【感想】怒らない、落ち込まない、迷わない 苦を乗り越える宿題

アルボムッレ・スマナサーラ / 幻冬舎単行本
(4件のレビュー)

総合評価:

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  • 本を読んだ感想

    心につきさりました。特に怒りは、私は腹が立つと大声で怒鳴るのです自分でもわかっているのですが静かに落ち着いて言う事ができませんこの本を読んで幸せに私は、なれないなとなんとか直さないと

    投稿日:2022.10.25

ブクログレビュー

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  • explorer1048

    explorer1048

    このレビューはネタバレを含みます

    スマナサーラ師の初期仏教の本のエントリー版。

    読みどころは、仏教の考え方の本質を平易な言葉で説いているところ。
    ー時間とか忙しいとか自我とかはすべて錯覚、妄想
    ーコンタクト、衝動、認識の3つが老いたときに必要となる心の栄養
    ー人間の心には鬼がいる
    ー人生は苦。なぜ呼吸をするかというと苦を逃れるため
    ー相手の放った言葉はただの「音」
    ーいじめとは、他者の足を引っ張る行為。それは社会のシステム。
    ー「生きる」とは、生きるためにしている無数の行為の総称にすぎず、実体があるわけではない。考えるべきは「何のために生きるのか」ではなく、「どのように生きるべきか」
    ーわたし達は「人間」という学校の生徒

    スマナサーラ師の本を読むのは3冊目なので、若干飽きが来ていると言えなくもない。新鮮なところとしては、今回は、目的論的な捉え方をする表現が目についた。これに違和感を感じないではない。人生の出来事は、宿題であり、それは対処する能力のある人のもとにやってくる例として、
    ー仕事
    ー障害児
    が挙げられているが、やはり対応できず苦しみ続ける人はいる。なので、これは真理というより、そう考えるべきということだろう。

    また、エゴノミクス egonomics にあるように、過度の自我を悪しきこととする点は、改めて興味深い。謙虚さの原則との対応は以下のとおり。
    ーwe, then me ... まず与える、ついでもらう
    ーI'm brilliant and I'm not ...まだ道半ば、今に集中
    ーone more thing, constructive discontent ... 学び続けること

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    投稿日:2021.05.08

  • sinsinsin

    sinsinsin

    自信があるもないも根は同じ。
    自分がちっぽけな存在だという事実を受け入れて、楽しみましょう。ということに救われた。
    ただ、すぐには治らないなぁ、心配性は。


    来日37年、日本に真の釈迦の教えを伝えた老師。
    あなたにできることだけが、あなたの前にやってくる
    ちっぽけな自分を楽しむ

    1980年に来日し、40年近くにわたり日本に真の釈迦の教えを伝え続ける老師が、人生に降りかかる苦難を乗り越える方法を伝授。
    大切な人を失ったら……、自らの死を受け入れるには……、邪悪な心が芽生えたら……、怒りを手放すには……、どうすればいいのだろうか。

    (もくじ)
    第1章 いま、ここで輝く
    ●遺された人が故人のためにできること
    ●後悔は人生を後退させ、懺悔は前に進む力になる
    ●自我は錯覚、変わらない「私」などない ほか

    第2章 ありのままに見る
    ●死を受け入れるためにはどうしたらいいのか
    ●生きることに意味も目的もない
    ●仏教は昔から男女平等を貫いている ほか

    第3章 自分の宿題をやろう
    ●何が不幸で、何が幸せかを見極める
    ●親は、「命を与えた人」と定義される
    ●子どもの宿題、親の宿題、先生の宿題 ほか

    第4章 感情に振り回されない
    ●「さようなら。幸せになりなさい」が親の愛
    ●「自信がある」も「自信がない」も根は同じ
    ●他人の過ちを赦せない人が多すぎる ほか
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    投稿日:2019.06.02

  • おぼろ月夜

    おぼろ月夜

    老化はただの変化にすぎず、
    不幸な出来事でもなんでもありません。

    であれば、「そんなものだ」と
    受け入れるほかないでしょう。

    (アルボムッレ・スマナサーラ/テーラワーダ仏教長老
    『怒らない、落ち込まない、迷わない』より)

    * * *

    「人と比べないで
    自分の体と静かに対話しましょう」

    わたしのヨガの先生の言葉です。

    もっと健康に、
    ずっと若くありたい。

    そんな思いから始めたヨガですが、
    今の自分を認められないと、
    無理をしてケガをしてしまう……。

    今、自分ができることに集中する。

    できないこと、変化していくことを
    「そんなものだ」と受け入れる。

    そうすれば肩の力が抜けて、
    本来のパワーが湧いてくる。

    不自然に美しく着飾っている人より、
    自然体で老いを受け入れた人は
    力強くて美しいなぁと感じます。

    「今の自分が好き!」と笑顔で言える、
    可愛いおばあちゃんを目指そう♪
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    投稿日:2019.03.07

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