
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この最終巻を読みたくて、1作目から再読しようと試みて5年経っていました。第1刷を買ってからずっと家に積読していたとは… ただ、言えることは1作目から読み直して、しっかりとおいこーのシリーズに浸り直してよかったと思います。 誰もが納得できる終わり方ではないかもしれないが自分としては言うことなしでした。 心を取り戻していく前半は読者としても涙腺崩壊。後半はこのままバッドエンドなんか認めたくないとはらはらしながらも残り少なくなっていくページを捲り。 最後は、やはり勝利とかれんで締めくくられてほんとによかった。 いつかどこかでまたこの作品を読み返したくなる時がくる気がします。 ただの恋愛小説ではなく、家族や友人、愛の物語でした。
5投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログ19巻にも続くおいコーシリーズ、紆余曲折ありとても面白かった。てっきり20巻も続くのかと思いきやアナザーストーリーであれっという間に終わってしまった。 一気に読めてしまうほど短くはないが、非常に読みやすく面白い。長く読んでいる分人物に思い入れを持つことができ、どんどん世界に吸い込まれていく。 個人的にはオーストラリア編は楽しかった。急な世界展開と心情変化、辛いものもあるが乗り越える人間は見応えがあった。 どこかでハッピーエンドじゃあなあと思うことはあるが、心の底ではハッピーエンドを望んでしまうのが我々である。全てを乗り越えたわけではないがひと段落、これからの勝利とかれん、みんなの幸せを願いたい。
1投稿日: 2025.07.25
powered by ブクログついにおいコーシリーズが完結した。この本は7年ぶりの新作でこのシリーズは6年もの間、毎年みんなの頃を魅了してきた。5年前にファンになった私は、先輩たちから見るとひよっこにしか見えないだろう。しかしそこには1つの私の青春があり、私は間違いなくそれにケリをつけに行ったのだと思う。おいコーは長い長い旅をしてきた。26年かけて5年の長い夢・旅を見させてくれた。ありがとう、村山由佳さん。
1投稿日: 2025.01.22
powered by ブクログおいコー、second season第9巻。完結。一時帰国し、かれんと再開したが、『私と・・・もう、別れたい?』と言わせてしまう勝利。このあたりが一番ぐっときた。その後、まさかの大怪我があるのだが、最後は穏やか。first seasonも含め全19巻、全部合わせて星5つとしました。リアルタイムでは完結まで26年かかったそう。
26投稿日: 2024.10.16
powered by ブクログ「Fragile」 帰ってきて会う人々に。 頼ることが出来なかった結果だったとはいえ、ここまで想われているのだから大切にすべき縁だろうな。 「Paradise」 何があるか分からない。 心配をかけたくない気持ちはあるだろうが、もしものことがあった時に何を思うか考えるべきだったろ。 「Epilogue 〜 Real Love」 二人の関係を伝えると。 薄々気付いていたからこそ、始めから反対するのではなく先を見越した話し合いができたのではないか。
0投稿日: 2024.04.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おいコーの最終巻が出たと知って買ってみたら、実に前作から7年も経っていた。全然話覚えてないだろうなーと思いながら読んでみたら所々朧気に覚えていた。ショーリがオーストラリア行ってたのは知らなかったあたり、前作も多分読んでないけど、シリーズを追っていた身としては結末だけはちゃんと読破したい。 ショーリが命の危険にさらされるなんて想像もつかなかった。途中であれ?これ恋愛小説じゃないの?て思った。25年も経つと自分自身も子どもから大人になっているからか、そのまま素直に読むだけでなくて深読みして味わうことができるようになった。 最終巻読めて良かったです!
0投稿日: 2024.03.29
powered by ブクログおいコーシリーズ完結。 1巻の『キスまでの距離』との出会いは高校の図書室でした。 それから考えても、長い時間が流れたなとしみじみ思います。 全19巻、最初から読み返したくなります。 いろいろな苦難を乗り越えて恋人になった二人なのに、最後の最後でこんな試練というか、大事件があるとは。 苦しすぎてつらすぎて、胸が痛くなりました。 目を背けたい逃げ出したいことが起こったとき、どう向き合うべきか、周りはどうするのがよいのか。 中沢さんの言葉、マスターの言葉、マリアの言葉。 心に留めておきたい言葉がたくさんありました。 タイトル回収も微笑ましく。 とても素敵な作品に出会えてよかったです。
3投稿日: 2023.10.17
powered by ブクログようやく完結。 前巻から何年も経ってるし何ならもう熱も冷めてたけど、終わるならばと読みました。逆にまだ続くんだったら諦めてたな…。 ふんわりとしか覚えてない部分も多かったけど、何となくでもちゃんと読み進められました。 前に進むことができて良かった。 みんなで幸せになって欲しい。
1投稿日: 2023.03.21
powered by ブクログ最後まで見届けた達成感がすごい。 シリーズ開始から26年らしい。なんか感慨深いなー。 読んでよかった。ずっと号泣して鼻たらしながら読んだ。よかった。よかった!!アナザーストーリーも読むよ。楽しみ。
1投稿日: 2023.02.19
powered by ブクログ学生時代から大好きな連載がとうとう終わってしまった…最終話という覚悟なしに突然読み終わってしまって呆然。 何気ない毎日を繰り返しているようで、明日は今日の続きじゃない、突然日常が一変することもあれば毎日会ってた人に明日から突然会えなくなることも実は当たり前のこと、今この時の幸せを噛み締めるように1ページ1ページ捲りながら読んだ。 村山さんの作り出す世界はどこまでも美しくて切なくて爽やかで大好き。 25年以上の連載が終わって一息ついてるところだと思うけど、ショーリとかれんのその後の物語、連載でやってくれないかなぁ。
2投稿日: 2022.04.07
powered by ブクログ25年越しのシリーズの完結。自分は1年半かけて読み終えた。ショーリとかれんの恋愛を軸に周りの人間関係やいろいろなサイドストーリーにハラハラしながら楽しめた。主にショーリの心情が語られる内容でその成長を見届けられた。終盤は苦しくなる内容でもあったけれど2人の未来は明るいものだと信じることができた。
0投稿日: 2022.02.26
powered by ブクログSecond season9巻。そして「おいしいコーヒーのいれ方」最終巻。 罪の意識から逃げ出した勝利が、マスターと由里子さんに会う場面。正直、何を勝利が話すのか。マスターは何を話すのか。由里子さんは何を話すのか。 全く想像のつかないまま読み進めました。謝罪と赦しがどのような形になるのか、がわかりませんでした。勝利もマスターも、あの事件に対してはきちんとした結論がないまま、その瞬間を迎えるであろうから。 マスターが花村家で語ったことに嘘はなく、少しでも未来へ向かって歩んでいこうとしてはいるのだけど、勝利を目の前にしてどうなってしまうのか、が怖かったです。 マスターが勝利にくれたのは、謝罪を受け入れ、赦しを与え、そして互いに支えあって生きてゆこう、という宣言。ああ、勝利はやっと居場所を与えて貰えたのだな、と感涙。不覚にも。 積読になっていたこのシリーズを読み始めるにあたって、会社の休憩中に読んでいたのですが、まさか職場で泣きそうになるとは思いませんでした。泣かされそうになるとは思いませんでしたよ、本当に。 恋人としてかれんさんの隣にいることがふさわしい存在になることと同じくらいに、マスターに一人の男として認められることも、勝利にとっては大事な大事な命題だったのだと思います。 思い起こせば、カウンターの中から追い出されてしまったことの悔やみ。あそこに戻りたいという願い。かつての場所を取られてしまうかもしれない妬み。さまざまな感情が積み重なっていたのだと思います。 マスターとかれんさん。 この兄妹に認められることが、物語の幹だったのか。 自分の好きな言葉に、『明日が明るい日だと誰が決めた』があります。出典はP2。 昨日と同じ今日、今日と同じ明日。変化のない毎日が続くというのは、思い込みや希望でしかなくて、どこに暗闇があるかわからない。 暗闇から逃げるのでなく、向き合い乗り越えるためにすべきこと、できることは何なのか。 タイトルの「ありふれた祈り」。 それが答えなんじゃないのかな、と思います。勝利とかれんの物語では、それが答えだと思います。 最終巻ですが、当然登場人物たちの人生はまだまだ続いていきます。 星野りつ子に原田先輩、丈と京子ちゃん、若菜ちゃんに中沢氏、秀人さんとダイアンにアレックスと、多くの人々の物語も気になるところです。 番外編で書いてくれないかなあ。 Extra seasonになるのかな。
0投稿日: 2022.02.02
powered by ブクログ二十年以上の付き合いになったらしい「おいコー」シリーズ、完結。 着地点が見つかって、とにかくよかった。
0投稿日: 2021.11.16
powered by ブクログついに迎えた最終巻!1994年から、実に四半世紀にわたる連載、村山センセイお疲れさまでした、そして、ステキな物語をありがとう。かれんと勝利の、そしてすべてのキャラの幸せを願って…。
0投稿日: 2021.10.10
powered by ブクログおいしいコーヒーの入れ方 19冊目 最終巻。 読書から離れていたからやっとという気持ちはなし。 それでも記憶はぼやけている。 とりあえず前巻だけ再読してから。 人生経験が増えた分 苦しみがわかるかな。 由里子さんの言葉通りの未来に向かっていけるといいね。
0投稿日: 2021.07.04
powered by ブクログ終盤でこの展開はないだろう、どんなバッドエンドだよ!!と怒りが沸きかけたものの、まぁ、良かった…。 四半世紀かぁ。長かった。ずっと追い続けてきたストーリー。無事に終わって何より。 2021.06.11
1投稿日: 2021.06.12
powered by ブクログついに終わった… 高校卒業間近から読みはじめて15年でようやく。 大学受験が終わった帰りに一巻を買って開放感に浸りながら電車で読んだのが懐かしい。あの頃から環境も心境も随分と変わってしまった。 本当に焦ったい恋物語だった笑 これだけ引っ張ったんだからバッドエンドはないだろうと思っていたけど、無事幸せな感じで終わってよかった。正直内容以上に終わったことに感動した。 いつかまた最初から読み直したい。 お疲れ様でした。
2投稿日: 2021.04.25
powered by ブクログおいコー最高! 久々でしたが一気読みでした。 これで終わるのが寂しい。 復活を待ちたい! 村山さん作品は全部今のところ面白い。
1投稿日: 2021.04.25
powered by ブクログ前巻から最後の1巻まで7年かかってる。完結してから一気読みしてよかった。こんなにも優しい人たちって、ほんとにいたら世の中の争いごととか無くなるんだろうなあ。
1投稿日: 2021.03.09
powered by ブクログ中学生から読み続けて私もショーリたちと同じように大人になりました。 ただ、中身は成長していないなぁと反省する気持ちも。 村山先生ありがとう…。
1投稿日: 2021.02.28
powered by ブクログよかった。おいしいコーヒーは読み始めたら一気に読みたくなってしまうのが昔からだったけど、セカンドシーズンは更にそうだった。赦しとは何か、人を赦すとはどういうことか、どうしたらそこへ辿り着けるのか。自分の人生で体験する前に道のりを教えてもらえた気がする。
1投稿日: 2021.02.19
powered by ブクログやっと終わった。。 四半世紀、読み始めたのは20代で当時は面白く読んでたストーリーも、50になって流石にカマトトセリフ、描写は受け付けられなくなった。 前作から7年、毎年はチェックしなかったけど数年に一度、思い出して調べるとまだ出てなくて作者はもう書くの諦めた疑惑を抱き続けてきたけど、たまたま半年ちょっとで気付けたのは奇遇。 本巻も途中、これまだ終わらないんじゃないの?と呆れたけどラスト20ページでいきなり締めに入った。 こんなに引っ張ってきたのに最後は巻き巻きだったな。 四半世紀続いた内容としては、中身なかったな。
0投稿日: 2021.02.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一番最後に読んだのはいつだっけ???と、ブクログを遡ってみた。2014年9月だった。6年?前。 そこには早く最新刊が出て安心させてくれないかなとあった。 安心したけど、したんだけど…前回の話がおぼろげでピンと来ない。由里子さんの生い立ちってどうだったっけ?若菜ちゃんの事件ってなんだっけ???なんでオーストラリアから帰国したんだっけ??? そんな記憶の中で読む新刊は過去の話を思い出しながら読んだ。 やっぱり通らずにはいられない道(マスターと由里子さんに謝罪と花村家の両親にかれんと付き合っている事を話す事)だからね。最終章でそれらが完結してよかったよかった。完結する前に、オーストラリアでショーリが重傷を負うのだけれど、それで少しは救われたのかなと思った。生まれてくる命は奪ったけれども、そこで命を救ったのだから。いくら命をすくったとしても失った命は返ってこないというのはわかっているけど、やっぱり救いになる。アレックスもいい仕事をしてくれたし。アレックスとショーリの恋愛もあるのかしら~♪と思っていたけどそれはなく終わってしまったのは残念だったけど、まぁ、予定調和に着地したという感じでしょうか。 読み始めてから8年、この作品が書かれてから25年が経ったのだけれど、死ぬ前に結末がわかって良かった~。
1投稿日: 2021.01.09
powered by ブクログ発売日に購入したにも関わらず、終わってほしくないという思いが大きく今の今まで読むのを引き延ばしていた。ショーリくんとかれんさん、周りの人達との関係が濃くて複雑で羨ましくなる小説。ハッピーエンドに近い終わり方で安心した。もう一度読み直したい小説。
1投稿日: 2020.12.25
powered by ブクログ若い頃に物語の世界観や恋愛観にどっぷりはまって読んだものの、今結婚して親にもなると自分も随分変わってしまったんだなと感じさせられました。 勝利が前を向いて生きていける様でよかったです。 あとがきの、「誰かのことを自分の不注意や無神経から深く傷つけてしまった経験のある人はあるんじゃないでしょうか」という話に心がザワつきました。誰かを傷つけたり傷ついたり、助けたり助けられらたりしながら前を向いて生きていく。当たり前のことですが、忘れてしまわないように。
2投稿日: 2020.12.02
powered by ブクログ久しぶりにおいコーを手にしました。 熱心に読んだのは高校生のときで、もう十年以上前のことですが、まだ続いていてようやく完結とは。。私も歳を取りまして見え方も変わってきてしまいました。 高校生のときは、表紙の素敵なイラストもあって、かれんが相当の美人で、優しいお姉さんに見えていましたが、既にかれんの年齢も越えてしまった今はちょっと違うかな。世間知らずで稼げる仕事もなくて非力な女性に見えます。 勝利のいう「愛してるよ、が恥ずかしくなくなる感覚」がわかるようにもなり、私も大人になったことを実感しました。
3投稿日: 2020.10.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やっと出た!!おいコーシリーズ完結!!皆幸せに絶対なってほしい。 〈明日は昨日の続きじゃない〉ショーリが苦しんだ答え。だから大切にしたい。だからこそ心の底から祈る。ありふれた祈り…
2投稿日: 2020.09.26
powered by ブクログ待ちに待ったやつ! ようやく新刊出たー!! 途中どん底に落ちてハラハラしたけど、 最後の最後は希望の光が見えてよかった。 ショーリ!!かれんちゃん!! 幸せになってねー♡
1投稿日: 2020.09.16
powered by ブクログ20.07.19~20.07.20 待ちに待っていました、おいしいコーヒーシリーズ。 和泉勝利の優柔不断で優しくて危なげな感じ、それに対をなす花村かれんの芯の強さ、好きな二人がどうなっていくのか、とにかく待っていました。このまま未完になってしまうのではないかと。読めて良かったです。 この作者の、このような作風の、「ザ・青春ドキドキ」が好きです。路線変更してしまったようなので、もう、こんなにも新刊を待つ事はないでしょう。本当に、25年間、ありがとうございました。わたしにとって、この小説は最高においしかった。
1投稿日: 2020.09.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズを読み始めたのは中学生のときで、完結する間にかれんの年齢を越えてしまいました笑 生きてる間に戻りたいと思う過去は何個もあって、これからも自分の選んだ道が間違いないと思えるように毎日大事に生きていきたい、一緒に生きていけるような大事な人を見つけたいと思いました。
5投稿日: 2020.09.05
powered by ブクログ恋愛と人生・・・大切な人たちと関係について考えさせられます。繊細なストーリーをじっくり味わいたい方にオススメです
0投稿日: 2020.09.03
powered by ブクログ長い長いお話 26年前? 作者と同い年の私 もうあの頃に戻れない 私の中で、続きが早く読みたいような 終わって欲しくないような おいコーとガラスの仮面 そのうちの一つが終わって 寂しいような、ホッとしたような 今更ムリとは思うけど 海のそばの波音の聴こえるところに住みたい
1投稿日: 2020.08.17
powered by ブクログシリーズ完結と聞いて読んでみた。 確か学生時代に最初の1,2冊読んだきりだけど、まあ楽しめるだろうと最後だけ参加。 冒頭にあらすじもあったからすんなり入れたし、エンターテインメントとしてのスピード感はあって、ああ村山節だなぁ。 過ぎてしまった日々と、リグレットと罪と。 ん?マイラバ?ふと20世紀を思い出して久しぶりにfacebookなんて開いてしまった。
0投稿日: 2020.08.06
powered by ブクログおいしいコーヒーのいれ方シリーズ最終巻 26年19冊の長期に渡る物語がやっと完結 とは言いつつ、毎年1冊ずつ発刊してて最終巻だけ7年越しなわけだけれども 「凍える月」からの決して消せない出来事もなんとか解決に向けて動き出したようで何より ってか、当時は僕自身、子供が生まれることに関して敏感になってた時期だったので、勝利の事がどうしても許せなかったんだよね でも、時が経って今やその子も8歳だし、多少は客観的に見られるようになったかな しかしまぁそれでも、もし自分の子供が誰かのせいで生まれることがなくなったとしたらと思うと今でもかなり難しいな だからこそ、マスターのセリフには涙を流しながら読んだ マスター強いなぁ…… もし自分が同じ立場だったら、そんな言葉をかけてあげられたかどうか お互いに避けるような関係になってたか いやでも、かれんの立場を考えると、それも難しいか などと堂々巡りの思案をしつつ、この構図を作った村山由佳という作家の凄さがよくわかる それにしても、僕がこのシリーズを読み始めてから20年か いつの間にかかれんやマスターの歳を越し、親世代に近しいところまで来てしまったよ もし当時に最後まで一気読みできてたとしたら、もっと違う感想だっただろうと思う 長期シリーズが故の時空の歪みも気になるところ シリーズ初期は電話ボックスから電話かけてたけど、今やそんなもの探しても見つからなくなったし 大学生が携帯電話を持っていないというのが逆に珍しいな状況になったり そう言えば、途中からは写真のやり取りができるようになったとかってエピソードもあったね そして今回のLINE云々でしょ 一体どの時代設定で読めばいいのかね?(笑) 個人的には、今回のは無視して2000年前後の話として捉えているけど あと、エアーズロックが登山禁止になるというのも時空の歪みかな 登山客が少なくなったら禁止になるなんて契約があったなんて、まったく知らなかったもんね まぁとにかく、完結してよかった 村山由佳の私生活もかなり変化したもんなぁ それに伴って物語の作家性も白ムラヤマと黒ムラヤマに分かれたり(個人的には黒というよりは桃色ムラヤマだけどね) ってか、本人がいとこと結婚したというのが一番の驚きかな だからこそ、このシリーズを完結できたのかと邪推しないでもない 僕は白ムラヤマの作品が好きなので、もう村山由佳の新しい小説を読むことがなくなるかも知れない そう考えると、より一層の感慨深さを感じる
2投稿日: 2020.07.29
powered by ブクログようやく終わった… 読み始めた時は共感、共鳴していた二人の恋も、自分が30代、40代と歳を重ね、ショーリの優柔不断にイラッとしたり、そのうち事件まで起きて、えーこれでダメになったら辛すぎる!!と最終巻を待ち続け、はい、なんと7年も待ち、またまた大事件勃発の果てのようやくようやく素直に、ストレートにでもまぁ始めから分かってた想いがぎゅう〜って溢れてるのに、自分がおばさんになったせいかとにかく感動よりも安堵。もう一度1巻から、、は読まないかな。娘が読んでみたいと言ってるので、一気に読めるのが羨ましいような… いや、時間かけて読んだからこその、いや、やっぱ長すぎだよね?
1投稿日: 2020.07.28
powered by ブクログこのシリーズの結末は一体どうなるのだろうと思ってましたが 、刊行され一気に読みました。ショーリとかれんの焦れったくなるような二人の歩みと、周りの人達の関わり方はそのままに描かれています。私はこのシリーズを知ったのは数年前、古本市で立ち読みをしてグイグイと引き込まれたのです。それ以来、このシリーズをきっかけに村山由佳さんの作品を読み、またそれ以外の方の小説も読み始めたのです。だから、結末が自分の予想外でも読みたかった一冊でした。あとがきで村山由佳さんは、その後の二人も云々と記していたので、発売されたら読んでみたいです。
0投稿日: 2020.07.27
powered by ブクログ最終巻。読み終わってしまったなー。 読み始めた時、同年代、年上だった勝利やかれんがあっという間に随分と年下に笑。。。 各章のタイトルが洋楽曲になっていて、その曲を好きになったり(コンピレーションアルバムも出てましたね)。というか、エピローグのタイトルみて、そういえばもしかしてと1巻を見返したら、最初のタイトルが「Let it be」で、勝手に震えてました。
0投稿日: 2020.07.26
powered by ブクログ「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズの通算第18作目(セカンドシーズン第9作目)であり最終話。 前作から一気に7年もの時間があいた。まさかアラフォー(しかも後半‥)になってからこの作品を読むことになるとは思わなかった。 あとがきで作者が産みの苦しみについて語っていたが、勝利がどうやってあの事故を乗り越えて前に進むのか、かれんとの未来をどうやって受け入れていくのか、読んでみればこれより他の展開はなかっただろうと思えた。
0投稿日: 2020.07.25
powered by ブクログ読み終わってしまったなあ。 このシリーズと出会ったのはいつだったんだろう。中学生か、高校生のとき。当時の私にしてみたらちょっと大人向けで、ドキドキしながら読んでいた気がする。 ショーリがオーストラリアに渡ってからの物語は、急にテイストが変わった気がして、しっかり読んでいなかった。 でも頭の隅でずっと追いかけて、新刊が出るのを待ち続けてはいて、そして完結巻が出ると知って、「キスまでの距離」から一気に読み返した。 最後のほうは本当につらくて、読みながら苦しかったけど、最後まで読めてよかった。 かれんはずっと私の憧れの女性。 ショーリとかれんのやりとりが大好きだったなー。 あとがきで、「その後」なんてことも書かれていたから楽しみ!
0投稿日: 2020.07.24
powered by ブクログかれんと勝利の物語。 ずっと待っていました。17年間読み続けた作品。 ついに終わってしまいました。 またいつか読み直したいと思います。初めから
3投稿日: 2020.07.18
powered by ブクログとうとう、とうとう最終巻、なのですね。 随分長きに渡って続いていたような気がしていました26年ですものね。
0投稿日: 2020.07.16
powered by ブクログ『ありふれた祈り/おいしいコーヒーのいれ方 Second SeasonⅨ』/村山由佳 開始から26年の長きに渡って、続いた『おいしいコーヒーの入れ方』シリーズ。完結本となります。 著者の代表的な作品の一つですね。 個人的な話をすれば、このシリーズは、私の読書ライフ、読書を好きになったきっかけになった2冊のうちの1冊です。 2000年代初頭、学生時代に、このシリーズのことを薦めてくれた大切な人がいました。その人がきっかけでシリーズを読み進めるうちに、ドハマりしてしまいました。 このシリーズは集英社の夏のフェアで毎年文庫版が出るような形だったのですが、完結編の本書が出るまでに、7年の歳月を要しました。毎年夏を迎えては、「出てるかな?」と楽しみに書店へ向かうのですが、近年は「今年も出てないか」と悔しいやらさみしい気持ちが入れ混じった感じとなりました。だから、今年の夏を迎えて、はからずも、この本が出ていたことをたまたま入った書店で見つけた時の感動は計り知れないものがありました。 その背景について著者からすると、 p266 「”赦し”っていうのは、いったい、何なんでしょうね」 ここから先へ踏み出すことが本当に難しかった。 自分にも見えていないことを、作品にしていいのか。わかりもしないことを手探りで書いて、どこかへ辿り着けるものなのか。 その躊躇いこそが、こんなに長い間「おいコー」の続きが書けなかったことの、一番正直な理由です。 結局のところ、この『ありふれた祈り』は、”答えの見えていないこと”を”手探りで”書き綴ったものとなりました。”どこかえ辿り着け”たかどうかはわかりません。 としています。 というのも、グランドフィナーレに向かう最中、とてもとても重くて深刻な出来事を主人公である、和泉勝利を襲います。それこそ、現実世界においても答え何て出せないくらいのもの。 それに向き合うことに対する著者の苦悩がありありと、伝わってきます。 だからなんでしょうか、このシリーズの作風が大好きでした。とても瑞々しい感性に溢れた作風だからこそ、最後の最後まで・・・ 著者の言葉を借りるなら、 p270 活字を追いながら、我がことのようにドキドキして頂けたなら、それほど嬉しいことはありません。 コーヒーも、小説も、同じこと。 要するに、「おいしいか、おいしくないか」、それだけのことなのですから。 と素敵な締めくくりを迎えることができました。
0投稿日: 2020.07.13
powered by ブクログ毎年ナツイチのラインナップを見ては、今年も出ないのか…と待ち続け、待ち続けてようやく読めました。 最初読み始めた頃はまさかこんな展開になるなんて思いもしていませんでしたが、ショーリ、かれん、花村家の人たち、マスター、それぞれの思いを感じることができました。みんながそれでも前を向いてすごそうとしている姿を感じ、見届けられてよかったです。
0投稿日: 2020.07.12
powered by ブクログ20年間、追いかけ続けてきたシリーズ。 ショーリも、かれんも、大好きだった。 愛おしくて、切なくて… 毎年夏になると、ナツイチのラインナップにこのシリーズがあるかな?と探したものだ。 それがついに最終巻。 一つの時代が終わるっていうくらいのインパクトがあって、読み終えたら涙がとまらず。 またいつかショーリに会いたい。 心からそう願いつつ、最高のシリーズに出会えた奇跡に感謝。
1投稿日: 2020.07.07
powered by ブクログだいたい読み出したのが10年ほど前。 ハマって一気に読んで最新作まで追いつき、その後は毎年夏に新作が出るのが楽しみだった。 この作品でいろんな人と話すことができた。 けれど、ある時から夏になってもなかなか発売されない。 展開もかなりしんどかったので、早く続きが読みたいと思っていた。 だから、今回ついに続きが読めてほんとうによかった。 書き切ってくれた作者に本当に感謝したい。
2投稿日: 2020.07.07ようやく
いや、長かった〜。 待って待って、もう大丈夫だろうと思って一気読みを始めたのが数年前。 え?この先は? っていう状態。 こういう結末で良かったんだろうと思うけど、もうちょっと踏み込んで欲しかったような気もするし。 でも、これだけ長い付き合いになると、書く方もこわくなっちゃうんだろうな、とは想像できます。 ともかく、良かった
0投稿日: 2020.07.05
powered by ブクログ前作から7年か。 ときどき思い出しては続きがあるのか気になっていたシリーズ。なにしろ、作者さまの作風ががらっと変わっているし。 その変化は、やっぱりこの作品でも感じるところはあったけど、ショーリが悩み倒す初々しさは残っていてほっとする。 かれんも、ね。 失った命は取り返しがつかなくて、でも、あまりにも自分で全てを背負い込みすぎるショーリが心配で。 だから、あの事件は必要なものだったのかもしれない。 それでショーリが自分を許すわけではないにしても。 前に進むきっかけにはなったはず。 2人には、たくさんの味方もいるし。 おだやかなラストでよかった。
0投稿日: 2020.07.04
powered by ブクログ待ってましたの新刊、完結編。 よかった。 続きが出た嬉しさと、終わってしまった寂しさはあったけど。 そうか、書けなかったのか。 でも、これでよかったと思う。 勝利がどこで、何をしていくのかは分からないけど、 やっと前に進めるかな。
3投稿日: 2020.07.04
powered by ブクログとうとう完結。 高校生の時に友達に勧められて読み始めて早16年。 頑固で真面目すぎる勝利にいりいりしながらも、ようやく色々なことに正面から向き合い、未来に向けて歩き出せた最後にホッとしました。
0投稿日: 2020.06.28
powered by ブクログ読んだ!読みきりました! 待ってました!の続編であり完結編。 正直、もう出ないのかも、と思っていたので出版されて、きちんと完結してくれてよかったです。 あとがきを読んで、私はこういう終わり方でよかったと思います。どういう形であっても私はよかったと思っていたと思いますが(笑) 完結してよかったと思う気持ちと、終わってしまった寂しさがない交ぜになっています。
0投稿日: 2020.06.28
powered by ブクログ2020.06.20 終わった…終わってしまったな…おいコーが結末を迎えました。7年前の続き、ようやくって感じです。かれんと再会してようやく涙を流せた。一次帰国でマスターや両親にも会い 禊をした 許されるわけではないけど、生きていかないといけない… オーストラリアに戻り、凶弾に倒れたショーリ (ネット掲載はここまでだった)そこからソワソワしながら待ってました 死ななくてよかった。かれんがオーストラリアに来るとは思わなかった。大切な時にそばにいるのはやはり最愛の人なのだなあ ショーリがちゃんとかれんに「愛してる」と言った。言えたのが良かった。成長ともいえるし宣言ともいえる。 結婚まではいかなかったけど、ちゃんと恋人だと言えた。 今後は日本なのかオーストラリアなのか、どこで生きるか、かれんがそばにいるかはわからないけど… 2人は離れることはきっとないと思う。 幸せは少し遠いかもしれない。けどいつかきっと幸せになれる 良い結末でした。
2投稿日: 2020.06.26
powered by ブクログ待ってたラストまで一気に読みました。 読む前のドキドキと、読み終えた「了」の文字を見たときの寂しさと。 可能ならばもう一冊、その後の彼らを! と思うほどに贅沢な時間でした。 ありがとうございます。
0投稿日: 2020.06.20
powered by ブクログずっと待ち望んでたラスト。嬉しいような、寂しいような。長く読んでいた物語が終わるときはいつもこんな感じ。また、読み返したくなったな。
0投稿日: 2020.06.19
