【感想】定年後の壁

江上剛 / PHP新書
(7件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • けけんけん

    けけんけん

    ・60歳過ぎから仕事を見つけるのは人脈しかない。
    ・60歳という年齢を考えれば、仕事を選ぶ基準を、人を喜ばせるということに変えたらどうか。

    投稿日:2024.04.05

  • murahiro9311

    murahiro9311

    常に機嫌のいい人間のまわりには人も仕事も集まってくる。そして本書を読むと、つくづくそう思う。
    60歳からの人生を準備している人間は少ない。本書を読めば、脱会社人生への備え方がわかる(お金、仕事、健康、人間関係など)。60歳で再雇用か、退職しフリーか、選択すべきポイント!うつにならない、メンタルの保ち方がわかる----内容例を挙げると
    ●年下上司の壁 かつての部下が上司に。それはあなたが名伯楽だった証
    ●手に職の壁 手に職をつけたければ、手に染みついたプライドを洗い流せ
    ●再就職の壁 「貯金」より「貯人」。再就職に求められるモノとは?
    ●孤独の壁 孤独とは、会社員生活から初めて解放されて味わう自由
    ●人づきあいの壁 義理欠く、人情欠く、恥をかくで生き抜け 等々。
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    投稿日:2024.01.07

  • yasz

    yasz

    私が社会人になった頃の定年の定義は間違いなく「60歳」でした、それから私の先輩が退職した年齢の記憶を辿ってみると、少なくとも私が今の会社に転職した15年程前からしばらくの間は60歳だったと認識しています。

    雲行きが怪しくなってきたのは、10年くらい前からでしょうか、雇用延長制度が法律で完全義務化されることが決まった頃から皆さん、60歳を過ぎても継続して働く人が増えてきたように思います。

    私もそろそろ定年後を考える必要がありますが、そんな私にとってこの本のタイトルは興味をそそるものがありました。60歳を過ぎても少なくとも数年は何らかの形で働くべし!というのは多くの本に見られる通りの結論だとは思いますが、働くにあたっては、60歳を迎えるまでとは違った心構えが必要であることが理解できました。

    ここ数年、あれほど医者とは縁のなかった私が、数カ所の異なった病院・クリニックにお世話になることになり手術・入院の経験もしました。自分の体調がわかるのはやはり自分だと思いますので、お金を稼ぐことも大事とは思いますが、死ぬ間際に後悔しないような生き方を自分で設計する時期に来ていることを感じました。

    以下は気になったポイントです。

    ・平均寿命は、昭和30年には男性63歳であったが、令和3年には81歳(女性は、67歳・87歳)にのびた(p7)

    ・50歳を過ぎたら毎年10%求人が減る、60歳でちょうど0、65歳ならマイナス50%(p33)60歳過ぎから仕事を見つけるのは人脈しかない(p34)60歳という年齢を考えれば、仕事を選ぶ基準を、人を喜ばせることに変えたらどうだろうか(p38)

    ・要介護の認定割合は、40−64歳で0.4%、65-69歳で2.9%、70-74歳で5.8%、75−79歳で12.7%、80-84歳で26.4%、85歳以上では59.8%である(p56)

    ・日本の持家比率は、全年齢で61%、60歳以上なら80%、自宅を持っていれば毎月15万円程度の年金で、仕事も暇な程度であれば良いではないか(p71)

    ・60歳になるまでに、せめて4400万円を貯めておくこと、70歳までは年収400万円で頑張り、65歳からの年金は全額貯金する(p77)

    ・60代における住宅ローン平均残高は920万円(p83)

    ・年金を何歳から受給するかは、全て定年後の生活にかかっている、老後は夫婦で毎月27万円かかると言われる(p91)

    2023年6月22日読了
    2023年7月17日作成
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    投稿日:2023.07.17

  • gratius2018

    gratius2018

    これを読んでも稼げる様にはならない
    (著者は49歳でみずほ銀行を辞めて作家に転身)
    が、定年後の気持ちの持ちようについて色々と示唆してくれる本
    「のに」病にかからない様に注意しないと!

    投稿日:2023.06.14

  • rdstaka22

    rdstaka22

    作者が60歳を過ぎて思うことをありのままのに書いた本。人生一度きりなのだから、色々と考えやっていくのが良い。健康が一番。金には変えられない。

    投稿日:2023.05.14

  • だにえる

    だにえる

    気持ちの持ちよう。
    悲観的になればキリがない。
    かと言って、楽観過ぎでは立ち行かなくなる。
    現実を見て、できることをする。
    当たり前が難しい。

    投稿日:2023.05.07

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