【感想】orange 5

高野苺 / 月刊アクション
(53件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
15
13
10
4
1
  • 無題

    全巻通しての感想。あくまで主観で。
    皆にとって翔がそこまでに大切な人になったプロセスや、死へと向かってしまうほど鬱屈した翔の心情、等々。
    テーマの深さのわりに、深く描写できていない感じ。

    完結まで読んだからいうけれど。
    須和は自己犠牲一点張りでいい人過ぎるし、翔は鬱々ダダ漏れ感情露出し過ぎ。
    あんな腫れ物に触るような扱いをされて翔は幸せなのか?

    細かく考えずに、軽ーく、うるっと、ほっこりと、したいときはいいかも。
    続きを読む

    投稿日:2015.11.14

  • 完結

    orange 最終巻です。
    10年後の自分から届いた手紙からはじまった物語
    どうなるんだろうと最後までハラハラしながら読みました。
    未来から手紙が届いた経緯や翔視点、母親の気持ちも描かれていて、伏線もうまく回収されています。
    みんな(特に須和)の菜穂や翔を想う気持ちがあったかくてやさしいです。
    この世界の未来がどうなっていくかは分かりませんが、6人でオレンジ色に染まった桜を見ていることを願います。
    素敵な作品をありがとうございました。
    続きを読む

    投稿日:2015.11.14

  • 感動&キュンキュン!

    2人の恋がとても甘く、1〜4巻までのしめくくりとなります。
    読むと、涙が止まりません!

    投稿日:2016.02.05

  • 過去

    は変えられないし、戻れない。けれど、未来は自分の力で変えられる、そんな当たり前でいて普段 忘れてしまっている事を思い起こさせてくれました。
    将来に悩んでいたり、勇気がほしい時に読むと嵌まる作品だと思います。続きを読む

    投稿日:2018.02.02

ブクログレビュー

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  • 四木

    四木

    2023/11/03 最初-最後

    LETTER 18
    “かわいい”
    すぐことばにできるの、凄いです。

    LETTER 18
    “かわいいよっ”
    いい影響ですね。その調子。

    LETTER 18
    同じ音……。

    LETTER 19
    これ、元々の世界線……。

    LETTER 19

    話したらきっと
    みんなと一緒に
    いられなくなる

    そんなわけない、その程度の関係性じゃないです。

    LETTER 19
    勝手に重ねないでください、その人たちと彼らは別人です。別の考えを持っています。

    LETTER 19

    もっと強く
    ならなきゃ

    そのままのあなたでいいんですよ……。

    LETTER 19

    「今が辛くても
    生きていれば
    良い事はある」

    簡単に言うな

    本当ですよ、簡単に言わないでください。生きることそのものが苦しいって思っているんですよ、こっちは!

    LETTER 19

    生きる事が
    一番
    辛いのに

    そうですよね……。

    LETTER 19
    似た者親子……。
    考えていることは、伝えなきゃわからないですよ……。

    LETTER 20

    西大西洋にある
    “魔の海域”って
    呼ばれてる場所だよ

    ジャック・スパロウの顔が出てきました……。そういう世界観?

    LETTER 21

    「ごめんね
    翔」

    この表現は……つらいです……。泣いてしまいます。

    LAST LETTER
    えっ……? あと1巻ありませんでしたっけ? 6巻目!
    ここで終わるのですか……?

    LAST LETTER
    なんだかんだ、いい人ですよね、ハギタくん。

    LAST LETTER
    お疲れさまでした。このせかいのみんな。

    春色アストロノート 最終話
    友情っていいなぁ……と憧れてしまいます。ハグしてくれる友情。
    わたしにも、そんな友人がいるのに。

    春色アストロノート 最終話

    騙されないん
    だから!

    かわいいな、この子。
    作者さん、さては、気に入り過ぎてしあわせにしたくなったのですね?
    続きを読む

    投稿日:2023.11.03

  • ぴんぶぅの読書部屋

    ぴんぶぅの読書部屋

    このレビューはネタバレを含みます

    最終話。再読。翔を救うことが出来て本当に良かったです。
    1人の力、5人の力って偉大ですね。
    前巻の体育祭リレーの伝言ゲームがここにも繋がっていました。
    今後、翔と菜穂はどうなるんだろうか気になるところです。
    翔が自殺しそうになる場面は映画と描写が違いましたが、どちらも良かったと思います。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.08.05

  • cherry00

    cherry00

    未来が変わったということは、最初に出てきた菜穂と須和とその子どもはどうなるの?だからパラレルワールドなのか。涙で読了。翔が前を向けるようになったこと、みんながそのために団結したことはよかったけど、そんなに簡単にはいかないよね。
    私にも救えなかった命がある。泣いても落ち込んでも名をしても戻らない。
    続きを読む

    投稿日:2021.07.22

  • り2

    り2

    高校生という描かれる対象と彼らが紡ぐ時間は、きらきらと眩い。思わず、目をしかめそうになるくらいに。堪らなくなって途中で挫けそうになったけれど、なんやかんやで最後まで読んでしまった。
    もしも、過去を変えられるとしたら。もしも、過去を変えることで分岐点が生じるとしたら。そして、ここにいる自分自身の現在は何一つ状況が変わらず進行し続けるとしたら。今ある幸せに辿り着く道を無理矢理方向転換させてでも、変えたい過去があること。それは悲しいことなのかもしれないけれど、そこにある優しさに触れると切なくなってしまう。パラレルワールドは一つの理論だけど、そこに付随する人間の感情を考えたとき、理屈じゃ割り切れないよなあと思うのでした。

    2015.11.20
    続きを読む

    投稿日:2020.05.04

  • library0

    library0

    このレビューはネタバレを含みます

    はじめて読んだ作家さん。恋愛漫画じゃなくて、翔が前を向けるまでのストーリーとして読みました。
    生きてることが1番辛い、生きてる意味がわからなくなる、最初から全部やり直したい、と大切な人に言われた経験がある身からすると、翔が母親を亡くして自分を責めて追い込む気持ちも、翔が死へと向かう心情も、とてもリアルで苦しかった。強くならなきゃ、しっかり生きなきゃ、でも生きていく希望がない。その揺れ動く葛藤が、まさに生死の天秤で、母親のメールを読んだ時にガクンと天秤が傾いてしまったシーンが目に浮かんでしまった。

    人を助けるなんて、救うなんて生易しいもんじゃないし、それこそこっちも命がけだから、菜穂の周りに信頼できる友達がいて良かった。悩みを打ち明けるのが怖いっていうのもとても分かるし、生きることとか死ぬことなんて軽々しく相談できない。人に簡単に言えたら悩んでない。死にたいことを口に出してしまうと、みんなと一緒にいれない気がして明るく振る舞う翔の気持ちもとてもよく分かる。だから、こじ開けてでも真剣に聞いてくれる人が側にいることが必要だったんだと思う。
    小さなことを積み重ねて、翔の心を救うために、後悔しないために、1人じゃないよと伝えるために、みんなが頑張るのが、とても嬉しかった。きっと手紙が届いた世界の翔も、これからも何度も天秤は動くだろうと思った。けれど、大丈夫だと思いたい。
    希望、ってゆう言葉を受け入れたくなる、そんな作品だった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.09.09

  • 緑茶

    緑茶

    全巻通しての感想です。

    あの時ああすればよかった…という後悔をしないよう、未来の自分から手紙が送られてくるというアイディアが良い。転校生と周りの友達を主軸に物語が進んでいくのだが、優しさや切なさが巧く散りばめられていて、そこに未来からの手紙が効果的に出てくるので全体として上質な物語に仕上がってる。分量もちょうどいい感じで読み終えると心地よい読後感がある優しい作品。続きを読む

    投稿日:2019.08.27

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