
宇宙戦争
H・G・ウェルズ、井上勇/東京創元社
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総合評価
(3件)4.0
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私がSFを読む、きっかけとなった本です。
スピルバーグが2005年に再映画化したこともあり(たまにテレビでやっていますよね!私が大好きな映画の一つです)ご存知の方も多いものと思われます。映画では現代兵器を駆使しますが、原作のこの小説の時代設定では大砲が最新兵器です。また原作はイギリスが舞台です。 突如飛来し、開始した火星人の地球侵攻を、食い止めようとする人類。最新兵器を駆使しても致命傷を負わせることなく、撤退しか無くなっていき、追い詰められていきます。しかし火星人はあることを考慮せずに侵攻をしたために・・・。主人公は兵士ではなく単なる民間人なのですが、戦いの場面、そして火星人の生態が判明する場面に居合わせることになります。娯楽小説として十分楽しめます。そして深く読んでいただくと、火星人は未来の我々を暗示していることにも気付くと思います。SFの入門にも打ってつけです。
14投稿日: 2013.11.18
powered by ブクログ映画は見てないんですが、 自分の中のSF強化月間てかんじで見ました。 普通に、古典としてではなく物語として読めた♪
0投稿日: 2010.08.31
powered by ブクログ火星人がタコの姿で描かれているのはこの小説が原点になります。オーソン・ウェルズがラジオで本書を朗読したところ、本当に火星人が攻めてきたとイギリス中がパニックになった逸話は、あまりにも有名。疫学的示唆を含む、最後のオチには感心させられた。
1投稿日: 2004.11.28
