【感想】できる人は統計思考で判断する

篠原拓也 / 三笠書房
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • くろもも

    くろもも

    統計思考は日常生活にも活かせる考え方。
    要は自分の頭で考えることが大事。
    合理的に考えること。
    モンティホール問題は直感と論理の差であり人間の思い込みを感じる。

    投稿日:2020.09.28

  • Tomota

    Tomota

    タイトルには統計思考とあるが、統計というよりも思考の観点について触れている。

    ・前提
    今は情報社会なので、情報をどう解釈するか?で格差がついてしまう。

    ・推測する力
    グラフのメモリや、データの母集団の性質は適切か?など、作成者の意図に惑わされないようにする。

    ・決断する力
    判断するための情報として何が適切か?比率と実数を見極める。

    ・本質を見抜く力
    所与の条件により、確率の結果は変わってくる。平均値だけでなく、中央値、最頻値からも考える。異常値やそもそも母集団の性質を考慮しているか?

    ・柔軟に考える力
    数値の背景に思考を巡らす。
    「選択バイアスの罠」も存在する。見えているデータではなく、実際は入手できなかったデータに真実がある可能性もある。
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    投稿日:2019.06.28

  • yoshiki0669

    yoshiki0669

    保険と統計の関係や統計で気を付けないといけない点に触れてあります。統計の本というよりは思考法の本です。

    本書を読み大切だと思ったこと
    ・データ処理には人間が入ってくるため、各人が「公正であろうとする人が本来持っているはずの誠実さ」を鍛える必要があること
    ・データの裏まで「自分の頭で考える力」を持つこと
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    投稿日:2018.09.01

  • poporo-bookshelf

    poporo-bookshelf

    自分の生活に取り入れたい統計的な思考がたくさん紹介されていた。覚えておきたいことは以下の5つ

    ①ハウスマネー効果:宝くじなどの幸運で得たお金は努力で得たお金よりも価値を低く捉えてしまう
    ②ギャンブルの誤謬:自分の経験から本来独立である確率を都合のいいように解釈してしまうこと(例:コイン投げで5回連続で表がでた場合、「次はそろそろ裏がでるはずだ」と思い込んでしまうことがある)
    ③ステージマイグレーション:グループ分けを意図的にすることで、各グループの数字を見かけ上向上させること。
    ④エルスバーグの逆説:確率論からいえば、確率が見えているもの、いないもの、どちらを選択しても同じ2分の1なのに人は前者を選択してしまうこと。
    ⑤シャープレイ・シュービック指数:過半数を占める協力関係をつくるという立場から各政党がどういうパワーないしは影響力を持っているかを表すもの
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    投稿日:2018.07.23

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