【感想】新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論3

小林よしのり / 幻冬舎単行本
(24件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
7
11
5
0
0
  • 次に吠えるのは保守陣営

    今まで日本の地位を不必要に下げているいわゆる左翼に喧嘩を売ってきた作者ですが、どうやら書いてきた内容が保守の方にも敵を作ったらしくそこから話が進みます。
    この巻ではアメリカをはじめとした白人社会が世界にどんな悪影響を与えていたかが描かれていて、そこから日本はどうしていくべきなのか自論が述べられていますね。
    よく考えてみたら確かにと思うこともありますが、この漫画を鵜呑みにして染まってしまうのは怖いですね。
    しかし、一読して植え付けられていた固定観念を打破し考えるきっかけになるといいですね。
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    投稿日:2018.08.13

ブクログレビュー

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  • おさむ

    おさむ

    戦争に対して日本人は自虐的に捉えることが多いけど、この本を読んで戦ってくれた人たちを『誇り』に思えるような内容だった。日本人には長く続いた伝統・誇りがあることを再認識し、『日本に産まれてよかったな』と純粋に思えた。戦争から学ぶことは本当に多いと痛感した続きを読む

    投稿日:2020.09.01

  • ぱぱいや33

    ぱぱいや33

    このレビューはネタバレを含みます

    3を読むのは初めてだなぁ。これまでよりも文字が少なくて、コマ割も大きい気がする。アメリカのイラク戦争反対を描いたもの。アメリカのイラク戦争失敗は今や常識だもんな。ほんとよしりんは天才じゃないか。欧米の植民地支配のことが出てきたけど、ほんと野蛮だ。こんな過去を持つ国が何をえらそうに、と思う。キリスト教を楯に世界中を蹂躙してきたのだ。これを読んで、なおアメリカにひざまずこうとする人がいるのか。日本はほんとに恵まれた土地を持ち、四季があり、豊かに生きてきたんだと思う。豊臣秀吉が蒙古を攻めたぐらいじゃないか。あれも秀吉の老害だという説もあるもんな。とち狂ったのだ。

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    投稿日:2015.09.08

  • ニコ

    ニコ

    日本国憲法の前文に「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼してわれらの安全と生存を保持しようと決意した。」と書いてあります。もしも、どこの国とも仲良くするということを実際に行うと、大変なモラリティの無い外交にならざるを得ない。どこの国とも仲良くするということは、たとえどんな酷い不正や非人間的なことが行われていても、その国に対して制裁行動は起こさないで仲良くするということだ。これこそがモラリティ欠如の外交だ。抗議しても改めなかったらどうするのか。
    といって、日本は武力行使はダメ、威圧もダメ・・・。
    一体どうすればいいのか!
    結局日本はモラリティのない外交しかできない。なんという憲法上の矛盾だろう。そこに日本国憲法の最大の欠点がある。
    一切の価値判断をしない外交は、ごまかし外交です。
    価値判断がないのだから何も言えない、ただ頭を叩かれてはひっこめる。
    日本国憲法は、占領政策の一環で施行させられた憲法だから、サンフランシスコ講和条約締結とともに現憲法を改廃するべきではなかったのか。
    日米同盟という縛りで、日本は戦争に巻き込まれることはなかったが、現在の日本に脅威は皆無とは言えない。米国の若者は、日本の為に血の汗を流してくれるのか疑問である。また、日米同盟に頼らざるを得ない日本も情けない。
    「生命と財産」さえ守ることができるならば、「日本の誇り」を捨ててしまってよいのか。
    悲しいことに現状は、日本の誇りを回復することなく自堕落にならざるを得ない。真の日本の復権と独立は、東京裁判の不当性を断罪し現憲法の改廃から自主憲法の制定しかないのかもしれない。
    本書は、保守という名の「親米ポチ」に疑問を投げかける熱い書だった。
    お薦めです。
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    投稿日:2014.03.09

  • bookersss

    bookersss

    立て続けに読んでいる且つ、読み終わってから数日たってしまったので、なんだかわからなくなっちゃっている…。はて、何と書いたらよいものか…。

    戦争論の3巻。シリーズはこれで完結。
    序盤は、あれ?ちょっとトーンダウンしたかなぁ?という印象だったけど、そこを過ぎると、次から次へとページをめくってしまいます。この本でそうなるということは、そんだけ無知ってことなんだと思いますが…。

    以下、印象的なところをピックアップ。

    日本は豊かである。それはアメリカのおかげ…のような印象があるんだけど、そうではないこと。

    独裁という抑圧と、無秩序という自由はどちらが怖いか?
    日本の戦後は秩序が乱れなかった。それは天皇の存在や、「公」の意識があったから。(このシリーズには度々「公」という概念が出てきますが、ここの解釈がなかなか難しい…。わかりそうでわからない、でも感覚ではわかる的な…)
    アメリカが解放したと言っているアフガン、イラクでは無秩序状態になっている。

    国際法について。(戦争にはルールがあるが、破られまくっている。日本はルールを守ってきた方だが、負けたことによってあたかもルールを破ってきたかのように言われ続けている、など。

    集団自決の真実について。(軍の命令があったのか?そうじゃないものも沢山あった)

    キリスト教による動物の扱い方(動物は食べるために存在、有色人種にも同等に近い扱いをする感覚が潜んでいる?)
    大英博物館は侵略と歴史と成果。
    世界の歴史は、差別の歴史。

    特攻隊は無駄死にではない。(その背景事実)

    など。んー、もっかい読まないとダメかも…。
    続きを読む

    投稿日:2012.10.27

  • mariamaniatica

    mariamaniatica

    先の2冊の総括。前2作に比べ情緒的な描き方がされているように思う。私が海外で知り合った方たちに「あなたの国で一番すばらしい場所は?」と聞くと「自分の生まれた街」とほぼ100%返ってきたあの衝撃は忘れられないけれど、日本人って私も含めそうはなかなか回答できないですね。語学ができるようになってもこの自信のなさはまだまだ続くんだろうか?続きを読む

    投稿日:2012.10.16

  • musashi

    musashi

    ここまできたら3も読まねばなーと。相変わらず長いが2よりはまだマシかな。カタカナのサヨクのお話とか一読する価値はあるのではないでしょうか。

    投稿日:2011.11.23

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