【感想】ドリフターズ(5)

平野耕太 / ヤングキングアワーズ
(29件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
15
9
3
0
0
  • 魅力溢れる濃いキャラクターたち(^^)d

    過去の偉人たちが異世界で敵味方に別れて戦いを繰り広げるバトルファンタジーです。

    有名どころは織田信長や土方歳三、海外からはジャンヌダルクやラスプーチンなどなど時代も国も関係なく大暴れします。

    ストーリー展開も燃えますが、偉人たちの人となりの設定が色々とぶっ飛んでいて良い感じに魅力が増しているのが良いですね。続きを読む

    投稿日:2016.06.13

  • やりよるわあのオカマ

    オカマの脳みそフル回転!なドリフターズ第五巻 。軍兵集めに信さんの持論炸裂、おトヨさんの天然爆裂。戦は如何に備えるかで勝敗を決するって、誰かが言ってたなー。誰だっけか。そんな陸の人達とはまだ未邂逅な海と空のキーパーソンが相撲取って無事合流。スキピオが漸く野生児意外の日本人と会話が成立して良かったね(*´∀`)bって感じで着々とドリフ勢力育成中な五巻でした。…また、次までが永いんだろうが心して待ちますか。続きを読む

    投稿日:2016.06.12

  • 人を見捨てた「救世主」と「人間」の闘いが始まる

    初っ端から陥落し「廃棄物が統べる化け物の世界」となった北壁が描かれるのが中々ショックです。人間を喰らう「化物」が人間と同じ文明を持ち、そこでは「人間」は「家畜」に堕とされる。使えなくなったら殺して喰われるモノに堕とされる。そして、それを推し進めるのがかつての「救世主」であった「黒王」。「人間」に絶望した「彼」と陰陽師「安倍晴明」とのやりとりで見えるのは「世界」すらも滅ぼす人の「有り様と業」故に人を見捨て「化物」を救おうとする彼と、人の世を守る事を選び、生業とした「人間」を見捨てずに闘う「陰陽師」の姿が見えます。まあ、考えようによっては「祟り神」と化した「救世主」と彼が率いる「廃棄物」から、今も変わらず「人の世を守る魔法使い」たる「陰陽師」であるだけと当人は言いそうですけど。
     一方、菅野とスキピオはブッチ達が持ってきた「山口多聞」からの書状で彼の事をしり「飛龍」で合流する。多聞提督と出会いスイッチが入ったスキピオが頼もしいです。が、事態は黒王の大侵攻で急変する。次々と国々が陥落し、難民をオルテへ追いやっていく。逃げ遅れたら皆殺され、亡骸は無駄なく資源として使われる。押し寄せた難民達は救いを求めます。が、そんなもんは無視して豊久がぶちかますのは「薩摩劇場覚悟編! 」でした。「逃げるならいずれ追いつかれ殺され、亡骸はただのモノとして使われるだけ。が、立って闘う者がいるなら自分も死ぬまで共に闘う! 泣きながら死ぬか! 立って闘って死ぬか! 」と。誰もが持つ「人間」としての意地から立って闘う兵へと変わる避難民達。兵に変わった彼らを如何に勝てるように差配するかを信長が頭を絞り、そして決戦へとという所で終わる。アニメ化するそうなんですが「Hellsing TV版」の悪夢を覚えている身としてはすっげぇ不安ですな。敵味方の役者達が「槍衾」の前で相対する流れに至ります。
     「人間」を見捨てた「救世主」と死してなお怨嗟と絶望を引き摺る身体を持った死者である「廃棄物」達に率いられる「化物」と、異世界から渡ってきた「人間」たる「漂流者」と自分たちの明日をえる為に闘う事を決めた「この世界の人間達」の決戦への助走がまるまる入ってます。単行本おまけは見開き一ページのみですが・・・(..;)。内容は見れば分かります。ええ・・・。イヤって程に。
    続きを読む

    投稿日:2016.06.07

  • さて、話は動き始めた

    作中で明智光秀が黒王の化け物たちに教え込んだ戦術について疑問に感じているところがあるが、巨人に兵士が乗り込むのは旧ソ連が行った「タンク・デサント」だろうし、竜に兵士を乗せて敵地に降下させるドラボーンは「ヘリボーン」だろう。黒王の正体は多くの人が推測するあの人(立川に住んでいますねw)だと私も思うのだが、それでは近現代に生み出された戦術を知っている理由が分からない。漂流者側のスキピオが山口多聞に戦争の歴史を教えて貰っている事からジャンヌ・ダルクや土方歳三を見る限り廃棄物側も同じ状態(死んだときの情報を持ったままやって来る)と思うのだが・・・救世主としてのチートか?それともまさかの未来人?
    それはともかく決戦の地がおトヨさんに因縁あるあの場所に激似というのがまた・・・彼らの出発地である廃城の話といい、取り敢えず大決戦では負けてしまうような予感が・・・・ミルズ君(ドーテー人間の方が分かりやすいかな?)の「念のため」が不発に終わるのであればいいのだがね。
    続きを読む

    投稿日:2016.07.10

  • 一気に読んじゃったよ

    1~5巻まで一気に読んじゃったよ。
    すげー面白いでやんの。
    よくわんねーけど、なんだか皆さん個性が立ってていいぞ。

    投稿日:2017.04.28

ブクログレビュー

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  • なにがし

    なにがし

    中央が潰れると跡目争いが起こるってのは、それこそ本文でも触れてるように、清洲会議とか歴史上の出来事を考えると当然なんだけど。
    意外と漫画なんかだと忘れられたりするよね。こういう当然なんだけど漫画で抜けがちなことが書いてあるのが良いな。
    最後の豊久の表情はなんかやな感じだな。
    続きを読む

    投稿日:2019.12.10

  • 晃

    このレビューはネタバレを含みます

    イケメン獣人のドグがあっさり殺されてショックです…酷いよ義経…

    信長とサン・ジェルミの策謀、読んでてワクワクしますね!
    サン・ジェルミとシャイロックの交渉もたまりません。仕事出来る男は格好いい。てかどんどんサン・ジェルミの作画が美しくなる…おひいさま美しいよ…

    菅野直と山口多聞の合流も熱い。
    「2000年を追いつく」スキピオも凄い。
    信長もそうだけれども未来の、自分の知らない知識や技術の存在をすぱっと受け入れてそれをモノにしようという思考の柔軟さと勤勉さに尊敬しかない。

    それにしても廃城の元の主…どうなってんのコレ…
    しれっととんでもない伏線張られたのでめちゃくちゃ続きが気になります…

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.08.06

  • clamamus

    clamamus

    このレビューはネタバレを含みます

     大戦目前の準備編だろう5巻である。
     黒王軍の内情が明らかになり、彼らが準備万端で南伐を始めた一方、ドリフターズたちの属するオルテ帝国・グ=ビンネン方面では内部勢力の整理と難民対応に追われている。

     ドラマとして見ると、大きいのは旧帝国軍組の二人の邂逅と、難民を前にぶちかます豊久がスポットの当たるポイントだろう。
     先陣を切る土方の無感動さや、執拗に信長への敵愾心を燃やす光秀、平原を見て覚悟を決める豊久など、対決を前にして、仕込みは流々と言ったところだろうか。
     黒王の狙いを明らかにすることで、人の原罪を口にする彼の正体を少し明らかにしつつ、一方でタンクデサントの概念を持つ彼の知識面に謎を残しているのもまた興味深いところだ。サンジェルミ伯同様、彼の正体には謎も多い。

     合間の巻であり、星四つ半相当と評価しているが、戦間期を丁寧に描写した巻だろう。
     破滅的な黒王軍の進軍なども素晴らしい描写だ。相変わらず力強い絵を描いてくれている。

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    投稿日:2019.07.16

  • bukuroguidkodama

    bukuroguidkodama

    黒王さまてきにはイスラムはどう評価しているのだろう
    かなりうまくやったほうなのではないか
    儒教の受容に見るように
    人間の現実から遊離しない賢さは自らの首が断頭台に乗れば気が付ける程度にあるので
    はるあきらさんの方が支持されるんじゃないかなあと思う
    もちろん気が付いても遅い場合の方が多いだろうけども
    続きを読む

    投稿日:2018.10.19

  • くろの

    くろの

    漂流者たちが合流を始め黒王との決戦間近といったところ。信長の曲者ぶりがすごい。一番盛り上がっているが続刊が一切出ていないのが残念。

    投稿日:2018.06.20

  • かおるひめ

    かおるひめ

    黒王側に光秀、そして義経が加わったかと思えば、
    グ=ビンネンと手を結ぶドリフたち。
    冴えてるなぁ、信長!
    菅野が多聞と会って、いよいよドリフたちと合流近し?
    それぞれの陣営に属する者たちの思惑も複雑。
    ギャグかわすかと思えば、シリアスな言質もあるので、
    それを探りながら読むのも一興。
    う~む、次巻は異世界の関ヶ原勃発か?あの地形。
    気になるのは、黒王が滅したらどうなるか?と、
    過去に何があった?ということ。
    続きを読む

    投稿日:2017.10.08

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