忖度バカ(小学館新書)

鎌田實 / 小学館新書
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 宮本知明

    宮本知明

    脂質が多い食品をたくさん食べる習慣があるのにフランス人はなぜか心臓血管系の病気になりにくい。フレンチパラドックスの逆説は爆発的な赤ワインブームを呼んだ。赤ワインに含まれるレスベラトールの働きが死亡率を下げるのだという。赤ワインは健康にいいというのは誰にも都合のいい話。ブームに輪をかけてしまった。但し、レスベラトールの効果を得るためには、大量の赤ワインを飲まなければならない。なんと一日数十本。動脈硬化や心筋梗塞を防ぐことはできたとしてもアルコールによる肝機能障害で命を落としてしまえば本末転倒。一つの食品だけに着目し、これさえ摂れば大丈夫と言った健康法はまず眉唾。リンゴ、ヨーグルト、バナナ、納豆・・・我々は日々フェイク情報に踊らされている。思い込み過剰症候群も忖度の一つ。本書は忖度の様々なパターンを検証し、日本に蔓延する不穏な空気の正体を暴く。続きを読む

    投稿日:2019.01.20

  • Kazu

    Kazu

    誰だって「空気」を読み「忖度」しながら成長する。相手と共感し助け合い協力しあい社会の秩序を守っている。
    このこと自体は悪いことではない。
    だが、いま世間では「忖度」は悪いことという負の意味が加わってしまった。
    正確には自分の意思に反する行動をとる「忖度バカ(yes man)」を生み出している、「忖度」しない人の排除を行う人事権を持つ側に問題がある。
    空気に染まらない人達が必要というが、危険人物・不要人物のレッテルを貼られ「排除」という脅しに遭っている側は保身のために我慢するだろう。

    いつの時代でも社会に漂う「空気」と「忖度」。
    このキーワードをもとに、日本の原発政策、福島の事故後の対応、健康食品、ベッキーの不倫騒動、熊本地震の被災者に対する非難、自分ファーストの大企業の経営者、
    アメリカに忖度し続ける日本について論じている。
    人がある「空気」に支配される時、そこには自分を都合よく満たしてくれる「信じたいもの」がある。
    「信じたいもの」が本当に自分のため、自分の属する社会のためになるかを客観視することが大事ということ。
    続きを読む

    投稿日:2018.08.12

  • tokutaro

    tokutaro

    20180110 忖度は悪いのか?思いやりとは少し違う言葉として認識されてしまった。騒ぐだけで落ちが無いことに慣れてしまったら結局それが忖度バカになってるということなのだと分かる。
    自分で判断できるかどうかがポイントなのだと思う。続きを読む

    投稿日:2018.01.10

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