【感想】果つる底なき

池井戸潤 / 講談社文庫
(387件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
34
153
148
28
2
  • 池井戸潤のデビュー作なんだぁ

    今をときめく池井戸潤のデビュー作とのこと。
    舞台は銀行だけど、僕が読んだ他の作品に比べて、ミステリー色が強いね。
    殺人も平気で行われているし。
    ただ、平易な文章ながら、物語としての面白さはこの頃から変わらないね。続きを読む

    投稿日:2020.08.04

ブクログレビュー

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  • きのこ

    きのこ

    半沢直樹のような痛快でサラッと読める作品と予想していましたが、まさかの銀行を舞台にした読み応えのあるミステリー小説でした。
    長めの小説だと途中でだいたいダレることがありますが、展開が早くサクサク読めました。
    銀行の専門用語や登場人物の利害関係がちょっと難しかったかな。。。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.03

  • 2060118番目の読書家

    2060118番目の読書家

    銀行とミステリーを掛け合わせて、非現実と現実を右往左往させるような小説だった。終わり方が少し不完全燃焼だったが、そこがミステリーとしての作品の価値を上げているのかなぁ

    投稿日:2024.03.25

  • しょう

    しょう

    安定の銀行ミステリーです。ただ、今回は主人公の友人の不可解な死からスタートします。使途不明金や左遷人事からスタートしがちな池井戸潤のミステリーですが、その意味で今回は所謂定番ミステリーが銀行という舞台で行われている点に違いがありました。

    正直、企業間・企業銀行間の取引や資金繰りの仕組みが難しかったです(笑) 登場人物も多く、それぞれの立場や関係がミステリーを解く大きな鍵になっているので、読みながら情報を処理していくのが中々大変な印象でした。

    それから、本作では主人公が銀行(組織)にあまりいない、どこかうだつのあがらない人であったこと、主要人物がみな似た孤独を共有していたことも特徴のひとつだと思います。

    心情と経済と思惑の絡み合った本作を推理するのは非常に骨が折れました(笑)
    続きを読む

    投稿日:2024.02.10

  • 2024年30冊目標

    2024年30冊目標

    時間かけてゆっくり読んでいたら登場人物がわからなくなってこの人誰だっけ?ってなってしまった。
    ちゃんと集中して読んだら多分面白かった。
    でも半澤シリーズが好きです!!

    投稿日:2024.02.09

  • 英語学習者

    英語学習者

    これも重厚な内容で、最高に面白い。池井戸潤は文章ディテールの描き方が上手く、ストーリーに入り込める。

    投稿日:2024.02.03

  • りゅうちゃん

    りゅうちゃん

    池井戸潤の作品は半沢シリーズをはじめ、結構読んでいます。この作品は池井戸潤のデビュー作ということで読みました。
    銀行の債権回収担当の坂本が死んだ。「これは貸しだからな」という言葉が最後に聞いたことばだった.死因は蜂アレルギーショック。同僚の伊木は、友人の死に疑問を抱き、体を張って銀行の暗闇に立ち向かって行く。
    非常に面白かったです。
    銀行ミステリーであり、男の友情に報いる闘いがあり、活劇的要素もあり後半は一気読みでした。
    銀行の組織に縛られない主人公の生き様がかっこいいです。
    2024年1月20日読了。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.20

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