【感想】構想力が劇的に高まる アーキテクト思考―――具体と抽象を行き来する問題発見・解決の新技法

細谷功, 坂田幸樹 / ダイヤモンド社
(14件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
5
2
5
2
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • Ka

    Ka

    前半の1〜4章は、「アーキテクト思考とは」を、建築家やITアーキテクト等の定義を比較しながらの「根本理解」なので、少々読みづらい。
    後半5〜8章は具体的な事例を基にしたケーススタディが中心で、読みやすい。
    物事を俯瞰的に捉えて一旦抽象化し、解決策のモデルを構築したら、具体的にアクションしやすいレベルまで落とし込むことが大事。
    その為にバリューチェーン、経営資源、多様性、等の軸を活用したフレームワークを使用することが書かれている。フレームワーク一つ一つの使い方(考え方)が描かれていて、参考になる。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.24

  • katoetu

    katoetu

    分かりやすく書いているようで、分かりにくい。なぜなら新しい考え方を伝えようとしているから。
    具体と抽象。
    専門とarchitect。
    木を細部まで捉えると考え方が硬直するから、抽象で見よう。木(植物、物質、燃える、加工しやすい、生き物、生態系の一つなどなど)そうすれば前例に捕らわれない新しい考え方が生まれる。というようなことかな?続きを読む

    投稿日:2024.02.18

  • INSPIRE@JTC

    INSPIRE@JTC

    自分が大好きなジャンル。思考系の本。前半は良いです!後半は若干の飽き。「ボーリングのピンモデル」「川の上流と下流モデル」はイメージしやすくて分かりやすかった!タスクの入り口で、1人でうーんと悩んで、ビックピクチャーを描くことって重要なんだ、大切な役割なんだ、と勇気付けられる。「まずはブレストしようぜっ!」と群れる傾向があるが、これに一石!続きを読む

    投稿日:2023.12.04

  • u1000

    u1000

    指導に行き詰まったら再読。将来有望な若者には薦める。
    過去の同僚を思い浮かべると、読んでも腹落ちしない、理解できない人は一定数いると思う。というか多い。この本の価値は、読み手の考え方のスタンスや嗜好によって大きく異なるということ。続きを読む

    投稿日:2023.09.16

  • Masaya

    Masaya

    過去に細谷さんの著書を読んでいるためスラスラ読める。重複している内容も多いが東南アジアの事例にフレームワークを添えて說明されていて実践イメージが持ちやすかった。

    投稿日:2023.01.29

  • はる

    はる

    具体と抽象

    「具体」とは、五感で感じられ、直接目に見えるもの
    「抽象」とは、実態とは剥離した概念のような人間が頭の中で生み出したもの

    この本の中で特に刺激的だった一文。してはいけないことは、顧客に「どんな○○が欲しいのか?」を質問すること。
    →自動車を普及させたヘンリーフォード
    もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、彼らは「もっと速い馬が欲しい」と答えていただろう。」と。

    交通手段が馬車だった時代、自動車を知らない人々は、早い馬を求め、「自動車をつくってくれ」とは言わない。お客さんが欲しいと言う物ではなく、自分が欲しい物、お客さんに欲しいと思わせるものを自分で考えることが重要だと考えます。

    映画監督の小津安二郎氏の言葉に「どうでもいいことは流行に従う。重大なことは道徳に従う。芸術は自分に従う。」

    続きを読む

    投稿日:2022.07.16

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。