【感想】部下ができたら読む リーダーシップが身につく本

嶋田有孝 / PHP研究所
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • prepre1212

    prepre1212

    リーダーの役割とは、業務遂行、人材育成、自己啓発
    リーダーシップの根本は、人間に対する理解
    人を動かすといくことは、相手の心を動かすことであり、共鳴してもらうこと
    リーダーは部下から注目されている存在

    投稿日:2016.08.30

  • fumi628i

    fumi628i

    昨年夏に、UNICEF東京事務所の方に「日本ではリーダーシップについて学ぶことは少ないけど、欧米では必ずと言って学ぶ。世界を相手に働きたいなら、少しでもリーダーシップを学んでおく必要がある」と伺い、早速この本を読んだ。
    中でも、後継者を育てることが優れたリーダーの条件というのが個人的に目から鱗だった。それまでリーダーと聞くと「あぁグイグイ人を引っ張るのが得意な人ね」といった印象だったが、真のリーダーとは自分がいなくなった後もその組織がしっかり続いていく基盤を作ることに尽力できる、ある種の「優しさ」を持った人なのだと感じた。
    そして自分が将来誰かを率いる立場になったとき、もう1度この類の本を読んで、1人よがりのリーダーでなくチームの効力を最大に高めるリーダーになりたいと思った。
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    投稿日:2011.09.17

  • mrbert

    mrbert

     そんなに期待せず読んだ本ですが、目からウロコ的な発見がありました。特に「利益を与えることによって人を動かす方法」は「恐怖」によって人を動かすという一番低いレベルの次に低次元である!には胸が痛みました。そう、私がやってたことでした。

     誰かにあることをさせるように説得するには、相手がそのことを自発的に実行したくなるように、上手に道案内をしてやること。

     

    求められる条件

    「共通目標へ導く」
    ・チーム全員に目標づくりに参加してもらうことが必要。
    ・目標づくりのポイント 目的・期限・具体性
    ・モチベーションの高さ=目標の魅力×達成の可能性

    「人を育てる」
    能力が低く、意欲が低い⇒育てる
    仕事のやり方を丁寧に教え、褒めて自身をあたえ、やる気が起こるように働きかける。子供のように育てる。
    能力が低く、意欲が高い⇒教える
    仕事のやり方を丁寧に教える。
    能力が高く、意欲が低い⇒励ます
    冷めていて、やる気がみれない。心に火をつけてあげることが必要。能力にあぐらをかかせずに励ます。
    能力が高く、意欲も高い⇒干渉せずに任せる

    「先頭に立って行動する」
    ・部下の模範になる。行動で示さなければ、部下はついてこない。部下の行動を嘆く前に、まず自分が部下の模範になる。
    ・迎合しない。周囲に振り回されない軸を持つ。ご機嫌取りをするリーダーは、部下に侮られる。威信を保つには、部下に近づきすぎないことも大切。
    ・できる上司の決め手は、得意分野の有無。リーダーは力がなければ侮られます。侮られず、部下を心服させるには、部下を圧倒する力(得意分野)が必要。
    ・演じる心 重圧下でも明るく、笑顔を見せるプロ意識を持つ。

    「積極的に話し合う」
    ・どんなことでも途中でさえぎらず、一度受け止めてみること。その後に自分の言葉を投げ返す。
    ・何を言ってもすぐ反抗したり、不平不満を言う部下がいます。強い指示をだすのは逆効果である。上司に反抗できるのはエネルギーがある証拠。考え方によってはイエスマンより見所がある。
     反抗し不満を言う部下は、評価に飢えている。「自分自身の評価を目立たせたい」という思いがある。そのような部下に対しては、その存在を認め、話を聞くことが大切。そして、不満と意見の違いを教えてあげる。「対案の無い反抗は駄々っ子と同じ」ことを。「では君はどうしたら良いと思うんだ?」と常にこう尋ねることが必要。
     現状を「後ろ向きに否定」すれば、不平不満となって現れます。逆に、現状を厳しく見つめて「前向きに否定」すれば改善の種になります。不満も前向きにとらえれば、改善のための重要な情報になる。不満が意見に変わるとき、部下も組織も確実に成長する。
     リーダーが自分と違う意見を全て否定してしまうようでは、組織は成長しません。

    「前向きに評価する」
    ・一人ひとりの心に火を灯す作業が「ほめる」という行為。
    ・「やってみせ、言って聞かせ(仕事の内容と実施方法に対する理解)、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
    ・部下を愛し、部下のためを思うなら、苦しみ必要はなく、遠慮せずに叱ること。叱ったら嫌われるのではないか、人間関係に支障がでるのではないか、そのような考えはすてる。八方美人ではリーダーは務まりません。
    ・自分なりにほめたり・叱ったりする基準を持つべきである。
    「失敗を反省しない」「同じ失敗を繰り返す」「ルールを破って失敗した」「失敗やミスを故意に隠した」

    「強い責任感を持つ」
    ・チームが危機に陥った時に自ら先頭に立って陣頭指揮する強さ、困難に対しても真正面から立ち向かう姿が必要。部下を守るため、組織のために、その代表として戦えること。相手が誰であろうと、信念を持って引き下がらないこと。
    ・失敗を語る。時には失敗をしても、あまり神経質になりすぎないこと。それで良い。
    ・基本的に組織の規則に反するものは、例外なく罰すること。ルールを管理する上では、情を持ち込んではいけない。心を鬼にして「ルールは全員に厳守させる」「例外はつくらない」原則をつらぬく。
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    投稿日:2009.10.11

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