【感想】倒れるときは前のめり

有川ひろ / 角川文庫
(49件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
10
18
18
2
0
  • 垣間見る

    好きな作家さんの事を垣間見る事が出来た! こういう自伝的エッセイも楽しんで読めると面白いですよねぇ~。

    投稿日:2022.03.26

ブクログレビュー

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  • なえまる

    なえまる

    344ページ
    4月2日〜4月3日

    有川浩、初のエッセイ集。『書くこと、読むこと、生きること』『この本大好き!』『映画も黙っちゃいられない』『いとしい人、場所、ものごと』『ふるさと高知』『特別収録小説

    有川さんの考え方や好きなものがわかって、なんだか幸せ。高知愛も溢れていて、観光地としてトイレの話は印象的。
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    投稿日:2024.04.13

  • mayasmr

    mayasmr

    好きな作家有川浩さんのエッセイ。感覚がすごい似てます。分かる分かると思いながら読みました。最近、仕事で高知に絡んだので特別な思いも生まれました。高知も好き。

    投稿日:2024.02.22

  • hiroking

    hiroking

    暑さが続き食欲減退。心身ともにグロッキーな状態が続いている。こんな時はやはりスッキリクッキリとした、いや、小刻みに読めるエッセイだ、と思いブクログでフォローさせていただいている読書家の皆さんの感想を漁っていて見つけたのがこの作品。表題の「倒れるときは前のめり」という言葉が刺さった。

    本作は2010年ごろから様々な新聞や雑誌に掲載されたエッセイをまとめたもの。少し昔の時事を扱っていることも多いので、2016年に単行本にまとめられるに当たって「振り返って一言」というコメントを入れておられる。このコメントが、タイムリーヒット。

    時事ネタが多いが、幼い頃の面白い話、東日本大震災にちなんだ話、表現の自由に関わる話、他にも様々な話が盛られている。私が思っていた以上に?(失礼な話だ)正論を明確に述べておられると感じた。一般社会で発生している様々な事象に対して、有川さんが感じたことを素直に述べておられるのだが、私の感覚は「そうだよね!」と頷いている。

    色んな作家さんのエッセイを読むのだが、エッセイで得られたその作家さんの日常や様々なことに対する考え方が少しでもわかると、その作家さんの他の作品が多少深く理解できるような気がする。

    そのエッセイのターゲットがどのような人たちを対象としているのかに大きく依存するのだが、本書のように新聞が中心だと時事ネタで少し硬めになりそうなのだが、ちょうど良い具合。有川さんご本人の考え方が色濃く滲み出ているように感じられた。

    時事ネタだけではなく、「なるほど!」と唸ってしまったのは「木綿のハンカチーフ」。私は有川さんとは少し世代が異なるのだが、松本隆さんの詩の解釈ついて、「そうだよなぁ、男の方も心を痛めていたんだな」という感覚が新鮮だった。

    後は、児玉清さんの話、湊かなえさんとの交友。ついつい納得しながら読んでいた。向田邦子さんの作品への想いも綴られており、どうにも数十年ぶりに読み返してみたくなった。(ついつい向田邦子さんのベストエッセイやその他の数冊を衝動買いしてしまいました。)

    最後にオマケのように載せていた「ゆず、香る」。商品の販売に合わせて創作した小編であることはわかって読んだのだが、最後にグッと来てしまった。さすがだな〜

    ゆずの香りで暑さが少し凌げたように思います。
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    投稿日:2023.08.26

  • 山賊パスタ

    山賊パスタ

    エッセイ集。好き勝手書いててめちゃめちゃ面白い!
    小説ではないが、どんどん読めて、いちいち納得して、しばしば爆笑!
    本人も書いているけど、こんな性格の人が、巻末の『ゆず、香る』みたいな純愛が書けるって凄い!
    笑顔になれる1冊です。
    続編があるらしいから、そちらも楽しみ♪
    続きを読む

    投稿日:2023.08.10

  • こつめかわうしょ

    こつめかわうしょ

    大好きな作家さんのエッセイです。
    作品の裏側などや、作者さんの思いがすごくストレートに伝わってくるエッセイでした。

    エッセイの中ですごく印象的に残っているのが、
    震災での自粛。
    ありましたね。

    レビ全てのCMがぽぽぽぽーん。
    になってましたね。
    自分が落ち込んでる時に一緒になって落ち込む友達より、私は励ましてくれる明るくしてくれる友達がいい。
    被災地とそうじゃない地域もそういう関係が素敵なのではないのかな。と。
    エッセイ含めて、改めて思わされました。

    後は、実写に関する作者の考え。
    私も好きな本や漫画が実写化される時、とても構えます。原作に忠実かな?イメージ壊れないかな?
    など。
    やっぱりイメージしていたものと違うと、
    (なんか違うな。。。とがっかりしちゃう。。)

    図書館戦争の実写は、私にとってはとても素敵な映画&ドラマでした。

    このエッセイを読んで、イメージしてたものと違うのは当たり前で、それを楽しめる器量が私には足りなかったのかも。。と!

    色々考えさせてくれるエッセイでした!
    続きを読む

    投稿日:2023.07.24

  • あかり

    あかり

    有川浩さん好きでよく読むけれど、考えてみたら有川さんが創り出した「お話し」じゃない物を読むのは初めてで最初少し戸惑いがあった。
    今まで読んだきた作品にあれこれ触れていたりするので「ふんふん、なるほど」と思う部分も沢山あり面白く読めた。作者の考え方を知ることが出来る機会になったと思う。続きを読む

    投稿日:2023.05.19

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