【感想】戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則

本田 哲也 / ディスカヴァー・トゥエンティワン
(20件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • かきのすけ

    かきのすけ

    PRとは人の行動を変えるもの、すなわち消費者に「買う理由」を提供するもの、と定義し、その戦略について国内外の具体的な成功事例を多数紹介している。直接的な広告とは異なる、社会関心を生み出したり問題提起することでニーズ創出したりブランド向上を図ったりする活動について知りたい人向け。
    事例は豊富だが、自社の事業や案件でそういった機知に富んだアイデアを出せるかが難しいところ。
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    投稿日:2024.03.08

  • パパタイガー

    パパタイガー

    ・インターネットの普及により、オレがオレがという企業発信から報道情報、口コミの影響力が増した。
    ・PRは、パブリシティと思われがちだが、パブリックリレーションズ
    ・PRの目的は、ビヘイビアチェンジ
    多くの人が動くとき、何らかの関心がある。ビヘイビアチェンジを起こす関心を科学することが大事。
    ・とんちの利いた話は、それ自体がシェアブルコンテンツ
    ・企てが健全であることが大事。
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    投稿日:2022.10.05

  • カワバタダイチ

    カワバタダイチ

    戦略PRの基本を理解するのに非常に良い教科書。
    日本のPRが遅れている理由(パブリシティで止まっている理由等)を知りたいと思った

    戦略PRとは
    behavior change(行動変容)を起こすこと

    PRの基本構造は
    パブリシティ→パーセプションチェンジ→ビヘイビアチェンジ
    (日本では未だPR=パブリシティが根強く、その結果、メディア露出や広告換算額がKPIになっている)

    戦略PRを行う上で意識すべき法則は
    おおやけ(社会性):社会関心を使い広めろ
    ばったり(偶然性):セレンディピティを企てろ
    おすみつき(信頼性):〇〇が言うなら~
    そもそも(普遍性):社会関心を深めハッとさせろ
    しみじみ(当事者性):自分に関係あると思わせろ
    かけてとく(機知性):やられた!と思わせろ
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    投稿日:2022.03.11

  • k-hajime

    k-hajime

    2021.10.16 非常に軽快に戦略PRの概念と事例、方法論が示されており、とても勉強になった。これから参考にしていきたいと思う。

    投稿日:2021.10.16

  • しょー

    しょー

    サービスやものを売るにはどうすれば良いか、戦略的なPRを纏めた1冊。

    何よりもまず、「買う理由」を消費者に伝える必要がある。社会関心から人々の行動変容を起こすことで、なぜそれが大事なのか?買う必要があるのか?を人々の意識に醸成させることが大切である。

    本書の中ではPRの6つの法則を丁寧に述べているが、最終的には消費者一人一人の心にどう響かせるか(どういうストーリーを作りどうなってもらいたいのか)、事業者目線ではない消費者目線でのPRを考えていく必要性があるのだと思う。
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    投稿日:2021.04.18

  • Ogawa Koichi

    Ogawa Koichi

    この本を読むと「全くその通り」と思う。
    戦略的に商売を考えるのは当然だが、
    「いい商品」→「どうやって販売するか?」→「どうやって宣伝するか?」
    こんな時代はとっくに終わっている。
    「人の行動をどうやって変えるのか?」→「買わせる理由を考える」
    の重要性をこの本では説いている。
    今は映画への出資、DVD、番販、展覧会グッズ製作をやっているが、確かに作ればある程度売れていく時代はあった。
    おそらく流通業者が各所で在庫しているために、一見すると「出荷の数は多い」=「売れている」という錯覚だったのだろう。
    エンドユーザーレベルでどこまで売れていたのかは、計る由もなかった。
    しかし、テクノロジーの進化が「末端で誰が買ったか」までを追跡できるようにしてしまった。
    とっくに消費者の動向は変わっていたはずなのに、供給側の考え方が変わらなかっただけだ。
    ひとつ一つの事業を見直すのも、もちろん行う必要がある。
    しかし、「我々のお客様は、本当に何を求めているのか?」
    「お客様に当社製品を買っていただく理由があるのか?」
    を、今一度議論して考え直す必要があるのではないだろうか?
    この本で書かれる「6つの法則」は知っていると、絶対に役に立つと思う。
    「おおやけ」(社会性)
    「ばったり」(偶然性)
    「おすみつき」(信頼性)
    「そもそも」(普遍性)
    「しみじみ」(当事者性)
    「かけてとく」(機知性)
    この本を読まないと、その意味が分からない。
    オススメ本です!
    (2017/5/28)
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    投稿日:2020.09.06

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