【感想】改訂版 金利を見れば投資はうまくいく

堀井正孝 / クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
(19件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
1
10
7
0
0
  • 初心者でもある程度 理解できました

    著者の著作はこの本以外になさそうで、本を開いた印象としても余白が多く、中身が薄いのではないかと思いながら読み始めましたが、 思った以上に自分としては有益なことが書かれていました。著者の論理を裏付けするグラフが割と随所にあり(個人的には グラフを読むのが辛く流し読み程度)、ある程度は信頼できる内容ではないかと思いました。あくまで初心者の意見ではあるので、ある程度精通している方にとっては物足りない内容かもしれませんが、自分にとっては金利や 為替、米国経済と新興国経済の関係他、読んで良かったと思いました。 ただし投資の結果に直結するほどの内容かは微妙なところだと思います。続きを読む

    投稿日:2024.05.05

ブクログレビュー

"powered by"

  • けんと

    けんと

    【評価】
    内容   :★★★★☆
    読みやすさ:★★☆☆☆
    難易度  :★★★★★
    ボリューム:★★★☆☆

    【所感】
    金融市場の「炭鉱のカナリア」とも言える『金利』について様々な指標を基にした洞察がまとめられている。『景気循環』『金利の動き』『長短金利差』を因子とした季節分け、リスクオン・リスクオフの循環における『信用サイクル』など多くの分析がなされている。正直自分の頭では処理し切れない部分もあり、個人的には難易度は高めだったが、新たな知識や考え方が身に付いたのは間違い無いので総じて満足の一冊。続きを読む

    投稿日:2024.06.15

  • kiyoshi68

    kiyoshi68

    金利を見れば投資はうまくいく

    金利について少しまとめて勉強してみたいと思ったので手に取った。
    2022年6月初版発行。2024年2月時点で10刷発行は結構なハイペースなのでは。債券運用歴30年超の著者が、初心者向けに平易な言葉で金利の基礎から解説してくれている。それでも部分的に理解できないところはあるのだけれど。読み返してみたい本。

    ・世界経済の先行指標となる米国経済を焦点に、景気の変節点を金利の変動から見定めようとする視点。長短金利差、社債スプレッドの変化などが主なものだが、理解しやすい。

    ・第5章「お金は世界を回っている」
    ここで基軸通貨である米ドルが、世界市場をどのように循環しているかを図解も含めて解説している。WD(ワールドダラー・米ドル流動性)の概念も含めて非常にサラッと解説してくれている。基軸通貨論については他の著者のもので読んでいたが、どうしても政治・外交的な切り口からの議論になってしまう。ここまでカジュアルに説明している本は珍しいのではないだろうか。

    ・第9章「投資で成功するために」
    米国の投資環境を簡単に把握する方法が提案されている。セントルイス連邦銀行の公開資料から誰でも作れる。一つの目安として、自分で作ってみたい。

    ・2024年3月時点で読んで、およそこの2年間の経済動向を正しく予知していたと思う。米国の長短金利差は2022年10月頃からマイナス圏に突入しており、その一年後に当たる今年は注意が必要な場面のようだ。慎重にいこう。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.07

  • nyabii

    nyabii

    金利は炭鉱のカナリアとも言われており、投資環境を知るのに役立つ。短期・長期金利や金利差が重要な指標であることは理解したけど、金利だけでなく為替や物価との関連で見ていく必要もあるように感じた。

    投稿日:2024.03.02

  • ゆた

    ゆた

    景気のサイクルは長短金利差を見ることでわかるとし、その見方やサイクル時期における投資スタイルを解説してくれたもの。
    よりデータに基づいた投資を行いたい投資初心者におすすめ。
    しっかり理解するために何度も読み返したい。続きを読む

    投稿日:2024.02.28

  • nobu2kun

    nobu2kun

    『#金利を見れば投資はうまくいく』

    ほぼ日書評 Day759

    Kindle Unlimitedにて。

    この世界、何となく齧りかけて、正直よくわかっていない。プロの方からすると当然のことしか書いてないのだろうが、そんなところも見なければいけないのかー…と、勉強苦手な子的な"絶望感"が走る。

    もちろん本書や著者のフォルトではなく、評者の勉強不足によるもの。紙の本を買って、もう一度、頭から読み直すかな。

    https://amzn.to/3un2Zei
    続きを読む

    投稿日:2024.02.12

  • なおや

    なおや

    投資の予測
    1.ISM製造業景況指数 50が基準
    2.長短金利差
    3.信用サイクル:社債スプレッドで確認

    投稿日:2023.09.26

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。