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篠原悠希 / 角川文庫 (61件のレビュー)
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総合評価:
たんとん
1
星家再興の物語
金椛(ジンファ)帝国では、皇后の外戚は曾祖父母を除いて全て殉死となる。遊圭の叔母が皇后になったため、亡くなった皇帝に崩御したため墓守として埋められるのだ。遊圭は異国の薬師、胡娘の手によって一人、生き延…びる。遊圭が以前、助けた娘、明々によって匿われるが、明々は後宮の宮官(女官)として召し上げられ、遊圭は明々に使える童女として後宮に入ることになる。 前半は遊圭の家族の話や、体が弱く専属の薬師がついていたりと、裕福な家族の様子、また体が弱く年相応に見られないことが説明される。そして、体が弱いがため、勉学に励んでいたことも。 後宮での生活は、使用人に仕えられていた遊圭が、使用人のようなこともできるはずもなく、明々の手荒れの薬を作ったり、自分用の薬を作ったりと居場所を作り、やがて後宮の女性たちとも仲良くなったり反目したりしていくが、美貌の宦官の玄月に目をつけられ・・・離れ離れになっていた胡娘との再会があったり、 皇后である叔母の命が狙われるのを阻止したり、正体がばれそうになったりと、ハラハラしながら読みました。遊圭がどんどん男らしくなっていくのが楽しみな反面、後宮でばれないかと心配です。 まだまだ序章のような感じなので、続きが楽しみです。続きを読む
投稿日:2017.02.02
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kaminari3
流れが優しく、気持ちよく読み進められます
流れが優しく、気持ちよく読み進められます。 酒見賢一氏の「後宮小説」で、後宮というものの存在を知り、興味を感じました。江戸時代の大奥とはまた違い、なんとなく心惹かれる世界です。 この作品も、その世…界観が表現されており、ワクワクドキドキしながら読みました。 主人公の成長。それをとりまく人々の描写もとてもおもしろいです。 一番面白くなりそうなところで、物語が終わっていますが、続きを自分で想像する楽しみを残してくれているのかなとも思います。でも、是非、オリジナルの続きを読んでみたいです。続きを読む
投稿日:2017.05.10
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sea
このレビューはネタバレを含みます
金椛国という架空の国を舞台とした中華風ファンタジー 中華風ファンタジーは一ジャンルとしても割と人気で、キャラクター重視の軽く読める物から、中華風の設定を作りこんだ重厚感あるものまで幅広くあるけれど こちらは「やや重」くらい ファンタジーは世界観に入り込むのに時間がかかるので、最近ではあまり手に取らなかったが、こちらは完結していると聞いたので読んでみた。 (新刊の発売までに前巻の状況などを忘れてしまうので…) 名門星家の御曹司遊圭は、伯母が皇后になったことにより、一族全ての殉死の通達を受けた。(天皇に外戚なしという国の法律により) からくも逃げ出した遊圭だったが、様々な縁が繋がり、以前町で助けた平民の少女明々の「妹」として後宮へ出仕をすることになる 遊圭は消息不明、生死不明の生き残りとして追っ手もいる中 ほとぼりがさめるまで後宮で暮らし、その後抜け出し、自由になる算段をするが… 主人公は病弱で、生い立ちゆえ身に付いた薬の知識を生かして後宮では立ち回ります 男であることはバレてはいけないし、何よりも追っ手から逃げているので、作中は秘密がバレるのではないかとドキドキ あまりこういうドキドキが好きではないのでちょっとしんどい… でも面白いです。 後宮篇が3作、その後も続いているようなので 後宮篇をまずは読んでしまってスッキリしたい~
投稿日:2024.04.12
小寅
Amazonオーディブルで聴いた。 評価の高い「塞王の楯」や「国宝」上巻が全然頭に入らず、ピンと来なくて、ラノベ行ってみよー!と思い聴いてみた。 初めはこれもいまいち乗れなかったけど、半分過ぎたあた…りから面白くなってきた^_^ 続きも聴こう♪続きを読む
投稿日:2024.03.18
卯月さくら
似たような後宮ものがある中で、皇后に選ばれたら、一族皆殺しとは他にない設定で面白かった。 後宮に逃げた遊圭、声変わりし始めたよ。まだ一巻なのに。これからどうなるの??
投稿日:2023.09.04
*kaporin*
面白かった。 人は命がかかると仲間でも何でも売るものだね。 私もそうなりそう... なのに明々みたいなよく出来た人もいる。こういう人になりたい。 ただのほんわかファンタジーじゃなくて、人間味もあって知…識もあってよく作り込まれてると思った。 読みながらハラハラドキドキ... 弦月も謎の人やし……遊圭と明々の人間の出来っぷりがすごい。続きを読む
投稿日:2022.12.14
hanaasagi
内容(「BOOK」データベースより) 大陸の強国、金椛国。名門・星家の御曹司・遊圭は、一人呆然と立ち尽くしていた。皇帝崩御に伴い、一族全ての殉死が決定。からくも逃げ延びた遊圭だが、追われる身に。窮地…を救ってくれたのは、かつて助けた平民の少女・明々。一息ついた矢先、彼女の後宮への出仕が決まる。再びの絶望に、明々は言った。「あんたも、一緒に来るといいのよ」かくして少年・遊圭は女装し後宮へ。頼みは知恵と仲間だけ。傑作中華風ファンタジー! 令和4年12月8日~12日続きを読む
投稿日:2022.12.12
しら
中華ファンタジーって名前とか難しいし、皇后だか皇太子だかよく分からんと思っていたし、たぶんちゃんと理解は出来ていないと思うけど、文章が軽くて、登場キャラがどれも魅力的で、なにより遊圭が不憫な境遇なのに可哀想とか同情ではなくて頑張れって思える本。 テンポよく進むからサクサク読める
投稿日:2022.07.23
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