【感想】管理職1年目の教科書―外資系マネジャーが絶対にやらない36のルール

櫻田毅 / 東洋経済新報社
(16件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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  • kai

    kai

    ・・・以下メモ・・・★は自分が思ったこと

    初めて管理職となったあなたが最初に認識しておくべき大切なこと
    1.「チームの成果の最大化」

    2.チームの成果の最大化をに生産性の高いやり方で実行」する
    限られたヒトモノカネでやる

    3.あなたと部下の「価値ある人材への成長」

    この三点を踏まえ、実現していくためにひつようなこと6つの分野の仕事力を磨いていくこと
    ①迅速な意思決定
    ②無駄なく仕事を進める段取り
    ③スピード感を生む時間活用
    ④成果につながる権限移譲
    ⑤高生産性人材の育成
    ⑥最強チームの構築


    ①迅速な意思決定
    仕事の流れは基本的に「決めて実行する」の繰り返し
    →迅速かつ的確に決める
    ■情報量が多くても正しい判断ができるわけではない
    →決断の精度を決めるのは、情報の量ではなく、決断の基準
    ■ここまでやったから、、と考えない
    →もう一度やるとしたら同じことをやるか?

    ■外資系が求めるのはサバイバル力のある人
    ベトナム戦争の時にアメリカ兵2人がヘリから降ろされ、トラブルで後発が来なかった
    1人はジャングルで白骨死体になり、1人は街で中華料理屋を開いて大繁盛させていた
    →求められてるのは後者
    →★すごい話

    自分で成長して結果を出してやる、という気概がなくてはいけない
    →★してくれない、と思ってはいけない

    ②無駄なく仕事を進める段取り
    ■どんなに忙しくても、新しい仕事が来たら、とりあえずちょっとだけやってから横に置く
    →★これはわかる

    ■プレゼン資料を1ページ目から作らない
    ・最初のページにプレゼンの目的を一行で書き込む
    ・最終ページに結論を箇条書きする
    ・本文のスライドごとにタイトルのみを記入する
    ・スライド内に貼り付けるグラフや図表もタイトルのみを記入する
    →全体像のデッサンを先にする、先に結論がある

    相手の心のビフォーアフターを考える
    →問題の存在と、それが解決された状態を明確にイメージする
    →ストーリーを1分間で語れるように紙に書く

    ■結論を出さない会議をやめる
    →〇〇を決めること、だと言い切る

    ■行動計画を決めない会議をやめる
    →決めたけど実行されない会議あるある

    ■あったほうがいいは正しいとは限らない
    あった方がいい nice to have
    必要不可欠 must to have →こちらで仕事する

    ③スピード感を生む時間活用

    ポーカーゲームの格言「誰がカモになっているのかわからない時は、大抵自分がカモになっている」
    →人は、自分が不味い状態にある時ほど自覚できないのです

    12時間以内にメールを返す
    →相手にボールを渡す
    →逆にむかっと来たメールには12時間ギリギリで返す。すぐ返すと感情的、非建設的なやりとりになるから。

    ■マイデッドラインを作り、余裕で、締切ピッタリを「演じる」
    →★やってる、アウトプットの質をギリギリまで高められるし、不足の事態にも対応できる、部下の残業も減らせる
    →締め切りに合わせ質の高いアウトプットを出し続けることで、締め切り交渉の場においての主導権を握れる(信頼につながる

    最強の情報収集は知らないふりをすること
    →多少知っていても〇〇ってなんですか?と聞く
    →「要するにひと言で言うとこういうことでいいんですよね?」という確認をする(本質

    ④成果につながる権限移譲


    スペースX
    →エンジンの品質をそこまで高めなくてもエンジンをたくさん積んでおいて、一つトラブル起こしても他でカバーできるようにした
    →クライアントのニーズはエンジントラブルを起こさないということではなくて、出来るだけ安く衛星を軌道に乗せること、という原点に立ち返っていた
    →→NASAの1/10のコストで開発した
    →★日本の品質至上主義にも言える

    上司を動かすためには
    この話はあなたの得になりますよ、へっへっへ
    が大事

    ■会社として決まったことに「個人的には反対なのだが、、、」とは言わない

    ■上司にとって「なくてはならない存在になる」ことが良好な関係性をいじする基本原則

    ⑤高生産性人材の育成
    ⑥最強チームの構築

    日本において不足しているのはリーダーシップキャパシティ
    →日本全体でのリーダーシップの総量
    →1人のカリスマリーダーではなく、リーダーシップを取る人の総量が一定レベルを超えること

    行動原則をチームに伝わる話し方をする
    ・理由を伝える
    ・個人のメリットを、伝える
    ・仕事の中で引用する

    リーダーをしっかりとサポートできる優秀なサポーターは、実はリーダーシップを発揮している
    自ら声を上げらそれに対して周りが喜んで動くような影響力があれば、それは全てリーダーシップです
    →誰もがリーダー、誰もがサポーターが最強

    ■チームの当たり前を高めて涼しい顔で仕事をする
    →忙しがり屋を辞める
    →★tnさん、、、結局認めてもらいたい承認欲求、、、

    決して忙しいといわず、粛々と成果を出し続けるチームは、素知らぬ顔をして当たり前のようにヒットを打つイチロー選手のようにかっこいい

    ■忙しい難しいの代わりに「チャレンジ」という
    いう言葉は脳に刷り込まれて本当にそうなってしまう
    トラブルや困難が起きても「チャレンジだ!」
    難しいがやりがいがあるものだ、と心がファイティングポーズを取る
    続きを読む

    投稿日:2023.11.29

  • マナ

    マナ

    チームとして成果を出す管理者となる為のノウハウが記載されている。
    色んなリーダーのタイプがいると思うが、やはり心理的安全性を醸成出来るリーダーが今は求められているのだろうなと思った。
    具体的には、部下を否定しないこと、しっかり話を聞いて受け止めることが大事という所かなと。
    全部のノウハウを自分に落とし込むのは厳しいかもですが、時折読み直して、取り入れるべき要素を取り入れていきたいと思った。

    最後に記載されていた、管理職は部下の時間の使い方を決める。時は金なりではなく、時は命で、部下の人生の時間を使うんだという、文言には襟を正されました。
    続きを読む

    投稿日:2023.09.28

  • Reader

    Reader

    管理職としての仕事の進め方と、リーダーとしての行動指針の両方をわかりやすく説明。読みやすく「1年目」とした意味がよくわかる。

    投稿日:2023.07.15

  • 若山純

    若山純

    疑問点に応じて、論点がわかりやすく掲載されており、実践的な学びが多かった本。
    意思決定において、情報は全て取る必要はない、ここまでやったからといったような大損パターンをやめる等細かい学びは多かった。

    投稿日:2022.11.09

  • アズサ

    アズサ

    外資系上司の模範となる行動がまとまっている一冊。36個のルールが記載されていたが、15個くらいは実践したいなと思えた。

    投稿日:2022.02.23

  • Carpe Diem

    Carpe Diem

    管理職になりたての人たちにとって、チームとして成果を上げる、部下の主体性を促す、仕事の効率を上げる上でのノウハウ本

    投稿日:2022.02.21

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