【感想】新装版 アームストロング砲

司馬遼太郎 / 講談社文庫
(24件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
4
12
7
1
0
  • つんどくフォルダの一冊

    2023.07.22 読み始め
    いままで司馬作品はいろいろ読みましたが、これは初見です。
    2023.07.24 休止
    最初の3編を読んだところで、読み進めるのが辛くなり休止としました。幕末の大変革期で世の中がひっくり返っているときに、おっちょこちょいなのか勘違いしたのか、無駄に散っていく様が辛くなりました。
    それで、最後のアームストロング砲、花神や峠にも登場します、これが知りたかったので、これを読んでこの本とはしばらく、離れようと思います。
    続きを読む

    投稿日:2023.07.24

ブクログレビュー

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  • 中島

    中島

    短編集とは知らずAmazonで購入。ちょっと残念だったけど、読み出したら面白く一気に読んだ。最近、明治維新の見方が最近変わってきた。幕府は旧態依然の過去の遺物、日本の将来を憂いた若く貧しい志士が維新を成し遂げ、強国日本を造り上げた。確かにそうだが、中身はテロ?幕府に本当に時代遅れの遺物?10代の頃から大好きな幕末史が勝者が作った歴史に見えてきた。続きを読む

    投稿日:2024.02.24

  • kinotoushi

    kinotoushi

    『アームストロング砲』
    オーディブルで視聴。ナレーターの磯辺弘さんが個人的に好きなのでテンション上がった。

    佐賀藩の藩主・鍋島閑叟は、「葉隠」という代々佐賀藩に伝わる急進的な武士道の心得よりも、近代的な科学技術に重きを置いている。世界を見据えた鍋島は、藩内から若き秀才を集めて欧州の技術を学ばせ、極端な勉学を強いていた。ある時、鍋島は欧州で製造された強力な最新鋭の大砲「アームストロング砲」の噂を聞く。その威力ゆえに暴発が多く、欧州でも実用化に至らない禁忌の武器に強く興味を惹かれた鍋島は、家臣の秀島藤之助に情報を集めるように命じる…

    先見の明を持つワンマン藩主鍋島閑叟に酷使されるエリート秀島藤之助の悲劇を描いた社会派サスペンス。幕末の話なのにプロジェクトXっぽい雰囲気が面白い。
    続きを読む

    投稿日:2023.01.20

  • shilvio

    shilvio

    幕末、特に新選組関連の短編が多く面白かった。(HPの日記より)
    ※2004.3.31-5.29に購入、これより旧版
     2004.6.11読了
     2006.2.3読書開始、2.11読了(2回目)
     売却済み続きを読む

    投稿日:2021.08.22

  • kto1906

    kto1906

    司馬先生の長編にありがちな、時代や地域についてのレクチャーの反復(あれはあれで良いんですが)が省略されており、テンポよく読める短編集です。
    『倉敷の若旦那』は実話とは思えないほど荒唐無稽な男の話し。これはぜひ長編に仕上げてほしかった。続きを読む

    投稿日:2020.05.17

  • mtanio

    mtanio

    幕末という時代に翻弄された名も残らぬ人々の物語。京での動乱に巻き込まれて命を落とすもの、佐賀藩の洋式軍備に命を削り発狂してしまうもの。必死に生きた人々の息吹を感じながら、暗い時代も感じる悲しさ。先に不安を抱きながらも、明日はよくなるのではと必死に生きたのだろうと感じ、不安がそこまでない現代の有難さを感じつつも、日々を大切に生きる大切さを感じた。続きを読む

    投稿日:2019.11.06

  • 麻箒(あさほうき)ここ

    麻箒(あさほうき)ここ

    【読了メモ】幕末の頃の短編集。各話が並んでいるので、鍋島閑叟公の洋式化は、他藩にはなかった施策だと思い知らされる。

    投稿日:2019.10.12

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