【感想】人は聞き方が9割

永松茂久 / すばる舎
(165件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
31
70
48
5
2

ブクログレビュー

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  • meme

    meme

    イラストマンガがよりわかりやすく納得できた
    うなずき、笑顔、否定しない
    当たり前だけど、なかなかできないこともああるよなと

    投稿日:2024.04.21

  • カレー好き鍼灸師

    カレー好き鍼灸師

    ・人は常に安心感を求めている。人は自分の話を共感してくれて受け入れてくれる人に心を開くし安心感を覚える

    ・コミュニケーションは、相手を徹底的に不快にさせないこと、嫌われないこと、相手の話を否定しない肯定すること
    それが後に信頼関係に繋がってくる

    ・魔法の傾聴 (表情、うなずき、姿勢、笑い、感賛)を駆使して相手の感情に寄り添う
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    投稿日:2024.03.12

  • Mustaches

    Mustaches

     以前、人は話し方が9割を読んでとても勉強になったことを記憶していて、続編の今作を読んでみることに。

     タイトル通りではあるが、人の聞き方についてフォーカスした内容。聞き方が大切である理由や、聞き役になるメリットなど、聞き方のプロから学べる内容。

     前作の人は話し方が9割の内容も実は、聞き方にフォーカスした内容も含まれてたりするのだが、今作はさらに聞き方を深掘りした内容。
     聞く人のメリット、人に好かれる聞き方や嫌われない聞き方、また会いたいと思われる聞き方など、章ごとに分かりやすく解説されている。
     印象的なのは、「苦手なピッチャー(話す側)より良い音を鳴らすキャッチャー(聞く側)になろう。」というフレーズ。会話が苦手な人ほど話す側に注力したくなるが、実は求められている能力は聞く側で、さらに聞く側の方がハードルは低いのである。

     この本は、難しいテクニックなどを紹介しているわけでなく、誰でも難易度が低く尚且つ求められている「聞く側」の人間について詳しく書かれた良作だと思う。会社でも、家庭でも、どんな人にも役立つそして幸せになれる、聞き方にフォーカスしたとても役立つ内容だった。
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    投稿日:2024.02.26

  • みーば

    みーば

    「人は話し方が9割」=話9
    は、読んではいないが、
    この本で、両方読んだことになるかも。

    今の時代は積極的に自己アピールをする時代だと思う。
    SNSなどでも、自分を表現したり、発信したり、
    言いたいことを口にしないと、周りから取り残されるような感じを受けるだろう。
    でも、ほとんどの人は、うまく話せてない気がする。

    話し手の対極に、聞き手があって、
    初めてコミュニケーションが取れる。
    そして関係性が重要だと思う。
    相手の話を聞きたいという思いがなければ、
    大切に思える相手でなければ、
    どんな手法を尽くしても、聞き取れないだろう。
    嫌いな人や苦手な人からの話など、耳をふさぎたくなる。

    一つ、気になったのは、
    最強の共感ワード、「そうだよね、わかるよ」
    これは、本当に共感した時でなければ、
    安易に使わないほうが良いと思う。
    「簡単にわかるわけないでしょ!」
    と、逆に傷つけるのでは?
    深刻な悩みであればあるほど、
    同じような経験者でなければ使ってほしくない。


    「聞くことは読書と同じ」
    とあるように、本好きな人は聞くのが得意かも。
    読書はインプットの量が増える、はとても納得する。

    「体は食べ物で作られる。心は聞いた言葉で作られる。そして、未来は語った言葉で作られる。」
    と、北原さんの言葉にあるように、
    まずは、話す立場の上司や教師、リーダーなどが、
    いい言葉を聞かせてほしい。
    そして、その言葉を栄養にして、若者たちが聞いて、いい大人になって次の世代に聞かせてほしい。

    話9=聞き9
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    投稿日:2024.02.22

  • りぃ

    りぃ

    私はずっとコミュニケーションに苦手意識を持っていました。何でも自分を優先させすぎ、相手の気持ちを理解しようと努める回数が少なかったのです。こんな自分は当然学校でうまく人間関係を築けず、人間関係に悩みを持ちながら半分鬱状態で過ごしました。その時に出会ったのがこの本です。この本のおかげで周りの友達が当たり前にしているコミュニケーションの方法を学ぶことができました!それでもまだまだなので自分に足りていないと思うところを少しずつできるようにしていきます。この本に出会えて本当に良かったと思います!!!
    長々と自分語りと感想を失礼しました。
    コミュニケーションや聞くことに興味がある方はぜひ読んでみて欲しいです。
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    投稿日:2024.02.06

  • づま

    づま

    【要約】
    [はじめに]から
     人は本来話したい生き物だ。ゆえに人は「話し上手な人」よりも「話させ上手な人」を求めているといえる。
     解決なんてしてもらわなくていい。気持ちを理解し寄り添ってほしいと思っているものだ。
     その意味で、コミュニケーションにおいては、話し方よりも聞き方こそが大切といえる。

    [1章 なぜ「聞く人」はうまくいくのか?]
    ◯「話を聞いてほしい」の意味は、多くの場合、話の内容を理解・把握してほしいという意味ではなく、話の奥にある気持ちを理解してほしいという意味である。
    ◎人の数ある感情の中で、人が特に強く求めている感情は、安心感である。
    ◯人は誰しも自分が一番大切である。自分を認めてほしいしわかってほしい。わかってくれる・共感してくれる人を好きになるものだ。だからこそ、話を聞いてくれる人に価値を感じる。
    ◯聞く力を向上させるメリットは、人の感情がよりよく読めること、相手を不快にさせるリスクが減ること、新たな気づきを得られること、沈黙を恐れずに済むこと、人に好かれやすいといったことだ。
    ◯話し手を萎縮させるのは、難しい表情やノーリアクション、正解以外認めないという空気感だ。
    ◯会話においてリアクションが相手に与える影響は大きい。笑顔でうなずき、肯定し、訂正や難しい表情をしないことで安心感を作れる。

    [2章 人に好かれる人の聞き方]
    ◎「魔法の傾聴」を身につければ、あなたは聞き手として無敵になれる。
    (表情)まずは笑顔、相手の感情に自分の表情を合わせる
    (うなずき)うなずきの大きさにメリハリ、相手が感情を込めたときは特に大きく
    (姿勢)相手に意識を向けるために体を向けて話す、スマホを置く位置に気をつける
    (笑い)共感を示すために笑うこと、一緒に笑うこと
    (感嘆し賞賛する)略して感賛

    [3章 嫌われない聞き方]
    ◯とはいえ、話しやすい状態を作るためには、まずは嫌われないことが先決だ。
    ◎嫌われない聞き方をするためには、否定しない、押しつけない、マウンティングしない、結論を焦らない、答えや解決策を先に言わない、遮らない、適度な距離感を保つ、秘密を守る

    [4章「また会いたい」と思われる人の聞き方]
    ◯話の聞き方は、スキルというより、敬意や好奇心のようなメンタルが重要になる。
    ◯内容よりも感情に耳を傾け共感を示すことで、相手は安心感を抱き、心を開いてくれるものだ。
    ◯オンライン会議では全員に自分の顔を見られる分、オフライン以上に聞く力が問われる。
    ◯SNSの普及で、誰もが発信できる時代になった。多くの人の表現欲求が高まった分、聞く人の重要性はより増した。
    ◯まずは自分の身近な人や大切な人の話から聞いていこう。
    ◯自分の話を聞いてくれる人が一人いるだけで救われる人が世の中にはいることを想像しよう。

    【感想】
     自分はこれまでの人生で、適切な言い方・伝え方を選べずに失敗してきたという自覚がある。
     ただ、この本に出会ったことで、自分はもしかすると、言い方・伝え方の選択以前のコミュニケーションの過程で、容易に取り返せない失点を重ねてきてしまっているのではないかという、背筋の寒さを感じた。
     仮にどれだけ口頭表現や表情の作り方をスキルとして向上させたとしても、相手を話しづらくさせてしまっているなら、それらのスキルが奏功することはない。
     やれることや、やりやすいことからでいい。スキルやテクニックと思わず、相手に敬意をもって接するための姿勢として、一つ一つ実践してみようと思う。

     SNS全盛時代だからこその聞く人の重要性、という著者の指摘に強く共感している。
     発信は溢れており、ことごとく「いいね」等をすることは難しいが、まずは身近なところから、だ。
     自分もこうして発信している。どんなふうに反応してもらえたら嬉しいか。
     そのことを想像しながら、良い聞き手でありたい。
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    投稿日:2024.02.04

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