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大沢在昌 / 光文社文庫 (32件のレビュー)
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総合評価:
LonelyRider
2
面白いシリーズモノは、短編でも面白い!!!(≧∇≦*)b
…確かに連載モノの短編小説は、読み込んでいないと登場人物も話のつながりも理解するのは難しいかもしれませんが、この作品は普通の短編小説としても十分楽しめます。 そして特にお薦めのお話は、漫画作品のスピン…アウト小説。「シティ•ハンター」と「こちら葛飾区亀有公園前派出所」。「こち亀」のお話は、大沢先生相当「こち亀」を読み込んでいるのが分かります!(笑)続きを読む
投稿日:2015.10.19
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年配者からすれば
インターネット上で、本を読むと言うのは、そこに本がないから、心が落ち着かない気分ですか⁉️残念でした。
投稿日:2019.12.29
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『黒犬』の優樹(2)
このレビューはネタバレを含みます
『新宿鮫』を読んだ事がない人間でも、存分に楽しめる短編集だった。 以前、感想を書いた『小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所』に収録されている、両津勘吉とほんの少しだけ関わり合いを持つ話や、両津勘吉に劣らぬ人気を博し、同時に、彼に負けないくらいの正義と信念、悪に対する怒りを持つイケメン・冴羽リョウ(ケモノ編に尞)と知り合いである、そんな突飛ではあるが、違和感を覚えさせない短編などに、実に心が奮えた。 刑事とは斯くあるべき、と決めつけてしまうのは実に危険だとは思うにしろ、鮫島のように、自分の命を、一線を越えた犯罪者を捕えるために懸ける、その覚悟が出来ているのなら、意外に、そういう刑事は死なないのかも知れないな、そう感じた、しみじみと。 この台詞を引用に選んだのは、『新宿鮫』と鮫島について、何も知らぬ私ですら、カッコイイ、と胸が熱くなったので。 自分が「正しい」と信じる仕事と、そのやり方を全うするって、こういう事なんでしょうね、きっと。 「私が今の場所にいて、全力で仕事をすることが、彼らへの、何よりの復讐です」(by鮫島)
投稿日:2023.08.01
DJ Charlie
10篇の短篇を収めている1冊である。各篇を順次愉しく読み、何時の間にか10篇を読了し、少し余韻に浸るような感じである。 各篇は、2006年から2011年というような時期に雑誌等の媒体に初登場していて、…それらを集めたということになる。<新宿鮫>のシリーズに登場する鮫島警部に纏わる物語だ。 「鮫島警部に纏わる物語」だが、鮫島の目線で展開する篇の他方、シリーズ中で馴染の人物の目線で展開する篇や、鮫島と出くわす人物の目線で展開する篇も在る。多角的に鮫島という男の「貌(かお)」が伺えるような感になっている。 或る人物に関しては、当該人物自身が考えていることや行動することを描写するという描き方が在るのであろうが、他方に近くにある人物や、何かで偶々関わっている他人の目線で描写するという描き方も在る。多分、前者の方が一般的で判り易いのであろうが、後者の「或る人物を視る他人目線」は、小説を読む側と重なり易く、非常に面白いのかもしれない。本書に収録されている各篇に触れて少し強く思ったことでもある。 <新宿鮫>のシリーズでは、静かに鮫島を支える上司の桃井課長、職場での数少ない友人とも呼び得る存在である鑑識係の藪、鮫島と交際しているロックバンドのボーカリストである晶というような人達が各作品を通じて登場しているが、本書にも彼らが登場する篇が在る。それが面白いのだが、それ以上に面白かったのは、「偶々出くわした」というのか、それに近い形で鮫島と接した者達の目線で綴られた篇であった。更に、人気漫画の劇中人物をモデルにした作中人物が現れる篇も在り、本書は愉しい。 或いは、<新宿鮫>のシリーズに親しんだ読者が「番外編」として愉しむことも出来ようが、本書は「シリーズを知らない読者」にも「入門編」として楽しめる要素が大きいと思う。なかなかに愉しい1冊だった。続きを読む
投稿日:2023.06.05
くじら
もっと読みたい!鮫島のプライベートを覗いたような貴重な短編集。しかもこち亀やエンジェルハートのキャラも登場してくる。えー!!ってなった。(作者の好み?)幼な馴染みが一番好き。
投稿日:2023.04.17
$ABU
最新刊を読んでこの作品が読みたくなり kindleにて再購入で再読 鮫島より有名なあのコンビや同じく超有名な同僚が 出てくる作品集 本編では味わえない夢の共演が微笑ましいし ママフォースや晶が出てく…るのも嬉しい 『雷鳴』が個人的におすすめ続きを読む
投稿日:2023.01.08
takeshi3017
新宿鮫シリーズ、初の短編集。長編を得意とする作者は、短編が苦手なんだろうと(勝手に)思っていたが、思ったよりも面白く読めた。鮫島の意外な一面がのぞける作品集となっている。上司だった桃井や、鑑識の藪、恋…人の晶などシリーズになくてはならないキャラ達も登場する。また人気コミックの主人公である両津勘吉や冴羽リョウとの共演も見どころの一つ。この本を読む前に両さんが出てくるという情報を掴んでいたのでどういうタイミングで出てくるのかとわくわくしながら読んでいたが、いざ出てくると鮫シリーズとのギャップも面白かった。詳細→ https://takeshi3017.chu.jp/file9/naiyou2219.html続きを読む
投稿日:2023.01.02
kissarmy0814
元となるエピソード、素材となる長編のキャラクターの造形がしっかりしているので、短編集はとても楽しめました。
投稿日:2022.10.16
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