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切れない糸
切れない糸
坂木司/東京創元社
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総合評価

155件)
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    装丁はすごいいい。 内容は優しい人たちと、優しい困った人たち。 簡単にまとめるならば、「縁」の一言に尽きる。

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    投稿日: 2009.07.05
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    主人公・新井和也の実家は、商店街の“アライクリーニング店” 大学卒業を控えたある日、父が急死。 父の遺志を継ぎ、お得意様のためにも母やアイロンのプロ・シゲさん パートの3人のおばちゃんらと共にクリーニング屋をやっていくことを決意する。 お客様から預かる衣類には、謎がいっぱいで・・・。同じ商店街の喫茶店“ロッキー”でバイトしている友人・沢田の推理力を借りて解決していく。 “引きこもり探偵”シリーズにも似ているが(沢田が鳥井みたいで)主人公がだんだんその道のプロに成長していく様は 『シンデレラ・ティース』『ホテルジューシー』に代表されるお仕事シリーズっぽくもある。 相変わらず、周りの人たちがいい人ばかりで、ほっこりする。気を遣いすぎるから、誤解したり、それが解けて前より絆が強くなったり。読んでいて心が温まる。 それにしても、クリーニングの知識って奥深くて、繊維によってはとても繊細な対処をしないといけないだなあと改めて思った。もしも近くにあったら、絶対アライクリーニング店に頼みたいな。

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    投稿日: 2009.06.26
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    面白かったです。ひきこもり探偵シリーズに次ぐ新シリーズ?クリーニング探偵とでもいいましょうか?(笑)日常の謎を新井と沢田のペアが解決していきます。スラスラッと読めます。

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    投稿日: 2009.06.16
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    軽くて乾いていて、どこまでも自由。 それは裏を返せば、孤独な姿なのかもしれない。 02/06/09〜02/09/09

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    投稿日: 2009.04.20
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    見かけると必ず借りてみる、坂木司作品。 主人公と、謎を解く友人 そして 温かい周囲の人々… という設定は 他の作品と同じなので 新鮮味にはかけるところではありますが。 クリーニングについて、へええと思うことが多々でした。

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    投稿日: 2009.03.28
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    日常ミステリー。 実家はクリーニング屋さんがお伺いに来てくれるので懐かしみながら読んでました。 そして繊維って奥が深いなと思った。 ほんわかいいお話でした。

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    投稿日: 2009.03.06
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    今んとこ坂木さんの本のなかでいちばんすきです。 まず表紙がすき。たこ糸。料理にも工作にもいろんなことに使う糸。 結ぶ糸。 できることなら続きを読みたい本ではあるが、綺麗に終わっているのでヘタに続けて欲しくない気もする。 腐女子の私は新井と沢田の仲良しっぷりに萌え萌えしてます(笑)

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    投稿日: 2009.02.10
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    坂木さん引きこもり3部作後の作品。 今イチキャラと事件が弱い気が…。 フレンチトーストとか美味しそうでした!

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    投稿日: 2009.01.25
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    ほのぼのとしてるミステリーって感じでよかった。 江戸川乱歩とか横溝正史が苦手な自分にはぴったりな作品だった。

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    投稿日: 2008.12.28
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    今日と同じ明日がある保障はない。 そんな言葉がありますが、それを具現化したような始まりでした。 父親の死。 いつの間にやら継ぐ事にしてしまった家業。 勢いでやり始めるうちに、色々な事を知って 大学生から社会人へと変貌して行く様が ちょっとした成長記録のようで楽しいですw 回収した洗濯物と、回収先の人達の謎。 日常生活密着型の小さいけれど大きな謎は ほんわかとさせてくれました。 読んでいて思った事は、やっぱり解くのは主人公じゃないのか〜でしたw

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    投稿日: 2008.12.10
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    日常のほんの小さなミステリーの謎解き物語。 人間模様があったかくて、坂木作品は素敵です。 シリーズ化されたらいいなぁ〜。

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    投稿日: 2008.12.09
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     クリーニング店の後を継ぐことになった主人公と、その友人沢田。商店街を舞台に日常の謎を解く。坂木作品は謎も面白いし、物事を鋭く見ていることも多くて好きだ。

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    投稿日: 2008.12.07
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    「一人でいても、一人じゃない。  糸は確かに、つながっているから。」 殺人のないミステリー!?さらに、登場人物がどんどん蓄積されていくその形もさらりと読めて気持ち良い。 できることなら、ホントに中学生ぐらいからに読んでもらえると「本ってこんなにおもしろいんだ!」という気持ちになってもらえるかも♪ ただ、まだ、この人の作品は3作目ぐらいだけど、どれも、キャラに変わりはないのねぇ。と思ってちょっと物足りない気分になったりします。

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    投稿日: 2008.11.04
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    俺、新井和也。家は商店街によくある町のクリーニング屋さ。新井と洗いをかけた「アライクリーニング店」が屋号。年じゅうアイロンの蒸気に包まれて育った俺は、超寒がりときている。大学卒業をひかえたある日、親父が急死した。就職も決まっていない俺は、しかたなく家業を継ぐことに。おおざっぱな性格の母親、アイロン職人のシゲさん、そして長年パートとして店を盛り立ててくれている松竹梅トリオの松岡さん、竹田さん、梅本さんに助けられ、新たな生活がスタートしたんだ。目下のところクリーニング品の集荷が、俺の主な仕事。毎日、お得意さんの家を訪ねては、衣類を預かってくるというわけ。ところが、あるお得意さんから預かった衣類は…。

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    投稿日: 2008.09.20
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    坂木先生の著書は結構読んだけれど、これは最高傑作のひとつだと思う。クリーニング店に持ち込まれる衣類を中心とした、ちょっと変わったミステリ? 派手さはないけれど、読了後にはすごくあたたかな気分になれる。衣類にまつわる雑学も得られるし! クリーニング店て、そんなに意識したことなかったけれど、これを読むと「ああ、いいなあ」って思う。

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    投稿日: 2008.09.15
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    自分のことを 言ってるような気がして、 はっとした。 商店街の温かさや仕事への気持ちが わかるような気がする。 きれいごとだけでは回らないけど、 切れない糸があるって 幸せだな。

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    投稿日: 2008.07.26
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    「切れない糸」の意味がどういう事なのか 絡まって解れたままの糸がほぐれた先は?っていうのが 読んでいるとジワジワと分かってきました。 あと、クリーニング店の奥深さが分かり・・・ 個人情報の宝庫っていうのに納得!! シゲさん、沢田さんのキャラはあたしはとても好感持てましたw 心温まる作品でした。

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    投稿日: 2008.07.23
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    主人公本人は自分の魅力に気付いていないけど、回りの人々はその魅力に気付いて集ってくる。 そんな登場人物ばっかだよね、坂木司。 ちょっと鼻につく、そんな隠された魅力もない僕はどうしろと? でもストーリー自体は素晴しい。 父が死んで急遽、クリーニング屋の仕事を引き継ぐことになった主人公。 彼は嫌々ながらもクリーニングの仕事をし始め、これまでの視点では気付けなかった、さまざまなことを発見して人間的に成長していく。 クリーニング屋という舞台設定が新鮮で、純粋に楽しかった。 でも、優しい雰囲気が漂いすぎて、その空気にちょっと醉うかも。 好きな作家なだけに、たまにはもっとクログロとした人間の感情も書いて欲しい。

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    投稿日: 2008.07.05
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    ひきこもり探偵(3部作)の方。 舞台はクリーニング屋をする大学生。 読むたびにクリーング屋さんって確かに... って思う部分が多く。逆にこんなことまで 知られてしまうのかと思ってしまいました。 利用するのはチェーン店。 物語の中にある「商店街は...。」というくだりが とても印象的でした(詳しくは読んで下さい)。

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    投稿日: 2008.06.27
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    結構面白かったです。あ〜〜〜、でも、ひきこもり探偵シリーズには負けるな〜〜〜。 生物委員の和也くんは好きだけど。 もう少し続けてもいいような小説でした〜〜〜。 ひきこもり探偵シリーズもそうだけど、視点をかえて相棒側から見た同じ話とかを書いてくれると面白そう〜〜〜!とか思ってしまいます。。

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    投稿日: 2008.06.08
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    この本には、愛すべき人達が詰まってる。 にっこりできる本だね。 フレンチトーストと生姜焼きが食べたくなるんです。うまそううまそううまそう。

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    投稿日: 2008.06.03
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    この人の作品はどれもこれも「気が優しい主人公」と「主人公にしか心を許さない切れ者」の設定なのだろうか。

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    投稿日: 2008.05.24
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    人の繋がりと、日常に転がりそうな謎がうまく解け合ってる。クリーニング屋、っていう設定が独特の面白さを出していると思う。 第一話が一番好き。最初はちょっと入りづらいかと思ったけど、ぐいっと引き込まれる。主人公と謎解きさんのつかず離れずな関係と、少ない事実から出されるたくさんの推測がいい。

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    投稿日: 2008.03.26
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    ある商店街のクリーニング店の周りでの日常ミステリー。寄せられるクリーニング品から推理したりしていく。 探偵は喫茶店でバイトしてる同級生、沢田。 正直、ひきこもり探偵シリーズのが好きだったかな・・・。

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    投稿日: 2008.02.21
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    沢田君も、自分一人ででも生きていけるように見えて、新井君の暖かさに少し依存しているあたり、人間っぽくて好き。

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    投稿日: 2008.01.14
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    推理小説・・・と言って良いと思うんだけど、犯罪モノではなく、あったかい気持ちになれる人間ドラマ。 ご近所付き合いが希薄になっている現代だけど、人とのつながりって悪くないなって思わせてくれる一冊。

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    投稿日: 2008.01.08
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    町のクリーニング屋さんの店主と、喫茶店で働く同級生の「日常の謎」を描く話です。2人の関係が気になるので、続編が出たらいいなあと思います。第3話目は、途中で謎のカラクリが分かって嬉しかった♪(2007/12/27読了)

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    投稿日: 2007.12.28
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    2007.11 あいかわらずミステリー部分の結末はちょっと強引だけど。 でも、前作より文章のセンスがあがってる。 商店街の素敵なつながり間もじっくり伝わってきて、前より人が動く気配が伝わってくる。

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    投稿日: 2007.11.24
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    冒頭は主人公・新井くんの父親が亡くなる場面で、これには(いきなりですが)泣きそうになりました。が、もちろん悲しいだけの物語ではありません。新井くんのちょっと抜けたような性格が笑いを誘います。 ひきこもり探偵シリーズに比べると、ミステリ度はこちらの方が若干、高い気がします。(その知識をどこで披露するのかはさて置き)クリーニングについての様々な豆知識も身に付きます。更には出て来る数々の料理の美味しそうなことといったら。沢田くんお手製のフレンチトーストが食べたい! 登場人物に根っからの悪人が出て来ず、相変わらずの優しくて温かい世界、素敵です。そして、好きです。ラストでこの本のタイトル「切れない糸」の意味が解って、心がじーんとして、和みました。

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    投稿日: 2007.11.21
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    【卒業を控えた大学生、新井和也の父親が倒れた。和也は急遽、父の家業であるクリーニング店を継ぐことになったが、客から預かった衣類が思わぬ謎を運んでくる】 引きこもり探偵シリーズとあんまりかわりないです(^-^; 坂木のようなタイプの主人公の元に集まる謎。その主人公目線で物語がすすみ 謎をとくのはワケアリな感じの友人・・・。ただ、今回はクリーニングにからんだお話ばかり。 ちょっと聞いた話だけで詳細に推理できるのがありえない!と、思うけどそこは物語として受け流せばまぁ、面白く読めます(笑)

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    投稿日: 2007.11.03
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    結構良かった。 けどヒキコモリ探偵の時とカブル感じが少ししたかなぁ・・・。 ちょっと違うパターンが読んでみたいかも。

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    投稿日: 2007.09.20
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    引き籠もりシリーズよりは上手くなってた それにしても作者は男主人公+男友達+女友達の構図が好きだな

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    投稿日: 2007.07.12
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    『感動する本』ってこういう本のことを言うんじゃないかと思うのですよ。坂木節全開で非常に心地よくなる本でした。 久しぶりに「世の中の人がみんな読めばいいよ!」と思った本。 (not紹介文)

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    投稿日: 2007.05.14
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    商店街の大切さを教えられた気がしました。人の温かさが伝わってくる作品です。 読後に、題名と表紙を見て納得がいきました。ぜひともシリーズで読みたいです。

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    投稿日: 2007.05.09
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    引きこもり探偵シリーズの次はクリーニング屋。 今回の主役は大学卒業間近に父親が急死・ノリで自営業のクリーニング屋をひきつぐことになった新井和也。一人称は「俺」そして探偵役は、大学からの付き合いで、たいして親友でもないただ家が近所というだけだった沢田直之。天パで栗毛で糸目で得をする性格。 この2人をメインとして、“アライクリーニング店”の人々やそのお得意先の人々と進んでいく物語。ミステリーだけど誰かが哀しむような話ではありません。 むしろほかほかになれます。まるで和也の好きなシゲさんのいる温かい部屋にいる気分。 (…あそこはちょっと暑すぎか?) ただ、今回は外に出る場面が多いので、鳥井シリーズでは味わえないものもありました。 『謎解き推理でホラーでミステリーでサスペンスで犯人はお前だ的な推理小説は苦手じゃい!』って人は、試しに読んでみてはいかかでしょうか。(もちろん苦手じゃないひとも)

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    投稿日: 2007.05.02
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    主人公がクリーニング屋という、一風変わったミステリ。相変わらず人は死なないので安心して読めます。クリーニング店の仕事の細かい描写に、以前同じ仕事をしていた経験もあって「あーうんうん、そうだよねー」と妙な部分で共感してしまった作品。前作『青空の卵シリーズ』よりはさらりと読めるけど、やっぱり読んでいるとちょっと背中が痒くなってきます。沢田のキャラがいい感じ。

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    投稿日: 2007.04.17
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    突然の父の死で、思いもよらず家業のクリーニング屋を継ぐことになってしまった、新井和也。喫茶店・ロッキーでアルバイトをしている友人・沢田の『魔法の言葉』の助けを借り、ご近所の謎を解いていく。 商店街が舞台の、人と人の関わりを大切にした、温かい話。家族を作りたかった、っていうのが分かる気がする。謎解きも楽しいけど、二人の成長が見れるのが嬉しい。 この人の書くお話に出てくる食べ物は、相変わらず美味しそう。

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    投稿日: 2007.04.11
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    俺、新井和也。家は商店街によくある町のクリーニング屋さ。新井と洗いをかけた「アライクリーニング店」が屋号。年じゅうアイロンの蒸気に包まれて育った俺は、超寒がりときている。大学卒業をひかえたある日、親父が急死した。就職も決まっていない俺は、しかたなく家業を継ぐことに。おおざっぱな性格の母親、アイロン職人のシゲさん、そして長年パートとして店を盛り立ててくれている松竹梅トリオの松岡さん、竹田さん、梅本さんに助けられ、新たな生活がスタートしたんだ。目下のところクリーニング品の集荷が、俺の主な仕事。毎日、お得意さんの家を訪ねては、衣類を預かってくるというわけ。ところが、あるお得意さんから預かった衣類は…。『青空の卵』『仔羊の巣』『動物園の鳥』で絶賛をあびた坂木司待望の新シリーズ。

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    投稿日: 2007.03.28
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    不本意ながら、父親の急死でクリーニング屋を継ぐことになった主人公が、街の人たちとだんだん関係ができて成長する様と、相棒の孤独な感じという対比は、前の三部作と共通しますが、これはこれでいい感じ。

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    投稿日: 2007.03.13
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    クリーニング屋さんが舞台のこれもライトミステリー。 この方の書かれる食事のシーンが本当に美味しそうで(笑) クリーニングから返ってきた衣裳はカバー取らないといけない事も学びました。 ******* 最近専門職が舞台の話を読む事が多いな…

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    投稿日: 2007.02.26
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    さわだー!わたしは/さわだが/だいすきです。カズくんも大好きだけど。「お前が、どこかだったらいいのに」。万有引力みたいにいろんな人を惹き付けちゃう彼はいとおしい。同じように、沢田だっていろんな人を惹き付けてるのに。そのことに気づいてほしいなぁ。 本自体のことを言うと文章がつたなくて、もどかしい印象を受けましたが(でも後半につれて上達したと思う)作者の坂木さんがひたすら優しいことだけはわかりました。だからずうっとほっとできて、たまにこちらが「かゆぅ!」となりながらも読みきることができました。いい…商店街のみなさん。商店街育ちの私も「うんうん」となった。アライクリーニングのある街に行きたい。そして住みたいです。

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    投稿日: 2007.02.20
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    引きこもり探偵の人の新シリーズ(?)。今度は商店街のクリーニング店が舞台。個人的には鳥井のよりも暴言少なくて穏やかな印象。プロローグの文章には妙に引き込まれるものがあったりした。

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    投稿日: 2007.01.15
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    日常ミステリ☆前シリーズのが良いけれど続きが出たら読んでしまうだろう(笑)沢田くんがカッコいいので読んでみてくださいv

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    投稿日: 2007.01.14
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    新米クリーニング屋店員が、友人のちからを借りながらご近所のちょっとした事件を解決していく連作短編集。こじんまりまとまっているので、少し休憩したいときなんかに読むのにいいかもしれません。

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    投稿日: 2006.12.08
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    『青空の卵』で、やられて買った。かなり期待した。 ほぼ、応えてくれた。ちょっと、気になったのは「おんなじ感」。「探偵役」と「事件を持ってくる役」。違う坂木司が読みたい。

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    投稿日: 2006.11.19
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    06年11月14日 引きこもり探偵を書いた人の新シリーズ。同じような雰囲気の話だけど、前のシリーズのほうが好きだな。登場人物があんまり魅力的じゃない。でも、続編がでたら読んじゃうとは思う。

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    投稿日: 2006.11.14
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    ミステリというより下町商店街のファンタジーという感じ。主人公は就職が決まらない大学生。突然父が死に、家業のクリーニング店を継ぐ。持ち込まれる衣類から引き起こされるさまざまなストーリー。ほのぼの系です。準主役の沢田くんは個人的には説教くさいと思う。みんないい人ばかりなので読んでいて安心できる本ではあります。

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    投稿日: 2006.11.09
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    前シリーズよりあからさまではないとは言え、どうも今作もBL臭がぷんぷんします…(笑) 狙っているのか、こういう作風なのか、どっちなんだろう 内容はほのぼのミステリ。 時々ほろり、とくる場面もあって、いい作品だったなぁと、読んだ後すごく満足できます。

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    投稿日: 2006.09.07
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    坂木司の“新シリーズ”になるかはわからないけれど、商店街が舞台の連作短編集。 主人公がクリーニング店2代目なのですが、その道の“プロ”になるべく徐々に目覚めていく過程とか、謎解き以外の部分も面白いです。

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    投稿日: 2006.08.20
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    新しいシリーズです。今回の探偵役も天才肌。でも主人公(答えが分からず混乱している)が読者の気持ちを代弁してくれた感じがあるので、ちょっとスッとしました(苦笑)自分だけ分からない状態で話がどんどん進んでいってしまってはそりゃあ混乱しますよねぇ? 今回のお話の進め方もこれまでの作品と同じです。主人公が事件(?)のたねを持ち込み、天才が解き、周囲のものは「何で分かるの?」と驚き…。うん、流れは一緒ですね。キャラクターや設定が変わっただけで、こうも世界観が変わるものなんですね〜

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    投稿日: 2006.05.24
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    クリーニング屋が活躍する話というのがなんだか面白い。読み終わった後、クリーニングから返ってきたコートはちゃんと干そう!と思わせてくれた。

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    投稿日: 2006.03.28
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    今度はクリーニング屋と喫茶店バイトコンビ。あ、そうか、この人の文体って漫画的なんだと気付いた秋の夜長。

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    投稿日: 2006.02.16
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    舞台はクリーニング屋さん。 町の生物委員の和也と喫茶店アルバイトの沢田が商店街でおこる事件を解決v クリーニングに出される服でこんなにも推理できちゃうとはっ。まずそこに驚いた1冊でした(笑。

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    投稿日: 2006.02.02
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    商店街のクリーニング屋という舞台で、人から預かるものの中からいろいろなこと推理していく話。クリーニング屋は奥の深い仕事だなぁと思ったし、人と人とののつながりに感動した。 

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    投稿日: 2005.10.11
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    ひょんなことから、読み始めた覆面作家・坂木司の前作シリーズ。「青空の卵」「子羊の巣」「動物園の鳥」の3部作。本作は前作とは違う舞台だけど、前作シリーズにかなり似ています。もちろん舞台も登場人物も違うのですが、小説の構成(連作短編小説で、登場人物が徐々に増えていく)と、主人公と探偵役の関係なども、前作を意識すると類似点もあります。 前シリーズは、外資系の保険会社に勤める坂木司と、その友人でひきこもり探偵の鳥井真一と言う設定だったけど、今度は、クリーニング店の新井和也と、探偵役が商店街にある喫茶店でアルバイトをする同級生・沢田直之です。 自由に動き回れる点が少し違うけど、沢田は料理もうまくて、そんなところも前作の鳥井に似ています。ただ、以前より魅力的なのはクリーニング店という舞台です。なかなか知らなかったクリーニングの話が楽しいです。持ち込まれる衣類からの謎が中心ですが、舞台と魅力的なキャラ、人と人のつながりなど、坂木さんの魅力が発揮されている感じです。 ここに描かれているような商店街、なかなか難しい時期に来ていますね。私の地方でも、地方なので公共交通が発達していない分、車社会となっており、郊外への大型ショッピングセンターに活気が流れています。街中の商店街の空洞化と言うのは多かれ少なかれ、どこの地方にもあるのではないでしょうか?案外、東京の商店街の方が元気がよかったりして。。。でも、人と人のつながりと言う点では、同じつながりでも前作が個のつながりから来る家族構成を形成する作品だったのに対して、本作では、商店街の人のつながりであり、このあたり、商店街の本来の姿があるのかもしれないというヒントを与える作品でしょう。「切れない糸」はそんな人のつながりが切れない商店街の意味も含まれているのでしょう。頑張りましょう、地方の商店街(^o^)/ ちなみに、前作は3部作で「卵」「巣」「鳥」って本だったけど、今度はシリーズ化されたら「糸」「布」「服」だろうか?(^^;

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    投稿日: 2005.06.03