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細川貂々 / 幻冬舎文庫 (97件のレビュー)
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総合評価:
shigehachiman
経験
第1弾が、「うつ病」そのものを描いていたのに対し、その対処の仕方、自分たちの誤った対応を描いている。 また、あの頃はこう思っていたとかの感想も交えている。 突然やってくる現実にあたふたしたことが想像さ…れる。 うつ病前はいきいきと優秀な人だったのが、電車に乗ることさえできなくなる現実が描かれているといっていい。 それをどこまで周囲が受け止められるか、正しく対処できるか。そういったことの参考にできる内容だ。 けれども、「うつ病」患者ファーストな視点はかなり暑苦しい。なんで、「うつ病」ってだけでこんなに神経使わない といけないんだ?という疑問だけが湧き上がり、共感できなかった。しかも、夫も「うつ病」だから甘えて当然みた いなところがあり、どちらかというと嫌いなキャラクターだ。共感できないので、★3としました。続きを読む
投稿日:2017.02.26
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ドラきち
自分もうつ病です。共感できることがたくさんあって、少し気持ちが楽になりました。のんびり、より自然に楽に生きられるようになりたいです。
投稿日:2024.02.21
aKane
2023.10 ツレさんはうつ病を経験して人間的にすごく良く成長したんだなと思う一方、ずっとうつ病が治らない人や性格がさらにややこしくなる人もいると考えるとやっぱり怖い病気だなと思う。
投稿日:2023.10.17
you
ウツを患う本人の気持ちを初めてリアルな形で知りました。やりたくてもやれない、天気が悪いと落ち込んで動けなくなる、自死願望が出る、など。外から見たら分からないけど、本人の中では生死の葛藤があること、休む…ことはエネルギーチャージなのだということを覚えておきたい。誰でもかかる病気だから。続きを読む
投稿日:2023.07.02
ぽんたろう
私も鬱病経験者なのですが、鬱病ってうまく付き合いながら生活するものかと思っていて、こんなに回復するものだと思っていなかったのでこの本を読んでとても驚きました。時間はかかれど元気になるものなんですね。
投稿日:2023.03.25
daiyuuki24
仕事のストレスでうつ病にかかったツレは、明るい前向きな人間から、暗いがんばれない人間になった。 でも、三年間の闘病生活を妻とともに乗り越え、回復したのだ。ツレの性格は以前と違うし、あきらめたこともたく…さんあるけれど、ふたりは少しずつ変化を受け入れていく―。 うつ病後の日々を描く大ベストセラーの純愛コミックエッセイ第二弾。 出版後、周りの人や読者から、自分と同じ症状なので励みになったとの感想や鬱病の家族がいる人と交流出来て旦那さんは励みになったそうです。 旦那さんは闘病中に日記をつけていて、自分の考え方のクセを知り修正することで、病気の苦しみを柔らげていたそうです。 旦那さんが鬱病を乗り切る秘訣として考えた「あ」「と」「で」についての説明も納得させられ役立ちます。「あ」は焦らない、焦らせないということ。1つ焦らないようにすると無駄な焦りが、減ってくる。 「と」は、自分は人より特別仕事が出来るなどの思い込みの不摂生から発病すると、今度は自分は人一倍不幸だ、世界一駄目な奴などと考えるようになるので、普通の人だから無理して鬱病になった、平均的な経過で治っていくという心境になれば回復に近づく。「で」は、出来ることと出来ないことを見分けること。 出来ないことは無理してさせない、出来ることはきちんとさせる、すること。鬱病の人に対する駄目な対応といい対応についての説明もあり、役立ちます。 旦那さんは、闘病を通じてより自然に楽に生きられるようになり、奥さんも明るくなり愚痴を言わなくなり頼れるようになり成長していく姿も、励みになります。続きを読む
投稿日:2022.12.21
Anony
感想 医学書や教科書だけではわからないうつ病の実際。本人と支える人。二つの視点で展開される。いつ罹患するかわからない時代。心構えはしておきたい。
投稿日:2022.09.29
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