮だから。 とは言っても最近は医療分野の作品も多く、全6巻の本にお付き合いできるかどうかはちょっと危惧するところ。1巻1巻完結しているのかと思ったがそうではないらしいのはちょっと残念。
0投稿日: 2010.05.29
powered by ブクログ自分が外科的オペを施すような病になった時、当麻鉄彦のような医師が身近にいたら、どんなに心強いでしょう。 数ある医療モノの小説の中で、著者のように実際に手がけたオペが6000件を超え、今なお現役でいる医師の小説は、手術シーンに臨場感とリアル感があります。 術例解説や術野の医学専門用語がやや難解ですが、本書を読むことで、いつか患者側になる私たちに多少なりとも医療知識を与えてもらえることは嬉しい。特に、腕の悪い医師が誤診やオペの失敗で患者を危ない目にあわせている様は、多分日本のあちこちの病院で起こっていることなのでしょね‥。そんな告発もこの小説には含まれています。 米国で最先端の肝移植の実践を積んだ当麻医師が、なぜ日本の地方病院にUターン就職したのか、今後が楽しみな第一巻。近日映画化。
2投稿日: 2010.05.09
powered by ブクログ以前2巻まで読んでましたが、映画も始まるので 再読してみた。 純粋な医療小説で、主人公の外科医は医者の鑑って くらいのかっこよさです。 専門用語で読みにくいということもなく、2巻に続きます。
0投稿日: 2010.02.16
powered by ブクログ「フーン。彼女、そんなにやっかみ屋なんかなあ。人のプライバシーにいちいち干渉することないと思うけど」
0投稿日: 2010.01.23
powered by ブクログ医療ドラマの第一弾。 初回のせいか、人物紹介に随分割いていて、本来の面白さがまだ伝わって来なかったが、今後の展開が楽しみな作品。
0投稿日: 2010.01.09
powered by ブクログ修練生の時から腕が良く、将来を有望視されていた当麻鉄彦は、周りの期待とはうらはらに、将来は高度が技術が集まるような大病院ではなく、医師が不足しているような民間病院で働きたいと考え、自ら大学病院の出世コースから外れた。本能の赴くままに数年間、外国や国内で興味を持った人物のところに押しかけ様々な技術を学び、少し腰を落ち着けようと戻ってきたのはかつての先輩・島田が院長をつとめる地方の病院「甦生記念病院」であった。 地位や名誉には全く興味がなく、ただ医師が少ないところでも高度な治療ができるようにと切磋琢磨する当麻。ルックスも良いらしい。いずれドラマ化されそうだなぁ。この第1巻では肝臓ガン患者、輸血ができない「エホバの証人」に対して素晴らしい手術をする。専門用語は結構遠慮なく使って書かれているので難しい部分や想像できにくい部分もあるが、リアル感は高い。病院内での地位争いや、病院間での汚い権力闘争、そのあたりもしっかり描かれている。この1巻は、当麻とは逆に、地位や名誉にしか興味のないような野本の誤診&カルテ改ざん発覚、その部下として無理矢理動かされている青木が倒れたところで物語は終わっている。これは早々に2巻以降も購入しなければ。
0投稿日: 2008.09.15
powered by ブクログ全6巻。 読み始めて、ちょっとだるい感があり、読み進められるか心配になった。 しかし、当麻が帰国してから一気読み。 青木はどうなるのかな? 手術の記述とか、専門用語がわからないが、雰囲気で読める。 2008年06月16日読了。
0投稿日: 2008.06.22
powered by ブクログしょっぱなの説明っぽい人事の話をなんとか乗り越えれば、あとは一気に面白く読める。専門領域の関係者にも読むに耐える内容になっており、さすがと思ったら著者の方がワタシよりよっぽど専門家であった。「メスよ輝け」の原作者の手によるノベライズ化。
0投稿日: 2007.12.06
powered by ブクログ天才外科医当麻鉄彦が、外国での研鑚をつみ帰国し、田舎の総合病院で執刀する中、いろんな軋轢等になやみつつ新医療に取り組む。大学病院の実川と生体肝移植を試みる。実川への風当たりが強くなる中、まだ日本では法令化されてない脳死の肝移植を当麻は成功させ一躍脚光を浴びるが、昔からの肝移植学会とかの偉い面々からは四面楚歌となる。そんなおり母親の知人から台湾の病院に是非にと請われる。第一巻
0投稿日: 2007.10.12
powered by ブクログwikipediaやamazonなどに医療マンガ「メスよ輝け」の小説化版という記述があるが、小説にはそのような記述は一切見あたらない。作者も違うし… ということで少し調べてみたら、単にマンガの方はペンネームであり、同じ作者の作だった。スッキリ。 日本の医療の問題点を軽く抑えつつも、リアルな描写と単純明快なストーリーで読みやすく、面白いです。
0投稿日: 2007.08.17
powered by ブクログ友人お薦め本第2弾。医療モノと聞き、専門用語が難しそうで怯んだが「いや、読んでるうちに慣れるよ、」の一言で借りることに。いやぁ〜、読んで正解!すぐに引き込まれた。とにかく主人公の当麻先生がカッコイイ!第6巻までにどんな活躍を見せてくれるんだろう?!
0投稿日: 2007.07.26
powered by ブクログ最優秀の成績が認められた大学病院を飛び出て、国内外で腕を磨き、超一流の外科医となって帰国して、選んだ勤務先は地方(琵琶湖のほとり)の民間病院。着任早々に、大学からの天下り的派閥人事問題やら「エホバの証人」の輸血拒否の手術問題など、難問続出の物語です。 権威への道(幾多の有能な後輩を育ててこそ医療界全体の進歩に貢献する)を捨て、孤軍奮闘、焼け石に水と言われようが、自らのメスさばきで患者の命を救いたいという熱い使命を秘めてクールなメスさばき。ハンサムな独身で言動にもスキなしなんだが、格好良過ぎるところが難点。自分の立場だったら。。。という感情移入できそうなシーンがありません。 何やら過去にトラウマもあるようだが、本書ではまだ詳らかでない。 作者は現役のお医者さんのようで、病気の説明や手術シーンの描写は実にリアルで映像が浮かんでくるようだ。 ただ本書を読む前に、実際の作者の患者さんだったことがあるというどなたかの書評「作者は主人公とは全く正反対。。。」を目にしてしまっていたものだから、そういう先入観で読むことになってしまいました。真実はわかりませんが、小説としてはノンストップで引き込まれるものがあって最高に面白かったです。最後(第6巻)までお付き合いするしかなさそうです。 (2007/6/21)
0投稿日: 2007.06.22
powered by ブクログ技術者としての心構えやチームワークの大切さ、日々の努力の重要性。 分野が違っても手に職を持つ仕事はみな同じであるということが痛感できます。
0投稿日: 2007.06.01
powered by ブクログ病院モノっておもしろいです。 1話完結かと思ったんだけど、続いているみたい・・。 テンポよい展開、専門用語いっぱいだけどリアルな描写。 続きがはやく読みたいです。
0投稿日: 2007.05.30
powered by ブクログちょっと暇つぶしのつもりで、あまり期待しないで買ったのに、面白い!嬉しい期待はずれ。考え込む深さはあまりないけど、マンガを読んでいるような気分とスピードでどんどん読める。2巻以降もまとめて買っておけばよかったなぁ。
0投稿日: 2007.03.25
powered by ブクログ医療モノマニアな私。「もう一つの白い巨塔」という帯にひかれて読んでみた。やっぱり医療現場は怖い…医者同士の人間関係が人命を左右してしまう。当麻先生頑張って!
0投稿日: 2007.02.26
powered by ブクログ全6巻もののスタート。比較的緩やかに展開したけど、やはり手術シーンは結構引き込まれる。事件、事件…って感じじゃないが楽しめる。
0投稿日: 2007.02.02
