【感想】直感と論理をつなぐ思考法

佐宗邦威 / ダイヤモンド社
(173件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
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43
3
0

ブクログレビュー

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  • Kyo

    Kyo

    仕事におわれ、最近は他人モードの思考しか出来ていないと感じた。まずは、余白の確保と、アナログのメモを取りいえることで、自分モードの時間を取り戻したいと思った。

    投稿日:2024.03.17

  • MY booklist

    MY booklist

    このレビューはネタバレを含みます

    横軸がissue drivenかvision drivenか、
    縦軸が0→1か1→♾️か、
    のマトリクスがとても参考になった。
    自分はどのセグメントに関心があるのか、今の自分の仕事はどのセグメントなのかを整理できる。

    本書の主張としては、カイゼン思考の限界、逆に妄想や直感からスタートすることがマーケットに強いインパクトを与えるという内容。あえて現実から離れた妄想や目標を考える大切さに触れている。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.16

  • はる

    はる

    2024/02/23読破 

    個人的に男性には特にオススメです。押忍。

    一言 
     右脳型と左脳型の考え方を往復して考えることが、自分の言いたいこと・やりたいことの明確化につながる

    感想 
     ブックオフで適当に買いました本書で、あまり期待していませんでしたが、仕事においてお勧めしたい本TOP2に入りました。具体と抽象という本にうっっすら近いものを感じました。
     めちゃくちゃ読みやすくてあっという間でした。社会人でも学生でも、前向きな方は読むと得られるものが多いと思います。著者の考えが全て正しいわけではないですが、本当に部下や過去の自分に伝えたいことがとても言語化されておりました。

    下記は印象に残った点
    p12
    「自分ベース」と「他人ベース」な時間を意識した上で、「自分ベース」の時間を大切にすること

    「自分ベース」を失う4つの要因
    ①内発的動機不足   ー妄想
    ②インプットの幅が狭いー知覚
    ③独自性が足りない  ー組替
    ④アウトプットが不足 ー表現

    p25〜

    PDCAを回す
    →作業ベースのフレームワーク

    MECEで考える
    →勝つためのフレームワーク

    デザイン思考
    →左脳、右脳両方使用した創造性のフレームワーク

    デザイン思考の3種の神器
    ①手を動かして考えるープロトタイピング
    ②五感を活用して統合ー両脳思考
    ③生活者の課題を皆で考えるー人間中心共創

    p94⭐︎ 「情報のギャップ」を作ること
    人が何かを知りたいと思うのは「情報のギャップ」を感じることが不可欠。つまり、「情報が欠けている」という認知のもと、「何かを知りたい」という好奇心が発動する。

    p100「ムーンショット」
    10%の改善より、10倍の成長を考える
    目先の努力ではやく、根本的な物事の解決を図る意識

    p103 「創造性を引き出す為の目標とは」
    「成果を管理するための評価」ではなく
    「人のモチベーションや創造性を引き出す為の目標」

    会社と個人の目標を、リンクさせることに主眼を置いたOKR(objectives and key results)はgood.

    p223 表現を行うために必要な要素
    ①表現の「動機づけ」をする
    ②表現を「シンプル」にする
     メモを取るときにイラストを含めたメモを取ると記憶される率が高くなる。
    ③表現に「共感の仕掛け」を作る
     「英雄の旅フレーム」やストーリテリングを活用して、「その商品やサービスが、ユーザーの生活・人生をどう帰るか?」ということを考える

    p261 ビジョンの考え方。
    ハワード・ガードナーによる「真・善・美」
    あなたにとって、美しいものは何か。あなたのビジョンにとって人々が「魅力」を感じるとすれば、どのようなものがあるか。これをどんどん深掘りすること・個人の内面から溢れ出る妄想や、直感をビジョンと連結させることで、価値あるものになっていく。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.21

  • tomt

    tomt

    面白い発想です。普段直感的に動きがちな自分でも、あぁこう考えると「なんとなく」から抜け出せるというか、もう一歩先へ考えを進められるかも?と言うヒントがこの本にはあった気がする。

    投稿日:2024.02.11

  • kproject

    kproject

    他人モードに支配されているというのは共感出来る。自分モードで考える癖をつけようと思う。アイデア創出のための考え方や具体的なツールなど紹介されており、行き詰まった人にはオススメです。前半はビジネス志向、後半はアーティスト向け。続きを読む

    投稿日:2024.01.24

  • kazu

    kazu

    ロジカルシンキングとの違いを意識して読んだ。
    とても読みやすく、分かりやすく「他人モード」の自分に気づかされた。
    いかに「自分モード」を取り戻して行くか、「余白」を設け「妄想」を開放するための具体的で実践的な内容である。

    「妄想」が大事とする理由
    結果を出すのは直感と妄想であるビジョンの素
    情報過多、カスタマイズされた情報に触れ過ぎると没個性化してしまう
    シンプルさは視野を狭くするため複雑さをそのまま理解する自分視野を持つ

    どのように「妄想」力を高めるか
    空間的、時間的余白を作る
    妄想する時間を確保し箇条書きではなくイラストや図を使ってノートへはき出す
    努力ではなく根本的なやり方を変えるような視点でとらえる(ムーンショット)

    「妄想」がもたらすもの
    妄想を再分解しパーツを組み替え再構築することでイノベーションとなる
    妄想を信じ、同じ考えの集まりが社会を変える力となる

    情報過多社会にいると常に他人モード(同調意識)となり自分モード(自分の意見)を見失っている。
    余白を確保し妄想を思考のスタート地点とする事で大きく変わる。
    無理にシンプル化、画一化されたものではなくありのまま理解する知覚力を身につけること。妄想ネットワークが大きな変化をもたらす。
    妄想の再分解、組み替え、再構築がイノベーションをもたらし突拍子もない自由発想がブラッシュアップされていく過程こそがビジョン思考と理解した。
    続きを読む

    投稿日:2023.10.14

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