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村上凛, 館川まこ / 富士見ファンタジア文庫 (2件のレビュー)
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総合評価:
蒼羽ニノ
だからさぁ…
どこにでも転がってるとらドラパクリ。その上終始気まずい空気しか流れず読んでて不快感しか出てこない。鬱ENDでもいいからサブヒロインと結ばれてほしかった。絵が本編で文章は質の悪いおまけ。
投稿日:2020.05.20
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タカツテム
依怜菜と付き合うことになった景虎。この巻の冒頭からそれ以外の関係性を精算するかのようにこれまでに景虎を好いてくれた女の子たちとの別れのシーンが連続する…… 「忘れないから」と言ったゆめ、「せいぜい幸…せになって下さい」と言ったましろ。どちらも非常に魅力的な少女であっただけにこのようにあっという間にお別れが来てしまう展開は少々残念。 けれど、好いてくれた少女に対してなあなあで関わり続けるようなことはせずにきっぱりと決別した点は評価されるべきなのかも この巻の主題として扱われるのは心との別れだね 心の両親が帰ってくるまでという期限を決めて取り交わされた協定。それがここに来て二人とも互いの協力なしに意中の相手と距離を詰めることが出来、更には心の母親が帰ってくることになった あまりに変わった状況で協定を続けるのは難しい。それどころか、景虎に彼女が居るのに心と同棲し続けるのもおかしな話となってくる だから二人の関係が終わってしまうのはある意味当然の話しなのだけど…… 関係の終わりが近づき、だというのに心の母親の前では変わらずに彼氏彼女の演技をする必要が生じて…… この辺りの景虎と心の心情が手にとるように伝わってくるものだからとてもじれったい気分になってしまうね もう関係を終わらせなければと二人は思っている。でも、難局に立ち向かう度に互いを思い遣った発言をしてしまうし、庇い立てもする。 あまりに二人は馬が合いすぎている 互いに相手のお陰で変われたという実感があるし、掛け替えのない相手だと思ってしまった。なら最早答えは一つしか無いわけで ここに来て理解できたように思うのは、景虎は依怜菜を理想的な女の子だと言って付き合うことになったのだけど、そもそも景虎が求めていたのは理想的なオタク彼女だったっけ 依怜菜はとても可愛らしいし、素晴らしい彼女だけど景虎を変えてくれるような女性ではない 同様に心が接近したユーヤは誠実でオタク趣味があってコスプレもすると心と合う部分があるけれど、心を変えてくれるような男性ではない 二人の求めているものが同じなら難しい問題なんて何もない。むしろ二人は当たり前の答えに辿り着くために回り道をたくさんしてきたとも言えるわけだね 個人的には付き合ってからの二人のイチャラブをもう少し描いてくれても良かったのですよ…?と言いたくなるのだけど、オタク的なアプローチで彼氏・彼女を得ようとする本作の方向性は随分楽しめる部分が多かったと、そう思える作品だった続きを読む
投稿日:2020.05.28
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