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鈴木祐 / クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (70件のレビュー)
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総合評価:
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Jones saint
日々不安を感じる中で改善策を提案してくれる 科学的根拠を基にした改善策 東洋哲学も交えて面白かった。
投稿日:2024.03.11
1754295番目の読書家
P144まで読んでていい感じ! ■覚えておきたいこと ・この本は、幸せな環境なのになぜか幸せを感じない人とか、気疲れしやすい人に向いている。 ・人は生物の生存戦略的にネガティヴに考えやすい生き物。 …・自己を生み出すことで苦しみが生まれる。人間は社会的に生きていくために他者との比較や自己の観察や反省などで自己を生み出す。 ・人は認識の後に物語を勝手に作り出して解釈する。その物語が悩みを生み出す。そんなのいらない。 ・自分のマインドセットと環境が解釈を決める。 ・感情のラベリングを豊富な語彙力でできると悩みが混乱しない。 ・自己認識を整えるために体を観察すると良い。ヨガ的なの。 ・自分の安心できる部屋や想像上の空間などのセーフティーゾーンをつくると安心しやすい。 続きを読む
投稿日:2024.02.09
ぷりん
悩んでたり苦しいと思っている時に読めば、 負のループから抜ける手助けになる本。 自己を知り自己を受け入れる。 自分の感情のコントロールなど実践方法が書いてありました。 科学的根拠と東洋哲学が混ざり合っ…ていて、面白かった。続きを読む
投稿日:2024.01.26
fuchen911
このレビューはネタバレを含みます
「この本の目的は、あなたの不安や心配事をクリアにし、あなたが生まれ持つポテンシャルを取り戻す」 「「いまを楽しもう」「とにかく行動しよう」で解決するなら苦労しない」 という紹介に惹かれて読了。 導入にはとても惹かれたけれど、私には内容が難解だった。 順を追って、ワークも詳しく紹介してくれているけど、神経科学と脳科学をもとにしてる分細かすぎて、まったくできる気がしない。 ただ、いくつか頭に残った言葉があるのでメモ。 ・心配事の97%はおこらない ・人類はみな生まれつきネガティブである。 ★真の苦しみは"二の矢"がささるかどうか(反芻思考) ・すべての苦しみは「自己」=生存用のツールボックスに行きつく ★自己は物語(脳が生み出したシミュレーション)で構成されている =メンタルが強い弱いの問題ではない =架空の概念なので「ありのままの自分」を探すのは困難 ★状態を整えるには「感情の粒度をあげる」 =感情のラベリング、新しい言葉を学ぶ ・「苦しみ=痛み×抵抗」なので、上手に降伏する(現実を受け止め正面から向き合う。) ・無我を達成するには、 「停止」…限界まで物語の強度を下げる 「観察」…物語を現実から引き離す
投稿日:2024.01.13
tamago
○どのように自分が感じたのかを程度をこまかくして言語化する。 感じの程度が粗いと脳が 混乱する。 ○ほとんどのことは自己が抱そうした もので90%は起こらないこと である。 ○悪法に対して実はそう…いう行動をとらなくてもいいのでは別の選択肢を考えることができるとよい。続きを読む
投稿日:2024.01.11
ucym100
p40 真の苦しみは”二の矢”が刺さるかいなかで決まる ゴータマ・ブッダ 一般の人と仏弟子の違いとは、”二の矢”が刺さるか否かだ。 あらゆる苦しみはランダムに発生し、いかなる知性でも予測は不可能… これが”一の矢” ところがここで多くの人は”二の矢”を放つ 半身不随による苦痛そのもの 次に、なぜ自分だけがこんな目に遭うのだ、身体がうごかなくなったら家族はどうすればよいのか、介護ばかり受けてもうしわけない、もう人生は終わりだ これが”二の矢” 特に現代の環境では矢の和が日本で済めば良い方で、三の矢、四の矢と続け様に自分を刺し貫く人が少なくありません。 最初の悩みがまた別の悩みを呼び込み、同じ悩みが脳内の反復される状態を心理学では反芻思考と呼びます 反芻思考はうつ病と不安障害と相関 多いほど心臓病や脳卒中にかかるリスクが高い いつも頭の中に否定的な思考やイメージが渦巻いていたら、ほどなく心を病んでしまうのは当然でしょう p44 あなたの怒りは6秒しか持続しない 近年の研究では、"一の矢"の脅威が思ったほど長く続かないことがわかってきました。 ドーパミンの持続時間は薬10分前後で、その時間だけしのげあなたは渇望に流されず、"一の矢"だけで苦しみを負えられるわけです p48 現在だけを生きる動物に、過去と未来を思う苦しみはあり得ません。したがって動物たちが”二の矢”を継ぐことはなく、広い時間間隔を持つ人間だけが苦しみをこじらせてしまう。芥川はそう考えました。 p50 すべての苦しみは自己の問題にいきつく p52 私達の苦しみが長引く場面には必ず自己が関わり、目の前に存在しない過去と未来の脳内イメージが、あなたのを”二の矢”で貫いています。私達は自己を中心にネガティブな思考とイメージを増大させ、最後に苦しみをこじらせる生き物なのです。 自己に拘る人ほどメンタルを壊しやすい p57 グループでの生活を生き抜くには 他者とうまくコミュニケーションし、自分が裏切られないかどうかを予測する 他者からどのうように見られているかを予想し、期待されたとおりに振る舞う p58 自己は生存のツールボックス 自己が持つ働き 人生の記憶、性格の要約、感情の把握、事実の知識、連続性の経験、実行と所有感、内面の精査 p62 自己が消える時 極度の集中状態、リラックス状態p64 自己は日常的に生成と消滅を繰り返し、わたしがなくても問題ない状況が多く存在する 自己は人間が持つ多くの生存ツールのひとつであり、感情や思考といった他の機能と変わりがない p72 ヒトの脳は0.1秒でストーリーを生み出す 次のステップで世界を体験すると考えられていた 周囲の映像や音声を目や耳などの感覚器官が受け取る インプットされた情報が脳の高次エリアに届けられる すべての情報を脳が処理した後で最終的な判断を行う 脳=物語の製造機 周囲の状況がどう展開するかについて事前に脳が物語をつくる 感覚器官が受け取った映像や音声の情報を脳の物語を比べる 脳の物語が間違っていたところのみ修正して、現実を作る 人間の脳が物語の製造機になったのは、日常の活動の使うリソースを節約するため p80 歪んだ物語は自分自身にも牙をむく。 友達が急にそっけない態度をとってきたとき、人間の脳は現状を説明してくれる物語をもとめ、その結果として、忙しい人は態度が冷たくなりやすいものだという無難だ物語がピックアップされれば、日を改めて連絡しようと思うだけ。苦しみが一の矢だけで終わった状態 その一方、ここで脳が私は愛されない人間だからという歪んだ物語を取り出したら話は変わります。あなたの中には「嫌われたのではないか」「なにか悪いことをしたのではないか」などの思いが浮き上がり、いつもまでも頭をめぐり続けるのです 要するに、同じようなトラブルにも苦しむ人と苦しまない人がいるのは、あなたのメンタルが弱いか強いかでかの問題ではありません。脳内に作られた独自のストーリラインが適応か否かの問題なのです p83 さらに面倒なことに、わたしたちの脳が外部の情報だけをもとに苦しみを生み出すわけではありません。目や耳から入った映像や音声データだけでなく、あなたの肉体が内側から発する情報もまた物語づくりのリソースに使われます。 p090 師匠から視覚皮質に向かう情報(逆?)の経路より、高次機能から視床に向かう経路のほうが10倍多いという事実です。言い換えれば、わたしたちの脳の構造は、網膜からインプットされる生の情報よりも、高次機能が作った物語を格段に重視する設計になっています。 p92 錯視とは、現実のデータ不足を脳が物語で強引に埋めた結果なのです p95 まとめ 1物語は脳内で自動的に動き出し、わたしたちに制御できない 2私達は物語を唯一の現実だと思い込み、それに気づいていない p102 アメリカ人を襲う幻聴は、日本人と同じくネガティブな言葉がほんとど 死ね、殺す、最悪の人間だ ガーナやインドの農村部に住む人が聴く幻聴は、正しく生きよ、l良い日がくるといったポジティブな内容が混ざり、声の調子も穏やか アフリカやインドの田舎町では幻聴を神の言葉や先祖の伝言として解釈することが多い p104 セットとセッティング セット 個人の性格、感情、期待、意図などの状態 セッティング 物理的、社会的、文化的な環境の状態 p108 セットとセッティングを整えるには、外部環境、内部環境の調整が必要 内部環境ー思考とイメージ、臓器の感覚 p112 セットを整える 感情の粒度を高める 多くのボキャブラリーで表現する そのためには新しい言葉を学ぶ、感情ラベリングを行う p118 内受容感覚 心拍数トラッキング、筋肉感覚トラッキング p141 入らざることを捏造して自ら苦しむのが人間(夏目漱石、吾輩は猫である) p182 私達が人生で出くわす、1の矢(痛み)は誰にも避けられません。そこに現実の抵抗という行為がくわわることで二の矢(苦しみ)が生まれるわけです。ならば私達がとれる対策は一つしかありません。すなわち、現実に対して積極的に降伏するのです p184 現実への降伏が上手い人は、次の物事へ積極的に白旗を上げる姿勢をもっている 反芻思考、身体イメージ、失敗の記憶、自分の性格、自分の感情 p211 あなたの脳は1秒とかからず物語を生み出すため、その発生を意図的に食い止めることはできません。その上、私達は虚構のストーリーを絶対的な現実だと思い込む傾向まで合わせもっており、そもそも物語に動かされている事実にすら気づけません p214 禅問答 パラドックスの枠内で頭を悩ませ、文字通り頭を悩殺させることが禅問答の出口であり、解決策なのだと気づくまで悩み続けなければならない。(禅問答の役割とは)あらゆる恣意的な情報において解釈を拒み、自分自身を抹消することにある p216 何らかの作業に意識を集中させることで、物語が停止する現象はすでに複数の実験で確認されています 詠唱 礼拝の祈祷文を一定のリズムと節にのせて歌う宗教儀式 日本の祝詞や念仏も詠唱の一種 oneという言葉を繰り返すと、DMNの活動量が下がる DMNはあなたが何もしていないときに活動を始める神経回路で内側前頭前野や前部帯状皮質といった幅広いエリアから構成される DMN自分に関する情報を処理するところ 私達に苦しみを生む原因 将来のことを考える、過去を振り返る、誰かとコミュニケーションをする その様な場面でDMNの活動が激しくなる 自分にまつわるネガティブな物語を生み出すため、ミーセンターを呼ぶ専門家もいる グレゴリオ聖歌、読経、祝詞 あなたの脳内のDMNが静まり、本来は自動的に動き出すはずの物語の機能をとめている p222 観察のトレーン具は、脳のわたしに関わる領域に変化をおこし、最後にはメンタルの改善や集中力、記憶力の向上がみこめるようです。 苦しみをこじらせる人の脳は、世界の小さな変化をすべて自分ごととして捉えがちなのです p225 停止の力で物語の強度を限界まで下げ、観察の力で物語を現実から引き離す。この2つが無我を達せうするための最後のスキルです。 p228 停止と観察のトレーニングを効果的かつ安全におこなうための5つのポイント 斬進性 作務 日常生活(眼の前で起きていること)を観察 止想 フォーカストアテンション 脆弱性 軟酥(なんそ) 受容性 語想 観想(オープンモニタリング) 縁起性 慈経行(じきんひん) 超越性 畏経行(いきんひん) p247 自己が鎮まったあなたはひとつの場になる 自己、思考、感情のいっさいは、どこからともなく現れる 自己、思考、感情のいっさいは、放置すればやがて消えていく p254 無我に至ったものが得る智慧の境地 p268 無我がもたらす3つの世界観の変化 無我はあなたを永遠の初心者に変えます 無我は変化への限りない受容力を生みます 無我はあなたに圧倒的な自由をもたらします。 続きを読む
投稿日:2023.10.29
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