【感想】完全ドキュメント 北九州監禁連続殺人事件

小野一光 / 文春e-book
(16件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
7
5
1
1
0

ブクログレビュー

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  • bakumon17

    bakumon17

    このレビューはネタバレを含みます

    北九州の監禁殺人のノンフィクション

    とにかく内容がすごい
    金のために知り合いをどんどん殺し
    死体を室内で処理して ほとんど遺体がでていないとは
    驚き

    こんなことが実際に起こるとは信じられない

    通電することで逆らうことを人間はやめていき
    いわれるがままになるとは空恐ろしい

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.04.10

  • 町屋椿

    町屋椿

    昔読んだ『消された一家』の方が読みやすかった気はするが、裁判の様子や、実際に周辺の人々に取材した内容などボリュームがあった。

    投稿日:2024.02.25

  • しんた

    しんた

    読み終えて、どっと疲れた。得体の知れない怪物との戦いを終えたような消耗がある。その怪物は我々の日常生活に紛れ、こちらを伺っているのだ。
    この犯人を言い表す言葉は恐らく存在しない。「邪悪」すら生ぬるい。おそらく遺伝子の中に人を騙し、追い詰め、死に追いやる要素が紛れていた。そうとでも考えないとやっていけない。
    事件の詳細さは目を逸らしたくなるレベルだが、それでも見てしまう引力がある。
    恐るべきなのはこうした凶悪犯罪が今もどこかで人知れず行われている、という現実である。
    圧倒的濃度の一冊である。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.17

  • さくら

    さくら

    これが現実に起きた事件だなんて信じたくないくらい残虐。
    サイコパスによる洗脳はこんなにも逃れられないものなのか。。
    度々気分が悪くなって斜め読み。

    投稿日:2023.11.25

  • キキ

    キキ

    著者の真実を伝えたいという執念を考えると評価は5なのですが。。。
    サイコパス(松永)の残酷さを思うと、素直に5がつけられないという複雑な心境に至っております。

    そもそも、なぜこの本を読んだのか?
    売新聞の書評欄でこちらの書籍の紹介を目にしたのですが、あらすじがぶっ飛んでいて内容が理解できなかったのです。そこで、図書館で予約して読んでみる事にしました。
    (予約して4か月くらい待った)
    本を見てびっくり!厚みが4㎝弱あります。文章もびっちりめで、しかもハードカバー。
    本からの圧が強かったため、速攻で読みました。

    読んでみての感想ですが、本物のサイコパスは加減を知らないので、つけ込む隙があればどんどん入り込んでくる。
    私利私欲(松永の場合、お金)のために、都合のいい人物に狙いを定めたら、マインドコントロールし資産を吸い上げるだけ吸い上げ、これ以上吸い上げるものがないと判断したら切り捨てる。切り捨て方もマインドコントロールしている人物に殺人を指示するというやり方で、
    自分の手を汚さず人を殺める。
    今回の事件で多人数の犠牲者が出た理由の一つともいえます。

    数は少ないと思いますが、この手のタイプが身近にいないとは限りませんし、今後出会わない可能性が0%とも言い切れませんので、自分なりに人間関係を切る時の基準を作っておくといいのかな、と思いました。
    サイコパスは人の弱みに付け込んでくるので、ターゲットに冷静さを失わせ判断能力を失わせる状況をつくります。その瞬間、地獄の入り口が開いてしまう。
    サイコパスと早めに縁を切るためにも、どういう時に人間関係を切るのか、という基準を作り、家族・大切な人と共有しておくといいのかも?と思いました。
    (実際、サイコパス被害に遭っていないので経験談が語れない)

    この本から学んだことは、以下2つ。
    ・殴る・蹴るなどのDV行為を行うものからは一刻も早く
     逃げる。
    ・お金の貸借は人間関係が切れる時。
     貸したら戻ってこない(あげる覚悟)と思って貸す。
     その時は人間関係が切れる覚悟で!

    この2つが揃ったら、今までの思い出とか、育んできた情とか、プライドも何もかも捨てて縁を切った方がいいと思いました。サイコパスと縁を切らないことで受ける被害は自分だけでなく、家族、友人関係へと蜘蛛の巣状に広がってしまうのが怖いのです。

    著者はかなり詳細な情報を文字で伝えています。
    (読んでて具合が悪くなるレベル)
    読むと残酷な事ばかりで辛くなってくるのですが、この事件から学ぶことはあると思います。
    続きを読む

    投稿日:2023.10.16

  • 店員

    店員

    2023年10月2日読了。
    九州という土地がサイコパスを産む素地を備えているのだろうか。この松永太然り、ママ友を洗脳した赤堀某という巨漢主婦然り何故にここまで人を思うがままに操作する怪物が産まれるのだろうか。
    被害者にもある一定の傾向が見て取れる。皆一様に世間体を気にし、「家」を重んじている。恥の感情に入り込むことに長けた松永太の狡猾さは生まれながらの才能なのだろうか。傍から見るだけでは子供騙しも甚だしい嘘に皆が絡み取られた事実をなかなか理解出来ない。
    一刻も早く松永の処刑が叶うことを心底より希求する。生きていてはいけない人間である。
    続きを読む

    投稿日:2023.10.03

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