【感想】想定外

ジョン・ケイ, 青木高夫 / ディスカヴァー・トゥエンティワン
(13件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • sou (08thse)

    sou (08thse)

    色々と社会の「法則」について書かれているのが結構参考になった。
    「フランクリンの言い訳(すでに結論が決まっていることに対して、ストーリーやデータを合わせていくこと)」は、まさにありふれていると思う。

    投稿日:2016.11.20

  • tatsuyaokamoto

    tatsuyaokamoto

    ビジネスであれプライベートであれ、目的や目標の設定、実行計画の構築といった直接的な意思決定アプローチが必須とされる風潮に、と著者は「そうじゃないよ」と一石を投じる。意思決定に科学があるのであれば人の出す結論はすべて同じであり問題は解決されるはずだが、現実はそうではない。回り道的な意思決定のアプローチの優位性を著者は説く。具体的に言えば 1.様々な角度から何度も考える 2.身のすくむような困難に直面したらとにかく何かに手を付けてみる。 3.複数のモデルで判断する。判断力はそれらの訓練・経験によってのみ向上する。考えているだけでは物事は何も解決しない、と自分は理解した。耳が痛い。続きを読む

    投稿日:2016.10.29

  • prepre1212

    prepre1212

    目的に直接的に向かうのではなく、無意識のうちに取り組みやがて達成してしまうというプロセスである回り道が重要
    利益獲得の道はまさに回り道であり、意義があると考えた目的を追求した結果
    複雑な問題を回り道的なやりかたで解決するには、未来に横たわる目的の解釈、達成途上に置く目標の実現、基礎となる行動の実践の三つをうまく繋げる必要がある
    ベストな結果とは、同じことの繰り返しや環境への適応でしかない
    続きを読む

    投稿日:2015.12.29

  • felisi

    felisi

    ディシジョンメイキングに関するモデルは最大化モデルと満足化モデルにおおきくわけられますが、本書はこれらをそれぞれ直接の考え方と回り道的考え方として解説しています。そして、複雑で環境変化が激しく、不確実性の高い問題がほとんどである以上、回り道的考え方による意思決定をせざるを得にないと説明しています。稚拙ですが、ハイブリッドな考え方でいけば最良かと結論づけました。続きを読む

    投稿日:2014.05.05

  • saitohtakayoshi

    saitohtakayoshi

    「回り道をしても案外上手く行く」ということが書かれています。
    何事も効率的に最短でやれるに越したことはないのですが、
    その様な進め方をすると何かと綻びが出てきます。
    自分がイメージしたのは急速に経済を発展させた日本が現状
    精神的な面で様々な綻びが出ていることです(最近のニュースを見ていると特に感じます)。
    もちろん人生は有限のため、時間の概念を無視して考えることは難しいですが、一度立ち止まって自分やってきたことの方向性を見つめ直す必要はあると思わせてくれた一冊です。
    続きを読む

    投稿日:2013.12.27

  • chibaran

    chibaran

    分析的・論理的に過ぎる「科学的」アプローチに疑問を呈する、というか反発する、嫌悪をあらわにする、経営コンサルの懊悩、告解を聞いているようで、大変ですねえ、という気持ち。

    投稿日:2013.12.20

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