【感想】ダチョウはアホだが役に立つ

塚本康浩 / 幻冬舎単行本
(24件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
10
12
0
1
0
  • 日本も捨てたもんじゃない

    タイトルに惹かれて買ってしまったが、人生の教訓と新型コロナの知識をいっぺんに勉強できてえらいお得な本でした。

    投稿日:2021.05.08

ブクログレビュー

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  • Dandelion-o_o-YO

    Dandelion-o_o-YO

    一般人にも読みやすく、関西弁で書かれている。

    ダチョウの生態って、こんなにおもしろいんやって興味がわいた。

    ダチョウ抗体の発見素晴らしい!!

    多少アホなくらいが世のため人のために役に立つのかもしれませんね。(本文より)
    確かに、それくらいの方が人間も世の中生きていきやすいかもね、、
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    投稿日:2024.02.07

  • かおるひめ

    かおるひめ

    アホで気の荒いダチョウを愛する著者が語る、
    ダチョウの途轍もないパワー。真面目&抱腹絶倒のエッセイ。
    ・はじめに
    第1章 ダチョウってどんな鳥?そのすごさとアホさ
    第2章 ダチョウ研究23年、その悲喜こもごも
    第3章 ダチョウ抗体が秘める無限の可能性
    第4章 鳥少年がダチョウ博士になるまで
    第5章 新型コロナウイルスに立ち向かうダチョウパワー
    ・おわりに
    各章末にコラム有り。

    ダチョウって途轍もなくアホだけど、
    途轍もない可能性を秘めてるよ~と、
    語る著者自体も、途轍もないパワーの持ち主でした。
    目玉よりも小さくシワのないつるんつるんの脳の持ち主。
    混ざってしまえばメスも子どもも数すら忘れてしまうし、
    カーブを曲がりきれずに激突しちゃうし。
    ところが身体能力がやたら強い、ダチョウ。
    自己治癒能力の高さ、抗体を作る能力の素晴らしさ!
    大変だったけど鳥大好きの子ども時代を経て、
    紆余曲折な学生時代を歩み、プラス思考で多くの糧を得て、
    多くの縁とチャンスをも吸収し、役立つ研究に邁進する。
    ダチョウ抗体って様々な面で役立っているんだな~。
    鳥インフルエンザや新型コロナウイルス等についての
    説明も分かり易かったな~。産学連携の事も。
    何よりも、どんだけ好きなのかと思うほどの、
    ダチョウ愛が零れ出ていてすごかったです。
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    投稿日:2023.11.11

  • メメ

    メメ

    テレビで拝見して、直ぐに購入して読んだ本です。
    読了してから随分経ちますが、今だに面白かったことが忘れられず、手放せない一冊です。笑
    興味が人の役に立つ、素敵です。

    投稿日:2023.10.29

  • nagaking

    nagaking

    めちゃくちゃ面白かった。
    ダチョウはアホだが役に立つ。まさに題名の通り。

    学者もビジネスセンスを身につけるべき、というのはその通りだと思う。研究費が減らされる中、自身で研究費を稼ぎながら「役に立つ」研究を続けてきた著者はすごいと思う。

    私は学問は「一見役に立たないことでも続けるべき」派なので、著者の言うことに全乗りはできないのだけど、役に立たない研究を続けるために、役に立つことをやって金を稼ぐとか、そういうセンスは今後学者にも必要になるんだろうなーと。古文漢文は役に立たないから教える必要はない!とか言い出す輩がいる中で、学問の火を絶やさないために、学者も賢くならないといけないのかもしれない。ダチョウの話とはちょっとズレるが、そんな感想を持った。
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    投稿日:2023.06.28

  • amomaru

    amomaru

    冒頭のダチョウのアホさに惹かれて購入。
    自分の家族と他の家族が混ざってしまっても気付かないだとか、一羽に釣られて全員が走り出すにも関わらずなぜ走っているかわかってないなど、アホすぎて愛おしいw
    読み進めていくうちにダチョウの治癒力の高さ、免疫力の高さにとても驚いた。肉が見えるほどに大きく穴が空いてしまってもすぐ治ったり、抗体の増え方がワクチン開発に役立つ一面があったり。
    また著者の先生のダチョウ愛にもフフフ…wとなってしまう場面もあったり。
    こういう研究分野の裏話を教えてくれる本はやっぱりおもしろい
    続きを読む

    投稿日:2023.06.13

  • kuritanu

    kuritanu

    タイトルに抵抗があって、読んでなかったのだが、著者は何冊も本を出しているので、とりあえず一冊読んでみるかと。

    まず、タイトルのアホについては、これは関西弁のアホで愛情を込めて言っているようだ。タイトルだけでは関西弁だとわからないので、見下しているのに「役に立つ」とは利用する気マンマンではないか!と不快に思っていたので。
    しかし、「インコはかしこい」「鳥は概してかしこい」とも書いていて、ダチョウは(愛情込めなくても)アホであるとは言っている。
    文章は関西弁で書かれているが、その必然性はあったのかなと思う。タイトルも目を引くものの、やはりアホと書くなら、もっと本文中で「役に立つ」部分だけでなく、ダチョウという生物について詳しく書くべきじゃないかと思う。この本は「役に立つ」部分がメインだが、商業的にこんなにお得です、という部分が多く、科学的な部分はあまり親切に書かれていない。このへんは読者がついていけないんではしょりましょうという編集側の意見があったのだろうか。
    文章がやさしいので、読んでいる人はわかったような気になるかもしれないが、抗体に関してはもう少しくわしく書くべきだったと思う。
    私がこういう本に求めるのは対象となるもの(この本ならダチョウ)自体の進化とか生態とかいった、科学者だからこそしり得る生物としての面白さを知ること、科学的な理解が深まることなので、そこからははずれる。
    軽いエッセイ風の科学もちょっと入った読み物が読みたい人にはそこそこ面白いんじゃないかとは思う。
    簡単そうに書かれているが、子ども向けではない。
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    投稿日:2023.06.03

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