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荒井裕樹 / 柏書房 (48件のレビュー)
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usaco
感想さえもまとまらない 終話がとてもいい 荒井さんの「自分の言葉」がいちばんいい まとまらない日々が愛おしくなる 生きるのに遠慮はいらないんだ 自分以外の誰かに対して硬直した像を押し付けることと、…自分自身を堅苦しい像に閉じ込めることは表裏一体 そもそもその像って正しいの? 「自己責任」と言い捨てることで、他人の痛みへの想像力を削いでいく 速く慌ただしくなった社会で、膨大な出来事はどこか遠くで起きたことになる 人間の在り方とかを考える時間も取れてない 流れてしまう毎日 黙ることで逃げる 近くの人も思いやる余裕のある余裕がない うわべだけの言葉 本当に大切なことは何か? 大切な人を思いやること、思って思って、不器用でいいから、言葉と行動で励ませる人になりたい続きを読む
投稿日:2024.01.14
mayuharu21
タイトルとまえがきから、 政治家に顕著に見られる「日本語の乱れ」について 掘り下げる本なのかと思って読み始めた。 違った。 障害者の声、ハンセン病患者の声、 届かない弱者の声を取り上げた本だった。 …といってもテーマが一貫しているわけではない。 少数派が声をあげることに意味があることを訴える部分、 これを読んだときは、ひとつ前に読んだトランスジェンダーに 共通することから、本が本を呼んだのかなあと思ったり。 でもそればかりではなかった。 「川の字に寝るって言うんだね」とぽつりとつぶやいた方から見える らい病患者に対する親戚の冷たさ。いないことにするから、と。 相模原事件で私が持った違和感はこの親戚と共通するのではないか。 などなど、思わぬ方向に話が進み、 それはそれで考えさせられるものではあったが、 。。。これが「まとまらない」だったのかと、 なんだかもやもやする。 前の本と合わせ、 マイノリティが声をあげていい、言葉を発していい時代になっている、 それだけは確かだし、大事にしたい。 それで締めくくることにしよう。続きを読む
投稿日:2023.12.13
sak.i.ko
まえがきの勢いが、勢いはあるけれど読み易く、述べていることにも共感できたので楽しみに読み進めていたが、途中から筆者が主としている障害者運動の話ばかりになり、その活動の方々の紹介の様な視野が狭まった印象…となってしまったのが残念だった 。 それを踏まえていま筆者が考えているところだけを筆者の言葉で綴ってくれたらそれでよいと思った 。想像する人となりや話し方に好感をもてたから尚更だった 。続きを読む
投稿日:2023.11.19
rock12
文学者が書く言葉についての話。 とにかく文章が美しくすらすら読める。著者がいろいろ感じて思うところがあるのだが、ちょうどいい言葉が見つからずまとまらない。その感じががんがん伝わってくるし大事なことだし…感想を書こうと思うが簡単には言葉にできない。 今まで考えたことのない問題をつきつけられ心が揺さぶられる。他人の痛みへの想像力をなくしてはいけない。続きを読む
投稿日:2023.09.08
papikoism
言葉が壊されている、まえがきで得心する。 SNS等言葉に触れる機会は増えているのにどれも空虚だと感じていた。 どんな境遇の人も排除されることなく安心して生きられる世の中にする為、今こそ立ち止まり考えな…ければならない。続きを読む
投稿日:2023.08.27
sikisoku55
このレビューはネタバレを含みます
正直に言うと、序盤は作者の言い方というか言葉に「ん?」と感じることがあって、うまく言えないけど、「~縁がないという方のために、説明しておこう」とか。あくまで個人的な感じ方なので、いい悪いを言ってるのではなく自分はそう感じたという正直な感想。 ただ、後半はとても心に刺さる詩や言葉を紹介されていて、花田春兆さんの言葉で「評価されようと思うなよ。~」とかなるほどな~と思いました。
投稿日:2023.07.17
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