【感想】苦手な人を思い通りに動かす

グレッチェン・ルービン, 花塚 恵 / 日経BP
(6件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ゆうだい

    ゆうだい

    アメリカ発の「人間には4つの傾向があって、自分と相手の傾向を知っておくことで、人間関係をスムーズに回せますよ」という1冊。
    読んでみて思ったのは、自分がどの傾向になるか?が意外とわからない。。ただ周りの人間は「まぁコレかな?」と何となくわかるので、あまり考えすぎない方が良いのかもしれません。
    ※個人的に、一番しっくり来ている人間のタイプ別分類は、大昔に読んだ岡田斗司夫氏の「軍人、王様、学者、職人」なのですが、それも踏まえつつ。
    https://four-types.appspot.com/About4types.html

    まず、本著「4傾向に分けた」というコト自体が驚きでした。↑の分類も4種類。まぁ100種類ですとか言われてもポケモンかよ!ってなっちゃうので、これくらいが頃合いなんでしょうが、2つのアプローチが両方4種類を指すとなると、4傾向に分けるコトの蓋然性がだいぶ高まるような気がします。
    中身的にも、軍人=アップホルダー、王様=オブライジャー、学者=クエスチョナー、職人=レブル、と当てはめられなくもなく。

    あと、個人的に疑問に思ったのは「この傾向は生来の資質なのか?経験や教育で左右されないのか?」というコトです。
    例えば、オブライジャーが今多いのは、実は学校の集団教育に起因していて、今後自分でやりたいコトを見つける系の教育になったらアップホルダーが増えるとか?あと、オブライジャーが社会でイヤな目に遭ってレブルになったりしないのか?とか。

    ちなみに本著、チームメンバーに紹介いただいた1冊です。前職で読んで…ってコトだったんですが…ちょっと上司としてはこのタイトルを見て動揺したのも事実です(苦笑
    上手くやれてると思うんですが…思い込みは良くないですね。。と思った(たぶん)オブライジャーの私です。
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    投稿日:2023.11.03

  • 伊奈

    伊奈

    原題を直訳すると、「4つの傾向」。
    ちょっとタイトル詐欺っぽくない?、このタイトルだったら血液型占いを連想して読まなかっただろうから結果的にはナイス邦題だったかな、などといろいろ考えて結論を出した自分は筆者の分類するところのクエスチョナー(疑問を持つ人)だそうです。
    最初のうちはそう分類されたことに疑問をもちました。アップホルダー(約束を守る人)、共感できるじゃん!って思ったり。でも最後にはクエスチョナーであることに納得しました。なんとなく、ノンフィクションを読む人はクエスチョナーが多いんじゃないかなー。「質問が多すぎると言われたことがある」人は、クエスチョナーの可能性が高いとのこと。
    各傾向の違いをよく知って、お互い尊重し合えるといいですね。
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    投稿日:2023.03.01

  • あやた

    あやた

    分類がはっきりしているようで、どのタイプも表裏一体だったり判別しづらくあまり楽しめなかった。流し読みする部分が多い。他人の判断が難しい。名付けられた四分類にこだわらず、特徴や対策を念頭に入れておき、個々の場面で適用しながら特徴を捉えて行ってみようと思う。時間を置いて振り返ったら腹落ちするかもしれない。続きを読む

    投稿日:2022.05.29

  • Tomota

    Tomota

    上司や部下など、自分の身近な人の“傾向”を把握すれば、人づきあいや仕事がスムーズに。人の行動パターンを「4つの傾向」に分類し、それぞれのタイプの特徴を解説した書籍。

    人は生きる中で、次のような2種類の“期待”に直面する。
    ①外からの期待:仕事の期限など、他者から課される期待
    ②内なる期待 :新年の誓いなど、自分で自分に課す期待

    外からの期待・内なる期待に、どんな態度をとるか。それによって、人の行動パターンは「4つの傾向」に分類できる。

    ①アップホルダー(約束を守る人):
    外からの期待と内なる期待の両方に応えようとする。
    予定やルーティンを好み、自分を厳しく律することができる。
    一方、ルーティンや計画にとらわれすぎて、無意味なルールまでも頑かたくなに守ろうとすることがある。

    ②クエスチョナー(疑問を持つ人)
    内なる期待にのみ応えようとする。
    正当な理由に基づいて行動したがり、納得できなければ異を唱える。
    既存のルールに疑問を呈する姿勢は、組織にとって貴重なものになりえるが、それが行きすぎて周囲を困惑させることもある。

    ③オブライジャー(義務を果たす人)
    外からの期待には進んで応えるが、内なる期待に応えるのには苦労する。
    職場でも家庭でも、自らの責任を全うする。だが、そうした姿勢が他者に利用されることがある。その結果、搾取されているなどと感じると、反乱を起こすことも。

    ④レブル(抵抗する人)
    外からの期待にも内なる期待にも反発する。
    自分がやりたいことを、自分のやり方・タイミングでやりたがる。既存の枠にとらわれない考え方ができ、難題に挑むことを好む一方、同じことを繰り返すありきたりな作業は苦手。
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    投稿日:2021.02.16

  • Yosuke Uno

    Yosuke Uno

    人の性格は十人十色というため分類分けなどできないと思っていたがこの本を読んで確かに四つに分けられると感じた。
    この本一冊に性格の本質と付き合い方、伝え方の全てが例を交えて書かれているためとてもわかりやすく、人付き合いがが課せないこの世の中においていいバイブルになると感じた。
    私自身クエスチョナーの性格に当てはまり、実際にどんな性格がを読んでみたところ驚くほど合っていた。心を読まれたのかと戸惑いを感じるほどだ。
    おそらくこの本を読めば自分に当てはまる性格の部分が2.3個、いやそれ以上はあるはずだと確信する。
    さすがベストセラー本である。
    この本から分かった私の性格を元に行動を起こしていこうと決意した。
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    投稿日:2020.01.15

  • kimukeng

    kimukeng

    人間のカテゴリーを理解して、カテゴリーにあった対応をする事で、人とのコミュニケーションを上手く行う方法を書いた本。
    カテゴリーは、アップホルダー、クエスチョナー、オブライジャー、レブル。その割合は19%,24%,41%,17%。合計したら101%になるのはご愛嬌ということで。

    自分は間違いなくアップホルダー。妻と子ども達、会社の同僚などのカテゴリーを早急に判断して、上手くコミュニケーションが取れる様に活用して行きたいと思う。

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    投稿日:2019.10.02

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