【感想】大宰相 田中角栄 ロッキード裁判は無罪だった

田原総一朗 / 講談社+α文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
1
1
0
0
0
  • Kakuei is innocent without a doubt.

    Kakuei is innocent without a doubt. It's just typical of a false accusation. If the source (the "tree") of the evidence or evidence itself is tainted, then anything gained (the "fruit") from it is tainted as well. That's "Fruit of the poisonous tree". Japan lose treasure with the false accusation and "Fruit of the poisonous tree".続きを読む

    投稿日:2016.09.05

ブクログレビュー

"powered by"

  • 鳩摩羅什

    鳩摩羅什

    田原総一郎の文章を初めて読んだ。
    田原総一郎がテレビで話している様子から、どんな文章を書くのか懐疑的だったが、読みやすくかつ構成も考えられている一冊であった。さすがジャーナリストである。文才は確かなものがある。
    日本を知るためにはアメリカを知る必要がある。日本はペリーで開国し、戦後はGHQに占領されていたのだから。
    そして、戦後の政治の中でアメリカと日本が交差した象徴がロッキード事件ではないか。ロッキード事件にアメリカと日本の関係、もっと言えば戦後日本の政治史が浮き彫りになるのではないか。そんな思いから本書を読んだ。
    結論から言えば、戦後政治史の中に田中角栄を位置付け、ロッキード事件を検証し、田中角栄以後の政治がどうなったかまで学べる良書である。
    ただし、本書は2002年発刊の『日本の政治〜田中角栄・角栄以後』を2004年に改訂して文庫化したものにさらに付録をつけて再度刊行したものである。したがって、2002年の文章がベースになっている。
    ロッキード事件関連で、近年になって明らかになったところは他の本を読みたい。その下地になる一冊として秀逸であった。
    また、田原総一郎の他の本も読みたくなった。
    続きを読む

    投稿日:2021.05.17

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。