【感想】前に進む力

著者が学んだ人生の教訓をパワフルな言葉で綴っている。人間関係に疲れていたので癒された。不安な時に読みたい一冊。

とても優しい本！
心が温かくなり、前に進もうと思わせてくれる。

自尊心を持つこと
完璧でなくとも前に進むこと
人生を楽しむこと

人生は何が起こるかわからないから面白い(*^^*)

よかったー。
どの文章にも、現場で学んだ事のキラメキ感が伝わってくる。
今一歩が踏み出せないでいる人、自分に自信が持てないでいる人たちに読んで欲しい。

ヴァンガード・ジャズ・オーケストラのリーダーとの対談をもとに、その経験が本になりました。。

音楽的なことよりも、
組織運営や、キャリア形成を含めて働くことについての考え方を、
アルコール依存症のリハ…ビリ施設に入った経緯等、
かなり深い話もまじえて話しています。

「人生の最中に与えられる"チャレンジ"のうち、どれが『自分の力でなんとかできる』もので、どれが『自分の力ではどうしようもない』ものなのか、大切なのは、その"違いを見抜ける"ようになることだ」
「人生において、誰と出会うのか、誰と一緒にやるのかは、お互いにとって最も影響の大きい重要な決断である」

などの言葉や、

目の前の仕事に全力を尽くし、
これまでの自分の仕事が信頼となって、次のより大きなチャンスにつながるというメッセージに、強く感化されたような気がします。続きを読む

完璧じゃなくていいいから、前にすすもう。
よちよち歩きでいいから、前にすすもう。

いつかこの、チャレンジングで前向きな、ジャズクラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」の演奏を聞きたい。

自分はあまり進歩していないな。
と思ってしますことはないでしょうか。


本日ご紹介する本は、

ニューヨークの名門ジャズクラブ
「ヴィレッジ・ヴァンガード」を拠点に
最前線で活動する「ヴァンガード・…ジャズ・オーケストラ」
のリーダー、ダグラス・パーヴァイアンスさんの著書。

ミュージシャン、そしてオーケストラのリーダーとして、
日々成長し、人生を楽しみながら
チャンスをつかみとるために大切なことがらを、
47項目にまとめた１冊です。

ポイントは
「コンフォートゾーン」

コンフォートゾーンというのは
心理学用語で、”自分に合った範囲”のような意味です。

たとえば、自分は年収５００万円だったとします。

しかし、これがいきなり年収３００万円になったら
生活するのにたちまち困ることになります。

しかし、年収３００万円が日常の人からしてみれば
それはそれで、なんとか生活しているはずです。

年収５００万円の人にとっては
その環境がコンフォートゾーンであり、
年収１０００万円になっても、
それに見合った仕事はできないでしょうし、
年収３００万円になっても生活に困ります。

居心地の良い場所に居続けていては、
何も起こらないし、成長できません。

自分のコンフォートゾーンを変えていく必要があります。


「成長」

人間は一足飛びには成長できません。
一歩一歩地道に成長を続けるしかありません。

大きな目標を掲げて、ムリだと思うのではなく
少しでも目標に近づいていることを実感することが重要です。


「目的」

人は自分のためだけには、がんばり続けられないものです。
今目標があるとしたら、その目標の
そもそもの目的を見直しましょう。

自分の欲望だけが目的だと、達成は難しいです。
誰かが自分を必要としていることで、力が発揮できます。


「発展途上」

いつでも人間は発展途上です。
だから、ミスもすれば、失敗もします。

発展途上の過程で、ミスや失敗は
あってあたりまえ。

失敗しても、失敗に悩むのではなく、
ベストを尽くせたのかどうかを
省みようと思いました。

ぜひ、読んでみてください。



◆本から得た気づき◆
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居心地の良い場所に居続けていては、何も起こらない。そして成長できない。
人間は、大きいなハードルと向き合った時、乗り越えるために尋常でない努力ができる
成功できるかどうかは、熱意が継続できるかどうかにかかっている
自尊心が回復してくると、「失敗してもいいから、成長しよう」という気持ちになれる
人は自分のためだけには、がんばり続けられない＝成功のためには大義が必要
我々が採用したいのは、自分の演奏だけが良ければいいという人ではなく、全体で良い音楽をつくろうという協調性のある人
自分が全てをコントロールするよりも、みんなの力を借りたほうがうまくいくことが多い
「人としてのマナーは大事」＝チャンスは人が運んできてくれるもの
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◆目次◆
第一章 コンフォートゾーンから一歩踏み出す
第二章 人生のチャンスをつかみとる
第三章 トラブルとピンチをのりこえる
第四章 組織づくりで大事にしたい7つの信条
第五章 チームがうまくいくコミュニケーション・7つのヒント
第六章 自分の人生を楽しむ
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◆マインドマップ◆
http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/b1dd53fd50bbb2ff.png
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