心が洗われる
普段新書や雑学本などばかり浸りきっているのがよく分かる。説明的で批判的で理路整然とした機械じかけのような言葉の中に埋れていると、言葉そのものの力、響きの美しさって忘れてしまう。たまにこういうのを読むと、生命のような言葉の清々しい流れが渇いた心に沁み渡ってくる感覚がある。偉大な作家の偉大な作品の価値を再確認した。