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芝村裕吏 / ハヤカワ文庫JA (6件のレビュー)
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総合評価:
たんとん
ゲームと現実の融合
2巻で登場していた田中翼が現実での主人公。核戦争後、助かった人々がいたが、人数も少なく、救援も望めない。放射線量も高く人類が生き残れる可能性は少ない。セルフ・クラフト内では村や町が謎の消失現象が起きて…いた。竜の高僧ミンドンは消失現象を解明するためNPCのミエカとともに人類を探す旅にでて・・・。 ここでもやはり恋するAIです(笑) 1巻と2巻で出てきた人たちが再登場。オールキャストです。 ラストはちょっと衝撃を受けました。「絢爛時代」・・・なるほど。ここに繋がるんですね。続きを読む
投稿日:2017.04.15
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showtime
まとめ方に満足した
1巻で世界を紹介して2巻で世界がずれて、そして最終巻のコレで世界をまとめた。 なかなかに予想外で感心した。 作者の他のハヤカワ文庫のキャラも登場しているし、なんだかんだで絢爛豪華にもこじつけている…。芝村ワールドの一つとして押さえておきたい。続きを読む
投稿日:2018.10.08
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るこ
SF。ファンタジー。シリーズ3作目。完結。 シリーズのテーマはVR、AR、ゲーム、生物学、宗教、政治あたり。 シリーズの全貌が見えてくる中盤以降、面白くなってきた印象。 序盤はよく分からなかったが。お…そらく、前作を読んでから7カ月半くらい経っているせいもある。 あとがきによると、イーガンの『順列都市』の要素があるらしい。読んでないので、そちらも読もう。 ライトノベルのような展開ながら、大枠としては真面目なSFをやっていて、なかなかに楽しめたシリーズでした。続きを読む
投稿日:2023.07.06
茶山
このレビューはネタバレを含みます
◇あらすじ・ネタバレ リアルワールドは、核の冬の世界。放射能が蔓延し、もはや人類絶滅危機。そこで、セルフ・クラフト・ワールドに活路を見出す。 一方、セルフ・クラフト・ワールドでは、サーバーメンテ放置状態のせいもあって、こちらも消滅危機。生体データをリアルに持ち出そうとする。 結局、放射能環境下でも生きられる身体を作り出して、リアルでみんなで仲良く暮らすことになりました。 ・・・・ RPG世界に民主主義を持ち込んだら? という仮定は興味深かった。たぶん、著者は数万年に及ぶワールドの歴史の中で、誰がリーダーになってもそれなりに社会がうまく回っていくような社会構造をシミュレートしてみたかったのではないかと・・・、そこで民主主義。しかし、結局マイドンは記憶が継承し、カトーは生き続けて大団円を迎えている。だったら、別に民主主義でなくても権威主義、全体主義でも良かったのではないかと。 書き進めるうちに、民主主義とキャラ立ちは両立しない・・・、この設定失敗だったかも?!と思ったんじゃないかな。
投稿日:2017.02.22
palebluedot
夢中で読んだ。 芝村裕吏の諸作品はみんな好きだけど、このシリーズは本当に面白かった。 人類が作り出した異世界が元世界の崩壊後に引き継いだのが何かって、民主主義ですよ。民主主義。 2巻の主役が政治家で…、3巻の主役が民主主義教の僧侶(ドラゴン)ですよ。 これが芝村裕吏の超絶博覧強記が描くんですよ。 面白くないわけがないでしょう。 質の高いお話を読めるって幸せ。続きを読む
投稿日:2016.10.24
mui-mui
すごくSFらしい作品だった。ゲームで加速というと某ラノベを思い浮かべますが、こちらのが断然考察が深いですね。 一応完結していますが、いくらでも膨らませそうな世界観なので、この先番外編や続編もあるかもで…すね。続きを読む
投稿日:2016.09.29
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