【感想】図解入門 よくわかる最新バイクの基本と仕組み[第3版]

青木タカオ / 秀和システム
(2件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • 東京工芸大学 図書館

    東京工芸大学 図書館

    バイクが好きな人、機械が好きな人はぜひ読んでほしい一冊です。オートバイのメカニズムが実際の写真とともに書かれているので、知らない方でもスムーズに読み進められると思います。
    バイクに乗っている方は必ず役に立つと思います。 機械コース2年続きを読む

    投稿日:2021.12.13

  • K - Shibui

    K - Shibui

    念願の夢であった普通自動二輪免許を取得し、
    最高に乗りたいバイク(SR400)を購入、
    往復400キロ~1000キロツーリングを10回ほど経験しました。
    走行距離は7000キロになりました。

    その過程で、少なくない失敗やバイクへの無知からくる恥ずかしい経験、
    立ちごけ、多くのエンスト(SR 400はセル式でエンジンが始動せず、キック式なので、信号待ちでエンストをすると、かなり焦ります)なども経験しました。

    もっとバイクのことが知りたい、理解したいと思って、
    Bikejinやモーターサイクリスト、ライダースクラブなどの雑誌を、かたっぱしから手にとりました。

    そこでおぼろげながら、
    過去から現在まで、日本のバイクシーンはどうだったのか?
    どういう車種が出て、人気が出て、そして絶版になったのか?
    どういうバイクギアメーカが日本にあるのか?
    有名なツーリング場所はどこか?
    バイク業界の現況と問題点などがわかるようになりました。

    そして、洗車をすればするほど、多くの疑問が浮かぶようになりました。
    まるで、洗車時に、バイクと深く会話しているような錯覚を覚えました。

    バイクのこの箇所の名称って何て言うんだろう?とか、
    シート下に、ごちゃごちゃいろんなものがあるけど、これらはなんだろう?とか
    なんで、キック始動をするとエンジンがかかるだろう?とか
    エンジンオイルってなんで定期的に交換するんだろう?とか
    チェーン清掃でも、様々なケミカルが売られているけど、
    なんで、そもそも、これらを使うのか?とか

    こういった疑問が生じた時、行きついたのがこの本でした。
    雑誌で特集されるのは、バイクを「買う」「乗る」「メンテする」の中の特化した記事ですが、
    この本は、

    第1章 車両各部の名称 →自分のバイク各部の名称をしっかり言えるか?(理解への第一歩)
    第2章 オートバイの種類 →自分のバイクの種類は何か?ネイキッド?ネオクラシック?
    第3章 オートバイのエンジン→自分のバイクのエンジンはどういうものか? 単気筒エンジンとは?
    第4章 エンジンを構成する各パート→エンジンは、どうやって動いているのか?
    第5章 エンジン冷却装置と周辺機器→エンジンが、どうやって動き続けるのか?
    第6章 エンジンの吸気/排気機構→エンジン内部は、どうやって燃焼しているのか?
    第7章 電装関係 →自分のバイクの電気関係はどうなっているのか?
    第8章 駆動機構
    第9章 車体/サスペンション
    第10章 制動装置と車輪
    第11章 電動バイク

    以上のように系統立てて、述べられています。
    バイクを知る上(機能、機構、構造)で、「どこまで知るか」にゴールはないと思いますが、
    自分のバイクをもっと理解するには、この本で書かれている知識レベルは、
    今の私には最適だと思っています。

    ベテランの方は、おそらく「こんなの常識だよ」と思う方がたくさんいるでしょうが、
    知っているようで、知らないこともたくさんあるはずです。

    「バイクを理解すること」は、「自分を知る」作業でもあると思います。
    私なんかは、つい最近、洗車時にバイクを誤って倒してしまい、
    ブレーキレバーを折ってしまいました。
    もちろん即交換しなければいけませんが、
    ブレーキレバーが折れたまま、数百キロも乗っていました。
    ①交換品を買うことが面倒なこと ②余計な出費を押さえたい ③交換作業をしたことがないから面倒
    だったのが、乗り続けた理由です。

    これは、愚かな行為です。改めて、自分の小ささを感じ、
    バイクに対して申し訳ない気持ちになりました。

    これからも、自分のバイクへの理解が未熟なせいで、
    愚かな行為を繰り返してしまうでしょう。失敗を取り繕ったり、
    または隠したり、面倒ぐさがったり、、、、その都度、バイクをさらに理解する必要性に迫られたり、
    ダメな自分を知ることになるでしょう。
    いつかは、今のバイクを手放したり、廃車したりするでしょう。
    しかし、それまで、今のバイクを深く理解し、バイクを通して、色んなことを経験し、
    社会を知り、色んな自分を知ることでしょう。バイクは、ほんとに、自分を「裏切らない」愛すべきものだと、
    確信を持って言うことができます。
    続きを読む

    投稿日:2020.06.12

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