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江上剛 / 講談社文庫 (18件のレビュー)
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総合評価:
kirinm
池井戸作品とは一味違う
池井戸と比べると、こちらは正統派といった感じです。最初は今一盛り上がりに欠ける印象を持ちましたが、読み進めるに従いっていつのまにか引き込まれていました。 評価は分かれるかもしれませんが、私は結構好きで…す。続きを読む
投稿日:2017.03.09
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白川玉助
つんどくフォルダの一冊です。
まだ、読み始めですが、面白そうです。読み終わったとき、タップを増やすか減らすか考えることにします。 読み終わりました。金融庁の仕事ですが、なんとなく、わかったようないつまでたってもわからんような、そ…んな気分です。ですので、ある程度は面白かったけど、、、って感じやね。続きを読む
投稿日:2023.06.25
"powered by"
takeshi3017
経済小説。金融庁が銀行を監査している事自体知らなかった。その程度の前提知識で読み始めたのだが読めば読むほどにハマり、一気読みだった。実に面白く読めた。著者が元は銀行に勤めていた事は知っていたがこれ程ま…でに克明に細部まで丹念に描かれていると感動すら覚える。読後感もいい。詳細→ http://takeshi3017.chu.jp/file8/naiyou24203.html続きを読む
投稿日:2021.06.23
yuki*
金融庁vs銀行を双方の視点から描いた作品。 しかも戦うのは兄弟。 ものすごく面白かった。 普通、「金融庁は私怨でもあるかのように、金融検査で銀行を痛め付ける」だとか、「銀行が銀行の常識、勝手な理屈で…悪いことを隠蔽しようとする、保身に走る」という悪い面ばかりに目がいってしまうけれど、この作品を読めば、「なるほど、だから金融庁はここまで銀行の悪い部分を見過ごさないのだな」とか、「銀行という組織の中で、自らの保身ではなく、目上の人間を守ろうとする人や、このままではいけないと声を上げられる人もいるのだな」とか、ポジティブな面に気づかされた。 作られたイメージを覆してくれる一冊だった。続きを読む
投稿日:2020.01.14
TACK.S
フィクションではあるが、実際に起きたことがモチーフになっている。 文章も軽快でスラスラ読め、小説としてとても面白い。 一方で、当時起きたことを整理するのにも良い。
投稿日:2018.04.14
take212
○主人公:兄の哲夫。東北財務局出身の主任検査官。 ○弟の直哉。三和銀行に入行。広報部次長。 ○ストーリーは、UFJ銀行の統合の問題。 http://ja.wikipedia.org/wiki/UF…J銀行 ○ダイエーの件は、経産省がウザい。続きを読む
投稿日:2014.08.25
Bodaddy
UFJ銀行を舞台に行われた金融庁検査を中心に描く小説。すべてフィクション仕立てではあるが、時の竹中平蔵大臣の覚悟、金融庁検査官の気迫、組織を守ろうとする銀行員の狂気が見られる作品。 正しいことをしよう…としても、腐る組織は腐ってしまうのだ。そしてそれは多くの犠牲者を出す。それを思うと暗澹たる気持になる。 少しずつ年をとって上が見えてくると、自分の身の処し方も高度にならなければならないのだが、いかにして世の中のため顧客のため組織のために決断が下せるのかと思うとまだまだ自分は甘すぎる。そんな人間では何も守れないなと痛感させられたような作品。読み応えは、かなりあり。続きを読む
投稿日:2014.08.24
a-ichikawa
UFJ銀行の末期(2004年,2005年)をモデルに書かれた作品。大東五輪銀行は再建中の大手スーパーのエコー(モデルはダイエー)に対しメインバンクにも関わらず他行よりも少ない引当金しかあてていない。行…内は合併後の派閥争いに明け暮れている。その大東五輪銀行に検査に入った松嶋哲夫と、銀行で働く弟の直哉を主人公にしている。 平易に書かれているので一気に読みきることができる。派閥争いなど、銀行文化に触れたことがある者から見ても、真実味がある。続きを読む
投稿日:2012.08.22
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