【感想】インターネット・ゲーム依存症 ネトゲからスマホまで

岡田尊司 / 文春新書
(27件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
7
7
7
1
2
  • 稚拙としか言いようがない

    他者の研究成果の引用は出典を示していないものばかりで誰のどの論文が根拠になっているのか全く分からない。
    大学を卒業しているのであれば出典を示さない記述は全くの無意味であると分かるはずだが、なぜこんな中身のない本になってしまったのか。
    せっかく本を書くのだからきちんと書いて欲しいし、出版社もきちんと仕事をして欲しい。
    続きを読む

    投稿日:2017.11.06

ブクログレビュー

"powered by"

  • チルコート

    チルコート

    ネットやスマホ、ゲームが頭で考えることに悪影響なのはその通りだと思うし、制限をしながら子供に使わせるのが理想的なのもその通りと思う。しかし、現実的に歯止めを効かせるのは難しく、もっとメーカー側でも効果的な制限ができるような機能づくりをすべきと思う。続きを読む

    投稿日:2023.11.05

  • 野原たんぽぽ

    野原たんぽぽ

    精神科医で実際にさまざまな患者の治療にもあたっている著者による、インターネット・ゲーム依存の危険性を説いた書。

    日本人によってこのトピックについて書かれた本は少ない。この本では日本に関連する色々な情報を得られて参考になった。諸外国に比べ、政府によるスクリーンタイムの規制が少ないのはどうにかした方がいいような。この本は8年前の本だけど、状況は変わってなくて残念。

    自分がインターネット依存ではないかと不安になっている人は、まずこの新書を読んでみるといいのではないか。もしくはお子さまがインターネット・ゲーム依存ではないかと思う親御さんにも。このトピック関連の本で、実際の治療に基づいた知見から対策、治療、克服までの道筋を示してくれる本は貴重だと思う。

    私はインターネット依存ではないかと思ってしまうほど一日中スマホを眺めてしまうこともあるし、もし子どもを教育する立場になったら、しっかりとデジタルデバイスとの距離を管理せねばならないと考えている。
    なので、この本はしっかりメモして折りに触れて読み返したい。

    星-1は、やや強引と思われる議論がいくつかあったため。より緻密な論証がほしかった部分がある。まあ新書だから仕方ないか。
    続きを読む

    投稿日:2023.04.03

  • mishuranman

    mishuranman

    このレビューはネタバレを含みます

    そうかー、2014だから8年前だ。コロナの前だ。この後処方箋は変わっているのかなあ。家族第一主義みたいのがなんかしんどい。家族以外で何とかしたいとしたら、どうしたらいいんだろう。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.06.29

  • ひろ

    ひろ

    インターネット依存症は現代の“感染症“と言っても
    いい位になっている.
    この本では、依存症の症状、依存の理由、予防や
    克服の仕方まである.
    ぜひ見てほしい

    投稿日:2022.05.31

  • Tomita

    Tomita

    結構昔に読んだ本なので内容がどうだったのか細かく覚えていないのですが、依存症ビジネスの本は基本的なパターンは同じですよね。
    脳のドーパミンが出て、それを求めて依存症になる。

    投稿日:2021.02.06

  • 砂肝

    砂肝

    ゲームは瞬発的に強い興奮や快感をもたらし、繰り返すうちに報酬系を崩壊させてしまったり、二次性発達障害を引き起こすという恐ろしい話。画面内のキャラを操作できるという没入感がこれほど人の感情に強い影響を与えるのか、ゲームはやっぱり唯一無二の強い力があるなぁ…ゲームを作る側としてはと都合の良いようにひっくり返してしまいそうだったけど、読んでいくうちに「ああぁこれはヤバイ」となった。ゲーム依存症者の扁桃体、海馬、前帯状皮質の萎縮症状は戦争帰りで硬直した兵士と同じレベルだったり、麻薬とギャンブル依存症と依存する経緯が大差なかったり(何なら制限されていない分ゲームの方が…)、これいいの?と焦る。オンラインゲーム大国の韓国と中国が自国民にゲームを制限してから、ゲーム会社がまだ規制していない日本に輸出しようとしているのを「逆阿片」とうまいこと書いたのも笑えないね。

    ふとゲーム開発系本で「大事なのは持続的にテンポ良くプレイヤーに報酬を与えること」と書いてあったのを思い出した(こわ)。

    第6章で「魅力的な新しいテクノロジーは危険を伴うものだという前提で対策するべき」と、結構大事そうなことをサラッと書いている。これは今回のテーマの「インターネット・ゲーム」だけを指摘しているのではなく、依存症専門家として「新しいからって楽観的なのやめなよ」ともっと広い意味で訴えている。筆者の言う通り1つの依存症が認められるまで20年以上かかる中で、新しいテクノロジーが登場するたびに随伴する依存症を1から検証していくのでは到底追い付かない。ゲーム依存症者が殺人を起こしてから調査するとすでに何千万人の依存症者がいたように、「悪い理由が解明されてから言わないとやめないよ、根拠は?」精神は超危険。ギャンブル運営会社が、ギャンブル依存症者防止策とか発症者カウンセリングを徹底的にする姿勢を見せないと国から運営を認められないように、「ゲーム=人を楽しませる=良いこと」とだけ考えるのはやめて、ゲーム会社ももう少し世間から厳しく監視されるべきなのではと思う。これからどんどん新しくて面白いものが発明されていくんだろうけど、それはスマホ、オンラインゲームよりも強力と思うと、確かに楽観的じゃいられない…。
    続きを読む

    投稿日:2021.01.23

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。