【感想】ルックバック

藤本タツキ / 少年ジャンプ+
(108件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
51
32
15
1
0
  • まあまあ

    チェンソーマンが好きだったのと、話題になってるみたいなので購入してみました。普段、レビューとか書かないんですが、書いてみようかなと思わせるくらい何か心に刺さるものが、あったのでなんとなく投稿してみました。まあ、読み切りとしては、普通に面白いと思います。続きを読む

    投稿日:2021.09.12

ブクログレビュー

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  • かのと

    かのと

    このレビューはネタバレを含みます

    2024.4.14再読
    説明しすぎず、絵で見せるところがすごい。
    最後の方の展開は、パラレルワールド?願望的な妄想?

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.04.15

  • 職業:自由人と名乗りたい

    職業:自由人と名乗りたい

    再読。

    映画は画面の切り取りにより、観客の感じる、時間の流れを規定する。切り取りがない分、小説は読み手に時間の流れの速さが委ねられる。漫画はその中間というのが自分の考えだ。

    (ちなみにアニメはというと多くの場合、原作の漫画を動かしただけという状況に陥りがちである。それで素晴らしい作品が生まれるのも見るには見るが、よりアニメという表現を追求するなら、映画的に原作の行間を描くということが求められるのではないか。)

    その意味で、この作品は映画寄りの漫画だ。こういう映画的な感性を持った人が描く作品がスポットライトを浴びるのは稀であり、良いことだと思う。SNSの発達で出版プラットフォームの力が弱まったことによる良い面かも知れない。SNS漫画でこういうクリティカルな短編を見たことはあまりないが。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.03

  • 5ost

    5ost

    藤本タツキ先生の、ワナビがマンガ家になるまでを描いた話です
    映画化するので読み直しました
    マンガで人を救えるのかどうか、という話でした

    タツキ先生が美大卒らしいので、京本が本人を投影されているのかなと思いました
    自分の描いたマンガが不登校児を救って、ワナビの承認欲求を何よりも満たしたのが京本でした
    背中を推される形でマンガ家になり、突然に訃報を聞いて心が折れてしまいます
    心ともにペンが折れてしまった藤野は、引きこもっていた京本の描いた4コマ漫画を見て、蘇ります
    背景担当で芸術家肌の京本がマンガをかいたのは、後にも先にもその1ページだけだと思います
    お互いに心を動かしあってるなと思いました
    マンガを書いてるのは人で、京本を殺害したのも人で、人を殺すのは人ですが、人を救うのも人なんだと書かれています
    ここが災害や事故ではなく、故意の殺人が死因に選ばれた理由だと思います
    マンガが人を救うと書きましたが、これは自分のマンガではダメというのが業だと思いました
    藤野の書き換えた商業マンガではダメで、京本が描いた4コマ漫画でないと救われなかったのがおもしろかったです
    他者でないと救われない藤野のエゴが、京本を必要としていたんだなと感じました

    これを映画で表現するのかと疑問でした
    どんな形になるんでしょうか
    続きを読む

    投稿日:2024.02.24

  • 月火水木金土日

    月火水木金土日

    このレビューはネタバレを含みます

    かつては己の承認欲求を満たすために漫画を描いていたものの、気づけば漫画を描くこと自体がかけがえのない日常の一コマと化していた。

    一コマ一コマとあのころの日常を取り戻すように、机に向かい再起する主人公の背中は美しかったです。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.02.21

  • おーい粗茶

    おーい粗茶

    経験をしたことがある人はわかると思うが、マンガでも小説でも音楽でも創作作品を生み出すということは、比喩ではなく我が子を産みだす感覚にかなり近い。自分の身と心を削り捧げる、つまり自分という人間をかなり根こそぎ差し出す行為だからだ。その証拠に作り上げた直後、達成感が強すぎてすぐに気づかないが、消耗感がもの凄い。(余談だが、マンガ原作者の気持ちを軽んじたテレビ局や出版社界隈の人間がそのことをあまりにわかっていないことには絶望したし、その作者が生み出すものが自分たちの生きる糧なのにも関わらずその敬意のあまりの無さを心底軽蔑する。そんなことをやっている猟師がいたとしたら間違いなく自然に殺されるだろう、それと同じ行為だ。)もとい、描くことがつなぐ2人の友情は、ともに自分の人生を内面から差し出す行為とともにあったわけで、それは相当に深い絆だったろう。お互いの才能に惹かれ惹かれあった人と出会えた喜びを爆発させる雨の帰り道、マンガ賞を受賞したことを2人で確かめた雪の降る日のコンビニ、そして同じ部屋で黙々と作品を描くことに没頭している間2人はお互いに背中を向けていて、ふと振り返った時にその自分の人生を支えてくれる存在がいることの喜びを奇跡を何度も何度も噛み締めただろう。部屋に掛けられていた半纏の背中の筆跡に、実際は2人で描いたものではない連載マンガの単行本の描線に、確かに2人でやってきた痕跡を見つけ、自分たちの人生はお互いが振り返った時の友の姿で支えられ導かれていた、それはこれからも続いていく、いや、続けていくのだ。卓越した表現力でかけがえのない友情の姿を描いた素晴らしい作品だった。続きを読む

    投稿日:2024.02.20

  • むらしぃ

    むらしぃ

    ピクニック中に崖から落ちたけどギリ生きてるみたいな感覚になる漫画

    前中盤までの主人公達を応援し続けたいと思えるくらいの青春漫画からの後半の急展開に、電車で降りる駅を2回間違えて遅刻した。

    投稿日:2024.02.15

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