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藤田和日郎 / 少年サンデー (2件のレビュー)
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総合評価:
ロップイヤー
静かなる狂人(>_<")
双亡亭の黒衣の男『泥努』。 半生を綴られていくうちに、少しずつ、少しずつ、静かに秘められた狂気が滲み出てきます。 絵に対する想い、記憶の奥底に眠る大切な想いが恐ろしいほどの精神力を産み出し、『侵略…者』と相対する場面では、これまでのキャラとは一線を画した狂気を発露させます。筆者渾身の画力を感じさせるシーンです。 この作品の主要キャラたちそれぞれに思い入れがありますが、今回のストーリーを読んで『泥努』についても強く衝撃を受けてしまいました。 この先の展開で彼がどのように進んでいくのかとても気になってしまいます。続きを読む
投稿日:2018.04.28
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clamamus
このレビューはネタバレを含みます
双亡亭の悪意がいよいよ主人公たちを蝕み始めた8巻である。 この巻では凧葉が坂巻泥努と、緑朗が侵略者の実体の一つであるしのと邂逅し、この双亡亭という存在の秘密を説明されている。 その中で、同じ画家として会話を求める泥努はともかく、明確な悪意を持って対するしのの関係は緑郎を襲い、予断を許さない結末に導いている。 残花と帰黒の関係や双亡亭の汚染された土地柄のこと、あるいは双亡亭の主・坂巻泥努と侵略者たちの関係が詳らかにされている巻である。 その意味で見れば、物語的な展開より立ち話がやや多くなってしまっている巻でもある。 その辺を加味してここでは星四つ相当と評価している。 まだまだ泥努は過去を明らかにしているとは言えないが(決定的な部分は匂わせるにとどめている)、双亡亭の秘密もだいぶ明らかになってきている。終盤に向けて、少しずつ物語は進展している印象である。
投稿日:2019.05.08
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